この作品は「新入れかえ魂Vo.1」に掲載されたものです。
全編終了までに、「超能力」「MC(マインドコントロール)」「事実誤認」「憑依」が含まれます。
また、一部ダークな内容が含まれますので、読みたいと思われる方のみお読みください。
 今日も朝から検温をしに果乃が現れた。
 病室にいる他の三人への用事を済ませた後、果乃は利和のベッドに歩いてきた。そして、挨拶もしない間に「ちょっとカーテン、閉めるわね」と言って他の患者達から利和のベッドが見えないようにした。

「おはようございます」

 利和が挨拶する。すると果乃はにっこりと笑った後、利和にキスをした。

「んっ……んふっ……はんっ……」
「んんっ……んっ……んんっ」

 絡み合う舌。こういうことに慣れているのか、果乃の舌は利和の口の中を隅々まで舐め回した。
 初めての感覚に戸惑う利和だが、頬に当たる果乃の鼻息やシャンプーの香りがドキドキ感を増幅させていた。利和の唇の隙間から涎が流れ落ち、顎を伝ってパジャマへと落ちていく。

「んん……ふぅ。それじゃあこれで体温を測ってね」

 何事もなかったかのように体温計を手渡す果乃。
 それを受け取った利和がパジャマのボタンを二つほど外し、体温計を脇に挿し始めた。果乃はというと、掛け布団を捲って利和のパジャマのズボンとトランクスを脱がせ、既に大きくなった肉棒を握っている。
 そして利和が脇を閉めると、果乃はその肉棒を口に咥えこんだのだ。

「んっ、んんっ……んふっ」
「うっ……はぁ、はぁ……ううっ」

 果乃が利和の肉棒をフェラチオしている。何の恥ずかしげもなく、それが仕事のように。
 生暖かい果乃の口の中。肉棒の根元を両手で押さえ、ナースハットを上下に揺らしながら愛しそうにしゃぶっているのだ。

「ん〜……んっ。はんっ……んんんっ」
「くっ……す、すごい。そんなに吸い付いたら……」
「ん、ん、ん、ん、んんっ、んんっ、んんっ」
「はぁ、はぁ、はぁ……で、でるっ……くうっ!」
「んぐっ!んんっ……んっ……んふぅ〜……ゴクン……ゴクン」

 あまりの気持ちよさに、早くも射精してしまった利和。申し訳ないと思ったが、果乃はその精子をこぼすことなく全て飲み込んでしまったのだった。指で肉棒の中の精子を搾り出しながら、口と舌で綺麗に掃除している。

 ピピピピピ――

 綺麗になったところで、体温が測れた電子音がなった。

「大丈夫? 痛くなかった?」
「は、はい……」
「ごめんね。本当はもっと早く出させてあげたいんだけど、私はまだ下手だから」
「そ、そんな。もう十分です」
「そう言ってくれると助かるんだけど」

 果乃はペロッと舌を出しながら利和の肉棒を仕舞い、カーテンを開けると記録用紙に体温を書いて病室を後にした。
 もちろん、その後姿を見つめた利和は、明日のこともしっかりと彼女の意識に刷り込んでおく。

「フェラチオされるのってあんなに気持ちが良かったんだ。しかも、あの池澤さんにしてもらったんだからなぁ」

 彼女は、それが普通だと思ってやっている事。でもそれは利和がそうさせるように仕組んだ事。
 でも、あのフェラチオの仕方は利和が教えたわけではない。果乃が自らの知識で行ったのだ。すなわち、果乃は既にフェラチオの経験があり、それもかなりの上手だと言うことだ。

「きっと彼氏がいるんだろうな。池澤さんと付き合っている彼氏ってどんな人だろう?でも、そんなのは関係ないよな。だって、いつでも俺が彼氏として割り込めるんだから」

 すでに果乃を自分のものにしてしまったような言い方。自信過剰になっているようだ。これだけ好き放題しているのだから、そう思わない方がおかしいか?
 とにかく、今の利和には何も怖いものはなかった。
 強制的に催眠状態に陥れる事が出来る――という事は、ほぼ全てにおいて自分の思い通りになると言うこと。
 例えば、好きではないヤツに『死ね』と念じると死んでしまうかもしれない。それが本当に出来てしまいそうだ。そういう意味では怖いと思う。

