お礼12として作っていたものです。
「こんにちは。とおる君」
「あっ……あの……。こ、こんにちは」
中学校から帰ってきたぼくの部屋に居たのは、兄ちゃんがよく家に連れてくる女の人、確か井口さんだ。
でも、どうしてぼくの部屋にいるのか分からない。
勝手に部屋に入っているなんて――ぼくはびっくりした。
「あの、井口さん?」
「そうよ」
「どうしてぼくの部屋に居るんですか?兄ちゃんは?」
「とおる君。昨日、私が来たとき昭人の部屋を覗いたでしょ」
「えっ……う、ううん。の、覗いてない」
「私が昭人とセックスしてたの、見たよね」
「み、見てないよ。そんなの……」
「嘘ばっかり。とおる君は携帯電話、持ってるんでしょ」
「う、うん」
「見せて」
「ど、どうして……」
「だって、私たちがセックスしているところを携帯のカメラで撮ったんでしょ。シャッター音が聞えたもん」
ぼくはそれ以上言葉を返せなかった。
たまたま兄ちゃんの部屋の前を通ったときに聞えてきた女の人の喘ぎ声。
そっと扉を開けると、兄ちゃんと井口さんがエッチをしていた。
その様子がすごくいやらしくて、思わず携帯のカメラで撮っちゃったんだ。それがばれていたなんて。
「画像をメモリから消したら許してあげる」
「あ、あの……」
「何?」
「に、兄ちゃんには……内緒にしててくれない?」
「だ〜め」
「そんな……。兄ちゃんにばれたら叩かれるよ」
「もう遅いよ。素直に謝れば?」
「……だ、だって」
「まず私に謝ってよ」
「あ……。ご、ごめんなさい」
「盗み撮りなんかしちゃだめだよ」
「はい……」
「よろしい。じゃあ今回だけは許してやるよ」
「えっ!?」
「お前も思春期だからな。女に興味があって当然だもんな」
「い、井口……さん?」
「実はさ。俺、昭人なんだ」
「ええっ!」
「今、敬子の体を拝借してるんだ。幽体離脱できる薬を使ってさ」
「ゆ、幽体離脱って?」
「要は体から魂が抜け出るってこと。俺の体は自分の部屋にあるんだ。で、連れてきた敬子の体に乗り移っているわけ」
「乗り移る?」
「ああ。魂の状態になったら、こうして他人の体に入り込むことが出来るんだ」
井口さんが、まるで兄ちゃんの様にしゃべっている。
きっと、本当に乗り移っているんだ。
ぼくは半分理解できたような、出来ていないような状態で井口さんの話を聞いていた。
「とおる、お前さ。密かに敬子の事が好きなんだろ」
「…………」
言葉を返せず、顔を赤くするのが精一杯だった。
「ちょっとくらい見せてやってもいいぜ。何なら触ってみるか?女子高生の体!」
「に、兄……ちゃん?」
「今なら敬子の意識がないから、触っても怒られないぜ」
「で、でも……」
「その前に携帯の画像を消せよ。俺の裸を弟に撮られているなんて思うと気持ち悪いったらありゃしないって」
「……う、うん」
ぼくは急いで携帯に撮った画像を消した。
そして井口さんを見ると――。
「女の子のスカートの中なんて見たことないだろ!」
井口さんが両手でスカートの裾を捲り上げ、中に穿いていた白いパンティを惜しげもなく見せていた。
「は、鼻……鼻血が……」
「おいおい。このくらいで鼻血なんか出すなよ」
そんな事言ったって、ぼくには刺激が強すぎるよ〜。
……というわけで、兄カノに乗り移った兄貴にからかわれる中学生の弟というパターンもなかなか面白いものです。
拍手していただき、ありがとうございました!
「こんにちは。とおる君」
「あっ……あの……。こ、こんにちは」
中学校から帰ってきたぼくの部屋に居たのは、兄ちゃんがよく家に連れてくる女の人、確か井口さんだ。
でも、どうしてぼくの部屋にいるのか分からない。
勝手に部屋に入っているなんて――ぼくはびっくりした。
「あの、井口さん?」
「そうよ」
「どうしてぼくの部屋に居るんですか?兄ちゃんは?」
「とおる君。昨日、私が来たとき昭人の部屋を覗いたでしょ」
「えっ……う、ううん。の、覗いてない」
「私が昭人とセックスしてたの、見たよね」
「み、見てないよ。そんなの……」
「嘘ばっかり。とおる君は携帯電話、持ってるんでしょ」
「う、うん」
「見せて」
「ど、どうして……」
「だって、私たちがセックスしているところを携帯のカメラで撮ったんでしょ。シャッター音が聞えたもん」
ぼくはそれ以上言葉を返せなかった。
たまたま兄ちゃんの部屋の前を通ったときに聞えてきた女の人の喘ぎ声。
そっと扉を開けると、兄ちゃんと井口さんがエッチをしていた。
その様子がすごくいやらしくて、思わず携帯のカメラで撮っちゃったんだ。それがばれていたなんて。
「画像をメモリから消したら許してあげる」
「あ、あの……」
「何?」
「に、兄ちゃんには……内緒にしててくれない?」
「だ〜め」
「そんな……。兄ちゃんにばれたら叩かれるよ」
「もう遅いよ。素直に謝れば?」
「……だ、だって」
「まず私に謝ってよ」
「あ……。ご、ごめんなさい」
「盗み撮りなんかしちゃだめだよ」
「はい……」
「よろしい。じゃあ今回だけは許してやるよ」
「えっ!?」
「お前も思春期だからな。女に興味があって当然だもんな」
「い、井口……さん?」
「実はさ。俺、昭人なんだ」
「ええっ!」
「今、敬子の体を拝借してるんだ。幽体離脱できる薬を使ってさ」
「ゆ、幽体離脱って?」
「要は体から魂が抜け出るってこと。俺の体は自分の部屋にあるんだ。で、連れてきた敬子の体に乗り移っているわけ」
「乗り移る?」
「ああ。魂の状態になったら、こうして他人の体に入り込むことが出来るんだ」
井口さんが、まるで兄ちゃんの様にしゃべっている。
きっと、本当に乗り移っているんだ。
ぼくは半分理解できたような、出来ていないような状態で井口さんの話を聞いていた。
「とおる、お前さ。密かに敬子の事が好きなんだろ」
「…………」
言葉を返せず、顔を赤くするのが精一杯だった。
「ちょっとくらい見せてやってもいいぜ。何なら触ってみるか?女子高生の体!」
「に、兄……ちゃん?」
「今なら敬子の意識がないから、触っても怒られないぜ」
「で、でも……」
「その前に携帯の画像を消せよ。俺の裸を弟に撮られているなんて思うと気持ち悪いったらありゃしないって」
「……う、うん」
ぼくは急いで携帯に撮った画像を消した。
そして井口さんを見ると――。
「女の子のスカートの中なんて見たことないだろ!」
井口さんが両手でスカートの裾を捲り上げ、中に穿いていた白いパンティを惜しげもなく見せていた。
「は、鼻……鼻血が……」
「おいおい。このくらいで鼻血なんか出すなよ」
そんな事言ったって、ぼくには刺激が強すぎるよ〜。
……というわけで、兄カノに乗り移った兄貴にからかわれる中学生の弟というパターンもなかなか面白いものです。
拍手していただき、ありがとうございました!
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