「……は?」
「ダメ?」
「な、何言ってんだよ秋田。お前、今は広永の体なんだぞ」
「だからよ。アタシはまだ経験ないけど、彼女は経験あるみたいだし」
「う、嘘だろ?」
「ほんと。だって、膜がないんだもん」
「ま、膜って……。お前、勝手に……」
「指を入れて確かめただけだよ。彼女には悪いけど、鉄則が来る前に更衣室のシャワーで綺麗に洗っちゃった。今は全然汗臭くないよ」

 貴菜が目の前で自らセーラー服の胸元を開き、体の匂いを嗅いでいる。その、微妙に覗き見えるチラリズムに、思わず下半身が反応してしまう。

「お、おい秋田。勝手にそんな事するなよ。広永が知ったらどうするんだよ」
「大丈夫だよ。だって、アタシが乗っ取っている間、彼女の意識は無いもん」
「そんなの分からないだろ」
「心の奥底で彼女の意識が眠っている様子が分かるの。アタシがこうして体を支配している間は、引っ込んでもらってるからね!」
「で、でもさ。勝手に広永の体を使うなんて……」
「嫌かな?」
「嫌とかそういう問題じゃなくて」
「じゃあ、嫌じゃないんだ。有吉センパイッ!」
「なあ秋田」
「ちょっと待って」
「な、何だよ」
「しゃべらないで。しばらくこのままでいさせてよ」
「あ、秋田……」

 有吉の背中に、貴菜の柔らかい腕が回りこんだ。胸を密着させながら寄り添う彼女に、思わず息を呑む。女の子の体が全身に纏わりつく感覚は、有吉の男心を奮い立たせた。
 髪から漂う女の子の香りが鼻をくすぐる。どうしていいか分からなかった有吉だが、両腕を彼女の背中に回し、そっと抱きしめてみた。抵抗する事も無く、更に顔を摺り寄せてくる。そんな彼女がとても愛しく思えた。
「女の子の体って柔らかいでしょ?」
「あ、ああ」
「興奮する?」
「そ、そりゃそうだろ。こんな状況で興奮しない男なんていないって」
「そうなんだ。ねえ鉄則。広永貴菜としてでいいから、アタシを抱いてよ」
「あ、秋田……」
「いいでしょ。こんなに恥ずかしい事を、女の子から言っているんだよ」
「……ほ、ほんとにいいのかな。広永の体……」
「もう、アタシがここまで言ってるのに。鉄則って結構酷いよね」
「あ、いや。だってさ」
「女の子の気持ち、全然分からないんだ」
「……だって」
「はぁ〜。これ以上、恥を掻きたくても掻けないよ。鉄則って全然男らしくない」
「そういう言い方するなよ。俺だって男だから受け入れたいけど、やっぱり広永の事を考えたらさ」
「そこまで言うなら……アタシがその気にしてあげるよ」
「え?」
「広永さんに成りすましてあげる」
「ひ、広永に?」
「……はい、有吉先輩。私とエッチするの、嫌ですか?」
「なっ……」
「私、有吉先輩とエッチな事がしたいです。だから……そのまま立っていて下さい」
「あ、秋田? 秋田なんだろ?」

 急に敬語を使い始めた貴菜に驚いた有吉は、美野里を確認するために問いかけた。しかし、貴菜の口からは美野里だと思える口調が出てこない。

「有吉先輩。私に感じてくれているんすね。こんなに大きくなってる」
「わっ! ちょ、ちょっと待ってよ」
「ダメですよ。そのまま大人しく立っていて下さいね」

 貴菜は彼の前にしゃがみ込むと、ズボンのファスナーを下げ、有吉の目を見ながら可愛らしい手をそっとに忍ばせた。

「じっとしてて下さいよ」

 顔を赤らめながらトランクスのボタンを外した彼女が、大きく反り返った肉棒を掴んで、表へと引っ張り出した。

「なっ……」
「すごいですね、有吉先輩のオチンチン。こんなに長くて大きいなんて。私の口に入るかな?」
「えっ。く、口って……」
「初めてだから上手じゃないかもしれないけど、痛かったら言ってくださいね」

