「さて。じゃあ後は唯人、お前がイって終わりにするか。そんなにチンポおっ勃ててちゃ苦しいだろ」
「ラーメン食べる前から入れるだけ入れて、全然イケなかったからな。でも折角なら信河先生と同時にイキたいよな」
「そりゃ唯人が我慢できるなら同時にイケるかも知れないけど。どうしたいんだ?」
「基本的にはセックスしたい」
「このタイルの床に寝転んでセックスするのはさすがに痛いぞ。立ったまま……バックで入れるくらいか」
「それか、四つん這いになってもらって、膝立ちしたままバックでってのもありかな」
「唯人が椅子に座って、その上に跨ってやってもいいけど。俺が動けばセックスできるぞ」
「おお、それってすげぇそそられるな。でも、それじゃ俺があっと言う間にイッちゃいそうな気がする」
「そうか。まあ、体を洗いながら考えるか」
「……そうだな」

 こうして二人はタオルにボディシャンプーを付けると、綺麗に体を洗い始めた。もちろん体を「洗い合って」いるのだが。互いに向き合い、立ったまま手を動かしている。


「やっぱり信河先生の体って綺麗だよな。胸は小さめだけど、すごく魅力的だよ」
「んんっ。乳首ばっかり洗うなよ。そんな事するなら、このヌメヌメした手でチンポしごいて終わりにするぞ」
「先生の手コキも捨てがたいんだよなぁ。でも、最後はセックスがいいから大人しく洗うよ」
「ああ。そういえばさ、別に一つの体位にこだわらなくてもいいんじゃないか?」
「え?」
「だって、一回のセックスに一つの体位って決まってるわけじゃないんだから」
「……確かにそうだな」
「最初は俺が先生の体で唯人に跨って動いてやるから、その後、バックに体位を変えてお前が好きな時にイケばいいだろ。上手くタイミングが合えば、この体もイケるかもしれない」
「なるほど。でもまあ……先生とセックスが楽しめるなら同時にイケなくてもいいか」
「どうしても同時にイキたいのなら、まず先生がイキそうになるまで感じさせた状態で突っ込めばいいけど」
「……ま、いいや。春樹は構わないのか?先生の体でイカなくても」
「今、指でイッたばかりだからな。ちょっと下半身が疼いているけど、無理にイカなくてもいいかなって感じだ。我慢できなかったら、後で何とかするよ」
「そっか。じゃあ……やっちまうか」
「折角だからその前に、この泡の付いた先生の体をお前に擦り付けてやるよ」
「えっ」

 春樹は全身に泡の付いた瑠那の体で唯人を抱きしめ、そのまま足を蟹股に開きながら上半身を上下に動かし始めた。つぶれた胸が彼の上半身に擦り付けられると、何とも言えない柔らかさに上半身を包み込まれるような感触を覚える。

「すげぇ気持ちいい」
「そうか?俺も乳首が擦れて気持ちいいよ。先生の胸って小粒だけど、柔らかくて敏感だもんな」
「はぁ、はぁ」

 目の前でニヤリと笑いながら体を動かす瑠那にキスしたくなる。背中も優しく撫でられ、極上の気分だった。更に春樹は「今度はチンポを洗ってやるよ」と言い、天井を向いていきり立つ肉棒にお辞儀をさせると、股に挟み込んだ。

「ううっ」
「こうすれば素股でチンポを洗えるだろ。んっ、こんな感じで」
「うはっ。す、すげぇ。これってまるでセックスしてるみたいだ」
「はぁ、はぁ。ちょうどクリトリスに擦れて、俺も気持ちいいよ」

 唯人に腰を密着させ、足を閉じたままお尻だけを前後に動かしている。その丸いお尻の下には、唯人の亀頭が見え隠れしていた。開いた陰唇の中を肉茎に擦られ、瑠那の体もかなり気持ちよさそうだ。ニチニチという粘り気のある音が股間から聞えていた。

