「ほら、今度はこの押崎の体を慰めてくれ。お前に悪戯していると下半身が疼くんだ。その舌で舐めてくれよ」
「馬鹿なっ。そんな事出来るはずないだろ」
「だからさぁ、何度も言わせないでくれよ。それに、もっと素直になれって。良く考えろよ、俺がこうやって体を乗っ取ってなきゃ、押崎が手コキや足コキなんてするはずないし、マンコを舐めさせてくれるはず無いんだから」
「俺は押崎さんにしてもらいたいとも、したいとも思わない。まだそんなところまで考えられるほどの付き合いじゃないんだっ」
「強がっちゃって。いいから舐めろ」
「む、無理だ。俺には出来ない」
「じゃ、仕方ないな。別に相手はお前じゃなくても構わないし。まだ学校の何処かに男子生徒はいるだろうから、そいつ等に犯してもらおうか。いや、先生でもいいな。この体で迫ったら絶対に手を出してくるはずだしなぁ。音原先生なんてエロいからすぐにヤリたがるだろうな」
「……何考えてるんだよ。押崎はお前の幼馴染だんだろ。それに、押崎の事が好きだから俺に対してこんな事やってるんだろ」
「そうさ、俺は押崎と幼馴染だし、こいつの事は大好きだ。で、その押崎沙世は今、俺が自由に操る事が出来るんだ」

 鷹又は沙世の体を自慢げに見ると、可愛い唇を舌で湿らせた。

「……私、鷹又の事が大好き、愛してるわ。もう浮気なんてしないから、私の事を嫌いにならないで……。鷹又のためならどんな事だって出来るよ。毎日トイレでセックスしたいならそうするし、体操服姿でフェラして欲しいならしてあげる。うん、鷹又と私の子供が欲しいなら、いつでも中出ししていいからね……ってな。こんな事も俺が自由に言わせられるんだ。そう考えたらさ、押崎に対しての支配欲ってのがちょっと薄れちゃってさぁ。だから押崎のことが好きなお前を苦しめるために、この体を利用するって感じに変わってきたかな。ははははっ」
「何てやつだ。根性が腐ってる」
「何とでも言えよ。それよりどうするんだ。お前が舐めるのか? それとも適当な男に舐めさせるのか?」
「ど、どちらも無理だ」

 そう言って彼女の目を見た。沙世も仲嶋を見つめ返してくる。そして、暫くの沈黙が続いた後、彼女は上半身を逸らせると、両手を後ろに突いて大きく足を広げた。陰唇が更に広がり、愛液に塗れた膣口が覗き見える。沙世は一度深呼吸すると、訴えるような目で仲嶋に視線を送った。

「仲嶋部長は私のココが赤の他人に舐められても平気なんですか?」
「……また押崎さんの真似か」
「私、舐められるなら仲嶋部長がいいです。仲嶋部長なら……私のオマンコ、好きに舐めてもいいです。でも、今日は体育があったし、オシッコもしてるから汚れています。それでも良かったら……私の事が嫌いじゃなかったら舐めてください」

 沙世の口調を巧みに真似る鷹又は、マットに浅く座りなおし、艶かしい太ももを、もう一度大きく広げた。

「やめろよ。これ以上押崎さんの真似をするな」
「さっきは大嫌いなんて言ってごめんなさい。私、本当は仲嶋部長の事が大好きなの。仲嶋部長にこの体を知って欲しいの。だから……お願い」
 鼓動が激しく高鳴った。見た目も雰囲気も押崎沙世としか思えない。再度勃起した肉棒が彼の興奮を強く表現していた。駄目だとは分かっていても、目の前にある沙世の秘部に理性が溶かされてしまう。そして、「私の事を大事に思ってくれるなら……私、仲嶋部長以外の人に汚されたくないよ。お願い、部長。もう一度言います。私を知らない人に犯されたくないよ。仲嶋部長がいい……」と嘆願されると、彼は上半身を近づけ、彼女の股間に頭を埋めた。

「あんっ!」
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 裏返った喘ぎ声が沙世の口から漏れた。その声を耳にしながら、愛液に塗れた彼女の股間に舌を這わせる。ツンとした臭いと酸っぱさが舌に広がる。決して良い臭いとは思わないが、これが押崎沙世本人の味なのだ。膣口の上にある、皮を被ったクリトリスを舌先で刺激すると、彼女は足をビクビクと震わせた。

「ああっ、あっ、すご……い。仲嶋部長の舌がオマンコを這い回ってる。うあっ……ん。ク、クリトリスッ! そこすごいっ」

 沙世には鷹又という男子生徒が乗り移り、その体を好き勝手に操っていることは認識している。しかし、彼女の股間から漂う雌のフェロモンが感覚を麻痺させた。舐めれば舐めるほど、高校生とは思えない艶かしい喘ぎ声が柔らかい唇から零れ落ちる。普段の彼女からは絶対に聴くことの無い甘美な声。その声を自分が出させていると思うと、尚更舐めたいと思った。執拗にクリトリスを刺激し、膣内に舌を忍ばせる。
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「んんっ! はぁ〜。オマンコの中に舌が入ってる。あっん、はぁ、はぁ……あっ、あっ」

 膣内はとても柔らかく、彼の舌よりも温かかった。思い切り顔を埋め、口を広げて陰唇を多い尽くすと、ジュブジュブと音を立てながら膣内の愛液を吸い始める。口の周りが愛液塗れになり、彼女の陰毛もいやらしく濡れていた。上唇がクリトリスに擦れるたび、大きな喘ぎ声が漏れ、膣から次々に愛液が溢れ出した。

「あっ、ああっ、あんっ。はぁ……あああっ、すごっ……あっ、気持ちいいっ」
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 ニーハイソックスを穿いた両足が、股間を貪る彼の頭を挟み込んだ。大きく口を開き、眉を歪めた沙世は、背中を逸らせながら仲嶋のクンニに酔いしれている。白いマットに唾液と愛液が混ざり合った透明な液体が染み込んでゆく。夢中で舐め続ける仲嶋には、もう鼻を突く様なチーズ臭は感じられなかった。彼が陰唇の裏からクリトリスの周り、そして膣内に付いていた恥垢を舐め取ってしまったからだ。何度も体を震わせる沙世は、天井を見つめながら大きく喘ぎ、クンニによるオーガズムに達した。

「イッ……クッ。ああああっ!」

 頭に巻きついた足に力が入り、股間に強く押し付ける。仲嶋は後頭部に彼女の脹脛を感じながら、目の前にある股間を優しく舐めた。

「あっ……あああぁ〜」

 倉庫に女の喘ぎ声が響く。鷹又は、大きな津波の様に押し寄せた快感が徐々に引いてゆく事を感じながら、上半身を支えていた沙世の腕を崩し、マットに仰向けの状態で寝転がった。そして足の力を抜き、仲嶋の頭を解放した。