「広畑君、大丈夫?」

 白いワンピースを擦り付ける様にしながら自分の体を抱きしめる。そして、そのまま動かない体の上に覆いかぶさった。ワンピースの胸が、自分の胸で押しつぶされている。その様子を眺めた後、無表情の顔を十本の細い指で優しく撫でた。

「分かる?今、広畑君の上に乗っているのよ。私の胸、柔らかいでしょ?広畑君が大好きな私の体、自由に触っていいからね」

 片手で力の入っていない自分の腕を掴み、ワンピースに包まれたお尻に宛がうと、お尻を触られているという感触があった。しかし、自ら意思を持ってお尻を撫でてくれるわけでもなく、手を離すとまたベッドの上に滑り落ちてしまった。

「私のお尻、触らないの?あんなに触りたがっていたじゃない」

 ニヤリと笑いながら少し這い上がり、ワンピースの胸に顔が被さるように押し付けた。丁度、谷間に鼻がめり込む感じだ。

「今ね、胸を顔に擦り付けられているのよ。涎を付けちゃダメだからね」

 上下に体を動かし、胸を顔に擦り付けてみる。もちろん意識の無い顔に表情は現れず、押し付けられることで頬が歪む程度であった。

「痛い?それなら直接擦り付けてあげようか?」

 返答の無い自分の体に問いかけながら、胸元のボタンを三つほど外し、ブラジャーに包まれた胸を披露する。更にブラジャーを競り上げると、生温かい乳房の間に顔を埋めさせた。

「あはっ!どう?私の胸。柔らかいでしょ。息、出来てる?」

 蟹股に足を開き、動かない頭を両手で抱えるようにしながら久美子の体を前後に動かす。胸の谷間に鼻が埋もれ、息苦しそうに思うのだが彼の表情は相変わらずだった。

「じゃあ、乳首を舐めてくれる?」

 今度は顎を下げて口を開かせ、その中に乳首を含ませてみた。舐める事も噛む事もしないが、久美子が敦司の口に自ら乳首を入れていると思うとゾクゾクする。

「ねえ広畑君、興奮してる?私はかなり興奮しているんだけど。ズボンの中に手を入れて確かめてもいいかしら?」

 若干の涎が付いた乳首を口から離すと体を横にずらし、右手でパジャマのズボン越しに肉棒を撫でてみた。その触り心地は、通常よりも少し大きくなっているような感じだ。何度か撫でた後、久美子の手をズボンの中にゆっくりと忍ばせる。トランクスのゴムを持ち上げ、そのまま手を中に押し込むと、半立ちした肉棒に触れた。

「んふ、可愛いオチンチンね。でも少し勃起しているみたいよ。私に興奮してくれているのね。嬉しいからしごいてあげるわ」

 トランクスの中で肉棒を握り締め、ゆっくりとしごき始める。久美子が看護師の姿で肉棒をしごいているシーンを客観的に想像すると、下腹部が熱く火照るのを感じた。そして、徐々にたくましくなる肉棒は彼の興奮を代わりに表しているかのようであった。
 すっかり大きくなった肉棒を確認するため、ズボンとトランクスを脱がした敦司は、久美子の目を通してマジマジと見つめた。こういう角度で自分の肉棒を見るのは初めてだ。ガマン汁が尿道口からにじみ出て、肉茎に走る血管が赤く膨れ上がっている。

「オチンチンって、結構グロテスクに見えるね。この口でフェラチオしてあげたいけど、咥え込むのはさすがに抵抗があるから……」

 久美子の唇が、肉茎に軽く触れた。そして、そのまま舌が出てきて肉茎をいやらしく嘗め回す。

「どう?私の舌でオチンチンをなぞられるのは。イキたかったらイッてもいいのよ」

 大きく口を開け、白い歯で肉茎を優しく甘噛みしてやると、肉棒がビクビクと震えた。ガマン汁の溢れる亀頭を摘み、肉茎を舌で弾くように刺激する。もし体に意識があれば、射精しているに違いない。敦司はそう思いながら、久美子の唇を何度も肉茎に触れさせた。
 これだけされているのに射精しないなんて勿体無い。そう思いつつ、今度は久美子の胸を使ってパイズリを始めた。両手で乳房を左右から押し、肉棒を谷間に埋もれさせる。そのまま前後に体を動かすと、亀頭が谷間から頭を出したり、埋もれたりした。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 久美子に取らせる行動に興奮する。この様子をビデオカメラに納めたいと思いながら何度かしごいていると、いきなり尿道口から白い精液が噴出してきた。

