この作品は、同人誌「入れかえ魂Vol.3」「入れかえ魂Vol.4」に掲載された「どうにもならない(前編)」と「どうにもならない(後編)」となります。
 先生が大好きな高校生が、彼女の体を乗っ取り、色々な悪戯を行います。また、その性質上ダークな展開になりますので、読みたいと思われる方のみ、閲覧くださいませ。
 いや、ほんとにくら〜いお話なので(^^
「お待たせ。ねえ智恵、何か飲もうよ」
「ゆ、由希恵」
「何? どうしたのよ、そんな顔して」
「……由希恵……だよね」
「え?」
「う、ううん。何でもない……」
「また藤田君のことを考えてたの?」
「…………」
「まったく……そんなに気にしていたら長生き出来ないわよ」

 そう言うと、由希恵は冷蔵庫から冷えた缶ビールを二つ取り出した。そしてプルタブを引っ張って開けると、一つを智恵に手渡した。

「とにかく乾杯しようよ。乾杯っ」
「…………」

 無言の智恵が、手渡された缶ビールを一口飲んだ。由希恵も缶ビールを飲んだのだが、不味そうな顔をするとすぐにテーブルの上に置いた。

「暑いわね、智恵」
「……そうかな」
「エアコンつけていても暑いよ」
「私は……そんな事ないけど」
「そう? あ、そうか。私が余計なものを穿いているからね」

 由希恵はそう言いながら、青いパジャマのズボンの上から太ももを擦った。
 その太ももを擦る手を見た後、何気なく視線を足元へと移動させた智恵。パジャマの裾から覗いている青い生地。それはパジャマの生地ではなく、もっと太い生地……そう、まるでジーンズの生地のようだった。

「えっ?」
「あ、気づいちゃった?」
「そ、それって……ジ、ジーンズ?」
「うん、そうよ」
「どうしてパジャマの下にジーンズなんて……」

 そう言った後、言葉を詰まらせた智恵。

(ま、まさか……そのジーンズ……)

 眉を歪ませながら、ゆっくりと顔を上げた智恵。視線の合った由希恵はクスッと笑うと、スッと立ち上がった。

「暑いからパジャマのズボンを脱いでおこうかしら」

 そう言ってズボンのゴムに手をかけると、ゆっくりと下ろしていった。足元までパジャマを下ろすと、青いジーンズが由希恵の足に張り付いているように見えた。太ももがムッチリとして、女性らしさをかもし出している。
 しかし、どうしてわざわざそんな物を穿いてくるのだろう。
 折角風呂に入ってきれいになった体なのに。しかも、このジーンズは智恵が穿いていたものに違いない。そのジーンズの股間には、智恵の小便や須藤あざみの愛液がついているのに。
 由希恵は、パジャマにジーンズという妙な格好になったまま智恵の横に座った。

「ね、ねえ。そのジーンズって」
「そのジーンズって?」
「もしかして……私の?」
「……もしそうだったら?」
「…………」

 そうあってほしくないと思っていた智恵だったが、もう疑う余地はない。幾ら話しかけても返事のない吾郎。
 吾郎は……吾郎は……

「……やめてよ……もう……」
「え? どうしたの?」
「どうして……どうしてそこまでするの?」

 弱弱しい声で由希恵に呟いた智恵。由希恵は首をかしげて智恵を見ている。

「な、何? どうしたの、智恵」
「そんなに私を傷つけたいの? ねえ、そんなに私が憎いの?」
「と、智恵?」

 俯いて話している智恵の顔を覗き込むようにして見た由希恵。

「ねえ、いつから由希恵に乗り移っていたの? お風呂から上がった後? 由希恵のマンションに来てから? それとも……居酒屋からなの?」
「ちょっと。さっきから何を言ってるの? 私、智恵が何を言っているのか分からない」
「いい加減にしてよ……由希恵にまで乗り移って私をだますなんて……もう……誰も信じられない」
「智恵……」