 上目遣いで軽く微笑んだ貴菜が、唇を亀頭に触れさせた。その感触が何とも言えず、有吉は思わず「うっ」と声を漏らした。

「汗臭くて、少し変な匂いがしますね。でも、有吉先輩のオチンチンなら……」
「マジで広永が言っているみたいだ。あ、秋田。お前、恥ずかしく……ううっ!」

 それ以上、言葉を出せなかった。
 貴菜の唇が開き、ガマン汁の溢れた亀頭をくわえ込んだからだ。右手で根元を掴み、ゆっくりと口内へ飲み込んでゆく。その様子が何ともいやらしく、有吉は身震いした。

「んっ……。んくっ」
「あっ、はぁ〜」
「んふっ。やっぱりオチンチンが大きすぎて根元まで飲み込めない」
「い、いいよ。それでもすごく気持ちいいっ」
「そうですか。じゃあもっとフェラチオ、続けますね」

 あくまで敬語を使う貴菜は、ぎこちない動きでフェラチオを続けた。こんなに可愛い女の子が、率先してフェラチオしてくれるなんて信じられない。いや、彼女の体を操っているのは美野里に違いないが、美野里だとしても自分にフェラチオしてくれるなんて考えられない事だった。

「ううっ。すげぇ」
「んっ、んくっ、んくっ……」
「すげぇ気持ちいいっ。こ、こんなの初めてだっ」
「んっ、んんっ。んんっ、んっ、んっ」
「はぁ、はぁ。あ、秋田っ。お前……は、恥ずかしくないのか?」
「んふっ、んんっ。……は、恥ずかしいよ。でも、自分の体じゃないから大胆になれるみたい」
「そ、そうなんだ。あっ……ううっ。ヤバイ。で、出そうだっ」
「んんっ、んっ。じゃあ……」 

 最後に素早く頭を動かした貴菜は、彼がイク寸前に肉棒を解放した。

「はあ、はぁ、はぁ。ヤバかった……」
「んふっ。上手だった? アタシのフェラ」
「ああ。すげぇ気持ちよかったよ」
「ちょっとビデオで勉強した甲斐があったかな?」
「わざわざ? そ、そうなんだ……」
「ねえ。十分その気になったでしょ?」
「……ここまでされて、その気にならないなんて男じゃないな」
「クスッ! ちょっと待ってね」
「何するんだよ」
「広永貴菜のストリップショーをしてあげる」

 そう言うと、美野里は貴菜のセーラー服に手を掛け、ゆっくりと脱ぎ始めた。

「結構すごいんだよ。広永さんの体」
「すごいって?」
「スタイルがいいって事」

 彼女は赤のタイを外し、リボンを脇についているファスナーを下げると、両腕を袖から抜き、少し前かがみになった。

「んふっ。広永さんの、生の体だよ」

 貴菜は軽くウィンクすると、頭からセーラー服を脱いでしまった。
 黒いブラジャーが大きめの胸を包み込み、セクシーに見える。

「どう?」
「……ドキドキするよ。広永の下着姿」
「ほんとは彼女、白い下着を付けてたんだよ」
「へ? そうなのか」
「うん。この下着、アタシが用意して付けたんだ。白よりも黒いほうがセクシーに見えるでしょ。もし鉄則がOKしてくれたら、そのままこの体で押し倒しちゃおうかって思ってたの。ま、結果的には同じだけどね!」

 笑いながらスカートのファスナーに手を掛け、有吉を誘うような眼差しでゆっくりと下ろすと、背を向けながら少しずつずらしてゆく。
 有吉は、その色気のある脱ぎ方を無言で見つめていた。

