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「…で 兄妹のいる穴繁さんにお願いしたいの」
「でも、ほんとにそんな事が出来るんですか?」
「あなたも魔術研究同好会の会員でしょ。会長の私を信じられない?」
「だって精神を入れ替えるなんて。信じたいですけどあまりに現実離れしているので…」
「だから試すんじゃない。ようやく今日 手に入れたこのスティックを! 残念ながら、都合よくこの高校に兄や弟がいる会員が穴繁さんしかいないのよ…って言うか、ぶっちゃけ誰も男兄弟がいないんだけど」
「あの 平正会長。もし成功したら私と兄の肉体が入れ替わるって事ですよね?」
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「何のためにそんな事するんですか?」
「何のために? そんなの決まってるじゃない。男と女の肉体の違いを具体的に知るためよ。私達…女として生まれたから男について何も知らないでしょ。このスティックの両端を握り合えば互いの精神を入れ替えられるの。苦労して手に入れたのよっ。でも精神交換は魂の質が似ている場合だけ―。試しに私達が握り合っても無理だった…。だからほぼ身内に限定されるのよねぇ〜。穴繁さんも興味あるでしょ。お兄さんの身体! あなたのお兄さん、女子にすごく人気だもんねっ」
「私は別に…。毎日会ってるし小さいときには一緒にお風呂に入っていたので」
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「やだ…小さい頃っていつの事よ。中学や高校になってお兄さんの裸を見た? 私達の目的は大人の男の肉体を確かめる事よ!」
「亜季は男性の裸なんてネット上で幾らでも見れると思ってるんでしょ。そうじゃなくて私達は男性の五感を知りたいの」
「男性の…五感?」
「うん…と言っても正確には五感じゃなくて性的な感覚なんだけどね。女性に生まれて来たけど男性ってどんな風に感じるのか知りたくて…」
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「それで亜季にお兄さんと入れ替わってもらって、どんな風に感じるのか教えて欲しいの」
「私が兄の身体で…その…」
「こうやってオチンチンしごいてどれくらい気持ちいいか教えてもらうって事! 穴繁さんに私達女子の代表として男の快感を体験してもらうのよ。そして魔術研究同好会のレポートとしてまとめるのっ。それに男と付き合う時の参考になるでしょ! どうすれば男が気持ちいいのか分かるのよっ」
「んん〜。そんな事言われても…。それに兄も私と精神…と言うか肉体を交換するなんて嫌がると思います。男らしさを追い求めているから私みたいな華奢な身体なんて…」
「それは大丈夫! 彼と同じクラスの私達が先に話しておいたから」
「少しの間なら妹と身体を交換してもいいって。あ…ちょうど来たわ」
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「噂をすれば登場ね! 亜季のお兄さんっ」
「部活がいつもより早く済んだから…。言われてた時間より早いけど、まずかったか?」
「いいタイミングだったわ。ちょうど話し終えたところなの。ようこそ魔術研究同好会の部屋へ! 歓迎するわ」
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「私が会長の平正よっ。男子がこの部屋に入るのは初めてなの。要件は新奈と夏美から聞いたでしょ」
「お兄ちゃん…」
「ああっ。後ろの二人から聞いたよ。まあ 少しの間なら俺の身体を貸してやるよ。知らない奴なら嫌だけど妹なら安心だしな」
「お兄ちゃん…。今梁さんと世尾さんからきちんと全部聞いた? ほんとにいいの?」
「このスティックだろ! 別に死ぬわけじゃないしまたこれを握り合えば元に戻れるんだ。レポート書くんだろ? まあ兄としては妹の手伝いが出来るなら容易い事だよ」
「……そうなんだ」
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「ほらっ、先を握れよ」
「ねえっ、お兄ちゃんは私の身体になっても、変な事しないでね」
「クッ!」
「ンッ!」
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「あっ…」
「この手―。俺、亜季になってる…。ほんとに精神が…肉体が入れ替わったのか」
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「胸がない…。私…お兄ちゃんになってる…。声もお兄ちゃんだ…」
「上手く行ったみたいね」
「信じられないけど…」
「全くだよ。ほんとに身体が入れ替わってる」
「じゃ…私達3人はお兄さんになった穴繁さんと別の場所に…」
「うん、分かった」
「しっかり調査しなくちゃね」
P10
「お兄さんは、この部屋で待っててもらえますか」
「会長が確認するまで、私達もお兄さんと一緒にいるので」
「…ああ」
「それじゃ、後はよろしく!」
「わぁ…。何か視線がすごく高いな…」
P11
「あいつ等、亜季を連れて何処に行ったんだ?」
「さあ…。それより亜季のお兄さんっ」