 由希恵は、両手に拳を作って震えている智恵の肩にそっと手を差し伸べた。

「よく分からないけど、辛いのね。いいよ、私なら何を言われても平気。だから、言いたいことを全部言っていいよ」
「いつまでも由希恵の真似しないでよっ!!」

 智恵は肩に置かれた由希恵の手をはたくと、キッと由希恵を睨みつけた。

「智恵……」
「どうしてよっ。どうしてそうなるのよっ! 私の事が好きだ? そんなはずないじゃないっ。ただ私を苦しめているだけでしょ。それが楽しくて仕方ないんでしょ。私が藤田君に何をしたの? 一体、藤田君に何をしたっていうのよっ!」

 顔をくしゃくしゃにして泣き叫ぶ智恵。その表情をじっと見ていた由希恵は、やさしい笑顔で智恵を諭すように話し始めた。

「ねえ智恵。きっと藤田君は本当に智恵のことを愛しているのよ。愛しているがゆえに智恵に変なことを言わせたりさせたりしているんだと思うわ。人ってね、色々な愛し方があると思うの。好きで好きでたまらないと思う人が現れたら、何をしてもその人を手に入れたいって思うものなのよ。そして、愛が得られないときは、傷付けてでも愛を得ようとするもなの」
「それは藤田君がそう思っているだけでしょ。誰もそんな風に思う訳ないっ」
「そんな事ないわ。だって私も智恵の事を愛しているのよ。だからこうやって智恵のオシッコが付いたジーンズを穿いているの。智恵に嫌がられるかもしれないと思ったけど、私、智恵の事を愛しているからこんな事だって出来る」
「おかしいよ。そんなの絶対におかしいよ……。ねえお願い、もう由希恵の体から離れて」
「どうして? 智恵は藤田君が体の中にいるの、嫌なんでしょ。藤田君はその願いを叶えてあげるために私の体に乗り移ったのよ。これも藤田君が智恵を愛している証拠なのよ」
「もう……もう許してよぉ〜」

 智恵は絨毯の上に泣き崩れてしまった。そんな智恵を見ながらパジャマを脱ぎ、ブラジャーを外した由希恵。

「ねえ智恵。本当は藤田君の事が大好きなんでしょ。大好きで大好きでたまらないんだ。だからそうやって嫌なフリをして藤田君の気を引こうとしているのね。わざと大嫌いとか言って。私にもその気持ちがよく分かるわ」
「うううっ……うぐっ……ううっ」

 智恵は腕で顔を隠すようにして泣いていた。

「智恵、そんなに泣かないで。私も智恵の泣き顔なんて見たくないわ。だから……ねっ」

 由希恵は智恵の体を仰向けに寝かせた。精神的に大きなダメージを受けてしまった智恵は、もう抵抗する気力がなくなってしまったようだ。
 腕で顔を隠した状態で、只只泣き続けている。

「可愛そうに……」

 そう言いながら、智恵が着ているパジャマのボタンを一つずつ外した由希恵はブラジャーを上にずらすと、程よい大きさの胸に顔を近づけた。

「私が慰めてあげる」

 智恵のジーンズを穿いた由希恵が跨ぐ様にしてのしかかると、智恵の右胸の乳首を舌を使って刺激し始めた。由希恵の舌が智恵の乳首を勃たせようと、乳輪から上へと刺激する。

「ううっ……」

 小さくうめき声を上げる智恵。左胸を手で揉みしだき、乳首を摘んでコリコリと刺激している。

「うう……止めて……お願いぃ。由希恵の体を弄ばないで」
「大丈夫。心配しないで」

 由希恵はそう言いながら、何度も何度も胸を刺激した。ビクン、ビクンと智恵の体が震えるのが分かる。

「智恵の体はこうやって舐められるのが気持ちいいのよね。それから……」
「んっ……うっ……」

 パジャマのズボンの上から股間を擦る由希恵。ノッペリとした智恵の股間の中心に指を這わせると、ズボンの上に縦筋が浮き上がる。その縦筋の中心に指をめり込ませて前後させると、ビクビクッと智恵の体が痙攣した。

「い、いやぁ……」
「でも体は感じているわよ。うれしいんでしょ。こうやって触られるのが。寂しかったんでしょ」
「んっ……んんっ……」
「私を藤田君だと思って。体は由希恵だけど、私は藤田君なの。愛する藤田君に触られているんだよ。これほど素敵な事ってないでしょ」

