目の前にある勃起した透明な肉棒。
自分の愛液だけがその形を表現している。
沖村の顔を見ようと上を向くが、そこには天井しか見えなかった。
一瞬戸惑い、そして右手でゆっくりと肉棒を掴んでみる。
確かにそこには生温かい感触があり、根元には陰毛のようなモサモサとした指ざわりを感じた。
更にその向こうには下腹部であろう温かい壁がある。
向こうにはカーテンが掛かった窓しか見えないのに、紛れも無く「人」の存在があった。
「…………」
ゆっくりと右手を動かし、様子を探る。
胴からカリ首までを何度か扱いていると、不意に後頭部を掴まれた。
そして、手の中にある見えない肉棒に顔を引き付けられる。
裕子はもう一度上を向いて沖村の表情を見ようとした。
だが、その様子は分からない。
「で、でも……やっぱり口は……」
ひっそりと呟いたが、また後頭部を見えない手が軽く引き付けた。
自分の愛液がついた肉棒を咥えるなんて。
戸惑っていると、瞬間的に体に電気が走った。
「あっ!んんっ」
いきなり乳首が捩れたのだ。
後頭部を押されていた感覚がなくなっている。
「ぁっ。やだ……んんっ」
両胸の乳首が指で摘まれたように伸びたり捩れたりしている。
ベッドの上で女座りをしている裕子は、頭を傾げながらその感覚に酔いしれた。
「はぁ、はぁ、はぁん。んんっ、やんっ、あぁぁ」
風も無い状態で乳房が左右に揺れている。
その様子を目を細めて見ていた裕子は乳首をきつく弄られ、ビクンと体を震わせた。
そして――。
「……ん。ん……んっ」
右手で握り締めていた透明な肉棒に柔らかな唇を触れさると、そっと唇を開いて口内に導いたのだ。
固く勃起した肉棒を感じる。
しかし、視線を振ってもその存在は確認できない。
他人が見れば、口を開けて舌を動かしているおかしな女にしか見えないだろう。
後頭部を掴まれた裕子は両腕で透明な胴体に抱きつき、自ら頭を前後に動かした。
「んっ、んんっ。はぁ、はぁ。んっくっ……んんっ」
すでに愛液で濡れていた透明な肉棒が、裕子の口内で滑らかにしごかれる。
味はともかく、そのグロテスクな姿が見えないので裕子自身も思ったほど抵抗が無いようだ。
それが、尿道を舌の先で刺激しながら吸い付くという大胆な行動に繋がった。
「んぐっ。んっ……んん。んっ、んっ、んっ、ふんっ」
芝居をしているならばプロとしか思えない。
プロでも口を開けたまま頬をへこませる表現なんて出来る筈が無い。
それは、本当に裕子がフェラチオをしている事を意味していた。
唇の隙間から涎が流れ出ている。
独りで頭を動かし、両腕を空中に浮かせる裕子の姿は異様に思えた。
その頭が掴まれ、強制的に動かされる。
「んっ!んっ、んっ、んっんんっ。んんっ!んっ……んぐぅぅっ!」
開いていた口の中に、突然白い液体が現れた。
それは、裕子の頭の動きに合わせて数回現われ、口内に広がってゆく。
「んううっ……うっ。……コクン」
夫のものではない精液を飲み込んでしまった裕子だが、後悔しているような表情ではなかった。
何度か頭を動かし、ゆっくりと口を閉じる。
「はぁ、はぁ、はぁ……んくっ」
右手で口を隠しながら、口内に残った精液を飲み込んでいる。
顔を上げると、唾液と精液が付いた肉棒が少し頭を垂れていた。
「はぁ、はぁ」
裕子は振り向き、鎮男の様子を伺った。
アルコールが入っているせいもあり、まだ起きる様子はなさそうだ。
少し安心した裕子が頭を戻すと、目の前にあった肉棒が消えていた。
「…………」
辺りを見回しその存在を探すと、床の上に横たわってかすかに見える肉棒を発見する。
どうやら床に仰向けに寝転がっているようだ。
もう一度鎮男が寝ている事を確認した裕子は、そっとベッドから降りると肉棒の側に近づいた。
自分の愛液だけがその形を表現している。