「亜季の肉体を手に入れて、何もしないんですか?」
「妹の身体なんて、小さい頃しか見た事無いでしょ」
「えっ…あ、ああ…そりゃそうだけど」
「今なら亜季の身体、好きなだけ見れますよ」
P12
「見れるったってさ…。なんか亜季に悪いだろ。さっきも何もしないでねって言ってたしさ」
「とりあえず姿見の前に―」
「どうですか、お兄さん。亜季ってすごく可愛いですよね」
「…そう…かな。毎日見てるし…」
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「真面目で素直で私達先輩としてもすごく可愛いんですよ。お兄さん…妹さんには特別な感情があるんじゃないですか?」
「な…何だよっ。そんな感情あるわけないしっ」
「ほんとですか? 普通の兄妹以上に、亜季の事を気にかけているみたいでしたよ」
「はあっ!」
P14
「お兄さん…本当は亜季の身体に興味があったんでしょ。亜季の身体を使って、男性の立場で私達女性の快感をレポートしてくれますよねっ」
「んぐっ…ふぅ。や…やめろよっ」
P15
「女性の身体は男性と比べてどうでしょうね?」
「お、おい…。何してんだよっ」
「私達が妹さんの身体を使って、全部教えてあげますからねっ」
「どうです? 妹の胸は?」
「……」
「亜季って私より胸が大きいかも」
「思っていたよりエッチな身体つきですね。彼氏、いないのかな? 亜季ってあまりプライベートな事を言わないから」
P16
「う…わ…。勝手に見て良かったのかな」
「すごく勃起してる―。お兄さんったら鏡に映る妹のパンティを見て興奮してるんですか?」
「そ、そんな事…」
「今頃、亜季も会長達とお兄さんの肉体調査を始めていますよ」
「本当は色々したいけど、妹の身体を勝手に弄る事に抵抗があるでしょ。だから私達がお兄さんの代わりに、亜季の身体を触ってあげますね」
「下着も全部脱ぎましょうか。お・に・い・さん!」
P17
「どう亜季? お兄さんの身体でオナニーする感覚は」
「何て言うか…」
「気持ちいい?」
「すごく硬くて温かくて―。これを続けたらいいのかな」
「その言い方、しごいても気持ちよくないって事?」
「何となく気持ちいい感じはしますけど、私の…女性の身体みたいな敏感な感覚は無いです」
P18
「じゃあ私が一度しごいてあげる。足を開いてよ」
「…はい」
「あんっ!」
「エッチな声が出たね! 他人にしごかれたら気持ちいいって事?」
「はあっ! 平正会長っ、そんなに強くしたらっ」
「強くしたら何? こうしたら気持ちいいのねっ。お兄さんの身体でイキそう?」
P19
「うっ…ううっ! 気持ちいいですっ。強く早くされるとっ」
「すごくエッチな顔してるよ」
「はあぁっ。ダメッ! オシッコ出そうっ!」
「それってきっとオシッコじゃなくて精液よ。射精するのねっ」
「あっ! あっ! やっ ! ダメッ! 出ちゃうっ!」
P20
「んふっ♡」
「あはん♡」
「んふっ!」
P21
「んぶっ、んっ、んっ、んくっ」
「やだっ! 平正会長っ。そんな事っ!」
「すごく濃い味っ。気持ちよかった? イク時にフェラされて。じゃあ私の口を使ってお兄さんのオチンチンを綺麗にしてあげる」
「んんっ! や…やぁ…」
P22
「冬子ったらいやらしすぎ…。見てるだけで濡れて来ちゃうよ」
「あはぁ〜」
「それって綺麗にしてるんじゃなくて、普通のフェラじゃん」
「亜季ったら気持ちよさそうっ」
「んっ、んっ、んんっ。また出ちゃうっ!」
「ダメよ出しちゃ! 手コキとフェラの気持ちよさが分かったのなら…」
P23
「やる事は一つだよねっ。亜季!」
「えっ…それって…」
「亜季も分かってるんでしょ」
「そのフェラでイキそうになったお兄さんのオチンチンを、ココに入れるのよっ。見てよ穴繁さん、もうココが熱くて仕方ないの」
「そ、そんな事勝手にしたら、兄に叱られますっ。それに…避妊も…」
「心配しなくて大丈夫よ」
P24
「で でも兄には彼女もいて―」
「知ってるわっ。でも別にお兄さんがするわけじゃないでしょ」
「そうっ。精神は穴繁さんなんだから」
「あくまで研究なんだからこの事は誰にも言わないしっ。妊娠も心配なんでしょ? でも大丈夫 避妊薬を持ってるから気にしないで出していいわよ」
「まあ、避妊の事を話す自体…亜季もその気って事ね!」
「そう言う事!」
「私、そんなつもりで言ったんじゃ…」
「いいのいいの」
(んん…。ごめんねお兄ちゃん。調査のためだけど…お兄ちゃんの身体でエッチしちゃうよ…)
「あっ、あっ、ああっ、うああっ、んああっ。や…やめっ…。あ…頭がおかしくなるっ! ああっ!」
P26
「んっ! んっ! んんっ!」
P27
「うああっ!」
「お兄さん、これで3回目ですよ! そんなに亜季の…女性の快感が気持ちいいんですか?」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
P28
「本当はGスポットが気持ちいいけど、亜季はまだ処女みたいだから…。今は乳首とクリトリスで我慢してくださいね!」
「はぁ…凄すぎる…」
「でも、まだイキ足りないみたいですね」
「じゃあもっと刺激を強くしてあげますよ」
「ちょ…ちょっと待ってくれよ! これ以上はヤバいって!」
P29
「あああ!! いっ…ううっ!」
P30
(き…気持ちよすぎてっ。意識が…飛ぶっ!)
