時間を停止できるスイッチを手に入れた高校生が、友達の姉とセックスしようとするお話です。
 滑らかな首筋にキスをし、軽く吸い付いた八雲はチャイナ服の腰を引き寄せたり遠ざけたりし、膣内に減り込んだ肉棒を刺激した。

「ふぅ。マンコが吸い付いてくる感じだ。唯香さんも気持ちいいでしょ」

 隆之を見ていた彼女の頭を自分の方に向け、ウィンクして微笑む表情を眺める。もちろん、彼女の表情は濡れた下半身の状況を表現する事はなかった。抱きしめつつ、チャイナ服の胸に顔を埋めた八雲は、そのまま頭を左右に振って軟らかい感触を楽しんだ。こうして肉棒を膣に入れたままじゃれる行為に興奮しているようだ。
 その後、抱きしめたまま足を崩して上半身を後ろに倒し、スリットから手を差し入れお尻を掴む。弾力のあるお尻が彼の手によって揉みくちゃにされ、強く左右に開かれた。

「マジで軟らかいよなぁ。このままちょっと突いてみるか」

 八雲はお尻を掴んだまま、腰で跳ねてみた。覆いかぶさっている彼女の体が上下に揺さぶられ、膣がグチュグチュといやらしい音を奏でる。そして肉棒が肉壁に擦れ、たまらない快感を生んだ。

「はぁ、はぁ。唯香さんのマンコ、ヌルヌルして気持ちよすぎるっ。うっ、はぁ」

 床に足を突っ張り、腰を浮かせたまま円を描くように動くと、勃起した肉棒が膣内で暴れた。

「ううっ。はぁ、はぁ。もっと早く動きたい……」

 抱きしめながら上半身を起こした八雲は、彼女を仰向けに寝かせると足をM字に開かせた。そして正常位の体勢を取ると、チャイナ服の裾を捲り上げ、肉棒が膣に減り込む様子を見ながら腰を振り始めた。

「はあ、はあ、はあ。チンポが完全に減り込んでっ……。うっ、うっ、ふうっ」

 唯香の胸がチャイナ服の中で前後左右に円を描きながら揺れ動く。八雲はそのいやらしい動きを眺めながら、一心不乱に腰を振った。膣から絶え間なく聞こえるいやらしい水音と息遣いのみが沈黙の部屋に響き、彼を興奮させる。腰を振りつつ上半身を倒し、唯香の頭を抱き寄せてキスをせがむと、笑顔を崩さない彼女は無言のまま舌を受け入れ、口内を犯された。

「んふっ。んんっ。はぁ、はぁ。唯香さんっ。んんんっ、んんっ。気持ちいいでしょ、俺とセックスして。んっ、ぷはっ。もっと激しく犯してあげるよ」

 もう一度上半身を起こし、彼女の腰を掴んだ八雲は額に汗を滲ませながら腰を振り続けた。全く抵抗しない彼女の体はいい様に揺さぶられ、床で擦れた髪が乱れていた。
 チャイナ服姿の唯香を犯している。これ以上無い興奮を覚えた八雲は、膣の奥まで捻じ込む様に腰を突き上げると、最後の力を振り絞って腰を振った。

「あっ、あっ、はぁ、はぁっ。唯香さんっ、唯香さんっ。俺っ、もうイクッ! うっ、うああっ」

 大きく叫んだ八雲は、華奢な腰が赤くなるほど強く掴むと数回腰を打ちつけ、膣内に射精した。それでも唯香はウィンクしたまま、激しいキスによって開いた口を閉じることは無かった。

「はぁ、はぁ、ふぅ〜。マンコの中に出しちゃった。大丈夫かな?」

 無責任な言葉を口にした彼が肉棒を引き抜くと、膣が白い精液を拒否し、吐き出す様にドクドクと漏れてきた。

「さっきイッたのに大量だな。我ながらすごいよ」

 とりあえずティッシュで膣口を綺麗にし、チャイナ服の裏生地に垂れた精液を拭き取ると、証拠を残さないように全てのティッシュをトイレに流した。部屋に戻ってくると、彼女の膣口から愛液と精液が混じった液体が少し漏れている。

「ま、これくらいならいいか。十分楽しんだし、そろそろ元通りに戻して時間を動かすかな」

 チャイナ服を脱がせた八雲は、まだ潤っている陰唇を見ながら下着を穿かせると、彼女に衣装を着させた。乱れた髪を手串で整えてやり、ウィンクしていた瞳も元通りにする。最後にもう一度ディープキスを楽しんだ彼は、後ろから抱きかかえつつ彼女を立たせた。