「ほら、広永さんのお尻だよ。丸くて可愛いでしょ!」

 パサリと床にスカートを落とした貴菜はそれを拾いなおすと、セーラー服と共にテーブルの上に置き、有吉に向かってポーズを取った。
OD女子高生4
「どう? セクシーでしょ」
「す、すごくセクシーに見えるよ。広永って、そんなにスタイルが良かったんだ」
「まあね!」
「まあねって、自分の体じゃないくせに」
「子供っぽい下着じゃなくて、アタシが持ってきていた下着を付けている事もポイントでしょ」
「それもそうだな」
「鉄則。ずっとオチンチンが勃ったままだね。早く慰めてあげないと苦しいんじゃない?」
「……ああ」
「じゃあ、後は鉄則がリードしてよ。アタシ、大人しくしてるから」
「えっ……。リ、リードって良く分からないんだけど」
「脱がして入れちゃえばイイって事よっ!」
「お前、よくそんな事を言えるよな」
「だって、アタシの体じゃないんだもん」
「それはそうだけどさ。あまりに大胆すぎるから」
「アタシもビックリしてる。こんなに自分の気持ちに素直になれたのは初めてだもん。やっぱり、自分の体じゃないし、コクってすっきりしたからかな?」
「さあ……。分かんないけど」
「うふっ。ねえ、有吉センパイ。私、もう下着姿なんですけど。脱がしてくれないんですか?」
「そう来たか。それじゃ、広永。先輩が脱がしてやるから大人しくしていろよ」
「分かってますよ。早く早く。もう、私の体はスイッチが入っちゃっているんですから。折角の下着が濡れちゃってます。有吉先輩の勃起したオチンチンがそうさせているんですよ」

 敬語なのに、軽い口調でいやらしい言葉を連呼する貴菜を抱きしめた彼は、背中のホックを外すと、少し緊張した趣でブラジャーを取り去った。
 形のいい乳房が露になると、乳首が固く尖っている事が見て取れる。

「綺麗な胸だな」
「私の自慢なんですよ。乳首、固くなってるでしょ」
「あ、ああ」

 その言葉に乳首を摘んでみると、貴菜は「あっ」と切ない声を漏らした。
 可愛らしい声と表情に、何度も乳首を弄ってみる。

「あっ、あはんっ。んんっ、乳首が気持ちいいよぉ」
「そんなに気持ちいいの?」
「はぁ。うん、すごく気持ちいい」
「それじゃ、こっちは?」

 今度は反対の乳首を摘んで、コリコリと弄ってみた。貴菜は同じように体をビクンと震わせると、彼の腕を強く握り締めた。

「あっ、はぁ、はぁ。んんぅ」

 掌を一杯に広げ、二つの乳房を同時に掴み、その柔らかさを確かめる。指が容易に減り込む様子は、プリンやマシュマロを連想させた。ただ、それらと違うのは強く握り締めても元通りに戻る事。そして、内側から溢れ出る温かさだった。

「あふんっ。そんなに強く握ったら痛い……よ」
「ご、ごめん。すごく柔らかくて気持ちよかったから」
「うん。有吉先輩に弄られて、すごく嬉しいです」
「まだ広永の真似してるんだ。じゃあ……」

 有吉の右手がスルスルと降りてゆき、黒いパンティに包まれた股間を撫で始めた。咄嗟に腰を引いた貴菜だが、すぐに戻していやらしく這い回る手を受け入れる。

「下着がすごく湿ってる」
「だって、感じているんだから」
「女の子のココって、マジで何もなくて柔らかいんだな」
「んっ、はい。そうですよ。有吉先輩みたいにオチンチンは付いて……んあっ!」

 彼の指がパンティごと陰唇に減り込んだ。クチュッという音が聞えると、貴菜の頬が赤く染まった。

「すげぇ……。ぐちょぐちょだ」
「あっ、あ。や、やんっ。そんなに弄っちゃ……」

 パンティの生地越しに、コリコリとした小豆の存在が分かる。その部分を指の腹で弄ると、貴菜の体がビクビクと痙攣した。

「あっ! あんっ。んっ、んふっ……んんっ」
「ここが気持ちいいんだ。これ、クリトリスだろ?」
「はぁ、あっ……そ、そう。そこがクリトリス。あっ、すごく感じるっ」
「直接触ってもいいか?」
「んっ……。うん」

