「うあっ。乳首ってすごく敏感なんですね。こうやって指で弄ると……うっ、あう」
(や、やめて……。んっ、ううっ。そんな風に触らないで……)
「僕が気持ちいいって事は、先輩も気持ちいいって事ですよね。僕と先輩は感覚を共有しているんですから。もっと弄って気持ちよくなりましょうよ」
(嫌よっ。お願いだから指を放してっ……んんっ。んっ、ん……。や、やだっ」
「はぁ、はぁ、先輩が僕の前で乳首を弄って……。すごく興奮するっ」
勃起した乳首を指の腹で転がし、早苗の体に湧き上がる快感を堪能する。
自分の体でも弄ったことがない輝夫は、敏感な乳首の感覚に大いなる興味を抱いた。
こんなものが付いていたら、走るたびにブラジャーに擦れて感じてしまうのではないだろうか。
女性は小さい頃からその感覚に慣れているから、何とも思わないのかもしれない――等と想像しながら、何度も乳首を弄った。
(や、やめて……。んっ、ううっ。そんな風に触らないで……)
「僕が気持ちいいって事は、先輩も気持ちいいって事ですよね。僕と先輩は感覚を共有しているんですから。もっと弄って気持ちよくなりましょうよ」
(嫌よっ。お願いだから指を放してっ……んんっ。んっ、ん……。や、やだっ」
「はぁ、はぁ、先輩が僕の前で乳首を弄って……。すごく興奮するっ」
勃起した乳首を指の腹で転がし、早苗の体に湧き上がる快感を堪能する。
自分の体でも弄ったことがない輝夫は、敏感な乳首の感覚に大いなる興味を抱いた。
こんなものが付いていたら、走るたびにブラジャーに擦れて感じてしまうのではないだろうか。
女性は小さい頃からその感覚に慣れているから、何とも思わないのかもしれない――等と想像しながら、何度も乳首を弄った。
「すごいなぁ。女性って乳首だけでこんなに気持ちよくなれるんだ。あっ!そうだ。これだけ大きいなら自分で舐めることが出来るとか!」
(な、何考えているのよっ。出来るわけないじゃない)
「先輩は試した事があるんですか?」
(ある訳ないでしょっ!)
「じゃあ試してみましょうよ……っていうか、余裕で届くんですけど」
弄りすぎたのか、乳輪のあたりが少し赤く染まっている。
その様子を見ながら乳房の下を持ち、両方の胸を押し上げると、いとも簡単に二つの乳首が口元に寄せられた。
「自分の乳首を舐めるのってどんな感じでしょうね。でも先輩、本当は自分でオナニーするときにやってるんじゃないですか?」
(だからした事が無いって言ってるでしょ。これ以上変態みたいな真似をさせないでっ)
「それじゃ、右の胸から」
(どうして私の言うことが聞け……あっ!あんっ。やだっ……んっ。そんなっ……いや……)
嬉しそうに笑う早苗の舌先が右胸の乳首をぺろりと舐めた。
その硬さを舌で感じつつ、今度は唇を開いて乳首に吸い付く。
輝夫は、まるで赤ん坊が母親の母乳を飲むがごとく、早苗の口を使って乳首を弄んだ。
「んっ……んふっ、はぁ〜。これって自分でチンポをしゃぶるのと同じ感覚なのかなぁ。気持ちよすぎるよ、ねえ先輩」
(そんな事、知らないわよ……。も、もうっ……。だめっ!そんなに吸い付かないで。ああっ、そんな風に……両方を吸わないでよ。だから……い、井賀岡君ったら)
乳首の快感がたまらない。
二つの乳首を口元で向かい合わせ、両方を一度に口の中に含む。
そして口からいやらしい音を立てながら吸い付き、甘噛みしてみた。
その快感に早苗の体がビクビクと震え、切ない声を漏らしてしまう。
「んああ。先輩の乳首って最高に気持ちいいです。僕の体でも、こんなに気持ちいいのかなぁ。さすがに自分で舐めることは出来ないけど、今度弄ってみよっと」
(も、もう十分でしょ。自分の体に戻って)
「嫌ですよ。乳首でこんなに気持ちがいいんですから、きっとこっちは……」
(ちょっ……何してるのよっ)
「先輩のいやらしいシミが付いたブルマが良く見えるようにねっ!」
パイプ椅子に深く腰掛け、両足を無理やり椅子の上についた輝夫は、そのままM字に足を開いた。
赤いブルマに隠された滑らかな恥丘。そのあたりにシミが広がっている。
右手の人差し指が早苗の意思に逆らい、シミの出来た中心を何度も押し始めた。