「わっ!」

 驚き、顔を背けた敦司は肉棒を開放した。勢いよく噴出した精液がパジャマの腹部に付着している。

「あ〜あ、やっちまった。まさかこんなに勢いよく出るなんて。パジャマの上も脱がせておけばよかったな」

 仕方なくティッシュで拭き取ろうと手に取ったが、ニヤリと笑うとベッドの上に置き直した。

 そして「折角だからパンストで拭き取ってあげるわ」と言いながら白いパンストの脹脛をパジャマに擦り付け、粘り気のある精液を染み込ませた。パンストに楕円形のシミが出来、少し色が付いている。

「このパンスト、欲しい?欲しいなら広畑君にあげるわよ。何ならパンティもブラジャーもね!あ、そうだ。折角だからパンティに私の愛液を思い切り染み込ませておいてあげる」

 相変わらず久美子の口調を真似する敦司は、久美子の体を射精した肉棒の上に座らせた。女座りの状態で、白いパンストの股間を少し萎えた肉棒に密着させる。

「んっ。広畑君のオチンチンと私のマンコが下着越しに触れているのよ。柔らかいでしょ」

 ワンピースの裾で股間を隠したまま腰を前後に動かしていると、萎えていた肉棒に力がみなぎって来るのが分かる。生地越しにでも陰唇に割り込んできそうな硬い肉茎。その感覚に、久美子の体がビクンと震えた。

「ふっ……う。も、もうガマンできない。折角だからこのまま……」

 敦司は久美子に膝立ちさせると、ワンピースの裾を捲って股間に張り付いているパンストに手を掛けた。そして両手に力を入れ、ビリビリと引き裂いてしまった。

「へへ。この姿もいやらしい……。パンティが愛液でグチョグチョになってる」

 破れたパンストから覗くパンティを指で摘むと、しっとりと濡れていた。そのパンティを右にずらし、濡れた陰唇を露にした敦司は、そのまま久美子の腰をゆっくりと下ろしていった。
 空いている手で肉棒を擡げ、陰唇の隙間、膣口へと導いてゆく。

「んっ!ふっ……あぁ」

 ガマン汁と精液が滲み出ている亀頭が陰唇の中に消えた。そして、更に腰を沈めると肉茎が膣の中に難なく捩じ込まれ、彼女のお尻が敦司の下腹部に着地した。

「ううっ、はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ〜。く、久美子さんの膣に全部入った……」

 ワンピースを捲り、互いの体が繋がっているところを確認する。少し腰を浮かせると、膣から肉茎が現れた。その様子がとてもいやらしく、敦司は何度か腰を軽く上下させ、膣の中を出入りする状態を目に焼き付けた。

「はぁ、はぁ、はぁ。い、いやらしい。すげぇいやらしいよ。久美子さんの膣が俺のチンポを飲み込んでいるんだ。俺、久美子さんとセックスしてるんだ」

 久美子の上ずった声で現状を確認した敦司は、仰向けに寝る自分の体に手を突くと、もう少し早く腰を振ってみた。ワンピースで隠れた股間から、ニチニチといやらしい水音が聞えてくる。そして、久美子の体が敦司に女性の快感を惜しげもなく与え始めた。

「あっ、はぁ、あっ、あっ……あ。こ、これが女のセックスなんだ。す、すげぇ気持ちいいっ」

 彼女には似合わない言葉で喘ぎ、腰を振り続ける。お腹を抉られる様な、それでいて全く不快ではない。まさに男では味わえない神秘の快感であった。

「はあ、はあっ、はあっ、ああっ、イイッ。すげぇイイッ!と、蕩けそうだっ」

 上下に跳ねていた腰を沈め、前後に動かして肉棒で膣の中を掻き回してみると、クリトリスが下腹部に擦れて快感が倍増した。膣とクリトリスを同時に犯す極上の気持ちよさ。

「ふああっ。あ、あ、あっ……。はぁ、はぁっ、あんんっ」

 上半身をくねらせ、その快感を表現する。もう一度上下に跳ねながら、今度は揺れる胸を両手で掴み、乳首を摘んでみた。

「ひうっ!あっ……。こ、こっちも……すげぇ気持ちいいっ。ああっ、あんっ、あはっ」

 自分が出す久美子の喘ぎ声にも興奮する。彼氏とセックスする時は、いつもこんな喘ぎ声を出しているんだろうか。もしかしたら、もっと激しく喘いでいるのかもしれない。男性に強引に突かれ、体をガクガクと震わせながら快感に酔いしれる久美子の姿を想像しながら腰を振ると、本当に見知らぬ男性に犯されている気分になった。

