「うっ……だ、だめだよ。可南子さんっ」
「気持ちいい?こんなに大きくしちゃって」
「ちょ、ちょっと待ってよ。そんな事したら兄貴に何言われるか……」
「んふふ。大丈夫よ。宏昌にはしゃべらないから。こうやって私にしごいてもらいたかったんでしょ」
「そ、そんなこと……」
「知ってるわよ。しげ君の友達に聞いちゃったんだから」
「ううっ……えっ!?」
「気にしなくていいの。ほら、もうすぐ出るんじゃない?」
「だ、だから……そんなにしちゃ……」

俺は信じられなかった。
可南子さんが……兄貴の奥さんが俺のち○ぽをしごいてくれるなんて。
しかも、こんな淫らな姿で。
今日の学校の帰り、『兄貴の奥さんにしごいてもらいたい』と友人の喜代彦に話をしたところなのに、どうして可南子さんは知っているんだろう?

「ほら、もっと強くしごいてあげる」
「うっ……は、はぁ、はぁ、はぁ」
「そろそろ出るね。どうせなら可南子さんの顔に出しちゃえっ!」
「えっ?ええ??」

信じられないことに、可南子さんは俺の前にしゃがみこんで激しくち○ぽをしごいた。
この体勢じゃ、可南子さんの顔面に精子がかかってしまう。
それだけは……それだけはまずい……で、でも……も、もう……

「うああっ!」
「わっ!」

ドピュッ!ドピュッ――

俺はその柔らかい手にしごかれ、とうとうイッてしまった。
しかも、加奈子さんの顔面に向かって。
可南子さんは一瞬目を瞑ったけど、その後ニヤリと笑って

「お前の精子、くせぇよ。それにしても、こんなにいっぱい出しちゃって。相当気持ちよかったんだなぁ」

と、男のような口調で話すと、自分の顔に精子を塗りたくった。

「か、可南子さん?」
「良かったなぁ。いや、良かったわね。願いが叶って。明日しっかりと感想を聞かせてもらうから、先に自分の部屋に戻っててね」
「えっ?」
「でないと、大変なことになっちゃうから。うふっ!」

そう言うと、可南子さんは俺を二階にある自分の部屋へと促した。
その後、しばらくすると服を着た可南子さんが俺の部屋に入ってきた。

「ね、ねえ。しげ君」
「な、何?」
「わ、私……何か変じゃなかった?」
「な……何が?」
「えっ……う、ううん。なんでもないの。ごめんね、変なこと聞いちゃって」

可南子さんは恥ずかしそうに顔を赤らめながら俺の部屋から出て行った。
変じゃなかったって――相当変だったと思うけど。

でも、次の日。
学校で喜代彦に話を聞いて、俺は愕然とした。

「あのさ、昨日の可南子さん。実は俺が乗り移って身体を操っていたんだよ」

――そんなこと、俺は信じられなかった。
とはいえ、あの可南子さんがあんな行為をするなんてことも信じられない。
だから、やっぱり可南子さんは――

「信じられないか?それじゃあ今度は――」

俺はその名前を聞いた瞬間、心臓が飛び出しそうになった――