「この中に先輩の膣やクリトリスがあるんですね。こうして隠れている状態で触るのも興奮しますね」
(いやぁ……)
「えっと……。膣ってこのへんかな?」
人差し指で生地を押すとブルマが陰唇にめり込み、予想以上に食い込んでいった。
「あっ……これって膣の中に入り込んだ感じ?」
(井賀岡君。もう許して……お願い)
「へぇ〜。いきなり入っちゃいましたけど不思議な感覚ですね。じゃあ次は……」
今度はブルマを陰唇にめり込ませたまま上に移動し、お目当ての場所を探す。
人差し指で押している生地が陰唇を左右に広げ、その形を残してゆく。
そして彼が探していた場所は程なく見つかり、触れた瞬間、早苗の体がビクリと震えた。
「うあっ!せ、先輩。ここ……クリトリスですよねっ」
(いやいやっ!弄らな……あっ、やぁっ。んんっ)
「あっ、はぁ、はぁ。はうっ。す、すごっ!めちゃくちゃ気持ちいいっ」
ブルマの上からクリトリスを弄ると、M字に開いた足がビクビクと震えた。
自然と肛門に力が入り、下腹部が熱く火照るのを感じる。
輝夫が早苗の指を使い、彼女の体を興奮させているのだ。
「あっ、あふっ。うっ、ううっ」
(だめっ。指を離してっ……あ、あんっ。やだっ……いやらしいっ)
誰もいなくなった女子更衣室にただ一人。
上半身を露にした女子陸上部の榎原早苗が、姿見の前でパイプ椅子に足を上げてM字に開いて座り、切ない表情と声を漏らしながら股間を弄っている。
本来、彼女が制御すべき体の動きを奪い、頭の中に聞える本人の意思を無視しながらいやらしい行為をさせる。
そして、彼女の体が発する女性の快感を、男である輝夫が体験しているのだ。
人差し指を離すと、生地の上に染み出た愛液が薄白い糸を引いた。
「先輩、すごい……」
興奮する輝夫は、そのまま右手を赤いブルマの中に差し入れた。
パンティの中にまで入り込んだ彼女の右手が、ブルマの生地を持ち上げながら陰唇の中に埋もれているクリトリスをいち早く見つけ、中指を使って執拗に擦り始める。
中指の動きは、右手を模るブルマの生地を見ているとよく分かった。
第二間接の盛り上がりが出来たり消えたり。
姿見を通じて、そのいやらしい蠢きを見ながら更に指を動かすと、充血したクリトリスの皮が剥け、指の腹に直接触れた。
「あっ!あっ、はぁ、はぁ。すごく気持ちいいっ。先輩のクリトリス、すごいっ」
(やっ、あっ。んんっ。んっ、んっ)
空いている左手で乳首を摘み、早苗の体から二重の快感を得ると、パイプ椅子に上げていた足が床に滑り落ちた。
そのまま腰を前にずらし、床につま先を立てながら必死に快感を貪る。
姿見の前で、あの榎原早苗にオナニーさせているなんて。
そして彼女の体がこんなにも気持ちいいなんて。
乱れた早苗の姿はあまりにいやらしかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、あうっ。うっ、うっ」
(やんっ、あっ、あっ。い、井賀岡君っ、あっ、だめっ)
男では味わえない極上の快感に、輝夫は気を失いそうになった。
ひたすら射精しているような、いや、それ以上の快感が襲い掛かり、時間を追う毎に大きくなっていく。
「あっ、あっ、先輩っ!先輩っ!すごっ……ああっ。クリトリスっ……あっ、先輩が僕の前でオナニーしてるっ」
(井賀岡君っ!だめっ……あっ、あっ、そんなにきつく弄ったらっ。や、やんっ。あっ、そんなっ……あっ、ああっ、あんっ」
愛液と指が絡み合ったいやらしい水音がブルマの中から聞えた。
踵を上げた足が吊りそうなほど力が入っている。
もう自分の意思で指を止める事は出来ない。
輝夫は早苗の体が行き着くところまでひたすら弄り続けた。
そして、彼女の声を使い、更衣室の外にも聞えそうなくらいの大きな喘ぎ声をあげた輝夫は、初めて女性のオーガズムを味わったであった。
「ああっ、あ、あっ!先輩っ……これって!あっ、あっ、もっと気持ちよく……あ、うああっ!」
(やだっ!ああっ、あんっ。わ、私っ……ちょ……だめっ、あっ……やっ!イ、イッちゃう。やぁっ……あ、あ、あ、んあああ〜っ!)
