乗り移った果歩ちゃんの裸を見てみたい。僕をお兄ちゃんと呼んでくれる彼女の体を――。でも僕は、裸体を見る前に着て欲しいと思っている服があった。それは、彼女が持っていた鞄に入っていた体操服。きっと今日、学校の授業で着ていたんだ。裸はその後で見てみよう。

「果歩ちゃん。このセーラー服、脱がせてもらうよ」

 彼女の声で小さく呟きながら赤いスカーフを外し、脇についているファスナーを下ろす。そして、三つ網の髪を引っ掛けながらTシャツのようにセーラー服を脱ぐと、白いブラジャーを身につけた華奢な上半身が現れた。酷くウェストが括れているように思えるけど、ブラジャーに包まれた胸は僕の想像よりも遙かに大きかった。

「すごい……。果歩ちゃん、こんなに成長していたんだ。まるで大人の女性みたいだ」

 僕が興奮すると、果歩ちゃんの鼓動が激しく脈打つ。それは、彼女の体を完全に自分のものにしたんだという確信に繋がった。こうして精神的に興奮すると、果歩ちゃんの体が自然に反応するんだ。
 そう思いながら腰の横にあるフックを外し、ファスナーを下ろしてプリーツスカートを足元に落とした。ブラジャーと同じ白のショーツ。非常にシンプルで、果歩ちゃんらしいと思った。
 こうして下着姿を見ているだけでも幸せだけど、この体操服を着るともっと興奮する。僕は鞄から手に取った白い体操服を眺めた。
 襟首と袖が赤い生地で出来ている。それを頭から被り、果歩ちゃんの身に纏ってゆく。まるで、等身大の着せ替え人形に服を着せているような感覚。或いは動くマネキンが勝手に体操服を着ているような錯覚を覚えた。更には、お尻に少し土が付いた赤いブルマを両足に通す。脹脛から太もも、そしてショーツを穿いた股間を覆いつくすと、体操服姿の果歩ちゃんが完成した。
他人の妹2
「か、可愛い……」

 恥ずかしげに僕を見つめる果歩ちゃんに、胸が締め付けられた。僕が彼女に体操服を着させ、この表情をさせているんだ。三つ網の髪が幼く感じるけど、その体つきは大人びていた。プリーツスカートよりも、白いショーツよりもそそられる、赤いブルマから伸びる足。
 僕はのっぺりとしたブルマの股間に手を添え、そっと撫でてみた。本当なら、興奮していきり立つ肉棒が存在しているはず。でも、果歩ちゃんのそれは滑らかな曲線を描いているだけだった。幾ら触っても肉棒が出てくる事は無く、静まり返ったままだ。その代わりに、下腹部の内側に妙な火照りを感じた。

「……う、疼いてる? 僕が興奮しているから、果歩ちゃんの下半身が疼いているんだ」

 初めての感覚だけど、何となく分かる。男が興奮して肉棒が勃起するように、女は下腹部が火照るんだ。

「果歩ちゃんの体が、僕の興奮に同調している。エッチな事がしたいと思っているんだ」

 僕はそう解釈した。
 細い指で股間の中心を上下に擦ってみると、ブルマの生地に縦の割れ目が現れる。何ていやらしい姿だろう。果歩ちゃんが自ら股間を弄っているんだ。僕がそうさせていても、僕の姿は何処にも映っていない。誰が見ても、果歩ちゃんが弄っているとしか思えないんだ。
 体操服姿の果歩ちゃんは、相変わらず切なく恥ずかしそうな表情で僕を見ている。その表情がとても愛しかった。

「うっ……あうっ」

 ブルマに出来た割れ目に指を食い込ませると、電気が走ったみたいに感じる部分がある。割れ目が出来た少し上の辺り。きっとここはクリトリスなんだろう。
 見てみたい――。果歩ちゃんが女の子である証拠を。
 この体操服とブルマ、そして下着を脱げば果歩ちゃんの全てを見る事が出来るんだ。本当の果歩ちゃんなら、絶対に見せなくないと言うだろう。
 だから僕は、彼女にこう言わせた。

「いいよ、お兄ちゃん。私の裸を見せてあげる。さっきも言ったでしょ、お兄ちゃんのためなら、何だって出来るって」と。



※き、今日は力尽きたのでここまでで(^^;