以前書いた「愛妻の裏切り」の設定を使った作品です。
前回同様、新婚の妻が男に身体を乗っ取られ、旦那の前で寝取られる内容となっております。
このような内容に不快感を持たれる方の閲覧はご遠慮ください。
どの様な印象を持たれましても、私は一切の責任は取りませんので、閲覧に関しては自己責任でお願いします。


 窓の外を見ると、どんよりとした薄暗い雲が空を覆っている。一時間もしないうちに雨が降り出しそうだ。駅前から少し離れたところに建つビルの一つ。。晃は少しの間、空を眺めると自分の席に戻り、帰り支度を終えた。今日は美咲と結婚してから丁度一年――大切な記念日だ。足早に駅へと向かい、小さなケーキを買って電車に乗り込む。

「家に着くまで、降らないでくれよ」

 車窓を眺めた晃は、一層黒く垂れ込める雲を見ながら小さく呟き、家で待っている美咲の笑顔を思い出した。
 ニ年間の社内恋愛を経て結婚した美咲は、専業主婦として晃をサポートしてくれている。今年で二十八歳になる彼女が作る手料理は少し濃口だが、彼の好みに合っていて美味しかった。最低でも一ヶ月は同じ料理が出てこないレパートリーの多さは、彼のために料理教室へ通ってくれているおかげだ。小顔でショートカットが似合う美咲を妻として点数を付けるならば、九十五点というところだろうか。彼が百点を付けない理由は、美咲の身長にあった。
 晃の身長が百六十センチに対し、美咲は百七十五センチある。中学の頃からバスケットボールをしていた事もあり、彼女の身長は一般的な女性よりも大きかった。肩を並べて歩くと、頭一つ分ほど晃の方が低い状態になり、少し惨めな気分になる。もちろん美咲も気にしてくれていて、一緒に並んで歩く時はヒールの付いていない靴を履いてくれた。きっと、ハイヒールを履いて一人で歩くとモデルに間違われるに違いない。そう思えるほど彼女の身長は高く、スタイルも良かった。
 そんな美咲を妻として迎える事が出来たのは、彼の優しさにあった。晃は課長という立場であるが、部下に対しては非常に気を使っている。命令ではなく、お願いという感じで仕事を頼んでおり、部下からの印象は「優しくて頼りない上司」であった。頼りないという言葉はマイナスのイメージを思い浮かべるが、彼の場合は少し違っており、「頼りない課長のためだから、何とかしてやろう」というプラスの気持ちを部下に抱かせるのだ。美咲もそんな晃の性格が好きで、彼の方が年上ではあるが母性本能をくすぐられた。
 そして、課長を支えてあげたいと思った美咲は、自ら晃に交際を申し込んだ。彼女に好意を抱いている男性社員達は驚きと戸惑いを隠せない様子であったが、最終的には二人を祝福してくれた。
 三十路を過ぎ、仕事で目一杯の自分にとって結婚なんて縁の無い話だと思っていた晃にとっても驚きであり、告白された時はからかわれているのかと思った。しかし、彼女の真剣な目に嘘ではないと感じた。

「俺なんかでいいのかい? 格好良くもないし、背だって吊り合わない」
「容姿なんて関係ないです。私、課長とお付き合いしたいんです。ずっと課長をサポートしたい。仕事だけじゃなく、家庭でも……」

 その言葉どおり、美咲は彼を公私で支えてくれたのであった。




「ただいま」

 晃は、小雨が降り始めた頃に家に着いた。玄関で靴を脱いでいると、美咲が廊下を歩いて迎えてくれた。襟元が四角く開いた白い半袖のカットソーに青いタイトジーンズというラフな格好だが、背の高い彼女が着るとお洒落に見える。

「おかえりなさい。早く帰れたのね」
「ああ。早く帰れるように段取りをしていたからね。はい、ケーキ」
「ありがと。先にお風呂、入るでしょ」
「そうだな。汗を流してから夕食にしよう。一緒に入ろうか」
「あ、うん。私、夕食を作るのに時間が掛かると思って先に入ってたの」
「そうか、パジャマに着替えないのか?」
「そう思ったけど、まだパジャマを着る時間じゃないし」

