最終話となります。
先ほどより勢いが落ちたものの、白い精液は小さな弧を描いて床へと落ちていった。そして、肉棒を握り締めていた萌々香の右手にも幾らか付着した。
「気持ち良かっただろ? 萌々香の手でしごかれて」
「はぁ、はぁ。……はい。すごく気持ち良かったです。里村先輩が僕の喋り方を真似してしごくなんて、何だか今までに無い興奮を覚えました」
「……んふふ、上手だったでしょ。男子の口調を真似するなんて簡単だもの……ニシシ!」
「演劇部に入っていた事があるんですか?」
「無いわよ。もしかしたら、私の中に男子の魂が宿っているのかもね」
「そんな筈無いですよ。里村先輩みたいな綺麗な人に」
「そうかしら? 見た目じゃ分からない事なんて、世の中には沢山あるのよ」
「まあ……そうですけど」
彼女らしい口調に戻った萌々香は、手に付いていた精液をスカートで拭うと、徐にボタンに手を掛け制服を脱ぎ始めた。
「さ、里村先輩っ」
「いいじゃない。幾朗も私の裸が見たいでしょ? 幾朗はエッチな私を受け入れたのよ」
下の名前で彼を呼ぶ萌々香は、恥ずかしげも無くスカートを脱ぎ捨てると、ブラジャーに手を掛けた。床に散乱した制服達がシワになる事を心配する幾朗だが、当の本人は全く気にしていない様だ。
「この窮屈なブラジャーを外すと……ほら。うわっ、これが私の胸よ。大きいでしょ」
自分でも初めて見る様な素振りで目を見開き、乳房を両手で掬い上げた彼女は自慢げに揺らした。その大きな胸や括れたウェスト、そして滑らかな曲線を描く下半身に見とれていた幾朗は、ハッとして目を逸らせた。
「今更、目を逸らしても仕方ないじゃない。忘れない様に、私の裸を目に焼き付けておいてよ」
彼女は長い髪を靡かせながら、腰に手を当てたり胸を強調するなど、色々なポーズを取って見せた。そして最後に背を向けると前屈みになり、尻を突き出した。

「そろそろオチンチン、復活したみたいね。二回も出しているのに、女の裸を見たら勃起出来るんだ。そんなに私のオマンコに入れたかったのかな?」
「それは……その……」
「ねえ幾朗。触ってみてよ、私の濡れまくったオマンコ」
幾朗は右手を握り締めた。目の前に曝け出された萌々香の丸い尻。そして、尻の割れ目に繋がる陰唇が女性である事を主張しており、何とも魅力的で吸い寄せられそうになった。小学校ならともかく、ここ最近女性と手も握った事が無い彼が、頭脳明晰で美人だと言われる萌々香と手を繋ぎ、そして制服に隠されていた素肌を触れるなんて誰が想像出来ただろう。手を差し出せば触れる距離に白い尻がある。彼は二回の射精で汚れた肉棒をヒクヒクとさせながら躊躇していた。
「時間が無いんだから早く触ってよ」
「あ、はい……」

少し強い口調で話す萌々香に押され、そっと尻に触れた。指先、そして掌に伝わる彼女の温もり。優しく撫でると、肌理細やかな肌が吸い付いてくる様に感じだ。
「そのまま下に移動させて。幾朗の手でオマンコを触って欲しいの」
また鼓動が高鳴った。彼の右手が尻を下りてゆき、太ももへと辿り着いた。そして、内腿へと這った後、萌々香の大切な部分である女性器に触れたのだ。閉じられた陰唇から愛液が滴り落ち、周囲の皮膚をいやらしく濡らしている。彼女の身体が男を求めている事は一目瞭然であった。その陰唇を軽く触り、ゆっくりと中指を谷間に減り込ませてゆく。皮膚から感じた体温とは明らかに違う熱気がそこにあった。
「んふぅ。ちょっと指を入れられただけで感じちゃう。やっぱり他人に触られるのって、感覚が全然違うわ」
「そう……なんですか?」
「幾朗だって、私に手コキされたら気持ち良かったでしょ? それと同じよ。そのまま指をオマンコの中に……ふあっ! どう? 指が全部入ったでしょ。それが私のオマンコよ」
