中学生の女の子が、いつの間にか体を開発されちゃうお話です。
 本当に両親がセックスをしているのだろうか?
 家に帰った洵子は、夕食時に母の顔を見ながら思った。

「どうしたの洵子。私の顔に何か付いてる?」
「ううん。何でもない」

 母親が寝室でセックスしているシーンを思い浮かべた彼女は、慌てて俯くとご飯を口に入れた。しかし、一度想像したセックスシーンが頭から離れず、赤面してしまう。

「洵子?」
「な、何?」
「顔が赤いわよ」
「う、うん。ちょっと……熱くて」
「熱があるんじゃない?」
「だ、大丈夫。全然大丈夫だから。ご馳走様っ!」
「もう食べないの?」
「あまりお腹空いてないから。先にお風呂に入るね」
「え……ええ」

 不思議そうに顔をしかめた母親は、洵子の後ろ姿を眺めると食事を続けた。

「どうして変な想像ばかりしちゃうんだろう」

 部屋に戻った彼女は、無意識に高ぶる鼓動を感じながら下着と白いパジャマを用意すると、脱衣場へ向かった。洗面台の鏡に向かって服を脱ぎ、裸になった自分の姿を映し出す。まだ大人に成り切れない未熟な体が何かを求めている。触ってもいないのに勃起している乳首が、その「何か」を物語っていた。

「だ、だめ……。意識しちゃう」

 洵子は黄色タオルで体を隠しながらバスルームに入ると、掛け湯をして湯船に浸かった。天井を見上げながら目を瞑ると、意識していないのに両親のセックスシーンが脳裏に描かれる。そして香理亜の言葉が頭の中で繰り返し聞えた。

(きっと洵子の親もやっているよ。……父さんのアレにコンドームを被せるって事)

「ママ、ほんとにしてるの? ママはだめって言ってるけど、ママはパパとしてるの?」

 湯船の中、彼女の手が胸に添えられた。そして、勃起した乳首を労わるように撫で回した後、乳房へ減り込ませる。

「んふっ……」

 未だ目を閉じたままの洵子は、ゆっくりと乳首から湧き上がる快感を感じた。母親が見に来るかもしれない。そう思いながらも、一度スイッチが入ってしまった体は彼女の理性を簡単に壊してしまう。

「はぁ……。はぁ」

 湯船の淵に頭を預け、指で両方の乳首をいやらしく摘むと、体がビクンと震える。そのまま引っ張ってコリコリと捏ね回し、指の腹で擦ると彼女の体は更なる快感を洵子に求めた。まるで精神が体に支配されているように錯覚する。

「んっ……はぁ」

 右手が下腹部へ降りてゆき、クリトリスの先端を擦り始める。「あはぁ」と声を漏らした洵子は薄っすらと目を開き、擦りガラスの向うに人影が無い事を確認した。

「……あっん。んっ……んっ」

 視線はそのままに、クリトリスを弄る指を動かす。湯面に小さな波が出来ては消え、乳首とクリトリスを弄る手の動きを歪めた。

「ママ、お願いだから今は来ないで……んんっ」

 小さく呟いた洵子は、性欲に突き動かされるまま自らの体を弄った。また昨夜の様にオーガズムを迎えたい。そう思い、何度も指を動かした。

「んうっ。はぁ、はぁ、んっ、んっ、んんっ」

 上ずった声がバスルーム内に響き、より淫らな気分にさせる。もう少し、もう少しでオーガズムを迎える事が出来る。
 そう思ってクリトリスを必死に弄った彼女は、あと数秒のところで「ひっ!」という悲鳴にも似た声を上げると、指の動きを止めた。そしてしばらくすると湯船から上がり、「ふぅ」と息をついた。

「だめだよ。こんなところでオナッちゃ。オナるのは僕が見えるところでしてもらわないとね。代わりに僕がイってあげるよ」

 洵子は湯船の淵に片足を乗せると、大きく股を開いてクリトリスを弄り始めた。恥ずかしげも無く陰唇を広げ、粘り気のある愛液をクリトリスに塗りつける。

「うはっ。ああ、あっ。気持ちいいよ洵子ちゃん。君が自分で弄っていた体は、もうすぐオーガズムを迎えるよ。僕がしっかりと受け取ってあげるからね」

 足をガクガクと震わせ、股間からクチュクチュといやらしい水音を立てる洵子は、顎を上げながら気持ち良さそうに笑うと、待ち望んでいたオーガズムを迎えた。

「ああっ! あっ、あっ、あぁ〜」

 可愛らしい腰を前後に揺らし、快感を最後まで味わっている。その仕草は中学生とは思えないほど淫乱に見えた。

「はぁ、はぁ、はぁ。何度味わっても気持ちいいな。僕の体とは大違いだ」

 椅子に座り、肩で息をした彼女は、「僕が君の体を綺麗に洗っておいてあげるよ。だから今夜こそ、洵子ちゃんの生オナニーを見せてくれるよね」と、体の全てを舐めるように見ながら、丹念に洗った。