
「うっ……はぁ。い、いや……」
それは突然訪れた悲劇だった。たまたま電車に乗った厚子が涼しげなワンピース姿で立っていると、背後に人気を感じた。ふと、後ろを振り向いたが人の姿は無い。しかし、何かが背中に密着し、耳元に荒い息遣いを感じたのだ。
誰かがいる?
そう思った瞬間、ワンピースの胸元に何かが忍び込んできた。思わず「きゃっ!」と叫ぶと、周りの乗客が不思議そうな目で厚子を見ている。見えない手に胸を触られていると、厚子は直感した。これが幽霊なのか、透明人間なのかは分からない。しかし、俯いてみるとワンピースの胸元が異様なほど蠢いているのだ。
「あっ……くっ」
明らかに痴漢されている。誰かに助けを呼ばなければ。
そう思う彼女だが、見えない者を相手に誰が信じてくれるだろうか?
厚子が声を出さないのをいい事に、両脇から入り込んだ見えない手はふくよかな胸を弄んでいる。
「くんっ……。あっ、はぁ。や、やだっ」
ワンピースの生地が膨れた。見えない手が乳首を摘んでいるのだ。更には、足元に気配を感じた。裾が捲りあがらないように、何かが入り込んでくる。足を閉じて拒んだが、それは厚子の股間に辿り着き、いやらしく蠢き始めた。
「ふっ……あぁ。ど、どうして……ぁんっ」

――手だ。
見えない手がワンピースの裾から入り込み、股間を弄り始めたのだ。誰にも見つからないワンピースの中でクチュクチュと膣を掻き回している。
「はぁ、はぁ、はぁ。い、いや……だ、だめっ」
変に思われるかもしれない。
厚子はその刺激に喘ぎ声が漏れるのを我慢した。見えない手が三本。そして後ろから聞える激しい息遣い。恐らく、痴漢は二人いるのだろう。
恐怖で体が動かない。しかし、執拗に弄られる体は少しずつ快感に溺れていった。
上ずった声が自然に漏れ、その手に身を委ねてしまう。他人の目がある中、堂々と痴漢をされているなんて。こんなに胸が歪に動いているのに、どうして誰も気づかないのだろう。
「はうっ。そ、そんなに中までっ……。あっ、だめよっ」
膣の奥深くに、二本の指がめり込んだ。しかも、親指らしきものにクリトリスを弄られている。
厚子の目が虚ろになり、体から力が抜けてゆくと、彼女の右手が体の後ろに回され、何かを掴まされた。生温かい棒のような物。男性の肉棒だ。
彼女の手が、自分の意志とは無関係に前後に動き始める。今、私の手で肉棒をしごかされているんだ。厚子はそう思った。
次第に手の動きが早くなり、背後から「うっ」という呻き声が聞えると、手が解放された。
茶色のワンピースのお尻に、白い粘り気のある液体が付着している。それは厚子の指にも付いていた。見えない相手の正体は男に違いない。
そう思ったが、厚子自身もオーガズムを迎えようとしていた。
ワンピースの裾が不自然に揺れ動き、股間の辺りが盛り上がっている。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、あっ、あっ、いやっ……イ、イクッ!」
厚子は両手で口を塞ぐと、背中を丸めて体をビクビクと震わせた。
足元には数滴の液体が垂れている。
「あっ、はぁ、はぁ、あぁ〜」
目を瞑ってオーガズムを迎えた彼女の体から、見えない手が遠ざかっていった――。
明らかに痴漢されている。誰かに助けを呼ばなければ。
そう思う彼女だが、見えない者を相手に誰が信じてくれるだろうか?