「まあ、そんな事はしないけど……」

 利和は「う〜ん」と背伸びをすると配膳された朝食をとり、また一階のロビーに足を運んだ。
 もちろん車椅子で。

「さて、誰かいい人いないかな?」

 そんな事を呟きながらぐるりと辺りを見回すと、もうすぐ赤ちゃんが生まれる西原佐智恵が座っている姿を発見した。

「あ……西原さん。今日も検診に来てたのか」

 旦那さんは相変わらず仕事のようだ。一人でマタニティーの雑誌を読んでいる。

「西原さん……赤ちゃんが生まれそうだけど、少しくらいなら付き合ってもらえるよな」

 ちょっと申し訳なさそうな声で呟いた利和だが、顔はやたらとニヤけている。

「西原さん」
「えっ……あ、利和君」
「今日も一人で検診に来たの?」
「ええ。あの人は仕事が忙しいし」
「ふ〜ん」

 利和は車椅子に座ったまま、じっと佐智恵を見つめた。

「……何?私の顔に何か付いてる?」
「そんな事ないけど……少し付き合って欲しいんだ?」
「えっ、今?……うん。いいわよ」

 それは佐智恵の本心かどうかは分からない。しかし、佐智恵は車椅子に乗る利和の後ろをゆっくりとついていった。

「今日はいい天気だね」
「そうね」

 二人は病院の外に出ると、駐車場の横にある広場まで歩いていった。利和が車椅子から片足で立って三人掛けのベンチに座ると、佐智恵はその左に腰を下ろした。

「ねえ西原さん」
「何?」
「検診の時間までどのくらいあるの?」
「三十分くらいかな?」
「じゃあしばらくこうしていられるね」
「そうね」
「ねえ」
「何?」
「そのカーディガン、熱くない?」
「少し熱いけど」
「じゃあ、俺が持っててあげるから脱いでよ」
「うん」

 じっと利和に見つめられた佐智恵は、黄色いカーディガンを脱いで手渡した。
 それを自分の太ももに乗せた利和は、「西原さん。俺と会っているときって、俺のチンポをゆっくりとしごいてるんじゃなかったっけ?」と言って、パジャマのズボンとトランクスのゴムを前に引っ張って見せた。

「あっ、そうだったわ。ごめんね」

 佐智恵はハッと思い出したかのような表情をすると、その開いたトランクスの中に右手を忍ばせた。

「うっ……」
「痛かった?」
「いや、気持ちよかっただけ」
「そう」

 柔らかい大人の女性の手で握られた肉棒がムクムクと大きくなる。利和はトランクスから手を離すと、しごいているのが見えないようにカーディガンでその動きを隠した。
 何人もの人が目の前を行き交う中、佐智恵に肉棒をしごいてもらっている。人妻にこんなことをしてもらえるなんて――しかも、こんなに美人に。

「気持ちいいの?」
「う、うん」
「もっと早くしごいて欲しい?」
「でも、お腹の赤ちゃんが……」
「少しくらいなら早くしごけるわよ」
「えっ……でも……ううっ……はあ、はあ……はぁっ」

 佐智恵は、お腹の赤ちゃんが驚かない程度に右手の動きを早めた。絶妙な握り具合で利和の肉棒をしごいている。これも普段から旦那の肉棒を弄んでいるのか、そのしごき方は信じられないくらい気持ちよかった。
 先ほど果乃にフェラチオしてもらったにも関わらず、また射精してしまいそう。

「ううっ、うっ……も、もう出そうだ」
「ふ〜ん。利和君って結構早漏なんだね」
「だ、だって……そんな風にしごかれたら……お、俺っ!」
「出るっ!」という言葉の前に、すでにトランクスの中に射精してしまった利和。肉棒を握り締めていた佐智恵の右手にもべったりと精子がついてしまった。しかし、佐智恵はまだ肉棒をしごき続けている。
 射精したら止めろという様には指示していなかったからだ。

「ううっ……はぁ、はぁ……もういいよ。それより手についた精子を拭かずに、綺麗に舐め取ってよ」
「うん」

 ヌルッとした感触とともに肉棒を手放した佐知恵は、白い精子が付いた手の甲を口と舌を使って舐め始めた。あの佐智恵が自分の精子を口にしている姿を見ているだけで、また勃起してしまいそうだ。
 滑ったままの肉棒をトランクスの中に感じつつ、利和は佐知恵を開放し、自分の病室へと戻った――


「今日は午前中に二回も出してしまったから、後は大人しくしておくかな。明日は手やフェラチオだけじゃなく……すごく楽しみだ」

 そう言って、更に能力が高まるよう、練習するのであった。