 腕時計を見ると、まだ六時半を少し回ったところだ。

「そうだな。じゃあすぐに入ってくる」
「ゆっくりでいいよ。まだサラダが作れてないから」
「分かった」

 ケーキを手渡し、脱いだジャケットを腕に掛けた晃は、寝室へ続く階段を上がっていった。その後ろ姿を眺めていた美咲は軽く微笑みながらキッチンへと戻ると、冷蔵庫にケーキを入れ、レタスを取り出して一枚ずつ剥がし始めた。
 結婚記念日を迎えた嬉しさに、自然と鼻歌が漏れる。晃が好きな春巻きと焼き茄子。そして、料理に合わないかもしれないと思ったが赤飯も炊いた。この一年間、晃の妻としてしっかりサポートできたかしら――そんな事を思いながらレタスを千切った彼女の手が急に止まった。

「ひっ!」

 背中に悪寒を感じる。そして息が苦しい。全身が硬直して目が見開いた。持っていたレタスをシンクに落とした美咲は、足を震わせながら目の前にある白い壁を見つめた。

「あっ……あぁ……」

 言葉を出そうと思っても、苦しくて声が出ない。そして、意識が朦朧となった彼女は瞼を開いたまま意識を失った。
 瞳孔が大きく開き、彼女の身体に異変が起きたことを感じさせる。しかし、しばらくすると数回瞬きし、瞳孔が元に戻った。半開きになっていた口を閉じ、シンクに落ちたレタスを眺める。

「……面倒だな」

 小さく呟いた美咲は何事も無かったかの様に、リビングのガラステーブルに置いてあった白い携帯電話を手にすると、慣れた手つきでメールを打ち始めた。そして送信が終わると柔らかさを確かめるように胸を揉み、タイトジーンズに包まれた滑らかなお尻を撫で回した。

「へぇ〜。二十八歳の体にしてはなかなかのスタイルだ。これだけ背が高いと、もう少し肉付きがあっても良いように思えるな」

 カットソーの襟元を引っ張り、白いブラジャーに包まれた胸を満足そうに眺めた美咲は、適当にレタスと千切るとガラスの器に入れ、キッチンテーブルの上に置いた――。



「はぁ。さっぱりした」

 その後、二十分ほどして風呂から上がった晃が青いパジャマ姿でキッチンに現れた。

「ビールが飲みたいな」

 その言葉に、美咲は冷蔵庫から缶ビールを取り出すと、「私も飲むわ」とグラスを用意した。

「美味そうだな。俺の大好物の春巻きか」
「だって、今日は結婚記念日だから。赤飯も炊いたのよ」
「赤飯も? それはすごいな」

 終始、嬉しそうに微笑む晃は、椅子に座ると目の前に用意された夕食を見て、ふと疑問に思った。

「あれ? どうして三人分に分けてあるんだ?」

 茶碗や取り皿、箸が三人分用意してある。

「ああ。もうすぐお客さんが来るの」
「お客さん?」
「そう」
「お客さんって誰?」

 そう聞き直した時、インターホンの音が聞えた。

「丁度いいタイミングね」

 美咲がキッチンを出て玄関へ歩いてゆく。晃は首をかしげながら、彼女が戻ってくるのを待った。もしかしたら、親しい女友達を呼んでいたのかもしれないと思った。会社の女子社員なら少し恥ずかしい。でも、結婚記念日は二人で祝いたかった。そんな事を思っていると、美咲が戻ってきた。

「えっ?」

 晃は驚いた。女性客だと思っていたのだが、彼女の後ろに立っているのは、紙袋を持った若い男性だったからだ。
 二十歳前半くらいだろうか。黒いTシャツにベージュのカーゴパンツを穿いた彼は、晃を見るとニヤリと笑った。

