本当の柔らかかった。
指に力を入れると素直にめり込んでいく。
人間の体でここまで柔らかい部分があるなんて初めて知った。
「うっ、あっ。ああっ」
胸にあった果乃河先生の手が俺の両肩に添えられたおかげで、赤いスカーフが揺れ、白いセーラー服の生地が蠢く様子が見て取れる。
裸になって直接胸を揉んでいるところを見るよりも、セーラー服の中という見えないところで揉まれている様子が、生地の動きを見ることによって分かる方がいやらしく思えた。
緊張しつつも、汗ばんだ掌で柔らかい感触を楽しみながら上下に揺らしてみる。
そして何気に指を伸ばすと、襟元から人差し指の爪が見える事があった。
それは、先生が着ているセーラー服の中に、俺の手の存在を認識できる瞬間だった。
「んっ、あっ、はぁ、はぁ」
先生の少し上ずった声。そして息が乱れ始めている。
眉をゆがめ、悩ましげな表情をする先生を見たのは初めてだ。
胸を揉むことによって、先生が感じていると考えるとすごく興奮した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「んんん。どう?私の胸の感触は」
「すごく……すごく柔らかくて気持ちいいよ」
「私も安川君に揉まれて気持ちいいわ」
「乳首が硬くなってる」
「安川君がいやらしい揉み方するから、私の体が感じちゃったのよ。その乳首を摘んで弄ってみて」
「こうか?」
「んはっ!そ、そう。あっ、あまり強く弄ったら痛いの」
「わ、分かった。このくらいか」
俺の両肩に添えられていた先生の手に力が入った。
親指と人差し指で乳首を摘み、捻ったり引っ張ったりしてみる。
胸を揉んでいたときよりもセーラー服が盛り上がり、特に引っ張ったときには襟元が大きく開いた。
一歩前に進んで先生との距離を詰めると、襟元から乳首を弄る手に様子が良く分かった。
乳首を引っ張ると、先生の乳房がつられて円錐状に伸びる。
そのまま円を描くように動かすと、乳房も同じように動いていた。
「あっ、ああ……」
「痛かったか剛司?」
「少しね。あまり強く引っ張らないで」
その言葉に乳首を離すと、胸が揺れながらお椀型に戻った。
セーラー服の胸元から覗き見る胸にはマジで興奮する。
全てが見えるのではなく、隠れたところから少しだけ見えるというのがたまらない。
また別の性癖を持ってしまったような気がした。
十分くらい弄っていただろうか?
俺は一通り胸の感触を楽しんだ後、セーラー服の中から手を抜いた。
べた付いた掌をズボンに擦り付けながら先生をみると、かなり息を乱していて瞳が潤んでいる。
それにしても、これだけ果乃河先生らしく、というか女性らしく振舞われると剛司の存在を忘れてしまいそうだ。
見知らぬ他人が見れば俺と先生は対等に会話をしているのだから、先生と生徒の関係と思わないかもしれない。
大人の女性と対等に話す高校生って、俺にとってはかなり生意気な感じがするが、男女として付き合っているならこんな感じで話せるのかも。
剛司はあくまで果乃河先生に成り切って行動している。
きっと喘ぎ方や感じ方は先生の記憶から真似しているのだろう。
いや、もしかして本当に剛司が感じて喘いでいるのかもしれない。
それなら女性の様に声を出すのは気持ち悪い――なんて思った。
「安川君。服を脱いで」
「あ、ああ」
果乃河先生がベッドの淵に座って俺を眺めている。
剛司と分かっていても、担任の先生に見られながら裸になるのは妙に恥ずかしかった。
「隠しながら脱がなくてもいいのに」
「だ、だって恥ずかしいだろ。マジで先生に見られているみたいでさ」
「気にしなくていいわよ。私は全く覚えてないんだから」
「それは分かってるけどさ」
黒い制服を脱ぎ、Tシャツとトランクスまで足元に脱ぎ捨てた俺に、先生は「私の前に座って」と手招きした。
「前に?」
「折角だから入れる前に女性の性器がどうなっているのか見せてあげる」
「……ああ」
足を広げて座る先生の前に腰を下ろすと、先生はスカートをゆっくりと捲り上げていった。
大人の女性を思わせる細くて白い太ももが露になり、更には生で初めて見る女性の性器が現れた。
「パンティを穿いているほうが良かったかしら?」