「あっ、あっ、あっ、はぁ、はぁ……ん。はぁ、はぁ、はぁ」

 両手で胸を揉みながら久美子の体を躍らせると、上下に揺れるタイミングでベッドがギシギシと軋む。オーガズムへと向かう彼女の快感を更に加速するため、右手をワンピースに隠れたクリトリスへと向かわせた。

「んんっ!あっ、ああっ。すげっ……」

 膣に肉棒を捩じ込みながらクリトリスを弄る。その刺激に思わず腰を止めてしまった敦司だが、もう一度ゆっくりと腰を振り始めた。

「あっ、あっ、ああっ、あっ、んっんっんっんんっ」

 唇を閉じ、鼻で息をしながら悩ましげな表情でセックスをする。彼女の体から止め処なく溢る快感は更に増大し、敦司の感覚を麻痺させた。快感のみが頭の中を駆け巡り、女性の体が発する快楽の頂点を貪るように追い続けた。
 そして――。

「ああっ、あっ、あっ、すげっ……何か来るっ……はぁ、はぁ、あ、ああ、ああっ……ふあああっ!」

 彼女の膣が敦司の意思とは無関係に痙攣した。女座りしていた足に信じられないくらいの力が入り、吊りそうになる。そして、口をパクパクさせながら見開いた瞳で天井を見つめた。

「あ……あ……あぁ……」

 初めて味わった女性のオーガズム。男性の射精とは比べ物にならない快感に、敦司は久美子の体をビクビクと震わせるしかなかった――。





 ゴミ箱にはティッシュの山。そしてベッドの横たわる敦司の肉棒はすっかり萎えてしまっていた。
 あれから何度も久美子の体を使い、女性のオーガズムを堪能した敦司は、乱れた髪を直そうともせず、だらしなく椅子に座って余韻を楽しんでいた。

「はぁ〜。何回セックスしただろ?女って、ほんとに気持ちいいよな。それにしても、俺のチンポって久美子さんの膣に射精したのかな?実際、よく分からないよなぁ……んっ!」

 椅子に座ったまま足を開き、グチョグチョに汚れたパンティをずらして膣の中に指を入れてみる。そして、膣内から掬い取った粘り気のある液体を眺めたが、この中に精液が混じっているのか見当が付かない。

「……俺と久美子さんの子供が出来たりして。久美子さん、きっと怒るだろうな?でも、俺がしゃべらなかったらばれない訳だし。知らない間に妊娠していたなんてびっくりするよなぁ。彼氏がいるなら、彼氏の子供が出来たと思うかな?」

 無責任な言葉を並べながら立ち上がり、破れたパンストと汚れたパンティを脱ぐと、枕の下に隠す。更にはブラジャーも外し、同じく枕の下に隠した。

「久美子さん、気付いたらどんな反応するかな?十分に堪能したから、女子トイレに連れて行って自分の体に戻るとするか」

 窓ガラスに久美子を映し、手で髪を軽く整えた敦司は身なりを確認し、ナースシューズを履いた。そして誰にも気づかれないよう、女子トイレに久美子の体を隠した。

「すげぇ気持ちよかったよ。退院してからも体を乗っ取らせてもらいたくなるくらいね」

 敦司は少し掠れた久美子の声を使って小さく呟いた後、体からスッと抜け出ると、気を失っている彼女を眺めながらゆっくりと自分の体に戻っていった。
 その後、意識を取り戻した久美子はどうして女子トイレで眠っていたのか分からず、また下着を着けていないことに困惑するのであった――。



久美子さんを独り占め……おわり



あとがき
 何とか年が変わる前に掲載することが出来ました。久美子の体を乗っ取り、やりたい放題した彼は、しばらくすると退院して自分の家に戻りました。
 結局久美子は妊娠していなかったようです(^^;
 最初は戸惑っていましたが、しばらくすると元気を取り戻したようでよかったです。他の看護師には「どこに行ってたの!」と怒られていたようですがw
 そういえば彼、彼女が身に着けていた下着を持ち帰ったのですが、しばらくすると異臭を放ちだしたので捨ててしまったようです。私なら洗濯して隠しておくのですがw
そんなわけで、最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。