P31
「うああっ!」
P32
「気持ちよすぎて気絶しちゃった」
「でも予定通りだね。後は会長が戻って来てから―」
「まだ本当のセックスは体験してもらってないけど、女性の肉体に興味を持ってもらえたよね?」
「多分ねっ。で、次のシナリオだけど」
「そうねっ、とりあえず誰にする?」
「ここは公平にジャンケンでいいんじゃない?」
P33
私はいいから二人でジャンケンすれば?
そうなんだ!
じゃあ私達でジャンケンね!
「あの…平正会長。ほんとに兄とするんですか?」
「当り前じゃない。そのために肉体を入れ替えたんじゃない。それにこれ以上は我慢出来ないわ。穴繁さんはちゃんとお兄さんの肉体で男の快感を感じてね」
P34
「あっ…」
「あは…」
「あは〜ん♡」
「ああ…ん」
P35
「どう穴繁さん? お兄さんのオチンチンを私の中に入れた感じは?」
「あ…兄の…それが平正会長の中に包まれて…。その…温かくてヌルヌルしてすごく気持ちいいです」
「そうっ。それなら良かったわ。お兄さんのオチンチン…私の子宮口にまで
届いているわっ。私、何人か経験あるけどこんなに長くて太いオチンチンは初めてよ。私が動くから穴繁さんはそのままね。イキたくなったらいつでも出していいから」
「……はい」
P36
「んんっ…あはっ! あっ、あっ、あっ、あっ」
P37
「いやらし…。こんなの見せられたら身体が疼いちゃう」
「あっ、はっ、はっ、はっ、あっ、やっ…ん」
「んっつ…」
「あっ、あっ、あっ、あっ…あはっ。ごめん穴繁さんっ。お兄さんのオチンチンが気持ちよすぎて…も…もう…んっ…イッちゃう!」
P38
(あはあっ! お…お兄ちゃんっ)
「ああっ! だめっ!」
(私…お兄ちゃんの身体で平正会長の中に出しちゃう!)
「あはあっ♡」
「あああっ!」
P39
「んんっ!」
(平正会長の中に出してる時がすごく気持ちいいっ! これがエッチした時のお兄ちゃんの快感…)
「あは…やばっ。濃ゆいの出てる♡」
「すごい…中出しされちゃったんだ。分かってたけど…こんなの見せられたら限界なんですけど」
「ねえ会長っ。私達にも入れさせてよ。そんなに気持ちよさそうな表情されたら我慢できないしっ」
P40
「うはぁ〜。だ〜めっ。これは会長の特権よ。それにまだお兄さんのオチンチンには頑張ってもらわなきゃならないんだから」
「もうっ。会長だけズルすぎっ」
「じゃあ早く部屋に行こうよ」
「へへっ。分かってるわよ」
「んんっ!」
「あっ…ん…」
「すごい量…妊娠しちゃうかな?」
P41
「えっ! 平正会長っ、そんな…」
「嘘よ嘘っ。そんなの嘘に決まってるじゃない避妊薬があるって言ったでしょ。だから穴繁さんは自分の身体に戻ってレポートをまとめる。分かった?」
「あ…あの…」
「手コキとフェラっ。セックスのレポートを全部よっ! じゃないと入れ替わった意味ないでしょ!」
「うぅ…はい」
「じゃあ服を着てっ。部屋に戻るわよ」