「よし。見た目は元通りになったぞ。それから……」

 自分も服を着た後、隆之の体をテレビ画面に向けた彼は部屋を見渡し、おかしなところが無いか確認した。

「チャイナ服も仕舞ったし、これで大丈夫だろ。後は唯香さんをリビングに戻すだけだな」

 先ほどと同じく、後ろから抱きかかえた八雲は、彼女の体を引きずるようにリビングへと運んだ。時間を停止する前に立っていた場所に立たせ、表情を眺める。口紅がずれているところはどうしようもないが、キスされたとは思わないから大丈夫だろう。彼はそう思った。

「唯香さん。すげぇ気持ちよかったよ。また今度セックスさせて欲しいな。次は別の衣装を持ってくるからさ」

 時間を動かすのが惜しいのか、八雲はもう一度彼女を抱きしめた。そして彼女の香りを何度も吸い込むと、唯香と最初に話していた位置に立ち、ポケットの中に入れていたスイッチで時間を動かした。
 雑音が耳に入り、空気の流れを感じる。微妙に焦点がずれていた唯香の瞳が八雲に合い、口元に笑顔が戻った――と思った瞬間、彼女は体に起きた異変に顔を歪ませた。

「けほっ!」

 咽ながらその場にしゃがみ、両手で口元を押さえている。喉に何かがつっかえているような感じがして咳払いし、唾を飲み込んだ。口の中が気持ち悪い。それに変な味と匂いがした。

「けほっ、けほっ。うう……」
「だ、大丈夫ですか?」
「はぁ、はぁ。うっ、ううん」

 喉の具合がおかしい彼女は、何度も咳払いしている。その原因が分かっている八雲は、彼女の隣にしゃがむと心配そうな表情を作りながら、心の中で笑っていた。

「何か詰まったんですか?」
「わ、分からない。急に喉がおかしくなって。ううんっ」
「お水、持ってきましょうか」
「ごめんね。そうしてくれる?」
「はい」

 冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、コップに入れた八雲は唯香に手渡した。彼女は数口水を飲むと、「はぁ」と息をついた。その瞬間、彼は口内射精した全ての精液が胃に落ちていったのだと確信した。彼女は内股になってゆっくりと立ち上がると、少し顔を赤らめながらテーブルに片手を付いた。

「大丈夫ですか?」
「な、何……この感覚。か、体が……どうして?」

 空いている手を下腹部に沿えている。

「痛っ。ええっ?」

 今度は胸元に手を沿え、少し表情を歪ませた。どうやら八雲が乳首を強く噛んだせいで、痛みを伴っているようだ。下半身には、まるでセックスをした後のような甘い疼きが残っており、意識すると余計に反応してしまう。目の前に弟の友達がいる事に羞恥心を感じた彼女は、「わ……私、部屋に戻るからごゆっくり」と言い残し、内股の足で逃げるように部屋へと歩いていった。

「今の仕草、すげぇそそられた。やっぱり痛みや快感って残っているんだ。悪戯した後の反応を見るのって面白いなっ」

 大満足の彼は、トイレで用を済ませると隆之の待つ部屋に戻った。目の前で姉がフェラチオさせられ、犯されたなんて全く知らない彼は、八雲を見ると「早く続きをやろうぜ」と促した。

「ああ。でも姉ちゃんが帰って来たから帰るよ。やっぱり遅くなると迷惑だし」
「別にいいって。それよりもほら、コントローラーを持てよ」
「……じゃあ少しだけな」

 こうして八雲は姉弟に気づかれること無く、初めてのセックスを堪能したのであった。その後、彼は毎日の様に時間を止め、ウェイトレスやレースクイーンなどの衣装を身に纏わせてセックスをしたが、唯香は奇跡的に妊娠することが無かった様だ。彼女に飽きた八雲は、学校の女教師や同級生の女子、そして見知らぬ若い女性達と、時間停止による悪戯を幾度と無く続けた。時には一週間以上、時間を止めたまま一人の時を過ごすこともあった。数え切れないほどの人数と交わった結果、二十歳を過ぎた頃には同世代の若者と比べて随分と老けた容姿になり、白髪交じりで皺の寄った顔になっていた。もちろん、彼に近づく女性はいない。
 それは、他人とは違う時間を生き続けた結果であった――


おしまい。