指全体がヌルヌルとした空間に閉じ込められた。異様に温かく、蕩ける様な柔らかさが伝わってくる。
「今からその穴にオチンチンを入れるのよ。私のマンコ汁を手にとってオチンチンに塗ってくれない? 一応潤滑剤の役目をしてもらおうと思ってね」
「僕のこれに里村先輩の……液体を?」
「そう。嬉しい?」
「嬉しいというか、恥ずかしいです」
「じゃあ……股の間で塗ってあげる」
「えっ……」
彼女は尻を突き出したまま手招きした。緊張した趣で近づいた彼の肉棒を後ろ手で掴んだ萌々香は、天井を向いた亀頭を少し前に倒すと、濡れた股の間に挟みこんだ。滑った感覚が肉棒全体を包み込むと、初めて経験する気持ち良さに身震いした。
「緊張してるの? そのまま何度か腰を動かしてみて」
その言葉通り、ゆっくりとした動きで腰を前後に揺らした。俯くと、長いストレートの髪が肩から落ち、真っ直ぐに伸びた背骨が浮かび上がる背中が見える。艶かしい女性の背中であった。そして幾朗の下腹部には柔らかい尻が密着していた。
「ヌルヌルだね。じゃ、いよいよ里村萌々香とのセックスよ。一度腰を引いたら、下から突き上げるように腰を前に出して」
「は、はい……」
腰を引くと、愛液塗れになった肉棒が見えた。そして振り向きながら見ている彼女の前で少し下半身を沈め、天井を向いた亀頭を陰唇の割れ目へゆっくりと押し付けていった。

「んっ……分かる? オチンチンが入ってきたよ」
素股とは明らかに違う温かさが亀頭を包み込んだ。何の抵抗も無く減り込んでゆく肉棒は、彼女の「んはぁ〜」という喘ぎ声と共に根元まで飲み込まれていった。
「す、すごい……。温かくて……キュッと締め付けてくるっ」
「あぁ〜。これ、久しぶりの感覚……。下腹部が満たされた感じは男じゃ味わえないわ」
「えっ?」
「ううん、何でもないの。そのまま幾朗のオチンチンで里村萌々香を突きまくって!」
妙に違和感のある言葉を口にする彼女の腰を掴んだ幾朗は、鼓動を高ぶらせながらゆっくりと腰を動かした。
「あっ……あっ……あんっ……」
彼が腰を打ち付けるたびに、萌々香の口から切ない喘ぎ声が漏れた。自分の動きに合わせて声を上げる萌々香を目の当たりにすると、まるで自分の物にしたかの様な感覚に陥った。
徐々に動きを早めると、彼女の喘ぎ声も追従する。しかも、女子高生とは思えない艶のある大人の喘ぎ声に聞こえるのだ。
「あんっ、あんっ、あっ、あふっ。い、幾朗っ……気持ちいいよぉ。私、こうして幾朗にバックで突かれたら、気持ち良すぎておかしくなっちゃいそう」
そそる言葉で雰囲気を作る萌々香は、自ら胸を弄りながら更に激しく喘いで見せた。
「あっ、ああっ! そんなに奥までっ……幾朗っ。あっ、壊れちゃうわ」
「里村先輩っ。気持ちいいですっ。里村先輩の中っ……すごくヌルヌルして温かくてっ」
「あんっ、私もよ。幾朗の硬くて大きなオチンチンが……あああっ」
肉同士がぶつかり合う音が部屋に響き、彼の気持ちを更に高ぶらせる。膣口に亀頭のカリが引っかかり、膣壁が肉棒を締め付け蕩けさせる。女性とのセックスを初めて体験する幾朗は、その甘美な快感に身も心も虜になりそうであった。いつまでもこの気持ち良さを感じていたい。そう思いつつも、射精へのカウントダウンが急激に近づいてくる。一度オーガズムを迎えた萌々香の身体も、二度目のオーガズムには時間が掛からない。彼女は嫌がる様子を一切見せず、喘ぎながら嬉しそうな表情を浮かべていた。内股の足をガクガクと震わせ、身体を前後に揺さぶられながら快感を堪能しているようであった。
「はぁ、はぁっ、里村先輩っ。先輩の中がすごく締め付けてきてっ」