「い、いや。これで……」
「どう?女性の性器を見て」
「ど、どうって言われても……」
先生は少しだけ腰を後ろに引き、両足をベッドの上にあげた。そして思い切りM字に開いて、性器を俺に見せ付けた。
短くて縮れた黒い陰毛が股間に張り付いているのは、割れ目から出ている液体のせいか。
これってマン汁というやつだろうか。
濃いピンクの割れ目が一センチくらい開いていて、そこから少し白く濁った液が滴り落ちている。
顔を上げて果乃河先生を見ると、妙に嬉しそうな笑顔を作っていた。
「何か戸惑っている感じがして、安川君って可愛いね」
「先生に言われているみたいじゃないか。そういう言い方するなって」
「うふふ、ねえ安川君。もし私が今までずっと剛司君に乗り移られていた演技をしていたって言ったらどうする?」
「そりゃ驚くさ。でも先生はここまで剛司の演技の振りは出来ないし」
「そうかしら?実は私、小さい頃からずっと女優になりたくて、中学時代から演劇部に入っていた……って言ったら?」
「だ、だからって……俺達が普段話している様子を先生は知らないだろ」
「女優になる訓練の一つに、人間観察があるの。それに剛司君と直接話して、普段安川君とどんな風にしゃべっているのかを聞けば、剛司君の真似をするのって結構簡単だったりするんだけどね。剛司君って色々と教えてくれるから」
「…………」
この状況で何を言い出すんだ。
剛司じゃなくて、先生本人?
そんな事があるはずない。大体、先生が俺に対してこんな事をするなんてありえないのだから。
でも、話の内容が全くの嘘だとは言い切れないところに、俺は微妙に惑わされた。
「でも、先生から自分のプロフィールをさらけ出すなんておかしいだろ。しかも電車の中だったし」
「そうね。でも、あの内容が部分的に嘘を付いていたって言ったら?」
「嘘って?」
「黒子や治療している歯については本当の事だけど、スリーサイズやその他の事。女優を目指していたから、別に先生になりたくてなったわけじゃないし」
「なあ剛司、冗談はよせって。先生が電車の中で、いやらしい言葉を使うわけがないじゃないか」
「一番気にしたわよ。それとなく周りを見ながら聞えない程度に言わなきゃって。でも、あの言葉を言うことで安川君は本当の私じゃないって錯覚したでしょ」
「ちょ、ちょっと待てよ剛司。何言ってるんだ?」
「そっか。安川君、まだ私の事を剛司君だと思っているのね。もしかして私、本当に女優になれるかも」
果乃河先生がM字に足を開いたままクスクスと笑っている。
「冗談だろ剛司。お前のしゃべり方をしてくれよ」
「また剛司君の真似をするの?」
「真似じゃなくて、剛司なんだろ!」
「仕方ないわね。……ああそうだよ。俺はお前が良く知っている剛司さ。これでいいのか?」
取ってつけたようなしゃべり方。
マ、マジで――果乃河先生が剛司の真似をしていたのか?
「ごめんね安川君。私ね、安川君の事が前から気になってたのよ。母性本能をくすぐられるっていうか、私が守ってあげたくなるタイプっていうか。たまに剛司君と二人、遠目で私を見ている時があるでしょ。何か相談したいことがあるのかなって。でも安川君は何も言わずに離れていくから。そういう行動を繰る返されると、私の母性本能が疼いちゃうのよ」
まだ俺の中には剛司が果乃河先生に乗り移り、先生の振りをしていると思いたい気持ちがあった。
でも、いちいち納得できる事を話されると、その気持ちもしぼんでしまう。
いや、でも――。
「私が普段からこんな事をしているなんて思わないでね。安川君だから……安川君にだけ本当の姿を見せてあげているの。他の生徒や先生には絶対こんな風にしないから。それだけは信じて」
「ほ、本当に……果乃河先生……なんですか?」
「……安川君は剛司君が私に乗り移っていると思いたいんでしょ。だからその答えは言わないでおくわ。私自身であれ、剛司君に乗り移られている状態であれ、今からする行為は変わらないんだから」
「…………」
何か、決定的な事を言われたような気がする。
わざわざ剛司に乗り移られた様に見せかけたのは、俺が先生と親しく話せるようにする話術だったんだろうか?