その瞬間、浅く座っていた彼女の体がパイプ椅子から滑り落ちた。
床でお尻を打ち、蟹股で座る様子が姿見に映っている。
「はぁ、はぁ、はぁ。ああ……」
(うう……はぁ、はぁ……)
虚ろな目で姿見を眺めていた早苗の右手がブルマから引き抜かれ、愛液で濡れた中指が口元に運ばれた。
「先輩のマン汁、すごく美味しいです。先輩って……女って男と比べ物にならないくらい気持ちいいんですね。僕も女に生まれて来れたら良かったです」
(こんな事するなんて……。どうしてくれるのよ)
「どうしてくれるのって言われても……。僕はただ先輩の体でオナニーしただけですから」
(許さないからっ!)
「誰も信じないですよ。そうだ!折角だから先輩のいやらしい姿を携帯で撮らせてください」
(な、何馬鹿な事をっ!そんなの絶対にいやよっ)
「僕だけの秘密にしますから。もちろん鳥原先輩にも言いませんし」
(だめっ!お願いだからこんな姿を撮らないで)
その抵抗も空しく、自らの携帯で裸やオナニーシーンや体操服姿等を撮られた彼女は、輝夫の携帯に画像を転送した後、ようやく解放された。
「私にこんな事をさせるなんて……。井賀岡君、絶対に許さないからっ!」
自由になった手で拳を作った早苗であったが、下半身に残る火照りを意識すると、ゆっくりと拳から力を抜いた。
後輩の男の子に体を操られオナニーさせられるなんて――犯されたのと変わらない。
しかし、体を弄られた時の気持ちよさは今までになかった。
自分でオナニーしても、これ程の愛液はでないのだ。
「…………」
早苗は自らの愛液で濡れたブルマを暫く眺めた後、制服に着替えると女子更衣室を後にした。
そして、自分の体に戻り正門で待っていた輝夫の頬を叩くと、そのまま知らぬ振りをして帰った。
――その日の夜。
「んっ、んっ、はぁっ」
早苗は親が寝静まった後、自分の部屋でオナニーをした。
学校で輝夫に乗り移られていた時を思い出しながら。
「あ、あ〜っ。井賀岡君、どうして私の体であんな事をしたのよ。おかげで……んんっ!」
オーガズムを迎えた早苗は、ティッシュで股間の汚れを拭き取った。
しかし、乗り移られた時ほどの快感を得ることが出来ない。
こんな気分は初めてだ。
「彰人とエッチしても……」
付き合っている鳥原彰人とのセックスシーンを思い出す。
彼の経験が浅いのだろう。
セックスをしても、彼が先にイってしまってオーガズムを迎えられない。
それに比べて、色々と女性の体を調べていた輝夫の弄り方は――気持ちよかった。
「…………」
また輝夫にイカされた時の記憶が蘇って来た。
彼とセックスしたいとは思わない。
しかし――。
数日後。
早苗は付き合っていた鳥原と別れたようだ。
そして、何故か輝夫との仲を取り持とうとしていた長瀬萌未と怪しい関係になっていた。
「長瀬さん。昨日も言ったけど、私達の関係は秘密にしてね。分かった?」
「はい。誰にも言いません。だから……明日もいいですか?」
「いいわ。じゃ、明日も楽しませてあげる」
「榎原先輩……。んっ……んんっ」
二人の舌が絡み合った後、萌未は軽く会釈をして更衣室から出て行った。
「はぁ。こうしてくれるなら、先輩の言うとおり長瀬と付き合いますよ。長瀬も先輩とレズるの、嫌じゃないみたいだし」
萌未の姿が無くなった後、早苗は制服を着ながら独り言を呟いた。
「僕のテクニックと先輩のカリスマ性があれば、どんな後輩もイチコロですよ。それにしても、先輩が自ら乗り移って欲しいなんて。あの時はびっくりしましたよ」
(……それはもういいから、私の体から出てくれない?)
