こんなところを見られたら二人とも退学になるかもしれない。親にどうやって言い訳しよう。押崎さんも操られているだけだから、何をされているか分からないのではないだろうか。
 そう思いながら少し時間を掛け、身を包んでいた全ての衣服を脱いだ。

「こっちを向けよ」
「……ああ」

 股間を隠しながらゆっくりと体を彼女に向けると、沙世は相変わらずニヤニヤと笑っていた。
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「その手をどけろよ」
「は、恥ずかしいだろ。男だと分かっていても、その体は……押崎さんなんだから」
「どけろって言ってんだよ」
「…………」

 鷹又が沙世の声を使い、きつい口調で責める。仲嶋はしぶしぶ、股間を隠していた両手を左右に遠のけた。好意を持っている女性の裸体を見せ付けられた肉棒は血流が漲り、はちきれんばかりに勃起していた。

「うわ、すげぇな。やる気マンマンじゃん」

 その大きさに一瞬、目を見開いた沙世はいやらしく笑った。

「う、煩い。そんな格好をされたら、誰だってこうなるだろ」
「それにしてもガマン汁まで出してさぁ。そんなにこの体を犯したいなら、そうさせてやるぞ。俺だって押崎の……女の快感ってのを味わってみたいからな」
「お、女の快感?」
「知ってるだろ? 女の体は男に比べて何倍も気持ちいいんだ。折角、幼馴染に乗り移ったんだ。今後のためにも体験しておいて損は無いだろ」
「か、返してやれよ。押崎さんに体を返してやれよ」
「俺がやりたいようにやってからな!」

 沙世は仲嶋の全身を舐めるように眺めた後、片膝を立てながら彼の肉棒を握り締めた。彼女の柔らかくて生温かい手の感触に、仲嶋は「ううっ」と呻き声をあげ、腰を引いた。
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「へへ、逃げるなって。気持ちいいか? 押崎の手でチンポを握られて」
「や、やめろよ」
「本当は嬉しいくせに強がっちゃって」

 肉棒がゆっくりと扱かれると、仲嶋は顔を背けて強く目を瞑った。

「折角、押崎の手で扱いてやってるのに見ないのかよ。何ならこのまま手コキでイカせてやろうか?」
「やめろって言ってるだろ。そんな事をさせたら押崎さんが可哀想だろ」
「本当に素直じゃないな。じゃあもっと興奮させてやるから座れよ」
「何をする気なんだ」
「いいから座れって」

 幾ら口論を続けても鷹又の言動を制止する事は出来ない。彼の気が済むまで付き合わなければならないのだろうか。仲嶋が床に座ると、彼女は胸を持ち上がるように腕を組み、そのスラリと長い足も組むと、「ふふんっ」と笑った。そして、黒いニーハイソックスに包まれた右足を下腹部に近づけ、腹部を摩る様に撫でた後、硬く勃起した肉棒を優しく押し始めた。

「そのまま足を広げて、手を後ろに回せ。絶対に手を前に持ってくるなよ。ニヒヒ、押崎のニーハイソックスでチンポを刺激される感じはどうだ?」
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 仲嶋は何も言わず、彼女の足で弄ばれる肉棒を眺めていた。ガマン汁が黒いニーハイソックスの生地に付着し、いやらしく染み込んでゆく。指の腹で亀頭を撫でられると、彼は体をビクンを震わせた。

「気持ちいいんだ。こんな事されて感じるなんて、仲嶋部長はマジで変態だな」
「もうやめてくれよ。押崎さんの意識が戻ったらどうするんだ」
「大丈夫だって。俺がこうして体を操っている間は押崎の意識は無いんだ。そんな事を心配するより、この状況を楽しんだらどうだ?」
「た、楽しめる訳無いだろ。お前は押崎さんじゃないっ」
「口じゃそう言っても、このチンポは異様なほど勃起してるじゃねぇか」
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 足の裏を前後に動かし、亀頭に強く擦り付けると、仲嶋は「あうっ!」と情けない声を上げた。彼女の生温かい足の裏が亀頭を執拗に刺激する。頬を赤らげた彼は、「やめろっ、やめろよっ!」と何度も繰り返した。このままでは射精してしまう。そう思った矢先、沙世が足の動きを止めた。息を乱した仲嶋は、ビクビクと肉棒を震わせながら沙世を睨み付けた。

「い、いいかげんにしろよ。もう十分だろっ」

 鷹又は沙世の目を通して仲嶋を見つめていた。そして、ほんの暫くした後、組んでいた足を解き、真面目な表情でこう言った。

「ねえ仲嶋部長。私の両足を使って、足コキしてあげますよ」

 がらりと変わった口調と彼女の雰囲気に、仲嶋は言葉を失った。

「私、仲嶋部長がイクところを見てみたいな。このニーハイソックスを穿いた足で部長のオチンチン、もっと扱かせてくださいね」
「な……何言っているんだ。お前……押崎さんじゃないだろ」
「そんな風に言わないでくださいよ。私、押崎沙世です。ほら、じっとしててくださいね」
「お、おい……ううっ!」
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 沙世が両足の裏で肉茎を挟み、上下に扱き始めた。片足で弄られた感覚とは明らかに違う。まるで自分の手で扱いているような動きに、激しく動揺した。

「や、やめっ……うっ、はぁ、はぁ」
「気持ちいいですか? 私の足コキ。こんな事するの、仲嶋部長だけですよ」
「た、頼むからやめてくれ。こ、これ以上は……」
「どうかしました? あまり上手く扱けないけど、一所懸命頑張りますね!」

 黒いニーハイソックスの足が大きなストロークで肉棒を扱きあげる。開いた股の間に両手を突き、普段と変わらぬ表情の沙世に見つめられると、肉棒が無条件に反応し、「だ、だめだっ。うあっ!」と言う彼の叫びにも似た声と共に、大量の精液を噴出してしまった。

「くっ……」
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 沙世は咄嗟に顔を逸らせ、しかめ面をした。胸元に大量の精液が付着し、腹部に向かって垂れてゆく。

「はぁ、はぁ……ご、ごめん」

 彼女の体が汚れてしまった事に謝った仲嶋だが、すぐに目の前にいる沙世が鷹又に乗っ取られていることを思い出した。

「派手に出しちゃって。足コキされた挙句、押崎の体に射精したなんて最高に嬉しいだろ」
「こ、こんな事をして何になるんだっ」
「こうやって押崎の体を使って、お前に恥ずかしい思いをさせるのが楽しいんだよ。お前だって押崎にしてもらえるんだから嫌がる理由なんて無いだろ」
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 胸元に付いた白い精液を眺めながらニヤニヤと笑った沙世は、大きく足を広げた。鷹又の興奮が彼女の体にリンクしているのか、そのピンク色をした陰唇から透明で粘り気のある愛液が滴り始めている。彼女の股間を目の当たりにした仲嶋は慌てて顔を背けたが、萎え始めた肉棒は初めて生で見る女性器に反応した。