Ts・TS

主にTSFを取り扱った創作物と、
個人的な日記を掲載しています。
掲載している作品は
フィクションです。
実在の人物や団体などとは
関係ありません。

バレンタインプレゼント

【OD】バレンタインプレゼント(後編)

「……は?」
「ダメ?」
「な、何言ってんだよ秋田。お前、今は広永の体なんだぞ」
「だからよ。アタシはまだ経験ないけど、彼女は経験あるみたいだし」
「う、嘘だろ?」
「ほんと。だって、膜がないんだもん」
「ま、膜って……。お前、勝手に……」
「指を入れて確かめただけだよ。彼女には悪いけど、鉄則が来る前に更衣室のシャワーで綺麗に洗っちゃった。今は全然汗臭くないよ」

 貴菜が目の前で自らセーラー服の胸元を開き、体の匂いを嗅いでいる。その、微妙に覗き見えるチラリズムに、思わず下半身が反応してしまう。

「お、おい秋田。勝手にそんな事するなよ。広永が知ったらどうするんだよ」
「大丈夫だよ。だって、アタシが乗っ取っている間、彼女の意識は無いもん」
「そんなの分からないだろ」
「心の奥底で彼女の意識が眠っている様子が分かるの。アタシがこうして体を支配している間は、引っ込んでもらってるからね!」
「で、でもさ。勝手に広永の体を使うなんて……」
「嫌かな?」
「嫌とかそういう問題じゃなくて」
「じゃあ、嫌じゃないんだ。有吉センパイッ!」
「なあ秋田」
「ちょっと待って」
「な、何だよ」
「しゃべらないで。しばらくこのままでいさせてよ」
「あ、秋田……」

 有吉の背中に、貴菜の柔らかい腕が回りこんだ。胸を密着させながら寄り添う彼女に、思わず息を呑む。女の子の体が全身に纏わりつく感覚は、有吉の男心を奮い立たせた。
 髪から漂う女の子の香りが鼻をくすぐる。どうしていいか分からなかった有吉だが、両腕を彼女の背中に回し、そっと抱きしめてみた。抵抗する事も無く、更に顔を摺り寄せてくる。そんな彼女がとても愛しく思えた。
続きを読む

【OD】バレンタインプレゼント(中編)

「鉄則。部活が終わったら、チアリーディング部の部室へ来てよ。すぐに来るんじゃなくて、チアリーディング部の皆が帰った後ね」
「どういう意味だよ」
「とりあえず五時……、やっぱり五時半かな。それくらいだったら確実にいないと思うから。扉をノックしてくれれば返事するよ。そしたら入って来て」
「は、はぁ? お前がチアリーディング部の部室にいるって事か?」
「まあ、そういうことかな」
「広永に何か話してくれるのか? 良くわかんないって。ちゃんと教えてくれよ」
「これ以上は、部室で話してあげる。じゃ!」
「お、おいっ。秋田っ、お前が言っている薬って……」
「アタシ、準備があるから」
「あっ」

 授業が終わり、秋田美野里から色々と話を聞こうと思った有吉だが、結局のところ薬についての話を聞きだす事が出来なかった。部活後にチアリーディング部の部室に来てくれということは、広永貴菜に惚れ薬を飲ませ、二人で待っているという事だろうか。
 最初に見た男性を好きになる薬なのかもしれない。
 悶々としながら教室を出た有吉は、とりあえず部活に精を出した。
 来週に行われるのは、県の代表を決める大事な試合だ。あと一勝すれば全国大会に出場できるという事で、部員達は気合を入れて練習を行っていた。もちろん有吉も志を共にし、練習に励んでいたのだが、今日は思うように集中できない。
 寒さのせいでもあるが、頭に過ぎるのはチアリーディング部の広永貴菜。彼女の日焼けした小麦色の肌に、ツインテールの笑顔が脳裏に焼きついていた。

「くそっ! ダメだ。こんな事じゃ皆に迷惑が掛かってしまう」

 そう呟き、必死に体を動かす有吉だが、全く良いところは無かった――。
続きを読む

【OD】バレンタインプレゼント(前編)

※このお話はTSではなく、OD(女の子同士)を取り扱った作品ですので、その様な内容に不快感を持たれる方はお読みにならないようお願いします。



【OD】女子高生1
「あ、有吉先輩。こんにちは」
「広永じゃないか。三年の教室に何か用事があったのか?」
「ちょっと部長に話があったんです。もう終わりましたけど」
「そうか」
「今日も放課後、練習するんですよね」
「ああ」
「頑張ってくださいね。来週の試合、私も応援席から一生懸命応援しますから」
「うん。ありがとな」
「それじゃ、失礼します」
「ああ」

 広永貴菜は軽く会釈すると、笑顔で廊下を歩いていった。有吉鉄則が、ツインテールの揺れる後ろ姿をしばらく眺めていると、チャイムが構内に響いた。

続きを読む
ご注意!
当ブログは18才未満の方には相応しくない内容が含まれていますので、誤って訪れた方は即退場していただきますよう、よろしくお願いします。
創作物の著作権はTira(イラストは絵師さん)にありますので、無断転載は禁止です。
トップページのみリンクフリーです。
管理人:Tira

PDF作品


個人誌へGO!

欲望のままに DLsite.com直リンク

光る指先

欲望のままに

奪われた従姉の体
言語変換
翻訳ボランティアの募集

カウンター
since 2000.12.28
【旧Ts・TS】から




月別アーカイブ
頂いたイラスト
  • 【歪められた理想】のハツさん挿絵バージョン
  • 【歪められた理想】のハツさん挿絵バージョン
  • 【歪められた理想】のハツさん挿絵バージョン
  • 【歪められた理想】のハツさん挿絵バージョン
  • 【歪められた理想】のハツさん挿絵バージョン
  • 【歪められた理想】のハツさん挿絵バージョン
  • どうにもならない(ブログバージョン)その6
最新コメント
ちょこっとアンケート






















記事検索
タグ絞り込み検索
作品カテゴリ
バナー
バナー