「あふっ、あっ、あ、あ、あうっ。ああ〜っ、気持ちいい〜」
幾朗は必死に腰を振りつつ、部屋の状態を目で追った。初めて入った女性の部屋。勉強机に並んだ参考書や、壁に掛けられた女子らしい可愛い時計。彼の足元に脱ぎ散らかされた制服やスカート。そして、彼女の母親が一階にいる状態でのセックス。全てが刺激的であり、彼を興奮させた。マラソンをしているかの様に息を乱し、ひたすらに膣を犯す幾朗は、三度目の絶頂を迎えようとしていた。彼女の中に射精したい。そんな気持ちを抱いていると、萌々香は裏返った喘ぎ声を漏らしながら彼に言った。
「あっ、あっ、すごっ……んんっ! な、中に出していいからっ。あああっ、子宮まで届いちゃうっ。幾朗のオチンチンが大事なところに届いて……んはあっ」
「先輩っ、先輩っ……うっ、うはあっ。僕っ……も、もう我慢できないっ」
「私の中でいいよっ……あっ、そんなに奥まで入っちゃ……気持ち良すぎてっ」
あまりの快感に足の力が入らなくなった萌々香は、膝を折りながらしゃがもうとした。しかし、幾朗はそんな彼女を強引に引き上げると、最後の力を振り絞って膣の奥深くまで力強く犯し続けた。
「んああっ! あ、あ、ああっ、あ、こ、壊れるっ……ああっ、ダ、ダメだっ! イ、イグッ……」
「はぁ、はぁ、はあ、ううっ。僕もっ……イクッ!」
「うあっ……あひぃ! あ、あ、あ、あ、あ、イクッ、イクッ、イッ……んああああっ〜!」

身体全体を揺さぶられ、快感の渦に身も心も溶かされた萌々香は、肉壁を痙攣させながら肉棒を締め付け、オーガズムを迎えた。そして幾朗も彼女の言葉に従い、膣内で三度目の射精を行ったのであった。
激しく息を乱す彼が役目を果たした肉棒を引き抜くと、膣口から白い精液が涎の様に垂れ、内腿へと伝い落ちていった。その様子を見てハッとした幾朗は、「あっ……。ご、ごめんなさいっ」と、うろたえながら後ずさりした。
「んふぅ〜。やっぱり女の身体って最高だよなぁ……ってね。私のオマンコ、幾朗の精液塗れになっちった。でも大丈夫、今日は安全日の予定だから」
さっぱりとした表情で上半身を起こした萌々香は、汚れた股間を拭き取ろうともせず大きく背伸びをした。一人焦っている幾朗に、「大丈夫だって言ってるでしょ。それとも、私と幾朗の赤ちゃんが欲しかったの?」と悪戯っぽい目をして笑った。
「い、いえっ……ほ、本当に大丈夫……なんですか?」
「心配したって仕方ないじゃない。子宮の中まで拭き取る事なんて出来ないんだし。ま、三〜四ヶ月先に私が悪阻を催したら、僕が父親ですって申し出てくれたらいいから」
「そ、そんな……」
「だから冗談だって! さてと、そろそろ時間も無くなってきたから、幾朗もズボンを穿いてね」
勉強机の上に置いてある目覚まし時計を見ると、塾へ行かなければならない時間になっていた。萌々香はティッシュで手際よく汚れを拭き取ると、クローゼットから普段着を取り出し、身に着けた。

「早くズボンを穿いてよ。お母さんが来るかもしれないから」
「あ、はい……」
「それから、明日は今の私じゃないから気安く話しかけないでね。今の私は今日だけなの。幾朗には意味が分からないと思うけど、そういうことだからヨロシクね!」
「はぁ?」
「いいから早く早く」
「わ、分かりました」
萌々香に急かされた幾朗は、身なりを整えると母親にも挨拶せずに家を出て行った。
「ま、これでアイツも清楚な女性への拘りが無くなるだろ。俺の演技もなかなかのもんだな……と言っても、こうして記憶が読めなきゃ里村先輩のフリなんて出来ないけどな。それにしても、女の身体ってどうしてこんなに気持ちいいんだろ。自分の身体が情けなくなってくるよな」