 一度離れた右手が下腹部からパンティの中に忍び込み、陰毛を掻き分けながら陰唇に隠されたクリトリスを弄り始めた。

「ああんっ!」
「うわ……。これが女の性器なんだ」

 ヌルヌルと滑った陰唇の中に、生温かくて柔らかい感触がある。生まれて初めて女性器に触れた有吉は、鼻息を荒くしながらパンティの中でいやらしく指を動かした。

「んっ、んっ。き、気持ちいいよっ。はぁ、は……あっ。アタシ、すごく感じてるっ」
「もう広永の真似は終わりか?」
「だ、だって……。あっ、あっ、あっ、ダメッ。そんなに激しくっ……あっ、あ、あ、あっ」

 パンティの中からいやらしい水音が絶え間なく聞える。有吉は右手を上下に激しく動かし、クリトリスを強烈に刺激した。
 足をガクガクと震わせながら彼の腕を強く握り締める美野里は、貴菜の体で早くもオーガズムを迎えようとしていた。

「ダメダメッ! あっ、あっ、イクッ! イッちゃう。イッちゃうよぉ」
「すげぇ可愛いよ。もっとその顔を見せてくれっ。その声で喘いでくれっ」
「あっ、あっ、やっ、やんっ! あ、あっ、はぁ、はぁっ、あっ、ああっ。イッくぅ〜っ! ああぁ〜っ」

 顎を上げ、開いた唇から甘い涎を垂れ流す貴菜の乱れた表情は、有吉の心を完全に捉えた。

「あんっ」

 硬直した体をヒクヒクと震わせ、胸に寄り添う彼女を強く抱きしめた彼は、その柔らかな唇を奪った。

「んっ! んっ……んん」

 乱暴な行動に目を見開き、少し苦しそうに息をする美野里だが、貴菜の口内に舌の侵入を許すと体の力を抜き、自らも口を開いて舌を絡めた。互いに相手の口内を嘗め回し、唾を絡めながら舌の裏や歯の付け根を味合う。それは最高に興奮するシチュエーションだった。

「んっ、んっ、んくっ……」
「んふうっ。んっ、は……んっ」

 華奢な背中をいやらしく撫でる有吉の手が彼女の可愛らしいお尻を乱暴に掴み、餅を捏ねるように揉んでいる。更にはパンティの中に忍び込み、後ろから膣を弄り始めた。

「んっ! あっ、鉄則っ」
「たまんないよ。俺、もうっ」
「指はイヤ。お願い」
「わ、分かった」

 ボタンも中途半端のままに、猛烈な勢いで制服を脱ぎ捨てた彼が貴菜を見ると、彼に背中を向けた状態でテーブルに両手をつき、恥ずかしそうにお尻を突き出していた。黒いパンティは脱ぐのではなく、軽く開いた両足の膝辺りで横の伸びたまま止まっている。

「秋田……」
「だ、だってここじゃ寝転べないから……。た、立ってしなきゃならないでしょ。それに、やっぱり面と向かってはちょっと、は……恥ずかしいし」
「その後姿。すげぇそそられる」
「……きて、鉄則。広永さんの……ううん、アタシの中に」

 振り向きながら頬を赤く染める貴菜の表情がたまらない有吉は、頬と同じように少し赤くなったお尻に左手を置くと、右手で勃起した肉棒を掴み、腰を下げながら彼女の股に差し入れた。
 お尻の肉で見えない膣口が分かりにくい。滑った股間を撫でるように、亀頭を前後に動かしていると、貴菜の足が更に開き、彼女の手が前からサポートに入った。

「こ、ここだよ」
「ああ」
「んんっ……。あぁ〜」
「ううっ」

 貴菜の手で導かれた亀頭が膣口に減り込むと、有吉はゆっくりと腰を前進させた。生温かくて窮屈な膣が、愛液を垂らしながらその侵入を歓迎している。

「はぁ、はっ……あん。て、鉄則のオチンチンがアタシの中に入ってる」
「すげぇ……。ヌルヌルしてチンポに纏わり付いてくる」

 両手で彼女のお尻を掴みながら下腹部を密着させると、肉棒が完全に膣の中へ納まった。口内とは違った、肉棒が全体的に舌で包み込まれている様な感覚は有吉を蕩けさせる。

「これが女の中なんだ……。すげぇ気持ちいいよ」
「うっ……ん。アタシも。膣に入れられるって、こんな感覚なんだ。足がガクガクしちゃう」
「動いてもいいか?」
「うん。動いて」