 由希恵はそう言いながら、パジャマのズボンの中に手を忍ばせた。パンティの中にある茂みを掻き分け、皮の被ったクリトリスを指の腹で刺激する。

「んあっ……ああっ……」
「すごいわ智恵。もうグチョグチョになってる。それならそうと早く言ってくれればいいのに」
「ち、違う……わ、私は……あっ……んんっ」
「こうやって皮を剥いて……んふっ。そんなにいい声出さないでよ。私もすごく興奮するじゃない」
「ひうっ」

 腕でずっと顔を隠している智恵。もう考える気力が無くなっているとはいえ、由希恵の体を使って絡んでくる吾郎が憎いという気持ちは消えなかった。
 無理矢理パジャマのズボンとパンティを脱がされた智恵。ぐったりとしたその体を開放した由希恵が、冷蔵庫の野菜室から長いキュウリを一本取り出すと、たんすの引き出しの奥に閉まっておいた彼氏と使うはずのコンドームを取り出し、キュウリの両端に一つずつ被せた。
 それを手にして智恵に近づく。
 智恵はずっと顔を腕で隠しているので、由希恵がそれを手に持っているということには気づいていないようだった。

「ねえ智恵。私がすごく気持ちよくしてあげる」

 そう言って、智恵の足を左右に開かせた。

「うう……えっ」

 足を開かされ、やっと顔から腕を遠ざけた智恵。しかし、コンドームを被せたキュウリはすでに智恵の割れ目に頭をつけていた。

「ちょっと冷たいかもしれないけど」
「えっ、あっ……んあああっ!」
「クスッ。気持ちいいでしょ」
「ああっ、い、いやっ!ぬ、抜いてっ。あっ、あうっ……お、お願いっ……んああっ」
「智恵のマンコがグチュグチュ音を立てているわよ。まるで美味しいって言ってるみたい」
「ひいっ……あふっ、あっ……あんっ、いやっ、いやあっ」

 智恵は頭を左右に振りながら、必死にキュウリを取ろうとしている。でも、由希恵は取ろうとする智恵の手をなぎ払うと、何度も何度もキュウリを奥へとめり込ませていった。長いキュウリが半分以上入るようになると智恵は体をブルブルと震わせ、その快感に溺れ始めた。

「あっ、あんっ……はあっ、あっ、あああっ」
「ほら、もっと奥まで入れるわよ」
「ダ、ダメッ……そんなに、は、入らないっ……んああっ」
「入ったわよ。もう、こんなにいやらしい汁を垂らしちゃって。後で掃除するのが大変だわ」
「いやぁ〜。ひうっ、ひうっ……ひぃ〜っ」

 背中を仰け反らせ、悶え苦しむ智恵。涎が頬を伝って絨毯へと流れ落ちている。泣きながらも気持ちよくて仕方がないという表情。
 その表情に興奮した由希恵は、ジーンズを脱いで下半身を丸出しにすると、智恵の足に自分の足を絡めた。そして、すでに濡れている割れ目に、智恵の中から顔を出しているキュウリをねじ込んだ。

「んああっ!」
「んぐっ……は、はぁっ……は、入った」

 二人の股間が密着し、キュウリが全く見えなくなる。それは、二人のマンコの中にキュウリが飲み込まれてしまっていると言うことだ。その状態で円を描くように腰を動かす由希恵。

「やぁ〜。お願いだからぁ〜。ひっ……こ、壊れちゃうぅ〜っ」
「あうっ、大丈夫。そんなに簡単に壊れない……から。んぅぅっ」
「ぬ、抜いてぇ。ほ、ほんとにダメぇ」
「はぁ、あっ……あふっ……」

 今度は腰を前後に動かし、キュウリをマンコの中で躍らせる。お互いのマンコの中でキュウリがこすれ、蕩ける様な気持ちよさをかもし出しているのだ。
 しかし、無理矢理奥まで入れられた智恵のマンコからは、少しずつ血がにじみ出ていた。気持ちよさが薄れ、お腹の奥から深い痛みが響き始める。