男の口調で呟いた彼女は、「まあ、折角だからこのままちょっとだけ塾へ行ってみるか。俺、塾なんて初めてだし!」と独り言を言うと、不振がる母親を他所に塾へ向かったのであった――。
「里村先輩と話が出来たんだろ。どうだった? お前も女性に対しての考え方が変わっただろ?」
次の日の学校。休み時間に話を持ちかけた基則に、幾朗は素直に頷いた。
「ああ。やっぱり俺が間違ってたよ」
「そっか。知的で清楚な女性っていう束縛から解放されたんだな!」
「いや、やっぱりそれは外せないな」
「はぁ?」
「俺の考えは間違えて無かったよ。知的で清楚な女性が好きだ。でも、実はそれって見せかけで、本当はエッチだったっていうギャップがたまんないんだよ。あの、普段とのギャップはすげぇよ。興奮しっぱなしだった。基則には分からないだろうなぁ」
「いや、分からないっていうか……あれ、どうしてこうなったんだろ?」
「お前、里村先輩の本当の姿って知ってるか? 俺さ、もう里村先輩に一生付いていきたいって感じだよ。はぁ〜、基則にもあの里村先輩の変貌振りを見せてやりたかったなぁ。ダメ元で、もう一回告白しようかな?」
「…………」
基則は、幾朗の満足そうな笑みを見ながら心の中で呟いた。
ちょっとやりすぎたかな……と――。
終わり
あとがき
という事で、今回は途中で正体は明かさずに成りすまし続けました。幾朗にとっては最高の一日になったのでは無いでしょうかw
母親を登場させられなかったのが残念でございます(^^
それでは最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。
……と言う感じで昔風にあとがきを入れてみましたw
「気持ち良かっただろ? 萌々香の手でしごかれて」
「はぁ、はぁ。……はい。すごく気持ち良かったです。里村先輩が僕の喋り方を真似してしごくなんて、何だか今までに無い興奮を覚えました」
「……んふふ、上手だったでしょ。男子の口調を真似するなんて簡単だもの……ニシシ!」
「演劇部に入っていた事があるんですか?」
「無いわよ。もしかしたら、私の中に男子の魂が宿っているのかもね」
「そんな筈無いですよ。里村先輩みたいな綺麗な人に」
「そうかしら? 見た目じゃ分からない事なんて、世の中には沢山あるのよ」
「まあ……そうですけど」
彼女らしい口調に戻った萌々香は、手に付いていた精液をスカートで拭うと、徐にボタンに手を掛け制服を脱ぎ始めた。
「さ、里村先輩っ」
「いいじゃない。幾朗も私の裸が見たいでしょ? 幾朗はエッチな私を受け入れたのよ」
下の名前で彼を呼ぶ萌々香は、恥ずかしげも無くスカートを脱ぎ捨てると、ブラジャーに手を掛けた。床に散乱した制服達がシワになる事を心配する幾朗だが、当の本人は全く気にしていない様だ。
「この窮屈なブラジャーを外すと……ほら。うわっ、これが私の胸よ。大きいでしょ」
自分でも初めて見る様な素振りで目を見開き、乳房を両手で掬い上げた彼女は自慢げに揺らした。その大きな胸や括れたウェスト、そして滑らかな曲線を描く下半身に見とれていた幾朗は、ハッとして目を逸らせた。
「今更、目を逸らしても仕方ないじゃない。忘れない様に、私の裸を目に焼き付けておいてよ」
彼女は長い髪を靡かせながら、腰に手を当てたり胸を強調するなど、色々なポーズを取って見せた。そして最後に背を向けると前屈みになり、尻を突き出した。

「そろそろオチンチン、復活したみたいね。二回も出しているのに、女の裸を見たら勃起出来るんだ。そんなに私のオマンコに入れたかったのかな?」
「それは……その……」
「ねえ幾朗。触ってみてよ、私の濡れまくったオマンコ」