「え?出てもいいんですか?家に帰ったら、たっぷり先輩を気持ちよくしてあげるのに」
(…………)
「一度抜け出たら自分の体にしか戻れないし、薬はしばらく手に入らなから先輩の体に入れるのは随分後になります。僕も残念ですけど……じゃあ抜けますね」
(……ちょっと待って井賀岡君)
「……はい?」
(私の家……分からないでしょ。教えてあげるからそのまま入っていて)
「先輩に乗り移ったままで?」
(……そうね)
「わっかりました。それじゃ、両親にばれないよう先輩に成り切っちゃいますよ」
姿見の前で制服の乱れが無いか確認した輝夫は、銀色の長い髪を手で払った。
「じゃ……長瀬さんと楽しんだからお腹が空いたわ。今日のご飯は何かな?」
クスッと笑った早苗の表情が妙にいやらしく見えた。
その体、僕にも使わせてください……おわり
あとがき
今回は巴さんのイラストを使わせていただき、精神同居の作品を書きました。
精神同居状態で鳥原彰人とのセックスも考えましたが、どうもその気になれず(^^
早苗と萌未のレズプレイや、萌未に乗り移って早苗とエッチする展開もいいなあと思いましたが、今回はこれで一旦終了とします。
体操服にブルマ姿。やっぱりそそられます(^^
巴さん、あむぁいさん、今回はイラストを使わせていただきありがとうございました。
また、最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。
(な、何考えているのよっ。出来るわけないじゃない)
「先輩は試した事があるんですか?」
(ある訳ないでしょっ!)
「じゃあ試してみましょうよ……っていうか、余裕で届くんですけど」
弄りすぎたのか、乳輪のあたりが少し赤く染まっている。
その様子を見ながら乳房の下を持ち、両方の胸を押し上げると、いとも簡単に二つの乳首が口元に寄せられた。
「自分の乳首を舐めるのってどんな感じでしょうね。でも先輩、本当は自分でオナニーするときにやってるんじゃないですか?」
(だからした事が無いって言ってるでしょ。これ以上変態みたいな真似をさせないでっ)
「それじゃ、右の胸から」
(どうして私の言うことが聞け……あっ!あんっ。やだっ……んっ。そんなっ……いや……)
嬉しそうに笑う早苗の舌先が右胸の乳首をぺろりと舐めた。
その硬さを舌で感じつつ、今度は唇を開いて乳首に吸い付く。
輝夫は、まるで赤ん坊が母親の母乳を飲むがごとく、早苗の口を使って乳首を弄んだ。
「んっ……んふっ、はぁ〜。これって自分でチンポをしゃぶるのと同じ感覚なのかなぁ。気持ちよすぎるよ、ねえ先輩」
(そんな事、知らないわよ……。も、もうっ……。だめっ!そんなに吸い付かないで。ああっ、そんな風に……両方を吸わないでよ。だから……い、井賀岡君ったら)
乳首の快感がたまらない。
二つの乳首を口元で向かい合わせ、両方を一度に口の中に含む。
そして口からいやらしい音を立てながら吸い付き、甘噛みしてみた。
その快感に早苗の体がビクビクと震え、切ない声を漏らしてしまう。
「んああ。先輩の乳首って最高に気持ちいいです。僕の体でも、こんなに気持ちいいのかなぁ。さすがに自分で舐めることは出来ないけど、今度弄ってみよっと」
(も、もう十分でしょ。自分の体に戻って)
「嫌ですよ。乳首でこんなに気持ちがいいんですから、きっとこっちは……」
(ちょっ……何してるのよっ)
「先輩のいやらしいシミが付いたブルマが良く見えるようにねっ!」
パイプ椅子に深く腰掛け、両足を無理やり椅子の上についた輝夫は、そのままM字に足を開いた。
赤いブルマに隠された滑らかな恥丘。そのあたりにシミが広がっている。
右手の人差し指が早苗の意思に逆らい、シミの出来た中心を何度も押し始めた。
「この中に先輩の膣やクリトリスがあるんですね。こうして隠れている状態で触るのも興奮しますね」
(いやぁ……)
「えっと……。膣ってこのへんかな?」