厚子が声を出さないのをいい事に、両脇から入り込んだ見えない手はふくよかな胸を弄んでいる。
「くんっ……。あっ、はぁ。や、やだっ」
ワンピースの生地が膨れた。見えない手が乳首を摘んでいるのだ。更には、足元に気配を感じた。裾が捲りあがらないように、何かが入り込んでくる。足を閉じて拒んだが、それは厚子の股間に辿り着き、いやらしく蠢き始めた。
「ふっ……あぁ。ど、どうして……ぁんっ」

――手だ。
見えない手がワンピースの裾から入り込み、股間を弄り始めたのだ。誰にも見つからないワンピースの中でクチュクチュと膣を掻き回している。
「はぁ、はぁ、はぁ。い、いや……だ、だめっ」
変に思われるかもしれない。
厚子はその刺激に喘ぎ声が漏れるのを我慢した。見えない手が三本。そして後ろから聞える激しい息遣い。恐らく、痴漢は二人いるのだろう。
恐怖で体が動かない。しかし、執拗に弄られる体は少しずつ快感に溺れていった。
上ずった声が自然に漏れ、その手に身を委ねてしまう。他人の目がある中、堂々と痴漢をされているなんて。こんなに胸が歪に動いているのに、どうして誰も気づかないのだろう。
「はうっ。そ、そんなに中までっ……。あっ、だめよっ」
膣の奥深くに、二本の指がめり込んだ。しかも、親指らしきものにクリトリスを弄られている。
厚子の目が虚ろになり、体から力が抜けてゆくと、彼女の右手が体の後ろに回され、何かを掴まされた。生温かい棒のような物。男性の肉棒だ。
彼女の手が、自分の意志とは無関係に前後に動き始める。今、私の手で肉棒をしごかされているんだ。厚子はそう思った。
次第に手の動きが早くなり、背後から「うっ」という呻き声が聞えると、手が解放された。
茶色のワンピースのお尻に、白い粘り気のある液体が付着している。それは厚子の指にも付いていた。見えない相手の正体は男に違いない。
そう思ったが、厚子自身もオーガズムを迎えようとしていた。
ワンピースの裾が不自然に揺れ動き、股間の辺りが盛り上がっている。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、あっ、あっ、いやっ……イ、イクッ!」
厚子は両手で口を塞ぐと、背中を丸めて体をビクビクと震わせた。
足元には数滴の液体が垂れている。
「あっ、はぁ、はぁ、あぁ〜」
目を瞑ってオーガズムを迎えた彼女の体から、見えない手が遠ざかっていった――。
コメント
コメント一覧 (5)
実は自分、TSものだけじゃなくて、透明人間ものも結構好きです。
今回の作品にもとってもそそられました!
そういえば、Tiraさんの得意分野といえばもちろんTSですが、透明人間ものとの融合ってまだ見たことないような気がします。
例えば、女性に乗り移っている男が透明人間になっている友人に悪戯されるとか。
この場合、女性の意識もあった方が、乗り移っている男と女性両方の戸惑っている反応が見れて面白いかもしれませんね。
あと、透明人間じゃなくても、幽体になっている友人でもいいかもしれないです。
いずれにせよ、そんなシチュエーションをいっぺん見てみたいですね!
ちょうど水谷豊さんの冤罪のやつ見てたので見るのに時間がかかりました。
ただ見終わって両方とも「そんなんありえんなあ」と思いました。
そしてこれを書いたTiraさんに拍手!
いつも遊びに来ていただき、ありがとうございます。
透明人間とTSの融合ですか。
それはまだ書いた事がありませんね。
女性に乗り移ってから、見えない何かに体を弄られるのはそそられる展開だと思いますよ。
初憑依で書いていたように、幽体なら物理的な干渉を受けずに体に触れるという設定ができるので、尚更興奮する内容になるかもしれません(^^
MOMAMOMAさん、こんにちは。
確かに危険ですねw
冤罪ってネットで調べると、痴漢関係の内容だと知りました。
確かにどちらも有り得ないお話です(^^
でも、作品の方は一度体験してみたいものです。……同意のもので、痴漢ごっこみたいな感じで!
なのに発散口を見つけている人が冤罪で捕まるとそれが有力な証拠になり、人権団体が発売にすら介入する・・・愚痴っぽくなりましたがやっぱりこの国はどこかおかしい気がします
偽りの罪が有力証拠となるのはおかしいですよね。
私も、たまに法律や考え方が不思議だなぁと思う事はあります。
出来ればそういう事態には巻き込まれたくないですね。