若いサラリーマンが二人。
電車の中で一人が女子高生を乗っ取り〜の、もう一人が痴漢し〜のっていう、
前編と後編のとても短いストーリー。
いや、フリー素材で痴漢している(されている)ところが書きたかっただけなのです(^^
 背後で髪を嗅いだ彼が、胸に添えている寛子の手の上に自分の手を重ねた。女子高生の細い指の間に太い指を重ね、そのまま揉んでみる。寛子は嫌がる様子もなく、自分の手ごと胸を揉む西尾のゴツゴツした指を見ていた。

「女子高生に堂々と触れるのってたまんないな」
「ああ。俺もこうして揉まれるとゾクゾクするよ」
「じゃあ下の方はどうだ?」
「触ってみろよ」
「どうも調子が狂うな。女子高生が自ら触れって言うのは」
「俺、女子高生じゃなくて、女子高生を乗っ取っているだけだから」
「ま、そういうことだな」

 耳元で囁きながらスカートを捲り、股間に手を添える。寛子の柔らかい割れ目に指を沿わせると、彼女の肩がビクンと震えた。
痴漢1

「気持ちいいか?」
「ああ。今、クリトリスに触れたよ」

 いやらしい笑みを浮かべながら西尾に解説する寛子は、股間を蠢く彼の手を制止することは無かった。それどころか、胸を西尾の手に預けると、後ろ手で彼の股間を弄り始めたのだ。
痴漢2

「うお……」
「どうだ? 女子高生の手でチンポを刺激されるのは」
「たまんないよ。電車の中で……はぁ。気持ちいい。お前はどうだ?」
「うっ、ふぅ。気持ちいいぜ。胸とアソコを同時に弄られているんだから。かなり濡れてきた」

 彼女の言うとおり、パンティの上から執拗に弄られた股間から愛液が溢れ、太ももを伝って流れ落ちてきた。電車の雑音で聞えないが、彼女の股間からクチュクチュといういやらしい水音が奏でられている。

「オナニーとかしてるのか?」
「手マンは頻繁にしているみたいだな。昨日、一昨日……そして四日前。毎日っぽくしているよ。いつも風呂に入ってから自分の部屋のベッドで」
「へぇ〜。そんな風には見えないけどな。うっ」
「片想いの先輩がいるんだよ。その男を想いながらって感じだな。結ばれたいらしい。んっ……んふっ」
「なるほど。はぁ、すごく気持ちいい。そうやってカリ首を弄られるのってたまんないよ」
「ズボンの中でカチカチになってるじゃないか。変態に思われるぞ」
「お前だって、こんなにグチョグチョになっているじゃないか。制服越しにでも乳首が勃起しているのが分かるぞ」
「んっ、はぁ。俺は自分の体じゃないから全然構わないさ」

 電車の揺れに逆らうことなく女子高生の体を弄るサラリーマン。そして、痴漢をされているにも拘らず、嬉しそうにサラリーマンの肉棒を弄る女子高生。互いに楽しそうに痴態をしあう二人は、まだ周囲の乗客に気付かれてはいなかった。