トラックバックから訪れてくれた人がいるようなので、
ちょっとだけ書いてみました。
お気に召されればよいのですが(^^
なぐり書きですけど。


ガチャッと扉を開き、自分の部屋に入った佐緒里は「ふ〜ん」と言って
制服のままベッドの上に腰を下ろした。
そして、部屋の中を一通り眺めたあと、

「……ひゃっほ〜!やっと抜け出すことが出来たぜっ!」

と叫んで、勢いよく上半身を後ろに倒し、天井を眺めたのだ。
ニヤニヤした表情がうれしそうで、なんともいやらしい雰囲気。

「へへ。よ〜し、早速覗かせてもらうとするか」

と言って、頭の後ろに両手を回すとゆっくりと目を閉じる。
別に眠ろうとしているわけではないようだ。

「ふ〜ん。へぇ〜」

佐緒里は目を瞑ったままブツブツと呟いていた。

「俊子っていう3つ年上の姉貴がいるのか。なかなか綺麗な女じゃねえか」

他人が聞いたら、とても怪しく思えるような言葉を佐緒里は口にしている。
その男のような口調は、可愛らしさが残る彼女の顔には似合わない。

「なるほどなぁ。よし、とりあえずこのくらいにしておくか」

パッと目を開いた佐緒里は、ベッドに仰向けになったままブレザーのボタンを
外した。そして白いブラウスのボタンを上から3つまで外すと、
そのまま指で生地を上に持ち上げ、ブラジャーに包まれた胸を覗き込んだ。

「俺がチューチュー吸ってやった時は、さぞかし気持ちよかっただろうなぁ。
 乳首が、おっ勃ってたからなぁ」

明らかに佐緒里とは思えない言葉遣い。
それもそのはず。実は、今の佐緒里は本人ではない。
先ほど胸に吸い付いていた赤ちゃんに乗り移っていた『男』なのだ。
この男、胸に吸い付いた状態で相手がイクと、乳首からその相手の身体に乗り移ることが
出来るという妙な能力を持っているようだ。

ではなぜ赤ちゃんに憑依出来たのか?

いや、この男は自ら赤ちゃんに憑依したのではない。
ある男の仕業で、赤ちゃんの中に『閉じ込められた』のだ。

ある男と言うのは強力な霊能力を持った法師。
悪事を働く男に対し、法師はその黒い魂を浄化し、新たな魂として
この世に蘇らせ、赤ちゃんの身体に入れた……はずだった。
しかし、それは完璧なものではなかった。
赤ちゃんに閉じ込められた……憑依させられた男の魂はじっとこの時、
すなわち赤ちゃんの身体から抜け出せる時を待っていたのだ。

別の身体に乗り移る方法は感覚で分かっていた。

だから、母親の身体に乗り移ろうとしたこともあったが、あの母親は舌を使って
必死に乳首を愛撫してもオナニーをすることがなかった。
しばらくは赤ちゃんの身体から抜け出せない。
そう思っていたところに、ちょうど佐緒里がやってきて、現在の
状況に至っているのだ。

この男の趣味。
それは他人の生活を覗き見ること。
生前も気になる女性に対してストーカーを働き、その女性の全てを知ってしまうと
次の女性をターゲットにするという性癖の持ち主。
女性にはたまったもんじゃない!

しかし今回、この能力を手に入れたことで彼の趣味は100%叶えられる事となった。
ターゲットにした女性の持ち物や家族構成、交友関係の全てを、女性の身体を使って
遠慮なく調べることができるのだ。
いや、そんな面倒な事をする必要は無い。
だってこの男、憑依した女性の記憶を読み取ることが出来るのだ。
ただ、一度に読み取れる訳ではない。
最近の記憶から少しずつ読み取り、最終的には全てを読み取ることが出来る。
その女性が生きてきた全てを盗み見する事が出来るのだ。

男は今、佐緒里の3日間ほどの記憶を読み取ることが出来たようだ。
彼女の家族構成、学校での出来事、サッカー部の彼氏、そして昨日寝る前にしたオナニー。


「へえ〜。顔に似合わず刺激的なオナニーをするんだな。佐緒里ちゃんはよっ!」


そう言うと、ブレザーとブラウスのボタンが中途半端に外れた状態でベッドから起き上がり、
勉強机の一番下にある引き出しの奥に隠していた、旅行などで使う小さな長細いバイブレーターを
取り出した。短3電池一本で動くもので、よく肩に当てて使うやつだ。


「こんなものをアソコに当ててオナニーするのか。いやらしいなぁ」


いやらしいのは今の佐緒里の表情だ。
嬉しそうにスイッチを入れると、バイブレーターが低い音を立てて震え始める。


「ニヒヒ。ふぅ、何か私、オナニーしたくなっちゃった。
 昨日やったようにオナニーしよっかなぁ」

なんて甘い声を出した佐緒里は、またベッドに座るとブラウスのボタンを全て外し、
ブレザーとまとめて脱いだ。