その後、数分間。
二人は何も言わずに、その余韻に酔い浸っていた。
特に志郎は、これまでに体験したことのない出産後の女性の身体が発する、快感の奥深さを思い知らされた感じだろうか。
机に力なく横たわり、まだ焦点が定まってない。

「はぁ、はぁ……。な、なあ志郎」
「はぁ……。はぁ……。はぁ……」

篠崎先生の股間は、博和が友里の手で無理矢理広げたせいで、まだ完全に閉じきっていなかった。
中でヒクヒクと痙攣しているようにも見える。

少し腰が浮いているような感覚を覚えながらも友里の身体で立ち上がった博和は、ぐったりと項垂れた篠崎先生の身体を抱き起こした。

「大丈夫か?」
「はぁ……。はぁ……」

虚ろな目が何度か瞬きをし、ゆっくりと友里を見つめる。

「……あ、ああ。大丈夫だ」
「悪いな。ちょっと激しくやりすぎた」
「……激しすぎるって。脳天がイカれるかと思った……」
「すまん」
「いいけどさ。それにしてもこの身体……こんなに感じたのは憑依して初めてだよ」

志郎は何とか自力で机の上に座り、まだ開いている膣に指を入れてみた。

「んっ……。ここに手首まで入ったのか」
「ああ。すごい状態だったよ」

博和が、先ほどまで入っていた右手を差し出した。
ネトネトして気持ち悪そうだ。

「こんなのが入るんだ……すごいな」
「だろ。だから俺も興奮しまくってさ」
「女性の神秘だよなぁ……」
「全くだよ」

二人は、その手を見ながらしみじみ呟いた。

「さて、どうする志郎」
「悪いけど、この身体はこのまま放置させてもらうか」
「そうだな。後始末が大変だし」

床に広がった水溜りを見た篠崎先生と友里は苦笑いした。

「友里ちゃんの身体だけ校舎の外に返して来た方がいいだろうな。ここで二人が目覚めたらある意味、大変なことになるし」
「ああ、じゃあ返してくるよ。それにしても、ハーフパンツがこんなに濡れてるし、ユニフォームは篠崎先生のションベンまみれになっているし、ちょっと可哀相だな」
「仕方ないだろ。じゃあ洗濯して返してやれば?」
「出来ないこと、わかってるくせに」
「冗談だよ。じゃあ俺は一足先に篠崎先生の身体から抜け出て、校舎の屋上で待ってるよ」
「ああ。じゃ、返してくる」

友里はネバネバした手をユニフォームで拭くと、教室を出て行った。
その姿を見届けた志郎は、とりあえずパンティと白いジャージのズボンを穿きなおすと、ジャージの上着のファスナーを引き上げた。

「篠崎先生。この身体、すごかったよ。おそらく先生自身も感じたことがない位の快感だったからさ、今度旦那さんと試してみればいいよ。でも旦那さんの手だと大きいだろうから、ちょっと入らないかな」

そんな事を口にした後、篠崎先生の意識はフッとなくなり、その身体は床に崩れ落ちた――。