沖村の顔を見ようと上を向くが、そこには天井しか見えなかった。
一瞬戸惑い、そして右手でゆっくりと肉棒を掴んでみる。
確かにそこには生温かい感触があり、根元には陰毛のようなモサモサとした指ざわりを感じた。
更にその向こうには下腹部であろう温かい壁がある。
向こうにはカーテンが掛かった窓しか見えないのに、紛れも無く「人」の存在があった。
「…………」
ゆっくりと右手を動かし、様子を探る。
胴からカリ首までを何度か扱いていると、不意に後頭部を掴まれた。
そして、手の中にある見えない肉棒に顔を引き付けられる。
裕子はもう一度上を向いて沖村の表情を見ようとした。
だが、その様子は分からない。
「で、でも……やっぱり口は……」
ひっそりと呟いたが、また後頭部を見えない手が軽く引き付けた。
自分の愛液がついた肉棒を咥えるなんて。
戸惑っていると、瞬間的に体に電気が走った。
「あっ!んんっ」
いきなり乳首が捩れたのだ。
後頭部を押されていた感覚がなくなっている。
「ぁっ。やだ……んんっ」
両胸の乳首が指で摘まれたように伸びたり捩れたりしている。
ベッドの上で女座りをしている裕子は、頭を傾げながらその感覚に酔いしれた。
「はぁ、はぁ、はぁん。んんっ、やんっ、あぁぁ」
風も無い状態で乳房が左右に揺れている。
その様子を目を細めて見ていた裕子は乳首をきつく弄られ、ビクンと体を震わせた。
そして――。
「……ん。ん……んっ」
右手で握り締めていた透明な肉棒に柔らかな唇を触れさると、そっと唇を開いて口内に導いたのだ。
固く勃起した肉棒を感じる。
しかし、視線を振ってもその存在は確認できない。
他人が見れば、口を開けて舌を動かしているおかしな女にしか見えないだろう。
後頭部を掴まれた裕子は両腕で透明な胴体に抱きつき、自ら頭を前後に動かした。
「んっ、んんっ。はぁ、はぁ。んっくっ……んんっ」
すでに愛液で濡れていた透明な肉棒が、裕子の口内で滑らかにしごかれる。
味はともかく、そのグロテスクな姿が見えないので裕子自身も思ったほど抵抗が無いようだ。
それが、尿道を舌の先で刺激しながら吸い付くという大胆な行動に繋がった。
「んぐっ。んっ……んん。んっ、んっ、んっ、ふんっ」
芝居をしているならばプロとしか思えない。
プロでも口を開けたまま頬をへこませる表現なんて出来る筈が無い。
それは、本当に裕子がフェラチオをしている事を意味していた。
唇の隙間から涎が流れ出ている。
独りで頭を動かし、両腕を空中に浮かせる裕子の姿は異様に思えた。
その頭が掴まれ、強制的に動かされる。
「んっ!んっ、んっ、んっんんっ。んんっ!んっ……んぐぅぅっ!」
開いていた口の中に、突然白い液体が現れた。
それは、裕子の頭の動きに合わせて数回現われ、口内に広がってゆく。
「んううっ……うっ。……コクン」
夫のものではない精液を飲み込んでしまった裕子だが、後悔しているような表情ではなかった。
何度か頭を動かし、ゆっくりと口を閉じる。
「はぁ、はぁ、はぁ……んくっ」
右手で口を隠しながら、口内に残った精液を飲み込んでいる。
顔を上げると、唾液と精液が付いた肉棒が少し頭を垂れていた。
「はぁ、はぁ」
裕子は振り向き、鎮男の様子を伺った。
アルコールが入っているせいもあり、まだ起きる様子はなさそうだ。
少し安心した裕子が頭を戻すと、目の前にあった肉棒が消えていた。
「…………」
辺りを見回しその存在を探すと、床の上に横たわってかすかに見える肉棒を発見する。
どうやら床に仰向けに寝転がっているようだ。
もう一度鎮男が寝ている事を確認した裕子は、そっとベッドから降りると肉棒の側に近づいた。
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