コメントを頂いた皆様、どうもありがとうございました!
お返事送れまして申し訳ありません(^^;
仕事がようやく一段落つきました。

8.28 22:45
ちょっと更新できていない状況ですが、9月に少しずつ書き始めようと思います。
ハァハァしていただきどうもありがとうございました。

8.29 4:30
web拍手は長文が書けず、何度も書き込んでいただきありがとうございます。
また、異性の体験を最後まで読んでいただきありがとうございました!
おっしゃるとおり、理恵が香夏子の体になる理由を書いていなかったのですが、想像していただいた内容で100%一致しています。
幽二は自分が他人に憑依する以外にも、他人の魂を別の人間に移す事が出来る能力を持っています。
したがって、3人が入れ替わっているような状況を作り出す事ができました。
そういう能力があると言うことを書いていなかったので、唐突に思われたのもごもっともですね!
私は彼の能力を制限する書き方をせず、基本的には何でも出来ることにしていました。

幽二は(その23)で自分の過去を理恵に話しています。

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「小学校の時、友達に話したら嘘だと言われて苛められた。中学のときは女子の更衣室を覗き見したと言われて男女問わず仲間外れにされた。先生もまともに相手にしてくれず、両親にも信じてもらえない。高校へは行かずに働き始めたが、景気が悪くなると真っ先に首にされて何度も働き先を変えたさ」

ワイシャツの胸ポケットから煙草を取り出した男性が、遠くを見つめながら乾いた唇で咥え火をつける。
その仕草がとても寂しそうに思えた。

「まあ、ろくな友達は出来なかったな。俺の事を信じる奴は、皆まともな性格じゃなかった。俺が透視出来ることを知ると、まず犯罪に利用しようとする奴ばかりだったな」

大きく息を吸い込んだ男性は、白い雲に向って煙を吐いくと理恵の前にしゃがみこんだ。
理恵は閉じた足のうえに両手を乗せて、無言で話を聞いている。
サングラスの奥にある瞳は、何処を見ているのか分からなかった。

「大人になると、透視以外のことも出来るようになった。まあ、信じられないかもしれないが色々できるようになったんだ。神さん(神様)は俺に何をさせようとしているんだろう。そんな事を何度も考えたよ。この能力を使えば俺は何だって出来る。でも、俺が俺で無くなりそうな気がして怖いんだよ」
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幽二は、何だって出来る能力を持っていると理恵に話しました。
でも、その能力を使うと自分が自分でなくなってしまいそうな気がして怖かったのです。
理性が崩壊する事を恐れていたんでしょうね。
しかし、理恵と出会った事で、自分の能力は彼女に使うために与えられたものだったのだと認識し、自分自身で覚悟を決めます。
それを(その27)の下記のところに記しています。

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「……そうね。それなら信じてもらえるかもしれない。それで孝彦は香夏子を諦めてくれるかしら」
「どうだろうな。孝彦は未練が残るだろうし、この女が復讐してくる可能性もある」
「泥沼状態になって、結局私も香夏子も孝彦とは結ばれない……」
「もし、理恵さんが自分を投げ打ってでも孝彦と結ばれたいと思うのなら、俺はそれを叶える事が出来るのだが……」
「えっ。それ、どういう事なの?」
「例えば、孝彦と両親。捨てるとすれば、どちらを捨てる?」
「た、孝彦と両親?」
「ああ。理恵さんとしては究極の選択になるだろう。しかし、それを選択するくらいの覚悟が必要だって事さ」
「そんな……私には孝彦も両親も選べない」
「だろうな。ただ、もし孝彦を選択すると言うのなら、俺に連絡してくれ。迷っている間に、この女への怒りが静まるかもしれないし」
「私っ、絶対に香夏子を許さない。このまま香夏子と孝彦が幸せになるなんて……絶対に許さないっ」

幽二は理恵に睨みつけられ、香夏子への怒りが尋常ではないことを感じたようだ。

「ならば……悩む必要はないだろう。俺も今が人生の転機なんだと思っている」
「吹雪さんも?」
「ああ」
「ど、どうするの?どうするつもり?」
「それは今から話す。理恵さんがそれで言いと言うのなら、俺はそのように実行するだけだ」
「……聞かせて。吹雪さん」
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そして彼はこれまでに書いていない能力を使い、理恵と自分が幸せになる方法を選択したのでした。
幽二は世界征服だって簡単なくらいの非常に都合の良い能力を持っていますが、それを使う事が怖かったのです。
しかし、理恵と出会ったことで彼自身も覚悟を決めて実行しました。
これまでのつらい人生から開放されようと。
ちなみに、もし私が幽二と同じ能力を持っていたとしても世界征服をするつもりが無いので、作品としてもそこまで大胆な内容にはならなかったのでしょうね(^^
コメントを頂いて、なるほどなぁと感じましたよ。
また思うところがあればドシドシ書き込んでいただければと思いますのでよろしくお願いしますね。

8.31 2:43
異性の体験を読んでいただき、どうもありがとうございました。
web拍手の女の子は、おっしゃるとおり私が憑依しているんですよ。
会社から帰る途中ですれ違った女子高生に憑依してね!
っていうのは嘘ですが、可愛いので購入して貼り付けました。