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主にTSFを取り扱った創作物と、
個人的な日記を掲載しています。
掲載している作品は
フィクションです。
実在の人物や団体などとは
関係ありません。

久美子さんを独り占め

久美子さんを独り占め(最終話)

「広畑君、大丈夫?」

 白いワンピースを擦り付ける様にしながら自分の体を抱きしめる。そして、そのまま動かない体の上に覆いかぶさった。ワンピースの胸が、自分の胸で押しつぶされている。その様子を眺めた後、無表情の顔を十本の細い指で優しく撫でた。

「分かる?今、広畑君の上に乗っているのよ。私の胸、柔らかいでしょ?広畑君が大好きな私の体、自由に触っていいからね」

 片手で力の入っていない自分の腕を掴み、ワンピースに包まれたお尻に宛がうと、お尻を触られているという感触があった。しかし、自ら意思を持ってお尻を撫でてくれるわけでもなく、手を離すとまたベッドの上に滑り落ちてしまった。

「私のお尻、触らないの?あんなに触りたがっていたじゃない」

 ニヤリと笑いながら少し這い上がり、ワンピースの胸に顔が被さるように押し付けた。丁度、谷間に鼻がめり込む感じだ。

「今ね、胸を顔に擦り付けられているのよ。涎を付けちゃダメだからね」

 上下に体を動かし、胸を顔に擦り付けてみる。もちろん意識の無い顔に表情は現れず、押し付けられることで頬が歪む程度であった。

「痛い?それなら直接擦り付けてあげようか?」

 返答の無い自分の体に問いかけながら、胸元のボタンを三つほど外し、ブラジャーに包まれた胸を披露する。更にブラジャーを競り上げると、生温かい乳房の間に顔を埋めさせた。

「あはっ!どう?私の胸。柔らかいでしょ。息、出来てる?」

 蟹股に足を開き、動かない頭を両手で抱えるようにしながら久美子の体を前後に動かす。胸の谷間に鼻が埋もれ、息苦しそうに思うのだが彼の表情は相変わらずだった。

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久美子さんを独り占め(その4)

 もちろん女性物の下着を身に付けるのは初めてだ。しかも、看護師の空河久美子が穿いていた下着を、彼女の手を使って彼女の体に穿かせるのだ。興奮しないわけが無かった。脹脛から太ももの掛けて引き上げると、足の太さに合わせて生地が伸びる。そして、陰毛の生えた股間とお尻まで包み込むと、彼女の体の線に合わせてパンティがフィットした。トランクスには無い滑らかな肌触り。お尻の食い込んだ生地を直す仕草を自分がしていると思うとたまらなかった。

「陰毛がはみ出してる。こんな姿を見られたら、久美子さんはどう思うだろうなぁ」

 俯きながら陰毛をパンティの中に入れた敦司は、白いパンストを手に取った。パンティとは違ったナイロン生地だが、こちらも非常に良く伸びる。
 ベッドに腰を下ろした後、パンストをたくし上げて靴下を穿くように右足を入れた。何となく温かい感じがするのだが、少し足を動かすと縫い目から風が入って涼しい。パンストを破かないように膝まで引き上げると、今度は左足も同じようにパンストに包み込んでゆく。白い生地が清楚に見えて、本来の彼女を表しているかのようであった。
 嬉しそうな表情で立ち上がり、少しずつパンストを引き上げてゆく。太ももからパンティを穿いている下腹部まで引き上げると、股の間に隙間が出来てしまった。

「もう少し引き上げないといけないのか」

 もう一度パンストを股間まで下ろし、力を入れながら引き上げると綺麗に股間へ密着した。

「よし。これで穿けたぞ。パンストを穿くと余計に足が細く見えるよな。久美子さんの足、すごく綺麗だ」

 白いパンストに包まれたお尻を見たり、蟹股に足を開いて生地に隠れた股間を撫でてみる。また、足を開いてしゃがみ込み、彼女が小便するシーンを妄想した。

「いやらしいなぁ、久美子さんの足。こんな足を持っているなんてすごく羨ましいよ」

 お尻を摩り、下着に包まれた感触を楽しんだ敦司は、ブラジャーを手に取り胸に付けた。自分でホックを掛けるのは少し難しかったが、柔らかい彼女の腕は容易に背中に回すことが出来た。はみ出た乳房をカップの中に押し込み、胸の谷間を強調する。直接胸を見るより、ブラジャーに包まれた谷間を見る方が何となく興奮する。彼はそんな風に思った。