先生本人だと分かっていたら、絶対にこんな風に話せていなかったような気がする。
「頭の整理は出来た?」
「……は、はい。出来たというか何と言うか……」
「敬語を使わなくていいのよ。今までどおりで話してくれたら」
「で、でも……」
「急に緊張したの?それなら剛司君のしゃべり方の方がいいかな」
「い、いや。別に……いいです」
「チ○ポッ!マ○コッ!乳首っ!どう?私がこんな隠語を安川君の前で話すなんておかしいでしょ」
「そりゃそうですけど、今更そんな風に言われても」
「いつ話そうかと迷ってたんだけど……やっぱりタイミングが悪かったわね。あんなに元気だったチ○ポ、萎えちゃったの?」
「……果乃河先生本人だと分かったら、急に緊張してしまったんで」
「だ、だからね。私本人か、剛司君かっていう答えは言ってないでしょ。もうっ……。ほら、果乃河先生の性器を説明してやるからしっかり見ろよ」
また剛司の口調でしゃべり始めた。
もう何が何だか分からなくなってきた。
そんな俺の気持ちはを無視する先生は、左手の指で割れ目を左右に開き、右手の人差し指で一つ一つ指差し、丁寧に説明してくれる。
「この上のところが恥丘。こうして開いている部分が大陰唇。で、大陰唇の上にあるのが陰核、クリトリスなんだ。ここをこんな風に弄られるとスゲェ気持ちいい……あっ!あんっ」
人差し指でクリトリスを弄った果乃河先生が、切ない喘ぎ声を漏らした。
「後でたくさん弄ってくれよ。でさ、小陰唇を開くと尿道口があって、その下がお待ちかねの膣口になってるんだ。ここに……お!良かった。チ○ポが復活してきたなっ。そのチ○ポを挿入するんだ。お前が胸を弄りまわってたから、膣から愛液が染み出してるだろ。この状態なら入れても痛くないんだ」
果乃河先生は思い切り小陰唇とかいうヒダのような部分を開き、俺に見せ付けた。
ピンク色の膣口がヒクヒクと動いているのが見て取れる。
「指を入れてみるか?」
「い、いいんですか?」
「ああ。ゆっくりとな」
両手の指を使って小陰唇を開く果乃河先生の表情はとてもいやらしかった。
人差し指を伸ばし、ゆっくりと膣口に近づけてゆく。
自分でも指が震えているのが分かった。
「そのままゆっくりと……」
「はい」
膣口に指先が触れると、キュッと口が締まったような気がした。
俺は先生が言ったように、ゆっくりと膣口に指を埋めていった。
「あ……。安川君の人差し指が私の膣に入ってくる。今、Gスポットを通り越したわ……まだ奥に入ろうとしている」
まるで俺の指の動きを実況中継するかように話している。
人差し指は何の抵抗もなく膣の中にのめりこんでいった。
何ていうか、生温かくてヌルヌルするものに指を舐められているような――全てが舌で出来ている様に感じる。
でも、舌の感触よりも弾力があって肉厚に思えた。
痛いかもしれないと思いながらも指を入れ続けた結果、指の根元まで入った。
でも、まだ奥に続いているようで指先がつっかえるような感触はない。
「どう?膣の中を触った感触は」
「柔らかくて温かくて……不思議な感じです」
「それが女性の膣なの。まだ奥に続いているのよ。この中に安川君のチ○ポを入れたらどんな感じでしょうね」
指に伝わってくる感覚を、今度は肉棒で味わうことになる。
自分の手でオナニーするときよりも数段気持ちがいいだろう――それは想像するだけでも分かる。
「もう私のしゃべり方でも大丈夫よね。女性の性器がどうなっているか、よく分かったでしょ。じゃあ安川君の好きなように弄ってみてくれる?」
「えっ……。俺が?」
「指だけじゃなくて、口を使ってもいいの。私ね、クリトリスを舐められるのがすごく気持ちいいの。ダメかな?」
「…………」
「汚いと思うなら別にいいのよ。それなら、指で弄って欲しいの。自分で弄るのと他人に弄られるのって全然違うから」
足をM字に開いたまま少し顔を赤らめ、まるでおねだりする様に話しかけてくる先生の姿に鼓動が高鳴った。
