P12
「漆川から入ったか!」
「あぁ? あ…あぁ…」
(こんなに華奢な身体に俺が入れるなんてなぁ!)

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「えっ! 今度は朱音っ? だ…大丈夫?」
「大丈夫だよ!」
「うっ…ううっ。あぁ…ぁ…ぁ、あっ、あっ、あっ…」
「お姉ちゃんが暴れないようにしっかり抱きしめておいてあげるからね♡」

P14
「こらっ 朱音っ。何してるの? 今はまだそんな事しちゃダメでしょ」
「いいじゃん。姉のケツ触るくらい」
「ちょっと朱音っ。あなた何してるのっ」
「うわっ、ちっちぇ!」
「お前がいいって言ったんだろ!」

P15
「白山も早く入れよ!」
「来ないなら俺たちだけで楽しむぞ!」
「ねえっ、二人とも何を言ってるの? さっきからおかしっ……うあっ!」

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「い……うぅ…」
「おっ! 入り始めたか」

P17
「……はぁ。んん?」
(うあっ!)
「ぼ…僕が有澤 初美さんになってる!」

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「はぁ〜。バカかお前っ。何言ってんだよ」
「憑依したんだからそうなったに決まってんじゃん!」
「あ…いや…それはそうだけどっ。す…すごい…む…胸がある…」
「そりゃそうだろ! 柔らかいよなっ。女の胸って!」
「可愛くて綺麗な手だ」

P19
「ね…ねえ中沢君。これからどうするの?」
「そうだな…。体育館倉庫に戻るか…」
「あ〜んもう。お姉ちゃぁ〜ん、私のぺちゃパイ揉まないでよぉ〜」


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「ねえ初美っ」
「えっ…僕? あ…いや…」
「さっきから見てたけどいい加減にしなよっ。姉妹だからっていちゃつくのは
家に帰ってからにしてよねっ。男子だっているんだよっ!」

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「あっ! ご…ごめんっ。そんなつもりは無かったんだ…。あ…な…無かったの」
「この際だから言うけどっ。前からずっと気になってたの。毎日毎日昼休みになったら妹二人がここにやって来て…。あなた達は姉の教室で居る事に何の抵抗も無いわけ? 特に三女の朱音さんっ。周りの先輩の目が気にならない?」

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「な〜んか知らねぇけど嫌われてるみたいだぞ」
「だなっ! まあ三姉妹の事は俺たち関係無ぇけど。何か俺に言われているみたいで妙に腹が立つな!」
「ねえっ、さっきから何男みたいな喋り方してるの。気持ち悪いんだけど」
「そう? 分かったわ! じゃあもっと気持ち悪くしてあげるね!」

P23
(なっ何っ。キス?)
「んんっ! んーっ! んふぅ」
(い、いやっ! やめてっ! く…口がっ…こじ開けあられてっ)

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「んっ、んっ、んふぅ♡」
「はむっ、あふっ」
(口の中に舌がっ…いやぁ…。口の中っ、舐め回されて!)
「やっ、やめっ…」

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「ちょ…ちょっとどきなさいよっ」
「まあいいじゃん。女同士でキスなんて普通は見れないんだからさ。ここは男子へのサービスって事でさっ!」
「マジかあいつら!」
「やべっ…。トイレでシコりたくなってきた」
「何あれ…」
「サイテー」
「んっ、んっ、んぐっ、んううっ」

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「は…はぁっ」
「ぷはぁ〜」
「何すんのよっ! 信じられないっ! キスするなんてバカじゃないのっ!」

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「何ならもっと気持ち悪い事してやろうか」
「もう嫌っ! 関わりたくないっ。私に近寄らないでっ! 大っ嫌いっ」
「私もあなた達、三姉妹は大嫌いっ。これからはもう喋りかけないでっ」
「あちゃ〜っ。何かやらかした感満載って感じ!」