「は、春樹。これはやばいよ、気持ちよすぎる」
「んっ、んっ……。素股でイキそうか?それじゃ、後ろの椅子に座れよ。このままセックスしようぜ」
「ああ」

 瑠那に言われ、彼は後ろにあるプラスチック椅子に座った。間もなく瑠那が蟹股になり、唯人の上に腰を下ろしてゆく。

「唯人、膝を伸ばしてくれ。座れないだろ」
「あ、ああ。そうだな」

 立てていた膝を軽く伸ばすと、瑠那は左手を彼の肩に添え、空いている手でヒクヒクと脈打つ肉棒を摘んだ。そして膣口に宛がうと、そのままゆっくりと腰を沈めた。

「うっ」
「んんんっ!」

 カエルの様に足を大きく開き、唯人の下腹部に座った瑠那は彼の肩に添えていた左手に力を入れた。

「は、入ったな」
「ああ。根元までしっかりと。この下腹部が満たされた感じって、何度味わってもいいもんだな」
「この胸、揉んでもいいよな」
「動いてやるから、胸を重点的に弄ってくれよ。案外、それだけでイケるかもしれない」
「そうなのか?」
「いや、何となく。じゃあ動くぞ」
「ああ」

 瑠那は両手で彼の肩を掴んだ。そしてニヤけた顔が少し真剣な、大人びた表情に変わると、膝を使って上下に動き始めた。

「んっ、んっ、ふっ……んっ」
「うっ……はぁ、はぁ」

 軽く喘ぐだけで言葉を発しない瑠那の胸に両手を当て、彼女の動きに逆らうように揉んでみる。

「あっ、はぁ、はぁ、あ、あんっ」

 薄っすらと目を明けながら、胸と股間から同時に湧き出る快感を堪能しているようだ。その表情がセクシーすぎて、肉棒にも力が入る。人差し指と中指の間に勃起した乳首を挟み、乳房を捏ねながら刺激すると膣壁がギュッと締まり、瑠那の体が感じている事をアピールしているように思えた。
 膣口辺りを通過するたびに亀頭が引っかかる感じがしてとても気持ちがいい。もう一度彼女の顔を見ると、切ない表情で唯人を見つめ返してきた。この表情を春樹が作っているなんて信じられない。

「んっ、んっ。あっ、ああっ、あっ」
「す、すげっ……。こんなじゃ俺っ。すぐに……」
「あっ、んっ。はぁ、それじゃあ自分で突く?」

 両肩に手を添え、肉棒を膣に包み込んだまま腰を止めた瑠那がとても愛しく感じる。顔を少しだけ横に倒し、ほぼ同じ視線の高さで見つめられると抱きしめずにはいられなかった。

「ちょっとだけ抱きしめさせてくれよ」
「……んっ。んあっあぁ〜」

 唯人が瑠那の脇の下に両腕を入れ、後ろから肩を掴んで手前に抱きしめた。胸が押しつぶされ、体が下へと押し付けられると膨張した肉棒が膣の奥にめり込んだ。彼の肩に添えていた両手の指に力が入る。

「信河先生っ!」
「ああ……あ、はぁ……」

 更に力強く抱きしめると、蟹股に開いていた瑠那の足が床から浮き上がった。つま先を丸め、彼の肩に爪を立てている。そのまま肉棒で子宮口を抉るように腰を前後にずらすと、「かはっ……あぁ〜」と瑠那が叫んだ。

「はぁ、はぁ。信河先生の子宮に届いたかな?」
「ん……あ……はぁ。は、腹の中が抉られる感じだけど、子宮には入って無いと思う」
「もっと長ければ届いたのになぁ」
「と、とりあえず体勢を……」
「そうだな。はぁ〜、信河先生の膣ってマジで気持ちいいよ」

 床に足をつき、ゆっくりと腰を挙げた瑠那の股間から、少し粘り気のある透明な愛液が肉棒に伝った。
 今度は壁に手を沿え、肩幅ほどに足を開いた瑠那の後ろから肉棒を挿入する。

「んあっ!」
「うっ……はぁ」

 肉棒をあっさりと受け入れた膣は、唯人が腰を動かし始めるとグチュグチュといういやらしい水音を奏でながら愛液を滴らせた。
 彼女の柔らかいお尻に唯人の下腹部が打ちつけ、肉同士がぶつかり合う音がバスルームに響く。
 茶色の髪が貼り付いた背中。そして背骨が浮き出た腰。その腰からお尻に掛けての曲線がとてもセクシーだ。