未だ、俺の指は膣の中に埋まっている。その指をゆっくりと出し入れしてみた。
膣の中を擦るように動かすと、先生の足がビクビクと震えた。
「んっ……。んん」
「痛くないんですか?」
「全然痛くないわ。だってもう十分に濡れているんだから」
もう少し早く動かしてみると、クチュクチュといやらしい水音が膣の中から聞えた。
先生も切ない表情で膣にめり込む俺の指を見ている。
「あっ、あんっ。はぁ、はぁ、あぁ〜」
大人の女性の艶やかな喘ぎ声。
しかも、大好きな果乃河先生の声。
授業中には決して出さない、一オクターブ上がったような甘い声。
雄を虜にするような雌の声。
先生の股間が汚いわけがない。
俺は一旦指を抜くと、前ににじり寄って先生の股間に顔を埋めた。
「あんっ!」
一際大きな声を出した後、先生は俺の頭にスカートをかぶせると連続して喘ぎ声を漏らし始めた。
「あっ、あっ。はあんっ……。あっ、イ、イイッ。そんなに激しく舐めちゃっ……あっ、ク、クリトリスっ……噛んでるのっ!」
言われたとおり、クリトリスを口に含んで舌と歯を使って弄ってみた。
陰毛が唇を、鼻をくすぐる。
そして、女性特有であろう匂いが鼻をついた。
でも、それは決して嫌じゃなかった。
甘酸っぱいような味が口の中に広がると、涎と愛液が顎を伝い、スカートの裏生地に落ちてゆく。
それでも口の中に含んだクリトリスを必死になって弄り続けた。
「あああっ!ああっ!あっ、すごっ……いぃ〜。こ、こんなの初めてっ……あっ、安川君っ。ダ、ダメっ!そんなに弄っちゃ……わ、私……イッちゃうっ!」
俺が先生をイカすなんて――。
大人の女性が、俺の行為で絶頂を迎えようとしている。
更に興奮した俺は、股間に顔を押し付けるようにしながら必死にクリトリスを弄った。
「んああ!あっ、あ、ああっ。イッちゃう!イッちゃう……はぁ、はあああっ。イクッ、イクッイクッイクッ……んあっ……あああ〜っ!」
舐めている股間が、お尻ごとグッと持ち上がった。
何が起きたのか分からない状態で顔を離し、もわっとした空気が漂うスカートから頭を出すと、先生はいつの間にか上半身をベッドに倒していて、M字に足を開いたままヒクヒクと足を震わせていた。
「あああ……ああ……。はぁ、はぁ、はぁ〜」
相変わらず艶かしい声を出し、体をくねらせた果乃河先生は何度か大きく深呼吸をした後、乱れた髪を整えないまま、ゆっくりと上半身を起こした。
「はぁ、はぁ、はぁ。ごめんね安川君。私、気持ちよすぎてイッちゃった」
「せ、先生……」
「すごかったわ安川君。クンニでこんなに感じたのは初めて」
「クンニっていうんですか」
「女性の性器を愛撫する事をね。ああ、まだクリトリスがジンジンする。今度は私の膣の中で好きに暴れてもいいわよ」
「俺……その、セックスするのって初めてなんですけど」
「そうなの。じゃあまずは私の手でイカせてあげようか」
「先生の……手で」
「学校でチョークやシャーペンを持つだけじゃないのよ。ちょっと待ってて」
紺色のプリーツスカートが随分と汚れてしまっている。
先生はベッドから立ち上がり、机の上に置いていたウェットティッシュを持ってくると俺のいきり立った肉棒を綺麗に拭き取ってくれた。
肉棒を握られながらカリ首や亀頭を拭かれると、それだけでもイッてしまいそうだった。
指に力を入れると素直にめり込んでいく。
人間の体でここまで柔らかい部分があるなんて初めて知った。
「うっ、あっ。ああっ」
胸にあった果乃河先生の手が俺の両肩に添えられたおかげで、赤いスカーフが揺れ、白いセーラー服の生地が蠢く様子が見て取れる。
裸になって直接胸を揉んでいるところを見るよりも、セーラー服の中という見えないところで揉まれている様子が、生地の動きを見ることによって分かる方がいやらしく思えた。
緊張しつつも、汗ばんだ掌で柔らかい感触を楽しみながら上下に揺らしてみる。
