エッチな事に興味津々の小学生の男子、稔君が姉の瀬里奈や、彼女の友達である範子を巻き込んでエッチな事をするお話です。
「瀬里奈が大好きっ。私、どうしようもなく好きだったの」
「うっ、ちょっ……んんんっ!」

 互いの肌が触れ合い、体温を感じる。範子は瀬里奈の頭を抱き寄せ、強引に唇を奪った。しかも彼女の固く閉じた唇をこじ開け、舌を入れてゆく。ビックリした稔は瀬里奈の目を丸くした。範子の舌が口の中に入ってきて自分の舌と絡んでいる。咄嗟に「汚いっ」と感じて範子を引き離そうとしたが、彼女は力いっぱい抵抗し、瀬里奈の口内を犯した。

「んっ、んふっ……んんんっ」
「んぐっ! んふううっ。んぐっ」

 眼鏡がずれて範子の顔がぼやける。これ以上は我慢できないと感じた稔は、範子の脇の下をくすぐった。

「きゃんっ!」

 咄嗟に脇を閉じて唇を解放した範子は、「どうしてくすぐるの?」と眉を歪めて問いかけた。

「だって、口の中に舌を入れるなんて汚いよ」
「そんな事ない。……稔君。稔君だって大きくなれば、キスしたときに女の子の口に舌を入れるんだよ」
「ええ〜。そんなの絶対にしないよ。汚いし」
「ごめんね、まだ分からないよね。じゃあキスは無しにするから、また瀬里奈になって」
「わ、分かったよ範子」
「うん。瀬里奈……私、ずっと瀬里奈とこうしたかったんだよ」
「アタシも範子とエッチな事がしたかったんだ。もっと触ってよ」
「うん」

 気を取り直した稔は、外れ掛けていた眼鏡を戻し、また瀬里奈に成りすました。一方、少し落ち着きを取り戻した範子は瀬里奈の首筋を舐めると、そのまま体を下にずらして胸元に顔をうずめた。

「これが瀬里奈の胸……。柔らかくて気持ちいいよ」
「うっ……ふ」

 両手で揉まれると、思わず吐息が漏れてしまう。そんな瀬里奈の表情を楽しむ彼女は、すでに勃起している乳首を口に咥えた。

「うはぁっ!」
「んふっ、可愛いよ瀬里奈。乳首を舐められるのが気持ちいいのね」
「す、すごい……。体がビクビク震えるっ」
「もっと気持ちよくしてあげる」

 範子は固くした舌で乳首を転がし、吸いついた。すると稔は瀬里奈の背中を浮かせ、「ああっ。すごく気持ちいいっ」と喘いだ。

「うふふ。稔君、気持ちよくても瀬里奈の真似をやめちゃだめだよ」
「分かってるけど、んはぁっ!」

 自分の思い通りになる瀬里奈に、一種の優越感を覚えた範子は少し意地悪そうな表情をしながら、もう片方の乳首を指で捏ねた。
 瀬里奈の体がビクンと震え、眼鏡の向うにある瞳が潤んでいる。

「あふんっ」
「そんなに気持ちいいの?」
「はぁ、はぁ。うん、すごく気持ちいい。気持ちよすぎておかしくなっちゃいそう」
「そうなんだ。あなたは誰?」
「……アタシは瀬里奈」
「よく出来ました。私の事、好き?」
「好きだよ」
「こんなにいやらしい事されているのに好きなの?」
「うん。もっとして欲しい」
「瀬里奈、私じゃなきゃ嫌?」
「うん。範子じゃなきゃ嫌」
「すごいよ……。私、もうどうしようもなく興奮してるの。瀬里奈の全てを手に入れたみたい」

 範子はまた瀬里奈をギュッと抱きしめた。まさか、範子がこれほど豹変するとは思ってもみなかった稔は、彼女の様子を伺いながら姉の体が発する快感に興奮していた。

(女の体って、こんなに気持ちよかったんだ。僕の体とは全然違うよ)

 そんな風に思っていると、範子の手が股間へと移動した。そして欲情した姉の体が愛液を垂れ流す陰唇に到達すると、その上に付いているクリトリスを軽く弄り始めた。

「うああっ!」
「そんなに大きな声を出さないで。お母さんに聞えちゃうでしょ」
「だ、だって。そこを触られると体に電気が走ったみたいになるんだ」
「クリトリスよ。ここを触ると女の子はすごく気持ちよくなるの」
「ああっ。はぁ、はぁ。ううっ、すごい……」
「でしょ。その表情、すごくいいよ。本当の瀬里奈みたい」
「あはぁ〜。の、範子っ。アタシ……」
「嬉しい。まだ瀬里奈の真似をしてくれているのね。それじゃ、私が綺麗に舐めてあげる」
「ええ!?」

 瀬里奈の体を這いずる様に降りた範子は彼女の足をM字に広げると、十分に濡れた陰唇を眺めた。


「これが瀬里奈のアソコなんだ。はぁ、はぁ。綺麗よ。すごく綺麗」

 稔は瀬里奈の手で範子の頭を遠ざけようとしたが、突然襲い掛かった強烈な快感に「ああっ!」と喘ぎ、シーツを握り締めた。

「んふっ。気持ち良さそうね」
「んはっ! あっ、あはぁっ」

 信じられないほどの快感が全身を駆け巡る。股間に埋まる範子の頭がしきりに動くと、瀬里奈(稔)は体を仰け反らせてビクビクと震えた。逃げようにも太ももを抱きしめるように掴まれているので動けない。

「ああっ! あっ、あっ、はぁ、はぁ。ああっ」
「んっ、んんんっ。んふんっ」

 頭を左右に振り、そのどうしようもなく気持ちの良い快感を表現する。自分の愛撫が瀬里奈を興奮させ、こんなに感じさせている。そう思う範子は、悶える瀬里奈を逃がさない様しっかりと太ももを抱きしめ、顔を愛液で濡らしながらクリトリスを舐め続けた。たまに歯で軽く噛むと、瀬里奈の体が浮き上がるほど敏感に反応する。それが嬉しかった。

「だめよ。もっと声を小さくして」
「も、もう頭がおかしくなっちゃうっ」
「大丈夫。私がイカせてあげるからね」

 範子は只管にクリトリスを舐め続けた。徐々に高まる快感は収まる事を知らず、瀬里奈の体に蓄積されてゆく。最近覚えた射精とは全く異なる極上の快感に、稔は姉の声で喘ぐしかなかった。
 シーツを掴む手に、精一杯の力が入る。蕩ける快感に涎が垂れ、上ずった喘ぎ声が止まる事はない。

「すごいよ瀬里奈。私の愛撫でこんなに感じてくれているなんて。もっと気持ちよくなって」
「んああっ!」

 抱きしめている太ももに力が入り、両足のつま先が丸まった。範子がクリトリスに吸い付きながら甘噛みしたのだ。その瞬間、瀬里奈の膣から大量の潮が噴き出し、ビクンビクンと波打つような痙攣を起こした。

「あああっ……あっ。あっ……あっ……」
「はぁ、はぁ。イッたみたいね。どう? 私の愛撫は」

 姉の体でオーガズムを迎えた稔は、あまりに強烈な快感に放心状態となり、しばらく返答できなかった。