緒里の身体を使って女性の快感を堪能した男は、しばらくその余韻に浸りながら彼女の記憶を読み取り始めた。
彼女が小さい頃からこれまで覚えている記憶だけではない。
彼女が覚えていなくても、彼女の脳が記憶している事。
その膨大な記憶の引き出しを一つずつ開き、ほんの些細な事までを読み取るのだ。
読み取ると言っても男が全て覚えるわけではなく、佐緒里の脳の引き出しをいつでも好きなときに開く事が出来るということだ。
それも瞬時に。
まさに、佐緒里の全てを奪い取ることが出来るのだった。

さて、記憶を読み取り始めてから10分くらい経っただろうか?
男は佐緒里が高校生になってからの記憶の全てを手に入れたようだ。
これだけ手に入れると、佐緒里として生活するにはほとんど支障がない。

「まずはこんなものかな?北原 佐緒里として十分生活していけるし。
 ふ〜ん、私ってそんなに頭が良くないんだ」

彼女の記憶から、学年で350人中、230番だと言うことを知った男は、
佐緒里の口調でそう呟いた。
まあ、勉強なんて出来なくても構わない。
今の男にとっては彼女の記憶を読み取る事と、『女の性』が楽しめれば良いのだから。

「しばらく私の身体で楽しんだら、姉ちゃんの身体に移動しようかな。姉ちゃんの方がスタイルも良いし、女性らしいもんね。でも姉ちゃんの裸は中学になってからみたことないなぁ」

制服を脱ぎ、タンスから私服を取り出した佐緒里が着替えを始める。
もちろん、濡れたパンティはそのまま穿く。
その股間が濡れて気持ち悪いという感じが、男にとっては嬉しいらしい。
同じく濡れた制服のスカートは、いつもどおりハンガーにかけて壁に吊るしておく。
乾いても乾かなくても、明日はそのスカートを穿いて学校に行くのだ。
普段と違うのは、ブラジャーを外して服を着たこと。
薄手の長袖セーターの生地に乳首が擦れて感じる。
無条件に乳首が勃ち、薄っすらと生地に浮き出て来ている。

「これでよしと!さて、いつもどおり夕食を作る手伝いをしに行こうかな。
ニヒッ。いつもどおりね」

佐緒里はニヤニヤしながら、キッチンで夕食の準備をしているであろう母親の元に向かった――