そして何気に指を伸ばすと、襟元から人差し指の爪が見える事があった。
それは、先生が着ているセーラー服の中に、俺の手の存在を認識できる瞬間だった。
「んっ、あっ、はぁ、はぁ」
先生の少し上ずった声。そして息が乱れ始めている。
眉をゆがめ、悩ましげな表情をする先生を見たのは初めてだ。
胸を揉むことによって、先生が感じていると考えるとすごく興奮した。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「んんん。どう?私の胸の感触は」
「すごく……すごく柔らかくて気持ちいいよ」
「私も安川君に揉まれて気持ちいいわ」
「乳首が硬くなってる」
「安川君がいやらしい揉み方するから、私の体が感じちゃったのよ。その乳首を摘んで弄ってみて」
「こうか?」
「んはっ!そ、そう。あっ、あまり強く弄ったら痛いの」
「わ、分かった。このくらいか」
俺の両肩に添えられていた先生の手に力が入った。
親指と人差し指で乳首を摘み、捻ったり引っ張ったりしてみる。
胸を揉んでいたときよりもセーラー服が盛り上がり、特に引っ張ったときには襟元が大きく開いた。
一歩前に進んで先生との距離を詰めると、襟元から乳首を弄る手に様子が良く分かった。
乳首を引っ張ると、先生の乳房がつられて円錐状に伸びる。
そのまま円を描くように動かすと、乳房も同じように動いていた。
「あっ、ああ……」
「痛かったか剛司?」
「少しね。あまり強く引っ張らないで」
その言葉に乳首を離すと、胸が揺れながらお椀型に戻った。
セーラー服の胸元から覗き見る胸にはマジで興奮する。
全てが見えるのではなく、隠れたところから少しだけ見えるというのがたまらない。
また別の性癖を持ってしまったような気がした。
十分くらい弄っていただろうか?
俺は一通り胸の感触を楽しんだ後、セーラー服の中から手を抜いた。
べた付いた掌をズボンに擦り付けながら先生をみると、かなり息を乱していて瞳が潤んでいる。
それにしても、これだけ果乃河先生らしく、というか女性らしく振舞われると剛司の存在を忘れてしまいそうだ。
見知らぬ他人が見れば俺と先生は対等に会話をしているのだから、先生と生徒の関係と思わないかもしれない。
大人の女性と対等に話す高校生って、俺にとってはかなり生意気な感じがするが、男女として付き合っているならこんな感じで話せるのかも。
剛司はあくまで果乃河先生に成り切って行動している。
きっと喘ぎ方や感じ方は先生の記憶から真似しているのだろう。
いや、もしかして本当に剛司が感じて喘いでいるのかもしれない。
それなら女性の様に声を出すのは気持ち悪い――なんて思った。
「安川君。服を脱いで」
「あ、ああ」
果乃河先生がベッドの淵に座って俺を眺めている。
剛司と分かっていても、担任の先生に見られながら裸になるのは妙に恥ずかしかった。
「隠しながら脱がなくてもいいのに」
「だ、だって恥ずかしいだろ。マジで先生に見られているみたいでさ」
「気にしなくていいわよ。私は全く覚えてないんだから」
「それは分かってるけどさ」
黒い制服を脱ぎ、Tシャツとトランクスまで足元に脱ぎ捨てた俺に、先生は「私の前に座って」と手招きした。
「前に?」
「折角だから入れる前に女性の性器がどうなっているのか見せてあげる」
「……ああ」
足を広げて座る先生の前に腰を下ろすと、先生はスカートをゆっくりと捲り上げていった。
大人の女性を思わせる細くて白い太ももが露になり、更には生で初めて見る女性の性器が現れた。
「パンティを穿いているほうが良かったかしら?」
「い、いや。これで……」
「どう?女性の性器を見て」
「ど、どうって言われても……」
先生は少しだけ腰を後ろに引き、両足をベッドの上にあげた。そして思い切りM字に開いて、性器を俺に見せ付けた。