幾朗は右手を握り締めた。目の前に曝け出された萌々香の丸い尻。そして、尻の割れ目に繋がる陰唇が女性である事を主張しており、何とも魅力的で吸い寄せられそうになった。小学校ならともかく、ここ最近女性と手も握った事が無い彼が、頭脳明晰で美人だと言われる萌々香と手を繋ぎ、そして制服に隠されていた素肌を触れるなんて誰が想像出来ただろう。手を差し出せば触れる距離に白い尻がある。彼は二回の射精で汚れた肉棒をヒクヒクとさせながら躊躇していた。
「時間が無いんだから早く触ってよ」
「あ、はい……」

少し強い口調で話す萌々香に押され、そっと尻に触れた。指先、そして掌に伝わる彼女の温もり。優しく撫でると、肌理細やかな肌が吸い付いてくる様に感じだ。
「そのまま下に移動させて。幾朗の手でオマンコを触って欲しいの」
また鼓動が高鳴った。彼の右手が尻を下りてゆき、太ももへと辿り着いた。そして、内腿へと這った後、萌々香の大切な部分である女性器に触れたのだ。閉じられた陰唇から愛液が滴り落ち、周囲の皮膚をいやらしく濡らしている。彼女の身体が男を求めている事は一目瞭然であった。その陰唇を軽く触り、ゆっくりと中指を谷間に減り込ませてゆく。皮膚から感じた体温とは明らかに違う熱気がそこにあった。
「んふぅ。ちょっと指を入れられただけで感じちゃう。やっぱり他人に触られるのって、感覚が全然違うわ」
「そう……なんですか?」
「幾朗だって、私に手コキされたら気持ち良かったでしょ? それと同じよ。そのまま指をオマンコの中に……ふあっ! どう? 指が全部入ったでしょ。それが私のオマンコよ」
指全体がヌルヌルとした空間に閉じ込められた。異様に温かく、蕩ける様な柔らかさが伝わってくる。
「今からその穴にオチンチンを入れるのよ。私のマンコ汁を手にとってオチンチンに塗ってくれない? 一応潤滑剤の役目をしてもらおうと思ってね」
「僕のこれに里村先輩の……液体を?」
「そう。嬉しい?」
「嬉しいというか、恥ずかしいです」
「じゃあ……股の間で塗ってあげる」
「えっ……」
彼女は尻を突き出したまま手招きした。緊張した趣で近づいた彼の肉棒を後ろ手で掴んだ萌々香は、天井を向いた亀頭を少し前に倒すと、濡れた股の間に挟みこんだ。滑った感覚が肉棒全体を包み込むと、初めて経験する気持ち良さに身震いした。
「緊張してるの? そのまま何度か腰を動かしてみて」
その言葉通り、ゆっくりとした動きで腰を前後に揺らした。俯くと、長いストレートの髪が肩から落ち、真っ直ぐに伸びた背骨が浮かび上がる背中が見える。艶かしい女性の背中であった。そして幾朗の下腹部には柔らかい尻が密着していた。
「ヌルヌルだね。じゃ、いよいよ里村萌々香とのセックスよ。一度腰を引いたら、下から突き上げるように腰を前に出して」
「は、はい……」
腰を引くと、愛液塗れになった肉棒が見えた。そして振り向きながら見ている彼女の前で少し下半身を沈め、天井を向いた亀頭を陰唇の割れ目へゆっくりと押し付けていった。

「んっ……分かる? オチンチンが入ってきたよ」
素股とは明らかに違う温かさが亀頭を包み込んだ。何の抵抗も無く減り込んでゆく肉棒は、彼女の「んはぁ〜」という喘ぎ声と共に根元まで飲み込まれていった。
「す、すごい……。温かくて……キュッと締め付けてくるっ」
「あぁ〜。これ、久しぶりの感覚……。下腹部が満たされた感じは男じゃ味わえないわ」
「えっ?」
「ううん、何でもないの。そのまま幾朗のオチンチンで里村萌々香を突きまくって!」
妙に違和感のある言葉を口にする彼女の腰を掴んだ幾朗は、鼓動を高ぶらせながらゆっくりと腰を動かした。
「あっ……あっ……あんっ……」
彼が腰を打ち付けるたびに、萌々香の口から切ない喘ぎ声が漏れた。自分の動きに合わせて声を上げる萌々香を目の当たりにすると、まるで自分の物にしたかの様な感覚に陥った。
