着替えてから十分も経っていないけれど、僕は果歩ちゃんの匂いが付いている体操服を脱いだ。またブラジャーに包まれた胸が揺れ、谷間が現れた。先に胸を見たかったので背中に手を回したけれど、ホックがなかなか外れなかった。左右に引っ張ったり、上下にずらしてみたり。色々と試した結果、捻れば外れる事が分かった。
 瞬間的に胸が解放され、締め付けられていた感覚が消えた。俯くと、胸とカップの間に隙間が出来ていて、その中に果歩ちゃんのピンク色した乳首が見えている。僕は思わず息を呑んだ。
 緩んだ肩紐から腕を抜き、白いブラジャーを足元に落とすと果歩ちゃんの胸が露になった。初めて見た、母親以外の生乳首。僕は下から掬い上げるように乳房を掴んで、上下に揺らしてみた。
「や、柔らかい。これが果歩ちゃんの胸なんだ。それに……ち、乳首が可愛いな」

 乳房を指で左右から潰すように握ると、ピンク色の乳首が強調される。

「乳首が勃起してる。僕が弄っているから果歩ちゃんが感じているんだね」

 乳房から乳首へ指を滑らせて摘むように弄ると、僕は果歩ちゃんの足をギュッと閉じて「あうっ」と声を上げた。
 全身の電気が走ったような、僕の体では有り得ない感覚。これが女性の体なんだ。

「す、すごい……。乳首を触るだけで、こんなに気持ちいいんだ。うっ、はぁ、はぁ、あっ……うっ」

 僕は姿見に映る果歩ちゃんを見ながら、勃起した乳首を引っ張ったり捻ったりした。やっぱり僕の姿は映ってなくて、果歩ちゃんが自分で乳首を弄っているようにしか見えない。

「か、果歩ちゃん。僕の前で乳首を弄って恥ずかしくないの?」

 彼女の声で問いかけた後、わざと果歩ちゃんの口調を真似て呟いた。

「あっ……ん。お兄ちゃんの前だから弄ってるの。だってお兄ちゃん、私にエッチな事をして欲しいでしょ?」

 そう言わせると、頗る興奮した。
 乳首の快感を楽しんだ後、いよいよブルマとパンティに手を掛ける。お腹を締め付けるゴムの部分に両手の親指を掛け、そのまま腰へスライドさせた後、ゆっくりと下ろしてゆく。
 白い肌の下腹部が現れ、更には薄っすらと生えた陰毛が見えた。

「か、果歩ちゃんの……」

 そして、太ももまで引き下ろすと、白いパンティーと股間の間で、透明な糸が引いていた。パンティの裏生地にも、丸いシミが出来ている。明らかに果歩ちゃんの体が感じている証拠だった。果歩ちゃん本人じゃなく、僕が代わりに弄っても、彼女の体はしっかりと感じるんだ。
 透明な糸を手で絡め取り、指の腹に擦り付けると粘々とした滑り気を感じる。サラダ油を触っているような感じだけど、それよりも粘り気があった。

「どんな味なんだろう? な、舐めて見ようかな……」

 指を鼻に近づけてみたけど、あまり匂いは感じない。そのまま果歩ちゃんの舌を出して指を舐め取って見ると、しょっぱさと若干の酸っぱさを感じた。何も付いていない指を舐めても少ししょっぱいので、本当な酸っぱい味なのかもしれない。

「んふっ」

 陰唇についている愛液を指に取り、もう一度舐めてみる。すると、やっぱり酸味を感じた。お酢のような強烈な酸味じゃないけれど、味覚の種類としては甘いよりも酸っぱいという感じ。

「これが果歩ちゃんの愛液の味なんだ。きっと僕以外に舐めた事、無いんだろうな」

 興奮が止まらない僕は中途半端に下ろしていたブルマとパンティを脱ぎ、丸まった状態のままブラジャーの横に置いた。
 体を起こし、何も身につけてない果歩ちゃんの全身を姿見に映してみる。
他人の妹3
「き、綺麗だな。果歩ちゃんの裸」

 後ろで手を組み、恥ずかしそうに真っ直ぐ僕を見ている。このスタイルに幼げな三つ網が少しアンバランスに思えた。ウェストから下半身に掛けて滑らかな曲線を描く様子は、僕が知っている果歩ちゃんのイメージとはかけ離れている。

「これって女の子じゃなくて、完全に女性の体だよ。下着を着けていたときよりも……大人の女性に見えるよ。果歩ちゃんがこんなに綺麗になっていたなんて」

 鏡に背を向けて、後姿を映してみた。少し上半身を捻ると、ウェストが更に細く見える。そして張りのあるお尻が目に飛び込んできた。両手で掴んで指を減り込ませると、胸と良く似た柔らかさを感じた。

「い、いやらしい。果歩ちゃんが自分でお尻を掴んでいるんだ」

 何度か揉みしだくように掴んだ後、姿見にお尻を突き出すように腰を屈めて、左右に開いてみた。

「うわ……」

 僕は顔を赤らめた。左右に開いたお尻の割れ目に、果歩ちゃんの肛門が見えている。お尻に力を入れると、肛門がヒクヒクと動いた。僕がキュッとお尻を窄める様に力を入れると、肛門がキュッと締まり、力を抜くと元に戻った。その様子を、果歩ちゃんが姿見を通して恥ずかしそうに見ている。

「ダメだよお兄ちゃん。恥ずかしいから肛門なんて見ないで……。はぁ、はぁ、はぁ」

 彼女の気持ちを代弁した。果歩ちゃんが見られたくない所まで見ている。僕は興奮しすぎて胸が苦しくなった。
 何度か肛門をヒクヒクと動かしていると、その奥にある割れ目から太ももに掛けて愛液が垂れ始めているのが分かった。果歩ちゃんの体は相当感じているんだろう。

「か、果歩ちゃん。僕が全てを見てあげるよ……」

 僕は果歩ちゃんの体を姿身の前に座らせると、その細い足を大きくM字に開いた。