短くて縮れた黒い陰毛が股間に張り付いているのは、割れ目から出ている液体のせいか。
これってマン汁というやつだろうか。
濃いピンクの割れ目が一センチくらい開いていて、そこから少し白く濁った液が滴り落ちている。
顔を上げて果乃河先生を見ると、妙に嬉しそうな笑顔を作っていた。
「何か戸惑っている感じがして、安川君って可愛いね」
「先生に言われているみたいじゃないか。そういう言い方するなって」
「うふふ、ねえ安川君。もし私が今までずっと剛司君に乗り移られていた演技をしていたって言ったらどうする?」
「そりゃ驚くさ。でも先生はここまで剛司の演技の振りは出来ないし」
「そうかしら?実は私、小さい頃からずっと女優になりたくて、中学時代から演劇部に入っていた……って言ったら?」
「だ、だからって……俺達が普段話している様子を先生は知らないだろ」
「女優になる訓練の一つに、人間観察があるの。それに剛司君と直接話して、普段安川君とどんな風にしゃべっているのかを聞けば、剛司君の真似をするのって結構簡単だったりするんだけどね。剛司君って色々と教えてくれるから」
「…………」
この状況で何を言い出すんだ。
剛司じゃなくて、先生本人?
そんな事があるはずない。大体、先生が俺に対してこんな事をするなんてありえないのだから。
でも、話の内容が全くの嘘だとは言い切れないところに、俺は微妙に惑わされた。
「でも、先生から自分のプロフィールをさらけ出すなんておかしいだろ。しかも電車の中だったし」
「そうね。でも、あの内容が部分的に嘘を付いていたって言ったら?」
「嘘って?」
「黒子や治療している歯については本当の事だけど、スリーサイズやその他の事。女優を目指していたから、別に先生になりたくてなったわけじゃないし」
「なあ剛司、冗談はよせって。先生が電車の中で、いやらしい言葉を使うわけがないじゃないか」
「一番気にしたわよ。それとなく周りを見ながら聞えない程度に言わなきゃって。でも、あの言葉を言うことで安川君は本当の私じゃないって錯覚したでしょ」
「ちょ、ちょっと待てよ剛司。何言ってるんだ?」
「そっか。安川君、まだ私の事を剛司君だと思っているのね。もしかして私、本当に女優になれるかも」
果乃河先生がM字に足を開いたままクスクスと笑っている。
「冗談だろ剛司。お前のしゃべり方をしてくれよ」
「また剛司君の真似をするの?」
「真似じゃなくて、剛司なんだろ!」
「仕方ないわね。……ああそうだよ。俺はお前が良く知っている剛司さ。これでいいのか?」
取ってつけたようなしゃべり方。
マ、マジで――果乃河先生が剛司の真似をしていたのか?
「ごめんね安川君。私ね、安川君の事が前から気になってたのよ。母性本能をくすぐられるっていうか、私が守ってあげたくなるタイプっていうか。たまに剛司君と二人、遠目で私を見ている時があるでしょ。何か相談したいことがあるのかなって。でも安川君は何も言わずに離れていくから。そういう行動を繰る返されると、私の母性本能が疼いちゃうのよ」
まだ俺の中には剛司が果乃河先生に乗り移り、先生の振りをしていると思いたい気持ちがあった。
でも、いちいち納得できる事を話されると、その気持ちもしぼんでしまう。
いや、でも――。
「私が普段からこんな事をしているなんて思わないでね。安川君だから……安川君にだけ本当の姿を見せてあげているの。他の生徒や先生には絶対こんな風にしないから。それだけは信じて」
「ほ、本当に……果乃河先生……なんですか?」
「……安川君は剛司君が私に乗り移っていると思いたいんでしょ。だからその答えは言わないでおくわ。私自身であれ、剛司君に乗り移られている状態であれ、今からする行為は変わらないんだから」
「…………」
何か、決定的な事を言われたような気がする。
わざわざ剛司に乗り移られた様に見せかけたのは、俺が先生と親しく話せるようにする話術だったんだろうか?
