このチ○ポがあれば、孝彦がいなくても構わない。
そんな風にすら思えてきた。
本当は孝彦と結婚したいのではなく、単に抱かれたいと思っていただけなのかもしれない。
理恵に嫉妬していた気持ちは、もしかしたら先に孝彦とセックスされた事に対してだったのかも。いや、実際にセックスしたのかは分からないのだが。
香夏子はベッドに寝転ぶと、敷布団の上で外されたチ○ポをじっと眺めながら考えていた。
おそらく、この孝彦のチ○ポで遊び終われば、また別の男性のチ○ポが欲しいと思うのではないだろうか。
そんな事まで思い始めていた。

「ううん、私は孝彦君と結婚したい。だって、これだけじゃ私は幸せになれないんだもの。私には孝彦君が必要なんだ」

世の中に売っているどんなディルドも敵わない、本物のチ○ポ。
香夏子は広げた右手の指を揃えた。
黒く萎えたチ○ポを中指と薬指の先につけると、血流が流れ始め生気を取り戻し、何をせずとも大きくなり始める。

「んふっ。んっ」

ベッドに横たわったまま、左手でパジャマのズボンとパンティを脱いだ彼女はフェラチオを始めた。
目を閉じて愛しそうな表情。
瞼の裏で、孝彦を思い描いているのだろうか?
チ○ポから湧き出るフェラチオの感覚を存分に味わっていると、下半身がジュンと熱くなるのが分かった。

「あっ……ん」

左手で胸を揉みしだきながら、舌を使ってカリ首を刺激する。

「やっぱりこうすると気持ちいい……」

何度かカリ首を舐め回した後、口の中に頬張りガマン汁を吸い取る。

「んんっ!んっ……ふっ」

胸から股間へ移動した左手が割れ目の間に潜り込むと、そこから愛液が滲み出した。
仰向けになり、足をM字に開いたまま中指でクリトリスを弄る。

「あふっ。んあっ、はぁ、あっ……あっ」

普段のオナニーよりも数倍は気持ちいいと思った香夏子。
シーツに滴り始めた愛液の量が尋常ではない。

「ああっ、あんっ。孝彦君っ!私、孝彦君とひとつになりたいのっ」

気持ちよすぎてフェラチオが出来なくなった香夏子は、高鳴る鼓動を感じながら右手の指先に付けていたチ○ポを股間へと移動させた。
そして、ビクビクと脈打つチ○ポを割れ目の中に入れ始めたのだ。

「ふっ……ううっ。はあっ!」

チ○ポが、自らのヌルヌルトした生暖かい膣内を感じる。
そして、膣内に孝彦の大きなチ○ポの存在を確認する。

「すごっ……い……。はぁ〜」

チ○ポを膣にめり込ませた手首を、開いていた足でギュッと閉じ込めた香夏子。
孝彦のチ○ポを使って、自らを犯しているのだ。
膣壁がヒクヒクと動いているのを、孝彦のチ○ポが察知した。

「わ、私の中って、こんなに気持ちがいいんだ……」

太ももで手首を挟んだまま、指先だけを動かしてチ○ポを前後に動かす。
それだけでも男女の快感を十分に味わうことが出来、香夏子の精神を蕩けさせた。

「ああっ。はぁ、はぁ。これなら孝彦君、気持ちいいって言ってくれるよね……」

第三者的に膣の気持ちよさが確認できるというのも不思議な話だ。
軽く動かしていた指が、大胆に動き出す。

「はぁ、はぁ、はぁっ。あっ……んんっ」

チ○ポからこみ上げてくる感覚が、更に指の動きを、そして香夏子の喘ぎ声を高くした。

「ああっ!あっ。すごいっ……オ、オチンチンとアソコの両方で感じる!」

グチュグチュといやらしい声を上げる膣。
それは幸せいっぱいという気持ちを表現しているかのようだった。

「あっ、あっ。いいっ!いいよぉ。孝彦君のオチンチン、太くて気持ちいいっ!私の膣も最高っ!」

生暖かいチ○ポの感触。
そして生暖かい膣壁の感触。
香夏子は必死に指を動かし悶えた。
快感の相乗効果に、脳天が割られるような感覚。

「あああっ。ああっ、ああっ。すごっ……ひぃっ。んあああっ!」

膣でイッたのか、チ○ポでイッたのかは分からないが、香夏子は絶頂に達したようだ。
ビクビクと体を震わせ、指の動きが鈍くなる。

「あひっ……あっ……はぁっ。ああ〜」

そして、そのまま体をぐったりと横たわらせると、手首を太ももに挟み、膣にチ○ポを入れたまま失神してしまった――。