「姉ちゃんっ」
「さ、佐緒里っ。な、何を……や、やだっ!」
「姉ちゃん、お願いだから大人しくして」
「だ、だめよっ!こらっ、佐緒里っ……ちょっ……んんっ!」
「んんっ……んふっ……」

ベッドに仰向けになった俊子の上に佐緒里が乗りかかり、
俊子の顔を両手で押さえながら唇を奪った。
妹の信じられない行動に動揺する俊子は、足をバタバタさせながら
佐緒里を引き離そうと両手で体を押し返した。
しかし、佐緒里は力ずくで俊子を押さえ込み、その体に両手を這わせはじめる。

「はぁ、はぁ……何してるのよっ!早く離れなさいよっ」
「嫌よ姉ちゃん、姉ちゃんのことが大好きなのっ。だから姉ちゃんから離れないっ」
「な、何言ってるのよっ!今日の佐緒里、おかしいわよっ」
「それでもいいっ。姉ちゃん、姉ちゃん」
「い、嫌っ……佐緒里っ」

必死にもがく俊子。
そんな俊子のパジャマをずり上げた佐緒里はブラジャーまで強引に引き上げると、プルンと震えたC〜Dカップくらいの綺麗な胸を強引に揉み始めた。

「嫌っ!お、お母さんっ!」

俊子が母親に助けを求めようと声を上げ始めた。
その顔を枕で押さえつけた佐緒里が、まだ綺麗なピンク色の乳首を口に含んで刺激する。
ビクンと震えた俊子の体。

「ごめんね、姉ちゃん」

乳首を咥えながら枕で顔をそう言った佐緒里は、右手をパジャマのズボンの中へスルスルと忍び込ませた。
もちろんパンティの生地の中へ。
すると、そこにあるはずの陰毛が指に絡む感触はなく、ノッペリとしたツルツルの温かい肌が触れるだけだった。

「……やっぱり姉ちゃん、まだパイパンだったんだね」
「ううっ……」

枕の向こうから篭った声が聞こえる。
佐緒里には秘密にしておきたかったパイパンを触られ、抵抗する気力を失ってしまったようだ。
それまで抵抗していた俊子の両腕から力が抜けた。
きっと枕をのけると、涙を流している俊子の顔が見えるはず。
でも佐緒里は枕を取ろうとはしなかった。
一旦パンティから右手を抜くと、口の中で中指を濡らす。
そしてまた俊子のパンティ忍ばせると、ツルツルの割れ目の間に中指を滑らせた。

「うっ……嫌……嫌よぅ」
「姉ちゃん、感じてよ。私の指に、唇に感じて……」
「どうして……どうしてこんなことまで……」
「だって……ずっと姉ちゃんの事が好きだったんだもん」
「ひ、酷いよ……」

佐緒里は舌の先を硬くして、咥えこんだ俊子の乳首を転がした。
嫌がりながらも、その快感に乳首を勃起させる俊子。
パイパンの割れ目も、じんわりとした湿り気を帯びてくる。

「姉ちゃん……」

その問いかけに俊子は答えようとしなかった。
何も抵抗せずに、ただされるがままの状態。
妹に弄ばれているのだ。
精神的にかなりのダメージを追っているのだろう。
でも、そんな俊子に対して、佐緒里は休まずに刺激を続けた。
きっと感じているのだろうけれど、俊子は何も言わない。
ただ、体は時折ビクン、ビクンと震えているようだった。

(軽くでもイッてくれればそれでいいんだよ。その時、姉ちゃんの悲しみも消え失せるから)

男は俊子の乳首に吸い付きながらそう思っていた。
兎に角、俊子をイカさなければならない。
悲しみにくれる俊子がイクかどうかは分からないが、こうやって刺激していればそのうちに……

ヌプッ……

佐緒里の中指が、愛液のにじみ出てくる俊子の中に入り込んだ。
そして、続けて人差し指、薬指と入ってゆく。

「んうっ……い、いい加減にしてっ」

今まで黙っていた俊子が枕の向こうから篭った声を上げた。

「いいよ姉ちゃん、そのままイッても」
「いつまでそんな事してるのよ、グスッ……もう十分に分かったんでしょっ」
「ううん。あとは姉ちゃんがイクところが見てみたい」
「もう嫌っ!」

俊子がまた抵抗し始めた。
枕を顔からのけようと、両手で押し返してくる。

「往生際が悪いよ、姉ちゃん。ほらっ」
「んあっ!さ、佐緒里っ……や、やめ……あっ……んんぅっ」

枕をのけようとしていた手が、股間へと移動を始めた。
俊子の中に入れられた佐緒里の3本の指が激しくうごめく。
そして、それと同時に親指の腹が小豆をグニュグニュと刺激し始めた。

「ああっ、い、嫌っ……や、止めてっ……あはっ……あっ、ああっ」
「んっ、ちゅ〜、ちゅ〜」
「んああっ!あっ、だ、だめっ……だめっ……さ、佐緒里っ」
「レロレロ……はむっ……んんっ、コロコロコロ……」
「ふあぁ!ああっ、はぁ、はぁ……あっ……あっ……んんんんんっ〜っ!」

枕の向こうで、俊子の喘ぎ声が絶頂を迎えた事を示している。

(じゃあな、佐緒里ちゃん……)

男はそれに合わせて、乳首に吸い付いていた。
ビク、ビクビクッと体を震わせた俊子は、失神したように体の力が抜け、両腕はベッドの上にだらんと横たえられた。
また、それと同時に乳首に吸い付いていた佐緒里も、俊子の上で気を失ってしまったのだった――


――それから男は色々な女になってはその女の体が発する快感に溺れていったのであった――

……なんて終わり方をしたら怒られるでしょうか(^^;