先生本人だと分かっていたら、絶対にこんな風に話せていなかったような気がする。
「頭の整理は出来た?」
「……は、はい。出来たというか何と言うか……」
「敬語を使わなくていいのよ。今までどおりで話してくれたら」
「で、でも……」
「急に緊張したの?それなら剛司君のしゃべり方の方がいいかな」
「い、いや。別に……いいです」
「チ○ポッ!マ○コッ!乳首っ!どう?私がこんな隠語を安川君の前で話すなんておかしいでしょ」
「そりゃそうですけど、今更そんな風に言われても」
「いつ話そうかと迷ってたんだけど……やっぱりタイミングが悪かったわね。あんなに元気だったチ○ポ、萎えちゃったの?」
「……果乃河先生本人だと分かったら、急に緊張してしまったんで」
「だ、だからね。私本人か、剛司君かっていう答えは言ってないでしょ。もうっ……。ほら、果乃河先生の性器を説明してやるからしっかり見ろよ」
また剛司の口調でしゃべり始めた。
もう何が何だか分からなくなってきた。
そんな俺の気持ちはを無視する先生は、左手の指で割れ目を左右に開き、右手の人差し指で一つ一つ指差し、丁寧に説明してくれる。
「この上のところが恥丘。こうして開いている部分が大陰唇。で、大陰唇の上にあるのが陰核、クリトリスなんだ。ここをこんな風に弄られるとスゲェ気持ちいい……あっ!あんっ」
人差し指でクリトリスを弄った果乃河先生が、切ない喘ぎ声を漏らした。
「後でたくさん弄ってくれよ。でさ、小陰唇を開くと尿道口があって、その下がお待ちかねの膣口になってるんだ。ここに……お!良かった。チ○ポが復活してきたなっ。そのチ○ポを挿入するんだ。お前が胸を弄りまわってたから、膣から愛液が染み出してるだろ。この状態なら入れても痛くないんだ」
果乃河先生は思い切り小陰唇とかいうヒダのような部分を開き、俺に見せ付けた。
ピンク色の膣口がヒクヒクと動いているのが見て取れる。
「指を入れてみるか?」
「い、いいんですか?」
「ああ。ゆっくりとな」
両手の指を使って小陰唇を開く果乃河先生の表情はとてもいやらしかった。
人差し指を伸ばし、ゆっくりと膣口に近づけてゆく。
自分でも指が震えているのが分かった。
「そのままゆっくりと……」
「はい」
膣口に指先が触れると、キュッと口が締まったような気がした。
俺は先生が言ったように、ゆっくりと膣口に指を埋めていった。
「あ……。安川君の人差し指が私の膣に入ってくる。今、Gスポットを通り越したわ……まだ奥に入ろうとしている」
まるで俺の指の動きを実況中継するかように話している。
人差し指は何の抵抗もなく膣の中にのめりこんでいった。
何ていうか、生温かくてヌルヌルするものに指を舐められているような――全てが舌で出来ている様に感じる。
でも、舌の感触よりも弾力があって肉厚に思えた。
痛いかもしれないと思いながらも指を入れ続けた結果、指の根元まで入った。
でも、まだ奥に続いているようで指先がつっかえるような感触はない。
「どう?膣の中を触った感触は」
「柔らかくて温かくて……不思議な感じです」
「それが女性の膣なの。まだ奥に続いているのよ。この中に安川君のチ○ポを入れたらどんな感じでしょうね」
指に伝わってくる感覚を、今度は肉棒で味わうことになる。
自分の手でオナニーするときよりも数段気持ちがいいだろう――それは想像するだけでも分かる。
「もう私のしゃべり方でも大丈夫よね。女性の性器がどうなっているか、よく分かったでしょ。じゃあ安川君の好きなように弄ってみてくれる?」
「えっ……。俺が?」
「指だけじゃなくて、口を使ってもいいの。私ね、クリトリスを舐められるのがすごく気持ちいいの。ダメかな?」
「…………」