人差し指で生地を押すとブルマが陰唇にめり込み、予想以上に食い込んでいった。
「あっ……これって膣の中に入り込んだ感じ?」
(井賀岡君。もう許して……お願い)
「へぇ〜。いきなり入っちゃいましたけど不思議な感覚ですね。じゃあ次は……」
今度はブルマを陰唇にめり込ませたまま上に移動し、お目当ての場所を探す。
人差し指で押している生地が陰唇を左右に広げ、その形を残してゆく。
そして彼が探していた場所は程なく見つかり、触れた瞬間、早苗の体がビクリと震えた。
「うあっ!せ、先輩。ここ……クリトリスですよねっ」
(いやいやっ!弄らな……あっ、やぁっ。んんっ)
「あっ、はぁ、はぁ。はうっ。す、すごっ!めちゃくちゃ気持ちいいっ」
ブルマの上からクリトリスを弄ると、M字に開いた足がビクビクと震えた。
自然と肛門に力が入り、下腹部が熱く火照るのを感じる。
輝夫が早苗の指を使い、彼女の体を興奮させているのだ。
「あっ、あふっ。うっ、ううっ」
(だめっ。指を離してっ……あ、あんっ。やだっ……いやらしいっ)
誰もいなくなった女子更衣室にただ一人。
上半身を露にした女子陸上部の榎原早苗が、姿見の前でパイプ椅子に足を上げてM字に開いて座り、切ない表情と声を漏らしながら股間を弄っている。
本来、彼女が制御すべき体の動きを奪い、頭の中に聞える本人の意思を無視しながらいやらしい行為をさせる。
そして、彼女の体が発する女性の快感を、男である輝夫が体験しているのだ。
人差し指を離すと、生地の上に染み出た愛液が薄白い糸を引いた。
「先輩、すごい……」
興奮する輝夫は、そのまま右手を赤いブルマの中に差し入れた。
パンティの中にまで入り込んだ彼女の右手が、ブルマの生地を持ち上げながら陰唇の中に埋もれているクリトリスをいち早く見つけ、中指を使って執拗に擦り始める。
中指の動きは、右手を模るブルマの生地を見ているとよく分かった。
第二間接の盛り上がりが出来たり消えたり。
姿見を通じて、そのいやらしい蠢きを見ながら更に指を動かすと、充血したクリトリスの皮が剥け、指の腹に直接触れた。
「あっ!あっ、はぁ、はぁ。すごく気持ちいいっ。先輩のクリトリス、すごいっ」
(やっ、あっ。んんっ。んっ、んっ)
空いている左手で乳首を摘み、早苗の体から二重の快感を得ると、パイプ椅子に上げていた足が床に滑り落ちた。
そのまま腰を前にずらし、床につま先を立てながら必死に快感を貪る。
姿見の前で、あの榎原早苗にオナニーさせているなんて。
そして彼女の体がこんなにも気持ちいいなんて。
乱れた早苗の姿はあまりにいやらしかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、あうっ。うっ、うっ」
(やんっ、あっ、あっ。い、井賀岡君っ、あっ、だめっ)
男では味わえない極上の快感に、輝夫は気を失いそうになった。
ひたすら射精しているような、いや、それ以上の快感が襲い掛かり、時間を追う毎に大きくなっていく。
「あっ、あっ、先輩っ!先輩っ!すごっ……ああっ。クリトリスっ……あっ、先輩が僕の前でオナニーしてるっ」
(井賀岡君っ!だめっ……あっ、あっ、そんなにきつく弄ったらっ。や、やんっ。あっ、そんなっ……あっ、ああっ、あんっ」
愛液と指が絡み合ったいやらしい水音がブルマの中から聞えた。
踵を上げた足が吊りそうなほど力が入っている。
もう自分の意思で指を止める事は出来ない。
輝夫は早苗の体が行き着くところまでひたすら弄り続けた。
そして、彼女の声を使い、更衣室の外にも聞えそうなくらいの大きな喘ぎ声をあげた輝夫は、初めて女性のオーガズムを味わったであった。
「ああっ、あ、あっ!先輩っ……これって!あっ、あっ、もっと気持ちよく……あ、うああっ!」
(やだっ!ああっ、あんっ。わ、私っ……ちょ……だめっ、あっ……やっ!イ、イッちゃう。やぁっ……あ、あ、あ、んあああ〜っ!)