「い、痛いっ……痛いっ……お、お願いだから止まって……ああっ……いやあっ」
「はぁ、もう少しでイケそうだから……あんっ、すごいっ……その表情を見ていたら……マンコがヒクヒクしてっ……」
「うああっ……い、痛いっ。痛いよぉ〜」
「イ、 イクッ……もうイクッ……ふああああっ!」
「ひぃ〜っ!」

 由希恵は痙攣したように体を震わせると、絶頂を迎えた。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ふぅ〜」

 もう一度ブルッと体を震わせた由希恵は、ゆっくりとマンコからキュウリを抜いた。その時に智恵の割れ目から血がにじみ出ていることに気づく。

「あ……血だ」
「…………」

 放心状態になっている智恵。その智恵のマンコからそっとキュウリを引き抜くと、血の筋が割れ目を伝って流れ出てきた。

「うわっ、これはマズイぞ。大丈夫、先生? もう痛くない?」
「…………」

 智恵の目は焦点が定まっていなかった。
 とりあえずティッシュを持ってきて、智恵の割れ目を綺麗に拭いた由希恵。ティッシュが血で赤く染まっている。

「ねえ先生、もしかしてすごく痛かった?」

 その質問に答えない智恵の目から、涙が零れ落ちた。

「ちょっと無茶しすぎたかな。まあ明日になれば大丈夫だろ。なっ、先生。今日はこのまま池上先生の体にいることにするよ。先生の体に戻ったら何だか痛そうだし」

 吾郎が乗り移っている由希恵は、ノーパンのまま青いパジャマのズボンを穿き、「お休み先生」と言って別の部屋に歩いて行った。
 何も言わない智恵は、もう生きる気力さえ失っているように見えた――


 そして次の日の朝。由希恵の体で目を覚ました吾郎は、ゆっくりと体を起こして智恵の様子を見に行った。

「あれ? 先生?」

 しかし、昨日放置した智恵の姿は見つからない。

「もしかして家に帰っちゃったのかな? そんな事しても無駄なのにさ」

 そう言った時、バスルームのほうからシャワーの音が聞こえているのに気が付いた。確かにシャワーを流している音が聞こえる。

「なんだ。やっぱり居たのか。起きて体を綺麗に洗っているのかな? それなら折角だから一緒に入るか。ははは」

 由希恵はニヤニヤしながらパジャマを脱ぐと、うれしそうに脱衣場に歩いていった。そして、裸になってバスルームの扉を開けた。

「先生、何一人でシャワー浴びて……」

 そう言った後、由希恵の顔が引きつった。
 そこには、確かに智恵がいた。しかし、智恵が浸かっている湯船の水は……真っ赤に染まっていた。

「な、何だよ……一体どうなってるんだよ。せ、先生? 村内先生っ!」

 生気をなくし、真っ白い顔になった智恵は由希恵の、いや、吾郎の問いかけに反応しなかった。

「せ、せんせ〜っ!」

 バスルームに由希恵の叫び声が響いた――





 智恵が死んで一週間ほど、由希恵はずっと警察の事情徴収を受けていた。しかし、身に覚えのない由希恵は何をどう答えていいのか分からない。なぜ自分のマンションで智恵が死んでいたのか、まったく理解できなかったのだ。



 それから更に一ヶ月後。

「な、何? わ、私……どうなってるの?」

 由希恵の知らない間に、一カ月も日付が進んでいる。何がどうなっているのか分からない。しかも、こうやって鏡に映る顔は……なぜか智恵そっくりになっていた。

「そ、そんな……私の顔……智恵になってる……」
(今日から池上先生は村内智恵として生きていくんだ)
「な……だ、誰?」

 頭の中に直接響く声。

(池上先生の顔、整形手術したんだ。村内先生の顔になるように)
「なっ……私が智恵に……そう。だから今日からは僕が村内先生として池上先生の体を使うよ」

 智恵の顔になってしまった由希恵はニヤリと笑うと、智恵が着ていた服を着て学校へと向かった。

(村内先生。俺、先生が居なくなって悲しいよ。でも、死んでしまったから仕方ないよね。だから、こうやって池上先生を愛する事にするよ。池上先生を村内先生の生まれ変わりとして)



おわり