「ブラジャーを着けたままパイズリって出来るのかな?この方が絶対興奮すると思うけど。ビキニならやりやすいか?」

 窓ガラスに久美子の体を映し出した敦司が、両手で髪を後ろに掻き上げ、そのまま頭の後ろに手を回した状態で彼女にポーズを取らせる。試しにウィンクすると、下着姿の久美子が誘っているように見えた。

「どう広畑君。私と一発したくない?」

 わざとらしく久美子の口調を真似すると、本当に彼女が言っているように思える。

「すげぇ。こんな風に誘われたら、どんな男も簡単に引っかかるだろうな。女って……やっぱり久美子さんが羨ましいよ」

 彼女の口調を真似する事で、彼女の意識と一体化出来たように錯覚する。言葉さえ女性らしくしゃべれば、敦司の存在が全くと言ってよい程、見えなくなるのだから。

「広畑君の事、愛しているわ。私と結婚して欲しいの。ねえ、いいでしょ?」

 窓ガラスに近づき、彼女の顔を大きく映し出す。いくら見つめても敦司の顔は映らず、ニヤニヤといやらしく笑う久美子だけが見つめ返してきた。

「ふふふ。広畑君に私のナース姿、見せてあげるわ」

 彼女に成りすませる事に興奮する敦司は、口調はそのままに半袖の白いワンピースを拾い上げると、久美子の体に纏い始めた。襟元に入った髪を手で払い、首元のボタンから一つずつ留めてゆく。敦司は、久美子の手が一つずつ留める様子を、彼女の目を通して見ていた。この細い指が、自分のものとなっている事を改めて実感する。
 胸元から下腹部まで付いていた全てのボタンを留め、ベッドの下に落ちていた彼女の白いナースシューズを履くと、また窓ガラスの前に姿を映した。
 いつも見慣れているワンピース姿。これが本来の彼女であり、患者と接する時の正装である。

「久美子さん……。もう誰にも渡したくないよ。この顔、この声、そして姿。いつも優しく話しかけてくれる久美子さんは僕だけの人であって欲しいんだ」

 両腕で体を抱きしめ、愛しそうに撫で回す。その姿は他人から見れば異様に感じるかもしれない。それでも敦司は、乗り移った彼女の体を自分の物として大事そうに抱きしめた。

「……それじゃ、そろそろ看護師として広畑君の体を慰めてあげるわ。私は広畑君の物だから。広畑君のチンポを私の膣で包み込んであげる」

 敦司はまた彼女の口調を真似すると、ナースシューズを脱いでベッドに上がり、横たわる自分の体に沿うようにして寝転んだ。

久美子さんを独り占め(その3)

「胸って結構重いんだな。歩くと何となく皮膚が引っ張られる感じがする」

 一歩ずつ足を進めると久美子の胸が上下に揺れ、肩の下の皮膚が引っ張られる。自分の体では感じたことの無い感覚だ。ベッドの前で立ち止まり、両手で下から乳房をすくい上げつつ上下に揺らしてみる。掌で踊る乳房は重量感があり、ゴムボールよりも柔らかくマシュマロのように簡単に指がめり込んだ。
 自分の手で触るより、彼女と一つになった状態で乳房と掌の両方から感じる方が柔らかさが増すように思えた。勃起した乳首を摘むと、自然に脇をギュッと閉めてしまう。その刺激に、「あはっ」という久美子の吐息が漏れてしまうのだ。その艶のある声が敦司にはたまらなかった。

「ふっ……んっ。久美子さんって、家ではいつもこんな事をしているのかな?これだけ気持ちいいんだ。俺だったら毎日オナニーしちゃうよ」

 ベッドに腰掛け、肩幅ほどに膝を開いて右手を股間に向かわせる。先ほど感じたあのクリトリスの感覚。そして指で膣を犯す気持ちよさ。それをもう一度味わおうとしているのだ。今度は完全に体を乗っ取っているので久美子に邪魔をされる事はない。
 右手の中指が遠慮なしに陰唇に割り込み、皮を被ったクリトリスを刺激する。

「あはっ!これこれ。はぁ〜、あっ。気持ちいいっ。クリトリスってこんなに小さいのにどうして気持ちいいんだろ。この豆一粒に快感が凝縮されてるって感じで……あうっ。久美子さんの声もたまんないよ」