「汚いと思うなら別にいいのよ。それなら、指で弄って欲しいの。自分で弄るのと他人に弄られるのって全然違うから」
足をM字に開いたまま少し顔を赤らめ、まるでおねだりする様に話しかけてくる先生の姿に鼓動が高鳴った。
未だ、俺の指は膣の中に埋まっている。その指をゆっくりと出し入れしてみた。
膣の中を擦るように動かすと、先生の足がビクビクと震えた。
「んっ……。んん」
「痛くないんですか?」
「全然痛くないわ。だってもう十分に濡れているんだから」
もう少し早く動かしてみると、クチュクチュといやらしい水音が膣の中から聞えた。
先生も切ない表情で膣にめり込む俺の指を見ている。
「あっ、あんっ。はぁ、はぁ、あぁ〜」
大人の女性の艶やかな喘ぎ声。
しかも、大好きな果乃河先生の声。
授業中には決して出さない、一オクターブ上がったような甘い声。
雄を虜にするような雌の声。
先生の股間が汚いわけがない。
俺は一旦指を抜くと、前ににじり寄って先生の股間に顔を埋めた。
「あんっ!」
一際大きな声を出した後、先生は俺の頭にスカートをかぶせると連続して喘ぎ声を漏らし始めた。
「あっ、あっ。はあんっ……。あっ、イ、イイッ。そんなに激しく舐めちゃっ……あっ、ク、クリトリスっ……噛んでるのっ!」
言われたとおり、クリトリスを口に含んで舌と歯を使って弄ってみた。
陰毛が唇を、鼻をくすぐる。
そして、女性特有であろう匂いが鼻をついた。
でも、それは決して嫌じゃなかった。
甘酸っぱいような味が口の中に広がると、涎と愛液が顎を伝い、スカートの裏生地に落ちてゆく。
それでも口の中に含んだクリトリスを必死になって弄り続けた。
「あああっ!ああっ!あっ、すごっ……いぃ〜。こ、こんなの初めてっ……あっ、安川君っ。ダ、ダメっ!そんなに弄っちゃ……わ、私……イッちゃうっ!」
俺が先生をイカすなんて――。
大人の女性が、俺の行為で絶頂を迎えようとしている。
更に興奮した俺は、股間に顔を押し付けるようにしながら必死にクリトリスを弄った。
「んああ!あっ、あ、ああっ。イッちゃう!イッちゃう……はぁ、はあああっ。イクッ、イクッイクッイクッ……んあっ……あああ〜っ!」
舐めている股間が、お尻ごとグッと持ち上がった。
何が起きたのか分からない状態で顔を離し、もわっとした空気が漂うスカートから頭を出すと、先生はいつの間にか上半身をベッドに倒していて、M字に足を開いたままヒクヒクと足を震わせていた。
「あああ……ああ……。はぁ、はぁ、はぁ〜」
相変わらず艶かしい声を出し、体をくねらせた果乃河先生は何度か大きく深呼吸をした後、乱れた髪を整えないまま、ゆっくりと上半身を起こした。
「はぁ、はぁ、はぁ。ごめんね安川君。私、気持ちよすぎてイッちゃった」
「せ、先生……」
「すごかったわ安川君。クンニでこんなに感じたのは初めて」
「クンニっていうんですか」
「女性の性器を愛撫する事をね。ああ、まだクリトリスがジンジンする。今度は私の膣の中で好きに暴れてもいいわよ」
「俺……その、セックスするのって初めてなんですけど」
「そうなの。じゃあまずは私の手でイカせてあげようか」
「先生の……手で」
「学校でチョークやシャーペンを持つだけじゃないのよ。ちょっと待ってて」
紺色のプリーツスカートが随分と汚れてしまっている。
先生はベッドから立ち上がり、机の上に置いていたウェットティッシュを持ってくると俺のいきり立った肉棒を綺麗に拭き取ってくれた。
肉棒を握られながらカリ首や亀頭を拭かれると、それだけでもイッてしまいそうだった。
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