「だ、誰だ? その男性は」
「私の友達。智仁っていうの」
「ども……」

 智仁という男性は、軽く会釈をするとリビングのソファーに紙袋を置いた。

「へぇ〜。美味そうな料理だな」
「まあね。旦那の好物だってさ。ま、座れよ。三人でビールを飲もうぜ」
「み、美咲?」

 やけに馴れ馴れしく喋る美咲に、晃は戸惑った。それに、言葉遣いも急に乱暴になっている。

「おいおい。いきなり地を出すのか?」
「ああ、そうだな。折角だからしばらくは……」

 美咲は冷蔵庫からもう一本缶ビールを取り出すと、晃の隣に座ってプルタブを開けた。

「はい、晃。注いであげる」
「あ、ああ……」

 智仁が二人の対面に座り、美咲と同じようにプルタブを開けた。

「俺はこのままでいい。二人の結婚記念日を祝おうぜ」
「じゃあ晃。私にもビール、注いでくれない?」
「あ、ああ……」

 また曖昧な返事をした彼は、美咲が持つグラスにビールを注いだ。

「結婚記念日に乾杯」
「乾杯」
「…………」

 本来なら自分が言う言葉を智仁が口にした事にムッとした晃は、無言でビールを飲んだ。

「で、どうして彼を呼んだんだ?」
「いいじゃない。人数が多いほうが楽しいし」
「君は誰なんだ?」
「俺? だから智仁って言ってるだろ」
「歳は?」
「秘密」
「美咲とはどういう関係なんだ?」
「どういう関係って……ねぇ」
「そんな事、どうでもいいじゃない。折角作った料理が冷めるから、早く食べて」
「美咲。お前、この男とどういう関係なんだ?」
「後で教えてあげるから。ほら、早く食べてよ」

 互いの関係をはぐらかす二人を不審に思う晃だが、後で全ての事を聞きだしてやろうと、夕食を食べ始めた。

「それにしても、全然身長が吊り合ってないな」
「何だと?」
「こうして眺めていると滑稽に思えるよ」

 最も言われたくない事を軽々しく言われた晃は、眉間にシワを寄せながら智仁を睨み付けた。

「まあまあ。そんなに怒らないでよ。事実なんだから仕方ないよ」
「み、美咲はこいつの味方をするのかっ」
「そう言う訳じゃないけど。うふふ」

 彼女は笑いながら晃に体を摺り寄せると、彼の耳元で「晃って身長は低いけど、こっちは大きいもんね」と、小さく呟き、パジャマのズボン越しに肉棒を掴んだ。

「なっ……」
「し〜っ」

 美咲が口に人差し指を当てながらウィンクした。

「み、美咲……」
「怒ってばかりじゃ、折角の結婚記念日が台無しになるわ。だから怒らないでね」
「そういう事。アンタの奥さんが作った料理は美味いよ。食わないなら俺が全部食べるぞ」
「た、食べるさ。美咲が俺のために作ってくれた料理なんだからな」

 そう言いながら春巻きを口にした晃だが、ズボンの上にある彼女の左手がいやらしく動き出すと箸を持つ手を止めた。美咲を見て、頭を左右に振る。しかし美咲はクスッと笑っただけで、手の動きを止めようとはしなかった。目の前に他人がいるにも拘らず、こんな事をするなんて。
 彼女が何故こんな事をするのか理解出来なかった。それでも平静を装いながら食べていると、彼女の手がズボンの中に入り込んできた。

「美咲っ」
「どう晃? 私が作った料理、美味しいでしょ」
「そういう事じゃなくて」
「美味しくない? 頑張って作ったのよ」
「美味しいよ。でも……」
「硬くなったね。人前で弄られたら気持ちよくなっちゃった?」
「な、何を言い出すんだ」
「ふふふ」

 美咲は笑いながら、空いた手で料理を食べていた。智仁は何も言わずに缶ビールを飲み干すと、勝手に冷蔵庫を開けて新しいビールを飲んでいる。

「ねえ晃。私、デザートが食べたくなったんだけど、食べてもいいかしら?」
「デ、デザート?」
「いい?」
「……いいけど、デザートって?」
「バナナ。硬くて大きなバナナじゃない」
「な……何言ってるんだ。お、おいっ」
「動かないでよ。食べにくいわ」
「み、美咲っ。お前……ううっ」

