ストレートなSS憑依作品を目指しています。
楽しんで終わり〜という感じになると思います(^^
その3くらいで終わる予定です〜。
それにしても会話しか無いというのも、挿絵を使っているからでしょうね。
私の場合、挿絵が無ければ地の部分をたくさん増やす必要がありますからねぇ。
憑依の1
「はぁ、はぁ。待たせたな慶事」
「別に」
「着替えた後に乗り移ろうと思ったんだけど、全員でハンバーガー食べに行こうなんて言い出したからさ。着替えの途中で乗っ取ったんだ。おかげで着替えに時間が掛かって」
憑依の2
「気にするな。俺はそんな事くらいで怒らないさ」
「それにしてもさすが西波部長だと思ったよ。後輩達が【西波部長も一緒に行きましょうよ】なんてしつこく言い寄って来るんだ」
「ふっ……、それはそうだろ。俺が中学からずっと目を付けていた女だからな」
憑依の3
「へぇ〜。偉そうにいいながらずっと片思いで過ごしてきただけだって事だな」
「……俺は西波に要らぬ男が付かない様に見守ってきただけだ」
「まあ、そんな事はどうでもいいけどな」
憑依の5
「ううんっ。それよりも西波の意識は完全に消えているんだろうな」
「ああ。俺が体を乗っ取った時点で、彼女の意識は眠っている状態さ。だからこの体は俺の自由なんだ」
「そうか……」
「素直に言えよ」
「ふっ、そうだな。単刀直入に言うと女子陸上部、部長の西波和菜とセックスがしたい」
「よく出来ました。それじゃあ俺がこの体を操って慶事とセックスしてやるよ」
「ああ」
「ちなみに部活を終えたばかりだから汗臭いぜ」
「それは俺にとってプラス要因だ」
「ちなみに西波はヌーブラだ」
「それは俺にとってプラス要因だ」
「ちなみに俺は結構西波の真似が上手い」
「それは俺にとってかなりのプラス要因だ」
「これだけ俺が慶事にしてやっているんだ。それくらい分かっているだろ?」
「分かっている。明日から一ヶ月間、お前の昼飯は焼肉弁当、もしくは寿司折に昇格する」
「よし。その言葉、忘れるなよ」
「忘れはしない。男と男の約束だ」
「今は女だけど約束は守れよ」
「男に二言は無い」
「分かった。じゃあこれから西波の真似しながら接してやるよ」
「ああ、頼む」