その瞬間、浅く座っていた彼女の体がパイプ椅子から滑り落ちた。
床でお尻を打ち、蟹股で座る様子が姿見に映っている。
「はぁ、はぁ、はぁ。ああ……」
(うう……はぁ、はぁ……)
虚ろな目で姿見を眺めていた早苗の右手がブルマから引き抜かれ、愛液で濡れた中指が口元に運ばれた。
「先輩のマン汁、すごく美味しいです。先輩って……女って男と比べ物にならないくらい気持ちいいんですね。僕も女に生まれて来れたら良かったです」
(こんな事するなんて……。どうしてくれるのよ)
「どうしてくれるのって言われても……。僕はただ先輩の体でオナニーしただけですから」
(許さないからっ!)
「誰も信じないですよ。そうだ!折角だから先輩のいやらしい姿を携帯で撮らせてください」
(な、何馬鹿な事をっ!そんなの絶対にいやよっ)
「僕だけの秘密にしますから。もちろん鳥原先輩にも言いませんし」
(だめっ!お願いだからこんな姿を撮らないで)
その抵抗も空しく、自らの携帯で裸やオナニーシーンや体操服姿等を撮られた彼女は、輝夫の携帯に画像を転送した後、ようやく解放された。
「私にこんな事をさせるなんて……。井賀岡君、絶対に許さないからっ!」
自由になった手で拳を作った早苗であったが、下半身に残る火照りを意識すると、ゆっくりと拳から力を抜いた。
後輩の男の子に体を操られオナニーさせられるなんて――犯されたのと変わらない。
しかし、体を弄られた時の気持ちよさは今までになかった。
自分でオナニーしても、これ程の愛液はでないのだ。
「…………」
早苗は自らの愛液で濡れたブルマを暫く眺めた後、制服に着替えると女子更衣室を後にした。
そして、自分の体に戻り正門で待っていた輝夫の頬を叩くと、そのまま知らぬ振りをして帰った。
――その日の夜。
「んっ、んっ、はぁっ」
早苗は親が寝静まった後、自分の部屋でオナニーをした。
学校で輝夫に乗り移られていた時を思い出しながら。
「あ、あ〜っ。井賀岡君、どうして私の体であんな事をしたのよ。おかげで……んんっ!」
オーガズムを迎えた早苗は、ティッシュで股間の汚れを拭き取った。
しかし、乗り移られた時ほどの快感を得ることが出来ない。
こんな気分は初めてだ。
「彰人とエッチしても……」
付き合っている鳥原彰人とのセックスシーンを思い出す。
彼の経験が浅いのだろう。
セックスをしても、彼が先にイってしまってオーガズムを迎えられない。
それに比べて、色々と女性の体を調べていた輝夫の弄り方は――気持ちよかった。
「…………」
また輝夫にイカされた時の記憶が蘇って来た。
彼とセックスしたいとは思わない。
しかし――。
数日後。
早苗は付き合っていた鳥原と別れたようだ。
そして、何故か輝夫との仲を取り持とうとしていた長瀬萌未と怪しい関係になっていた。
「長瀬さん。昨日も言ったけど、私達の関係は秘密にしてね。分かった?」
「はい。誰にも言いません。だから……明日もいいですか?」
「いいわ。じゃ、明日も楽しませてあげる」
「榎原先輩……。んっ……んんっ」
二人の舌が絡み合った後、萌未は軽く会釈をして更衣室から出て行った。
「はぁ。こうしてくれるなら、先輩の言うとおり長瀬と付き合いますよ。長瀬も先輩とレズるの、嫌じゃないみたいだし」
萌未の姿が無くなった後、早苗は制服を着ながら独り言を呟いた。
「僕のテクニックと先輩のカリスマ性があれば、どんな後輩もイチコロですよ。それにしても、先輩が自ら乗り移って欲しいなんて。あの時はびっくりしましたよ」
(……それはもういいから、私の体から出てくれない?)