 箸を置いた彼女は、体を捻りながら晃の下腹部に頭を埋めると、ズボンとトランクスのゴムを引っ張り、勃起した肉棒を躊躇いも無く口に含んだ。

「んんっ。うふふ……晃の黒くて硬〜い大きなバナナ、とても美味しいわ」
「なっ……」

 慌てて美咲の体を引き起こそうと肩を持つと、彼女は「もうっ。触らないでよ」と、彼の手を振り払った。
 何が何だか分からない。友達だといって見知らぬ若い男を家に連れ込み、食事中にフェラチオするなんて。どうしてこんな事をするのか理解に苦しんだ。しかも、フェラチオなんてした事のない彼女が、まるで以前から知っているかのように慣れた感じでこなしている。蕩けるような快感に、晃は身震いした。

「気持ちいいでしょ? こうして吸い付きながらフェラされると」
「み、美咲っ」
「いいわよ、出しても。全部飲んであげるから」
「お、お前……どうしたんだよ。自分で何をしているのか分かっているのか?」
「分かっているわ。晃のチンポをフェラしているの。これでいい?」
「チ、チンポって……」
「すげぇな。食事中にフェラする夫婦なんて見たことないよ。アンタら、かなりの変態だな」

 智仁はニヤニヤと笑いながらビールを飲んだ。

「んっ、んっ、んっ。んくっ、んっ、んんっ」
「や、やめろよ美咲。これ以上は……じゃないと……」

 美咲の頭が激しく上下に動き、柔らかい舌が肉茎に纏わり付いてくる。他人の前でフェラチオされる羞恥心と、極上の快感が晃の理性を狂わせた。

「ダメだ美咲っ。も、もうっ」
「んっ、んっ、んんっ、ん、ん、ん、ん……んぐっ!」
「うあっ」

 晃は天井を見上げながら、体をビクビクと震わせた。美咲の頭がゆっくりと上下し、喉が何度か動いた。

「んふぅ。ちょっと苦かったけど、美味しかったわ。ご馳走様」

 彼女は丁寧に肉棒を舐め取ると、体を起こしてニヤリと笑った。

「美咲。お、お前……」
「こんな淫らな私もたまにはいいでしょ?」

 異様な空気が流れる中、智仁はビールの缶を置き、リビングのソファーに移動した。

「そろそろ俺も楽しみたいんだけど」
「そうね。じゃあ、今度は智仁の番ってことで」
「な、何! どういうことだ」
「そんなに目くじらを立てないでよ。優しい晃の顔じゃないわ」
「それは俺の台詞だ。おかしいぞ美咲、今日はどうなっているんだ」
「ふふふ、教えてほしい?」

 美咲は笑いながら立ち上がり、智仁が持ってきた紙袋を手にした。

「そうそう、こんな感じだったわ。良く分かったわね」
「大きなサイズを用意するのは少し大変だったよ」

 彼女が紙袋から取り出したのは、勤めていた時に着ていたOLスーツと似た服だった。ブラックのベストと同色のタイトスカート、そして白いブラウス。晃も美咲と同様に似ていると思った。

「み、美咲っ」
「何?」
「何って……何しているんだっ」
「見て分からない? 着替えているのよ」
「着替えているって、その男がいる前だぞっ」
「別にいいじゃない。見られて減るもんじゃないし」

 信じられない事に、彼女は晃以外の男の前でカットソーを脱ぎ、下着姿を曝け出した。しかも、ジーンズまで脱ぎ捨てると、恥ずかしげも無くブラジャーを外してしまう。
 晃は、唖然として彼女の行動を見ているしかなかった。嬉しそうにブラウスを手に取り、直接身に付けてゆく。そしてタイトスカートを穿き、ベストを着ると腰に手を当て、「どう? 勤めていた時と変わらないでしょ」とウィンクした。

「どうしてOL服なんか……」
「智仁がOL服を着たままセックスしたいんだって」
「セ、セックス。セックスって……だ、誰とだ」
「私と智二に決まってるでしょ。馬鹿じゃない?」

