若いサラリーマンが二人。
電車の中で一人が女子高生を乗っ取り〜の、もう一人が痴漢し〜のっていう、
前編と後編のとても短いストーリー。
いや、フリー素材で痴漢している(されている)ところが書きたかっただけなのです(^^
「この手を使って、直接しごいてやろうか」
「ちょっとスリルがあるな」
「まあ、周りに気付かれても同意の下でやっているんだから構わないだろ。やばかったら、俺がこの峰河寛子のフリをして喋ってやるよ」
「猥褻物陳列罪で捕まる事には変わりないと思うけど」
「その時はスカートで隠してやるって」

 寛子は笑いながら後ろ手でズボンのファスナーを下ろし、隙間に手を忍ばせた。いきり立った肉棒がトランクスごと彼女の柔らかい手で掴まれ、軽く上下にしごかれる。
 西尾は「あはぁ」とだらしない声を出すと、パンティをずらして直接クリトリスを弄った。

「んっ、うふっ」
「いいね、その声。女子高生って感じだ」
「そうか。んんっ……ぁっ」

 クリトリスから陰唇の中に指を滑らせ、前後に擦り付ける。すると寛子の体がビクビクと震え、肉棒をしごく手の動きが止まった。

「手が止まったけど」
「だってさ……。あ、やばっ。軽くイキそう」
「じゃあ先にイカせてやるよ」
「うっ、ああ」

 西尾の指が執拗にクリトリスを弄り、もう片方の手が腹部から制服の中へと潜り込んだ。

「すごいな。乳首がビンビンになってるぞ」
「ぁっ、んんっ。んっ、はぁ、あっ……ん」

 茶色のベストが盛り上がり、彼の手が胸を揉んでいる様子が分かる。ブラジャーの中に入り込んだ指に乳首を摘まれると、寛子は足をモジモジさせながら快感に身を委ねた。

「はぁ、はぁ。イクっ!」

 体が硬直し、肉棒を掴んでいた手に力が入った。その様子を背後から見ていた西尾は、肉棒をヒクヒクさせながら優しく胸を揉み、クリトリスを撫でた。

「はっ……ぁ。はぁ」
「気持ち良さそうだったな」
「そりゃ……男のイク感覚とは全然違うからな。下半身が疼くよ」
「じゃあ次は俺を満足させてくれよ」
「ああ。折角だからさ……」

 寛子はトランクスの前についてるボタンを器用に外すと、ガマン汁が溢れる肉棒を引き出した。そしてお尻を突き出すようにしながら股の間に肉棒を挟むと、そのまま足を閉じた。

「うほぉ」
「これで腰を動かしてみろよ」
「たまんないな。女子高生の股でしごくなんて」

 西尾は制服の中から手を抜くと、鼻息を荒くしながらゆっくりと腰を動かし始めた。寛子も後ろに両手を回し、されるがままになっている。スカートが捲れ、亀頭が見え隠れしている。
痴漢3

「はぁ、はぁ、はぁ」
「あっ、チンポが生地の上からクリトリスに当たって気持ちいいっ」
「俺も股の間で擦れてたまんないよ」

 溢れた愛液でパンティの生地がしっとりと濡れ、加えて西尾の肉棒から出るガマン汁が混ざり合い、何とも言えない滑らかな擦り心地になっていた。寛子も自らお尻を前後に動かし始め、更なる刺激を求めている。たまに股から出てきた亀頭を撫でる女子高生の姿はとてもいやらしかった。隣にいる男性が二人の痴態に気付いたようだが、まさかそこまでしているとは思ってもみなかったようで、顔を赤らめながら車窓に視線を移した。

「うっ、はぁ、はぁ。気持ちいいっ」
「あぁ〜。ま、またイキそう」
「俺も出そうだ。もう少し早く動くぞ」
「ああ……。んっ、うっ、うっ、ク、クリトリスがっ……はぁ、あっ、声が抑えられないっ」

 寛子の体を乗っ取っている小倉は、その体が発する快感に蕩けそうになっていた。顎が上がり、普段の彼女とは思えないほど情けない表情をしながら喘いでいた。
 西尾の手がまた彼女の胸を揉み、腰を激しく動かすと、二人は同時にオーガズムを迎えたのであった。

「あぁっ……。あっ……あはぁ〜」
「ううっ! うっ、うっ、うぅ〜」
痴漢4
 彼女の股から顔を出す肉棒から激しく精液が噴出すと、スカートや靴下、そして靴にまでいやらしく付着した。

「はぁ、はぁ、あぁ〜。イ、イッた……。またイッた……」
「はぁ、ふぅ。ふぅ〜」

 満足げに笑った寛子は、股に肉棒を挟んだままスカートの前を下ろすと、生地ごと亀頭を掴んで綺麗に拭き取ってやった。
 そして肉棒が引き抜かれると、「んふっ」と小さく喘ぎ、精液塗れになった下半身を眺めた。

「派手にぶちまけたなぁ。これじゃ、隠しようが無いな」
「出る瞬間にスカートの生地で隠してくれたら、こんなにはならなかったんだけど」
「何、他人任せにしているんだよ。このまま体を離れたら絶対にやばいよな」
「ハンカチ、貸してやるよ」

 肉棒を仕舞った西尾は、スーツのポケットからハンカチを取り出し、寛子に手渡した。彼女は苦笑いしながら太ももに付いた精液を拭き取ると、後ろから支えてもらいつつ、足を上げて靴下や靴を綺麗に拭いた。

「どうするよ、このハンカチ」
「折角だから彼女にやるか」
「証拠を残してどうするんだよ」
「ま、そうだな。捨てるか」

 こうして西尾が寛子の背後から離れると、彼女はフッと意識を失い、周りの乗客に凭れかかった。程なくして目を覚ました彼女が下半身の疼きに気付き、顔を赤らめる。同時に椅子に座っていた小倉が目を覚ました。

「西尾、大丈夫そうか?」
「まあな。真っ赤な顔して俯いているけど」
「そうか。次はOLがいいよな」
「そうだなぁ。もっと長い間楽しめたら良いんだけど」
「今は十五分くらいしか乗り移れないけど、もう少し頑張れば一時間くらいは支配できるようになると思うから、その時は電車じゃなくてゆっくりと楽しめる場所でしたいもんだ」
「全くだよ。早くレベルアップしてくれよ、小倉!」
「はは、そうだな」

 西尾は座っている小倉と共に笑った。ポケットに入れた自分の精液付きのハンカチを軽く握り締めて――。


おしまい。