 少し遠慮しながら肉棒を引き抜き、ゆっくりと挿入する。膣口にあるヒダとカリ首が擦れると、何とも言えない快感が有吉を襲った。

「うっ」
「んんっ。あん」
「はぁ、はぁ、はぁ」
「あっ……。あっ……。あっ……」

 何度かストロークさせると、貴菜の口から喘ぎ声が漏れる。ちょうど突き上げた瞬間に漏れているようだ。その声が聞きたくて、彼は腰の動きを速めてみた。

「あっ、あっ、あんっ。んっ、んっ、んふっ」

 思ったとおり、彼女の喘ぎ声の感覚が早くなる。奥まで突かれた時が最も気持ちいいのかもしれない。

「はぁ、はぁ。なあ秋田。気持ちいいか?」
「うん。すごく気持ちいいっ。あっ、そうやって奥まで突かれると変な声が出ちゃうよ」
「やっぱりそうなんだ。奥まで入れたほうが気持ちいいのか?」
「んっ、うん」
「じゃあもっと激しく突いてやるよ」
「えっ!? あっ、ああんっ! ちょ、ちょっ……あっ。あっ、あっ、あっ、や、やだっ。あ、あ、あひんっ」

 有吉は少し腰をかがめると、動きを速めて下腹部を打ちつけた。亀頭が更に奥に減り込み、子宮口をこじ開けようとしている。その、腹部を抉られるような感覚は、初めてのセックスを体験する美野里には刺激的過ぎた。痛みの代わりに、強烈な快感が彼女を包み込む。広永貴菜の体は、女性として生まれた特権を美野里の精神に惜しげもなく注いだ。

「あひっ、あひっ。ああっ、鉄則っ! 鉄則っ! アタシっ。あっ、あっ、すごっ……い。イイッ、イイのっ。すごくイイッ!」
「秋田っ。俺もすげぇ気持ちいいよっ」
「あ、あっ、あっ。あんっ。はあ、はぁ。ああっ! お、おかしくなっちゃうっ」

 あまりの気持ちよさに、突っ張っていた細い腕が崩れ、テーブルに肘をついた状態になってしまった。前後に揺さぶれらながら喘ぐ事しか出来ない。
 膣口からは絶え間なく愛液が溢れ、太ももに垂れ流れていた。開いた足に引っかかっているパンティも、涎の様に滴る愛液でいやらしく濡れている。
 少し疲れた有吉は腰の動きを緩めると、彼女の体を強引に起こし、後ろから両手で胸を揉み掴んだ。

「ああっ!」
「胸もたまんない。すげぇエロいよ」
「はぁ、はぁ、んっ。乳首も気持ちいいよぉ」

 乳首をコリコリと弄ると膣壁がキュッと締まり、彼女の体が感じている事が分かる。背中に舌を這わせながら左手を股間へと移動させ、肉棒を咥えたままの膣口の上、捲れた陰唇から見える充血したクリトリスを指の腹で擦る。すると、貴菜の足が条件反射の様にビクビクと震えた。

「あっ、ああっ」
「すげぇ感じてるんだ」
「だ、だって。感じるところを全部弄られているんだから。は、はぁ、はぁ。ああんっ」

 身を捩じらせ、快感の渦に飲み込まれた美野里は、普段学校で見ている広永貴菜からは想像できない淫乱な体に翻弄された。明るくて可愛らしく振舞っている本当の体の持ち主。実は男子生徒とかなり遊んでいるのでは無いだろうか。
 自分の体では有り得ないほど敏感に感じる胸。そして性器。
 美野里には、この体が遊び慣れているとしか思えなかった。