徐々に動きを早めると、彼女の喘ぎ声も追従する。しかも、女子高生とは思えない艶のある大人の喘ぎ声に聞こえるのだ。
「あんっ、あんっ、あっ、あふっ。い、幾朗っ……気持ちいいよぉ。私、こうして幾朗にバックで突かれたら、気持ち良すぎておかしくなっちゃいそう」
そそる言葉で雰囲気を作る萌々香は、自ら胸を弄りながら更に激しく喘いで見せた。
「あっ、ああっ! そんなに奥までっ……幾朗っ。あっ、壊れちゃうわ」
「里村先輩っ。気持ちいいですっ。里村先輩の中っ……すごくヌルヌルして温かくてっ」
「あんっ、私もよ。幾朗の硬くて大きなオチンチンが……あああっ」
肉同士がぶつかり合う音が部屋に響き、彼の気持ちを更に高ぶらせる。膣口に亀頭のカリが引っかかり、膣壁が肉棒を締め付け蕩けさせる。女性とのセックスを初めて体験する幾朗は、その甘美な快感に身も心も虜になりそうであった。いつまでもこの気持ち良さを感じていたい。そう思いつつも、射精へのカウントダウンが急激に近づいてくる。一度オーガズムを迎えた萌々香の身体も、二度目のオーガズムには時間が掛からない。彼女は嫌がる様子を一切見せず、喘ぎながら嬉しそうな表情を浮かべていた。内股の足をガクガクと震わせ、身体を前後に揺さぶられながら快感を堪能しているようであった。
「はぁ、はぁっ、里村先輩っ。先輩の中がすごく締め付けてきてっ」
「あふっ、あっ、あ、あ、あうっ。ああ〜っ、気持ちいい〜」
幾朗は必死に腰を振りつつ、部屋の状態を目で追った。初めて入った女性の部屋。勉強机に並んだ参考書や、壁に掛けられた女子らしい可愛い時計。彼の足元に脱ぎ散らかされた制服やスカート。そして、彼女の母親が一階にいる状態でのセックス。全てが刺激的であり、彼を興奮させた。マラソンをしているかの様に息を乱し、ひたすらに膣を犯す幾朗は、三度目の絶頂を迎えようとしていた。彼女の中に射精したい。そんな気持ちを抱いていると、萌々香は裏返った喘ぎ声を漏らしながら彼に言った。
「あっ、あっ、すごっ……んんっ! な、中に出していいからっ。あああっ、子宮まで届いちゃうっ。幾朗のオチンチンが大事なところに届いて……んはあっ」
「先輩っ、先輩っ……うっ、うはあっ。僕っ……も、もう我慢できないっ」
「私の中でいいよっ……あっ、そんなに奥まで入っちゃ……気持ち良すぎてっ」
あまりの快感に足の力が入らなくなった萌々香は、膝を折りながらしゃがもうとした。しかし、幾朗はそんな彼女を強引に引き上げると、最後の力を振り絞って膣の奥深くまで力強く犯し続けた。
「んああっ! あ、あ、ああっ、あ、こ、壊れるっ……ああっ、ダ、ダメだっ! イ、イグッ……」
「はぁ、はぁ、はあ、ううっ。僕もっ……イクッ!」
「うあっ……あひぃ! あ、あ、あ、あ、あ、イクッ、イクッ、イッ……んああああっ〜!」

身体全体を揺さぶられ、快感の渦に身も心も溶かされた萌々香は、肉壁を痙攣させながら肉棒を締め付け、オーガズムを迎えた。そして幾朗も彼女の言葉に従い、膣内で三度目の射精を行ったのであった。
激しく息を乱す彼が役目を果たした肉棒を引き抜くと、膣口から白い精液が涎の様に垂れ、内腿へと伝い落ちていった。その様子を見てハッとした幾朗は、「あっ……。ご、ごめんなさいっ」と、うろたえながら後ずさりした。
「んふぅ〜。やっぱり女の身体って最高だよなぁ……ってね。私のオマンコ、幾朗の精液塗れになっちった。でも大丈夫、今日は安全日の予定だから」
さっぱりとした表情で上半身を起こした萌々香は、汚れた股間を拭き取ろうともせず大きく背伸びをした。一人焦っている幾朗に、「大丈夫だって言ってるでしょ。それとも、私と幾朗の赤ちゃんが欲しかったの?」と悪戯っぽい目をして笑った。