「あっ、あっ、あっ、あうっ、あうっ」
「はぁ、はぁっ。はぁ、はぁ」

 瑠那の規則正しい喘ぎ声が腰を打ち付けるたびに聞える。肉棒が膣口に、そして膣内で擦れて蕩けそうな感覚だ。
 蟹股に足を開き、下から掬い上げるように肉棒を入れると更に奥まで入る感じがした。

「あっ、ああ〜。す、すげ……ぇ。あっ。あんっ」
「はぁ。うっ。ううっ……。はぁ、はぁ」

 少しスピードを緩め、また勢いよく腰を振る。男性では味わえない、瑠那の体から発する女性の快感を春樹は全身で感じていた。敏感になっている乳房は、触らずとも揺らされているだけで気持ちいい。

「あんっ。はぁ、はぁ。あっ……ああっ」

 壁についている手に力が入らない。膝も震えて、立っているのがやっとだ。
 腰を力強く掴まれ、後ろから犯される感覚に瑠那の体がオーガズムを迎えようとしていた。
 俯いていた顔を挙げ、息を乱しながら更に激しく喘ぐ。その様子を見て、唯人もイキそうになった。

「ああっ。あぁ、あっ、あっ。た、唯人っ……お、俺っ……イ、イクッ!はあああっ」
「お、俺もっ……もう限界だっ」

 信河先生を自分の肉棒で犯し、オーガズムを与える。
 その喜びを感じながら、唯人は夢中になって腰を振り、彼女の背中に大量の精液を放出した。
 それと同じタイミングで、春樹も瑠那の体からセックスによる強烈なオーガズムを得たのであった。

「んああっ。イクッ、イクッ……あっ……んああああっ!」
「はぁ、はぁ、はぁ、出るっ!うっ……ううっ!うっ!うっ!」

 瑠那の体がビクビクと震え、崩れ落ちた。唯人も激しく乱れた息を整えつつ、椅子の上に座った。
 女座りをし、床に手を突いて背中で息をする瑠那の後姿がとても女性らしく思える。
 二人はしばらくの間、無言で快感の余韻を感じていた――。



「女の体って、マジでびっくりするよ。こんなに気持ちがいいなら、女に生まれてくりゃ良かった」
「いや、それってさ。男に生まれたからそう思うんだよ。元々女だったら、それが当たり前でそんな風には思わないんじゃないのか?」
「ああ……。それは確かにそうかも。男に生まれたから女の快感がすげぇって感じるんだろうな」
「春樹の話を聞いていると、俺も信河先生に乗り移りたくなるよ」
「悪りぃな。俺ばっかり楽しんじゃって」
「まあ、俺も信河先生とセックス出来たんだから贅沢は言えないけどさ」
信河先生7
 あの後、体を洗いなおした二人は唯人の部屋に戻っていた。互いにさっぱりした顔つきで、ジュースを飲みながら話をしているところだ。

「そう言えば、女の生理ってどんな感じなんだろうな」
「さあなぁ。生憎、先生は生理じゃないみたいだな」
「子供を生むって、どんな感じなんだろう」
「チンポくらいしか入らない穴から、あんなに大きな赤ちゃんの頭が出てくるんだ。相当、痛そうだけど」
「セックスが気持ちいい分、子供を生む痛みって大変なのかも」
「だな。まあ、俺は生みたくないけど。唯人は生んでみたいのか?」
「いや、そうは思わないけど。テレビとかで赤ちゃんを産むシーンがあるだろ。あれって結構辛そうだから、どんなに痛いんだろうと思ってさ」
「金が出来たら、今度は唯人が妊婦に乗り移って体験してみたらどうだ?産婦人科に行けば、赤ちゃんが生まれそうな女に乗り移れるだろうから」
「俺はそれよりも春樹のように、女の快感を楽しんでみたいよ。美人に乗り移って」
「そうだな。また乗り移れるなら、今度は同い年くらいの女の子にしたいよ」
「へぇ〜」
「女子バスケの有吉さんとか、水泳部の井上さんとか」
「二人ともスタイルがいい女の子だな」
「やっぱり、年齢が下がってもそこは譲れないから」
「いいよなぁ。バスケ部のユニフォームや、競泳水着を着て楽しい事が出来るのって」
「また金を貯めればいいだけの話さ」
「それが中々難しいんだけどな」
「だよなぁ。金が稼げる身分じゃないし。それに、半日しか乗り移れないのが辛いよな……って、あれ!」
「どうしたんだ?」
「よく考えてみれば、俺って夕方に信河先生に乗り移ったんだよな」
「ああ、そうだけど……あっ!」
「このままじゃやばいよな。朝が来る前に自分の体に戻っちまうんだ」
「そうか。乗り移る事ばかり考えていて、体を返す時間の事は全然意識してなかった」
「今、何時だ?」
「十一時過ぎだから、まだ電車は動いているな」
「そうか……。何か、すげぇ勿体無い感じがする。だってまだ半分くらいの時間しか楽しんでないのに」
「俺もさ。せめて夜から乗り移ってれば朝まで楽しめたのに」
「でも、このまま唯人の家にいるのはまずいだろ」
「だよなぁ。あ〜あ、マジで勿体無い」
「とりあえず、先生の体を家に帰さないと」
「……そうだな。こんなに早く信河先生と別れなきゃならないなんて」
「俺だって、もっと信河先生で居たかったよ。はぁ〜」