「よし。復活した」
「はぁ、はぁ。え?」
「いくぞ、秋田っ」
「あっ! あああっ。あっ、あっ、や、やあっ。激しっ」

 またテーブルに手をつかせた有吉は、彼女の細い腰を持って激しいセックスを始めた。肉棒がグチュグチュと膣を掻き回す音が絶え間なく聞こえ、貴菜の声が上ずった艶かしい声に変化する。
 足に力が入らず、膝が折れた状態で上半身をテーブルに預けた美野里は、またオーガズムを迎えようとしている貴菜の膣をギュッと締め、肉棒から噴出す全てを受け入れようとした。

「あっ、あっ、あっ、鉄則っ! アタシっ。またイッちゃうっ。イッちゃうよぉ」
「はぁ、はぁ。秋田っ、俺ももうダメだっ! はぁ、はぁ、はぁ」

 無我夢中で腰を振る彼は、部活で疲れている体を必死に動かし、膣を何度も貫いた。より一層愛液が迸り、太ももを伝い落ちてゆく。
 喘ぎ声を誰かに聞かれていても関係ない。
 今は有吉と一つに繋がり、互いに感じていたい。
 それだけだった。

「ああっ! イクッ、イクッ。鉄則っ。アタシの中で出してっ」
「はぁ、はぁ、はぁ、ううっ! 出るっ」
「アタシもっ……あああっ!」

 激しく腰を振り始めてからほんの二分ほど。
 美野里は貴菜の体で二回目のオーガズムを迎えた。そして有吉は、イク寸前に肉棒を引き抜くと、彼女の背中に大量の精液を放ったのだった。

「あああ〜。あっ……はぁ、はぁ、はぁ」
「うっ、うっ、ううっ。は、はぁっ、はあっ、はあっ」

 体力を使い果たした有吉は、床に尻餅をついて息を荒げた。美野里もオーガズムを迎えた貴菜の体に力を入れる事が出来ず、彼の前に崩れ落ちたのだった――。



「ありがと。鉄則」
「……何が?」
「だって鉄則、エッチを始めてからずっとアタシの名前で呼んでくれてた」
「そ、そうだったかな」
「うん。広永さんの体なのに、ずっとアタシの名前。すごく嬉しかった」
「……べ、別に意識してそうしたわけじゃないさ」
「それに、アタシが中で出してって言ったのに、外に出したんだ。それって広永さんとアタシに対しての優しさだよね」
「そんな風に思いながらしてたんじゃないって。中で出したかったけど、やっぱりマズいと思っただけさ」

 一通りの事を終え、落ち着いた二人は服を着ながら話をしていた。

「ごめんね。無理やりこんな事をしちゃって」
「いいって。俺もすげぇ気持ち良かったし。それにしても、お前の喘ぎ方はすごかったな」
「言わないでよ。恥ずかしいんだから」
「だってさ、もし広永本人とセックスしたとしても、あんなに激しく喘がないんじゃないかと思って」
「それはアタシが初めてだったから……だと思う。それに、広永さんってほんとは結構遊んでいるんじゃないかな。アタシの体とは全然違うし」
「それこそ、秋田がまだ経験してないからそう思うんじゃないのか?」
「じゃあ、アタシの体を経験済みにしてくれるの?」
「えっ……。いや、それは……」
「セックスが気持ちいいって分かったでしょ。アタシの体の方が気持ちいいかもよ?」

 美野里は笑いながらスカートを捲り、穿き直した白いパンティの股間を優しく撫でた。

「……でもなぁ」
「うわ、最悪。よっぽどアタシの体が嫌なんだ」
「何ていうか、もし秋田の体で広永の性格ならいいかもしんない」
「アタシに大人しくなれって事? それってさっき、気持ち悪いって鉄則が言ったんじゃない」
「って事で、やっぱりダメだな」
「……殴っていい?」
「お、おい。冗談だよ冗談」
「どの辺りが冗談なのか、ゆっくりと教えてもらえるかしら」
「……ま、また明日なっ」
「あっ! 鉄則っ。待て〜っ」

 部室から飛び出した有吉がグランドに出ると、美野里が貴菜の姿のまま追いかけてきた。すでに日が暮れ、星の光が瞬く夜空の下で逃げ回る有吉と追いかける美野里。しかし、二人の顔には笑顔があった――。