 指の腹で押しつぶすようにしながら指を回すと、久美子の両足が驚くほど跳ねた。潤んだ瞳に、半開きの口からは「はぁはぁ」と吐息が漏れる。

「あっ、あっ、あはっ、んっ、うっ、うっ、あっ、あっ」

 敦司は股間を弄る彼女の指を見るのではなく、鍵を掛けた扉に顔を向けてひたすらに女性の快感を堪能した。顎を上げ、日常生活では聞くことの出来ない喘ぎ声を漏らす久美子の中に、敦司の存在を感じる人はいないだろう。患者のいる病室で裸になり、自慰にふけていた看護師として処罰を受けるかもしれない。もちろん、敦司はそういう状況に陥らないようにするつもりだが、この男心をくすぐる喘ぎ声は彼が意識して出しているものではなく、彼女の体が感じる際に、自然と漏れるのだから仕方がどうしようもなかった。

「はぁ、はぁ、ああ。あっ……はぁ、あっ、あっ、あんっ」

 快感が全身を駆け巡るたびに丸めた背中をビクンと伸ばし、開いた久美子の足を引くつかせる敦司は座って弄るのが耐えられなくなったのか、上半身をベッドに倒した。丁度魂の抜けた自分の体が横たわっており、枕の役目を果たしてくれる。生温かい腹部に頭を預け、先ほどよりも激しく指を動かすとお尻が自然に浮いた。

「ああっ!はっ、はっ、ああっ。すげっ……あっ、あっ、あんんっ」

 夢中になってクリトリスを弄り、妖艶な久美子の体から女性の快感を貪る。床についていた踵が浮き、全身に力を入れながらしばらく擦り続けると、彼女の体がオーガズムに達した。それは敦司にとって衝撃的な刺激であり、男の体では絶対に味わうことの無い至福の快感であった。足が吊りそうになりながらも、彼女の体が提供した快感を受け取った敦司は、大きく息をしながら体の力を抜いた。
 まるで全速力で走った後のように息を切らせ、大きく胸で深呼吸をする。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ〜」

 結構大きく喘いでしまったが、廊下に漏れていただろうか?
 白い天井を見つめながら、ふとそんな事を思った敦司は数分ほど目を瞑り、彼女の火照った体を少し落ち着かせると上半身を起こした。
 座っている白いシーツには膣から溢れた愛液が楕円形に染み込んでいる。

「まるでオネショしたみたいだ。女ってこんなに濡れるものなのかな」

 ベッドから立ち上がり、「う〜ん」と背伸びをした敦司は足元に散らばっている彼女のワンピースや下着を眺めた。彼が乗り移るまで久美子が着ていた服たちだ。

「折角だからこの服を着て、コスプレセックスするか。意識の無い自分の体とセックスするのは物足りないような気がするけど、他人のチンポを入れられるってのも気持ち悪い感じがするからな」

 敦司は魂の抜けた体を見つめた後、上半身を曲げて足元の白いパンティを手に取った。

「こんな下着が体にフィットするんだ……」

 目の前で縮んだパンティを伸ばした彼は、そのまま片足ずつ上げて足を通すと、ゆっくりと引き上げ始めた。

久美子さんを独り占め(その2)

 半透明お尻が久美子の下腹部に着地したかと思うと、そのままズブズブとめり込んでゆく。それはまるで久美子の体に飲み込まれてゆくように見えた。
 完全に座り込むと、下腹部を中心にして足が四本、上半身が二つあるように見える。敦司は両手をベッドについて上半身を起こしたまま、半透明な足を片方ずつ彼女の足に重ねていった。その足も、太ももから膝、そして脹脛から足先までめり込んでゆく。不思議なことに足の長さが違うにも拘らず、敦司の足は久美子の足に吸収されてしまったのだ。
 そして今、彼の目の前にあるのは久美子の足だけだ。
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久美子さんを独り占め(その1)

「広畑君。空河さん知らない?」
「空河さん?いえ、知らないですけど」
「おかしいわね。広畑君の所に行くって言ってたんだけど……」
「確かにさっき来ましたけど、すぐに出て行きましたよ」
「そうなの?別の患者さんを診に言ったのかな」
「そうかもしれませんね。俺、今日はそろそろ寝ようと思うので」
「あ、ごめんね。電気消してあげようか」
「いえ。自分で消すからいいです」
「そっか。もう十分歩けるもんね。それじゃおやすみなさい」
「おやすみなさい」

 すでに窓の外が暗くなった総合病院の個室。広畑敦司は看護師が出てゆくと扉の鍵を閉めた。
 これで邪魔者は来ない。そう思いながら軽く右足を引きずり、ベッドの向こうを覗いた。
 その床には、薬によって意識を失った空河久美子がぐったりと横たわっていた。

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