 結局二人は、電車があるうちに瑠那の体を家に帰すことにした。財布の中に免許証が入っていたので住所は分かっているし、お金も入っているようだ。
 夜の道を女が一人で歩くのは危ないといい、唯人も駅まで付いてゆく。

「じゃあな」
「ああ。残念だけど」
「痴漢に襲われない様に、女性専用車両に乗っていくわ」
「女性専用車両か。乗ったこと無いもんな」
「信河先生として最後の優越感って感じかな」

 こうして春樹が乗り移った瑠那は改札口を通り、他の客と共に電車に入っていった――。



「あ〜あ。もっとちゃんと考えていれば良かったよ」

 本当なら更に楽しめたであろう数時間を惜しむ唯人は、何度も愚痴をこぼしながら家に戻った。まだ春樹の体が横たわっている状態を見て、幽体が戻っていない事を確認する。恐らく一時間もすれば戻って来れるだろうと思うのだが、もしかしたら春樹は瑠那の家に戻った後、一人で楽しんでくるのではないかと想像した。瑠那の家なら時間になるまで思い存分、体を弄れるし彼女が持っている服を着て楽しむ事だって出来る。そう考えると春樹が羨ましくもあり、若干、恨めしくもあった。
 しかし、春樹は丁度一時間を過ぎた頃に唯人の家へ戻ってきた。ただ、幽体で戻ってきたのではなく――。

「玄関の鍵が開いていたから勝手に入ったぞ。夜に鍵を開けっ放しにするなんて物騒だよな」
「なっ……。き、君は……もしかして春樹か!?」
「ああ。唯人の三軒隣にある家で寝ているところを拝借してきたんだ。ついでに学校のジャージを着てさ」
「赤堂霞ちゃんじゃないか。その子、中学三年生だぞ」
「まあいいじゃないか。中学三年生でも、来年は俺たちと同じ高校生なんだし。この体なら時間一杯まで楽しんだ後に帰しに行けばいいだろ」
「……ま、まあな。しかし……まさかそう来るとは思わなかったよ。一人で信河先生の体を楽しんで来るんだと思ってた」
「親友の俺がそんな事するかよ。唯人にも楽しませてやるからさ。今度はジャージ姿をした小さな体で。ね、お兄ちゃん!」
信河先生14
「うっ。お、お兄ちゃんって言うな!」
「どうして?だって私の方が年下だから、唯人兄ちゃんだよ。ほら、お兄ちゃんの好きなジャージ姿、好きに触っていいからね」

 春樹が霞の容姿を使い、女の子のしゃべり方で唯人に話しかけてくる様子に、唯人は思わず股間を大きくした。

「まあ……霞ちゃんには悪いけど、楽しませてもらうかな」
「だよね〜!信河先生であんなに楽しんだのに、もう勃起してるし。お兄ちゃんってタフなんだからぁ」
「い、言うなよなぁ。多分、粉しか出ないと思うけど」

 こうして懲りない二人は、薬が切れる明け方まで霞の体を楽しんだのであった――。


白いジャージに憧れて……終わり



あとがき
何とか書き上げる事が出来ました。
信河先生に乗り移ったまま授業中にエッチな事をしたり、女子高生に手を出したりするのも面白いと思ったのですが、今回はこの辺で。
それでは最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。