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「あのね剛志。体育館倉庫には先客がいるの」
「先客?」
「うんっ。相談したい事に繋がるんだけど最後まで聞いてね!」
「あ…ああ…。でも先客って誰なんだよ?」
「…何してるんだ? こいつら…俺と同じ三年の生徒じゃないか」
「そうだよっ。誰だか分かる?」
「確か右の細い奴は白山で真ん中の奴は中沢。左の太ってる奴は漆川だったな。俺たちの間じゃ頭悪くて運動できない三人組って言ってるけど…」

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「寝てるのか? …でも全然起きる気配がないな。三人とも気絶してる? いや…何なんだこいつらは」
「寝てもいないし気を失ってるわけでもないから。
「魂が身体から抜け出てるんだ」
「魂が抜け出てる?」
「そう…。幽体離脱って言うんだけど。肉体から解放された魂は幽体となって自由に飛び回れるわけ! 夢の中の世界みたいに―」

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「じゃあ目の前にいる三人は抜け殻だから起きないって事か。そんな器用な事が
ポンコツのこいつに出来るなんてなっ」
「はぁっ? ポンコツ? ポンコツだってやれば出来るって事かもなぁ」
「全くだ! そんなくだらない事に時間使わないでもっと勉強しろってな。だからポンコツ呼ばわりされるんだよ
「ねえ剛志。その辺にしといた方がいいよ。怒ると怖いみたいだから」
「それよりも剛志っ。三人の魂は何処に行ったと思う?」
「んん〜? そうだなぁ…。例えば…」

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「こことか! どうやったかは知らないが、俺の彼女を含めて三人ともポンコツに操られてるんだな。通りでおかしいと思ったよ…。朋美があんな事をするはずないし。初美の言動もいつもとは全然違ってた―」

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「な〜んだ。バレてたのか。だから分かっててわざとポンコツ扱いしてたって訳か」
「わざと? 何のためにわざと? ポンコツだからポンコツと言ったまでだが?」
「おい…お前。カッコつけてんじゃねえぞ! つまんねぇ事ばかり言うならこいつらの身体を使って好き放題してやるからなっ」
「そのつもりで操ってるんじゃないのか?」

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「俺は三姉妹がどうなろうと知った事じゃない」
「はぁ?」
「お前らが初美を操って俺と別れる事になっても、俺は次の出会いを探すだけだ。ポンコツの好きなようにすればいいだろ」
「お前…次にまたポンコツって言ったらぶっ飛ばすぞ…」
「やめとけって漆川」
「その華奢な身体でか? ならいつでも来いよっ、ポンコツ野郎」
「話に乗せられるなって! お前をイライラさせて自分の身体に戻ったところをボコボコにするつもりなんだから。俺たちの目的はこの身体を楽しむ事だろっ」

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「なあ剛志サン。ほんとは初美が大事なんだろ? なら協力してくれよっ」
「んっ!」
「俺たちはこうやって三姉妹の身体を楽しみたいだけなんだけどさ。俺たちがオナニーした後にお前のチンポでセックスしてくれよっ」
「何の義理でお前らに協力する必要がある?」
「ああっ。ごめんごめん! お願いみたいな聞こえ方がしたかな?」
「あっ、あっ、はっ…ちょっ…」
「これってお願いじゃなくて命令だから! 従わないって選択肢は存在しないんだ」

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「わっ!」
「先生や他の生徒とヤッてもいいんだけど後々面倒じゃん。だから彼氏のお前と俺たち三人の秘密って事で! 勃起してんだろ? そのズボンの中でっ自分の彼女が妹に胸を揉まれて下着をさらけ出されてんだから。ほらっ! 大事な彼女のブラジャーをよく見てみろよっ。お前のチンポと同じようにビンビンに勃起してるぞ」
「んっ!」
「中身は白山だけどお前の彼女の身体は感じたいんだってさ」

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「今の間にお前らの身体を再起不能にする事は簡単な事だが…」
「そうしたけりゃしても構わないぜ」
「それはちょっと…」
「治るまでこの身体を使うまでさ。治らない時は…」
「一生この身体で!」
「…お前らが三姉妹の身体を返す保証は?」
「ヤリ終わったら返すさっ」
「僕は自分の身体に戻りたいよ。だって女って色々面倒だし…」

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「うわ…柔らか…」
キーンコーンカーンコーン!
「じゃあ決まりって事で! 三姉妹と授業をサボるってのも良いだろ!」
「…いいから早くしろ。でも中身がポンコツの三姉妹には全く勃たない
からな」
「そんな事言っていいのかぁ? そのプライドをすぐに崩してやるから裸になれよっ」
「俺の彼女は長澤 初美だっ。ポンコツトリオの白山じゃない」
「いいから脱げって! 中身はポンコツでも身体は三姉妹だって事を思い知らせてやるよ」

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「ふ〜ん…。この姿を見ても勃たないんだ」
「当たり前だっ。なんで男相手に興奮すると考えるのかが分からない」

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「そんな事よりさぁ。早くこの身体を楽しもうぜ! このまだ成長しきって
ない胸…。ロリエロって感じだろ! こんな小さい胸でも揉めば気持ちいいんだよなぁ〜」
「…だってよ! じゃあ俺たちこの身体でオナニーを楽しむからさ。お前も扱きたかったら扱いていいぜ! 俺たちポンコツのオナニーを見ながらさ!」