 美咲は呆れた顔をしながら、ソファーに座っている智仁の太ももに腰を下ろした。すると智仁は彼女を後ろから抱きしめ、晃の前で胸を揉み始めた。

「お、おいっ! 何してるんだっ」
「見れば分かるだろ? アンタの妻の胸を揉んでいるのさ」
「や、やめろっ」

 晃は血相を変えて立ち上がると、飛び掛るように美咲の胸を揉む手を引き離そうとした。しかし、彼女が鋭い眼光で「触るなよっ」と声を荒げたのだ。

「なっ……」
「近づくな。キッチンの椅子に座って大人しくみてろよ。じゃないと、この体がどうなっても知らないぜ」
「み、美咲。何言ってるんだ……」
「美咲美咲って五月蝿いな。この体はもう俺の物なんだよ。俺が乗っ取っているんだって」
「の……乗っ取る?」

 美咲は智仁に胸を揉まれながら、自らの口で状況を説明した。他人の体に憑依し、操る事が出来る――それは信じられない事実だった。しかも、記憶まで読み取り、本人と同じように振舞う事が出来るなんて。

「じ、冗談だろ……」
「アンタの妻ってのは、冗談でこんな事するのか?」
「や、やめてくれよ。美咲は俺の大事な妻なんだ。たった一人の妻なんだ」
「そりゃ、何人も妻を持てる国じゃないからな。ははは」

 彼女はわざとらしく笑った。そしてタイトスカートを腰まで引き上げると、長い足を大きく開いて白いパンティを見せ付けた。

「他人の上に跨って、いやらしくパンティを見せる妻の姿はどうだ? そそられるだろ」
「返してくれ。美咲を……美咲を返してくれ」
「俺達はな。お前等みたいに幸せそうな夫婦を見ていると無茶苦茶にしたくなるんだ。だからこうして、旦那の前で妻を寝取るんだ」
「そ、そんな……」
「どう足掻いても無駄だって事は分かるだろ? セックスしたら体から抜け出してやるよ。ただし、それまでは大人しく見てろよ。じゃないと……」

 美咲は舌を出して軽く歯で噛んで見せた。

「こうして舌を噛み切ってやる」
「なっ……。やめてくれっ。頼むからそれだけは……」
「じゃあ大人しくしているんだな」

 彼女が喋り終わると、智仁はパンティの上から股間を弄り始めた。

「んっ……。もう濡れているんだ。直接触ってくれよ」
「ああ」

 智仁の右手が、遠慮なくパンティの中に忍び込んでゆく。その様子を見ていた晃は、両手に拳を作った。

「あふっ。もうグチョグチョだろ」
「この女、淫乱じゃないのか? 弄ってもいなかったのに、まるで洪水だ」
「あっ、ああ……」

 うっとりとした表情で晃を見つめた美咲は、自ら胸を揉み始めた。

「んっ。妻のオナニー姿なんて見たことないだろ。知ってたか? お前のいない間にオナニーしている事」
「み、美咲が……」
「週に二回じゃ物足りないんだってさ。だから自分で慰めているってよ」
「う、嘘だ。美咲がそんな事をするはず無いっ」
「俺が嘘を付いているわけじゃないぜ。本人の記憶がそう言っているんだから事実さ。んんっ!」

 智仁の指が膣の中に入り込むと、美咲の背中が仰け反った。OL服を着た妻が見知らぬ若い男に愛撫されている。しかも、嫌がる様子も無く受け入れているなんて――。

「なあ。そろそろ、その口でフェラしてくれよ」
「分かった。そうだな、折角だから……」

 立ち上がった美咲は智仁のカーゴパンツとトランクスを脱がせると、晃を見てニヤリと笑った。

「ねえ晃。私、今から智仁のチンポをフェラするの。許してくれるよね」
「なっ。み、美咲の真似をするなっ」
「うふふ。見ていてね、私が他人のチンポをフェラするところを。……んっ、んっ」