「え?出てもいいんですか?家に帰ったら、たっぷり先輩を気持ちよくしてあげるのに」
(…………)
「一度抜け出たら自分の体にしか戻れないし、薬はしばらく手に入らなから先輩の体に入れるのは随分後になります。僕も残念ですけど……じゃあ抜けますね」
(……ちょっと待って井賀岡君)
「……はい?」
(私の家……分からないでしょ。教えてあげるからそのまま入っていて)
「先輩に乗り移ったままで?」
(……そうね)
「わっかりました。それじゃ、両親にばれないよう先輩に成り切っちゃいますよ」
姿見の前で制服の乱れが無いか確認した輝夫は、銀色の長い髪を手で払った。
「じゃ……長瀬さんと楽しんだからお腹が空いたわ。今日のご飯は何かな?」
クスッと笑った早苗の表情が妙にいやらしく見えた。
その体、僕にも使わせてください……おわり
あとがき
今回は巴さんのイラストを使わせていただき、精神同居の作品を書きました。
精神同居状態で鳥原彰人とのセックスも考えましたが、どうもその気になれず(^^
早苗と萌未のレズプレイや、萌未に乗り移って早苗とエッチする展開もいいなあと思いましたが、今回はこれで一旦終了とします。
体操服にブルマ姿。やっぱりそそられます(^^
巴さん、あむぁいさん、今回はイラストを使わせていただきありがとうございました。
また、最後まで読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
Tiraでした。
コメント
コメント一覧 (5)
覚えておられるかわかりませんが
毎回楽しみに拝見しております。
今回はかなり意表を突かれた結末でした(・_・)エッ......?
こんな体験できたらいいなぁ〜って久しぶりの大興奮でした。
次回作も楽しみにしております。
幼稚園児に乗り移ったお父さんが保母さんにいたずらするなんて…どぅですかね??
>あるきっかけで他人に憑依できるようになった母親が モテない息子の為に いろんな女性に憑依しSEXする話を希望します
それも面白そうですね。
傾向は似ていますが、私は男子生徒に好意を持った先生(女性)が、先生と生徒の関係では問題があると言うことで女子生徒に乗り移り、男子生徒とセックスするというストーリーを考えていましたよ。
どうなるか分かりませんが気長にお待ちいただければ、そのうち書いているかも……です(^^
@えむさんこんばんは。
お久しぶりです。
以前、コメントを頂きましたね。
作品の終わらせ方はいつも迷うのですが、今回はこのような感じで終わらせました。
体操服&ブルマっていいですね!
小さい子供の体に乗り移って悪戯するパターンもそそられます。
幼稚園児くらいの女の子に憑依して、女子専用車両の中、若い女性のスカートにもぐりこんで悪戯するなんてハァハァしますw
保母さんも、お昼寝の時間に駄々をこねて一緒に横になり、胸を揉んだり色々と触ったりして悪戯するところを想像するとそそられます。
子供ならでは……というのもありますね!
完結おめでとうございます。
先輩は男子生徒のやったことを許せないと思いながらも、彼によって与えられた快感の虜になったようですね。
恋人と別れてからは後輩の娘とエッチしていたし(むろん男子生徒に取り憑かせてでしょうが)、しかもその男子生徒を取り憑かせたまま家に誘いこむようになってしまったようですね。これからあの二人がこの状態で付き合っていくのか予想もつきません(笑)
とにかくご苦労様でした。次回作も楽しみにしています。
お読み頂きありがとうございます。
自分の体でありながら、他人によって弄られると言う不思議体験の快感に、彼女は目覚めてしまったのかも知れません(^^
この二人、これからどうなるんでしょうね。
私にも想像が付きませんよ。
また色々と書きたいと思います。