「い、いえっ……ほ、本当に大丈夫……なんですか?」
「心配したって仕方ないじゃない。子宮の中まで拭き取る事なんて出来ないんだし。ま、三〜四ヶ月先に私が悪阻を催したら、僕が父親ですって申し出てくれたらいいから」
「そ、そんな……」
「だから冗談だって! さてと、そろそろ時間も無くなってきたから、幾朗もズボンを穿いてね」
勉強机の上に置いてある目覚まし時計を見ると、塾へ行かなければならない時間になっていた。萌々香はティッシュで手際よく汚れを拭き取ると、クローゼットから普段着を取り出し、身に着けた。

「早くズボンを穿いてよ。お母さんが来るかもしれないから」
「あ、はい……」
「それから、明日は今の私じゃないから気安く話しかけないでね。今の私は今日だけなの。幾朗には意味が分からないと思うけど、そういうことだからヨロシクね!」
「はぁ?」
「いいから早く早く」
「わ、分かりました」
萌々香に急かされた幾朗は、身なりを整えると母親にも挨拶せずに家を出て行った。
「ま、これでアイツも清楚な女性への拘りが無くなるだろ。俺の演技もなかなかのもんだな……と言っても、こうして記憶が読めなきゃ里村先輩のフリなんて出来ないけどな。それにしても、女の身体ってどうしてこんなに気持ちいいんだろ。自分の身体が情けなくなってくるよな」
男の口調で呟いた彼女は、「まあ、折角だからこのままちょっとだけ塾へ行ってみるか。俺、塾なんて初めてだし!」と独り言を言うと、不振がる母親を他所に塾へ向かったのであった――。
「里村先輩と話が出来たんだろ。どうだった? お前も女性に対しての考え方が変わっただろ?」
次の日の学校。休み時間に話を持ちかけた基則に、幾朗は素直に頷いた。
「ああ。やっぱり俺が間違ってたよ」
「そっか。知的で清楚な女性っていう束縛から解放されたんだな!」
「いや、やっぱりそれは外せないな」
「はぁ?」
「俺の考えは間違えて無かったよ。知的で清楚な女性が好きだ。でも、実はそれって見せかけで、本当はエッチだったっていうギャップがたまんないんだよ。あの、普段とのギャップはすげぇよ。興奮しっぱなしだった。基則には分からないだろうなぁ」
「いや、分からないっていうか……あれ、どうしてこうなったんだろ?」
「お前、里村先輩の本当の姿って知ってるか? 俺さ、もう里村先輩に一生付いていきたいって感じだよ。はぁ〜、基則にもあの里村先輩の変貌振りを見せてやりたかったなぁ。ダメ元で、もう一回告白しようかな?」
「…………」
基則は、幾朗の満足そうな笑みを見ながら心の中で呟いた。
ちょっとやりすぎたかな……と――。
終わり
あとがき
という事で、今回は途中で正体は明かさずに成りすまし続けました。幾朗にとっては最高の一日になったのでは無いでしょうかw
母親を登場させられなかったのが残念でございます(^^
それでは最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。
……と言う感じで昔風にあとがきを入れてみましたw
コメント
コメント一覧 (4)
次作楽しみにしてます!
強制ものなんて自分は好きなので、また気が向いたらよろしくお願いします
コメントありがとうございます!
強制モノも、続きを仕上げていきたいですねえ。
気力と時間が出来たら頑張ります〜。
けっきょくみんなえっちなおんなのこがすきだという、
とってもためになるおはなしでした。
こめんとありがとうございます。
そうですね!
やっぱりおとこのこはえっちなおんなのこがすきなんですよ(^^
わたしのまわりにも、えっちなおんなのこがいてくれたらいいのですがw