 自分の肉棒よりも大きいと思えるものを、美咲が嬉しそうに咥えた。根元を掴み、舌を使って肉茎を舐め、カリ首を刺激している。

「よく見てろよ。自分の妻が他人のチンポを美味しそうに咥えている様を」

 智仁はソファーに凭れ掛かり、フェラする美咲の姿を眺めた。そしてしばらくすると、彼女の口に大量の精液を撒き散らしたのだ。

「うぐっ……」

 苦しそうな表情をした彼女が肉棒を解放し、晃に向かって口を開いた。口内には白い精液が漂っている。

「は、吐き出せ」

 そう言うと、美咲はニヤリと笑いながらゴクンと飲み込んでしまった。

「智仁の精液が濃いくて美味しいの。もうお腹の中に落ちて行ったわ」

 ベストの上からお腹を撫でた彼女が、ソファーの前に置いてあるガラステーブルに手を付き、タイトスカートが捲れ上がったお尻を智仁に突き出す。すると智仁が立ち上がり、白いパンティを引きずり下ろした。

「しっかり見てろよ。これからお前の妻をこの肉棒で犯してやるから」
「晃。私、今から智仁に犯してもらうの。晃よりも大きなチンポ、どんな感じかしら? ん……ふあぁ」

 美咲は震える声で喘いだ。大きく硬い肉棒が彼女の膣に減り込み、根元まで入り込んでゆく。

「ほら、根元まで咥え込んだぞ」
「ああぁ〜。ふ、太くてきつい」
「み、美咲っ」
「あっ……。あっ……。あっ、あっ、あっ」

 最初はゆっくりとした喘ぎ声のテンポが上がってゆく。
 OL姿の妻が若い男にバックから犯されている様は、悔しさと同時に妙な興奮を覚えた。大切な妻が寝取られているというのに――。
 感覚がおかしくなってしまったのかと思いながらセックスを見ていると、信じられない事に肉棒が勃起し始めた。

「あっ、あっ、あんっ。気持ちいいっ。マンコが抉られてすごいのっ」
「じゃあもっと激しく抉ってやるよ」
「ああっ! あっ、深いっ。子宮口が開いちゃうっ」

 恥ずかしげも無く喘ぎ、隠語を口にする妻に対し、晃は明らかに興奮していた。ズボンの上から股間を押さえると、「お前、妻が犯されている姿を見て興奮しているのか。節操の無い奴だな。それじゃ、後で思い出しながらオナニー出来る様に、もっと喘いでやれよ」と、美咲のお尻を叩き、目一杯腰を振った。

「あああっ! あっ、あっ、あひっ。大きいっ。大きいのっ。そんなに掻き回したらマンコが壊れちゃう。あっ、イイッ。あっ、あっ、イクッ、イクッ、イグゥ〜っ!」

 内股になり、震える手で必死に体を支えていた美咲は、壊れた表情で晃を見つめたままオーガズムを迎えた。そして智仁も膣内で射精したのであった――。



「美咲っ。大丈夫か」
「う……うう。晃……あれ? わ、私」

 晃は智仁達が出て行った後、美咲に元の服を着せてから起こした。彼女は乗り移られていた時の記憶が無く、いつの間にか食べてしまっていた夕食に驚いている。そして、体に残る違和感にも戸惑っていた。

「驚いたよ。急に気を失うんだから」
「そ、そういえばサラダを作ろうとレタスを用意していた時に……。でもそれからの記憶が無いの」
「そうなのか。でも、一緒にご飯を食べたんだぞ」

 辻褄の合わない事は分かっているが、美咲に心配をかけさせたくないと思った晃は懸命にごまかした。
 幾ら考えても思い出せない美咲であったが、晃の言葉を信じたようだ。その後、二人でケーキを食べると、寝室でようやく本当のセックスを楽しんだ。

「今日は安全日だからそのままで大丈夫よ」
「本当か! 本当に安全日なんだなっ」
「そ、そうだけど……」
「そうか。良かった……」
「どうしたの? ゴムを付けないで出来るのがそんなに嬉し……あっ! あっ、あんっ。あ、晃っ……いきなりそんなっ……激しいよっ」

 他人の子供を身ごもる事が無いと分かった晃は、腰を激しく振り嬉しさを表現した。そして、乗り移られた時の妻を思い出しながら、膣内に射精したのであった――。