Ts・TS

主にTSFを取り扱った創作物と、
個人的な日記を掲載しています。
創作物は
フィクションです。

いろいろ

小話37

ゴクン……

ほ、本当に……白垣なのか?
俺には全く信じられなかった。
しかし、俺の彼女である美代はいやらしい笑みを浮かべながら話を続けた。

「こいつの意識が薄れている間、俺が憑依して身体を乗っ取ってるんだ。冗談じゃないぜ」
「だ、だって。急にそんな事言われても……」
「分かってるって。信じられないことは。でも事実なんだから仕方ねぇだろ」
「でも……もしかして……本当は俺と別れたいからそんな事を言ってるんじゃないか?」
「はっ?まだそんな事言ってるのか。じゃあお前に見せてやるよ」
「な、何を?」
「この姿をさ」
「えっ!」

美代は背を向けると、ロングスカートを掴んで捲りあげた。
あの恥ずかしがり屋で手も握ろうとしない美代が。
し、しかも――

「なっ!」
「どうだ?これで分かっただろ。俺がお前のダチの白垣だって事が」
「…………」

俺は言葉を失った。
美代は黒いパンティを穿いていて……それよりも、その黒いパンティに緑色の何かが捻り込まれていた。
小刻みに震えている。
これってきっと……バイブレーターだ。

「こいつってマジで何も知らない身体だからな。こうやって調教してやってるんだ」
「な……何てことするんだよっ」
「お前のためにやってるんだぜ。この前、お前が言ってたじゃないか。手も握らせてくれないほど恥ずかしがり屋で、全然進展がないって。だからこうやってこいつの身体に憑依して、精神よりも身体から崩してやってるんだ」
「そ、そんな事しなくったっていいよっ。俺は俺のやり方で美代と親しくなっていくからっ」
「そんなんじゃいつまで経ってもダメだって。知ってるか?俺がこうやって調教し始めてから1週間経つんだけどな。徐々に精神的にも引きづられてるんだぜ。昨日は2回もオナニーしてたし。身体が疼くんだろうな」
「オ、オナ……」
「もうすぐ手を握るなんて可愛い事よりも、フェラチオやセックスさせてくれるようになるさ。結構アブノーマルなプレイが好きになったりしてな。ははは」
「…………」

付き合いだして3ヶ月。
俺はその純粋で優しい美代に好かれた。
でも、今俺の目の前にいるのは淫乱で汚れた美代だった。
そんな美代を望んでいただろうか?
もっと清い付き合いを――。

「どうする?俺とセックスしてみるか?」
「なっ……そんな事出来るわけないだろ」
「今もすっかり出来上がってるんだぜ。このバイブを抜いて、お前のチ○ポを入れるだけなのに」
「だ、だから……もういいから美代の身体から出て行ってくれよ。俺はこんな形で美代とセックスしたくないんだ」
「へぇ〜。そんなに勃起させといて。身体と言葉があべこべだな」
「い、いいから早く出て行けって」
「友達甲斐のない奴だな。折角お前のためにと思ってやってるのに」
「俺は最初からそんな事望んでないんだっ」
「ならどうして手も握らせてくれないなんて俺に言ったんだよ。あれは俺に何か手助けしてくれっていう合図じゃなかったのか?」
「そ、それは……そんな風に思って言ったんじゃない。それに、まさかこんな事が出来るなんて……」
「そうか。そりゃ悪かったな。ならこの身体は俺の自由にさせてもらうよ」
「なっ……ちょ、ちょっと待てよ」
「ははは、冗談だよ。こうやって仕込んではいるけど、お前が好きだって言ってる女で遊ぶつもりはないって」

そう言うと、白垣は美代の手を使って、アソコからバイブを抜き取った。

ヌチュ……

股間からいやらしい音が聞こえた。

「この身体、すごく疼いているからお前のチ○ポ入れたら気持ちいいだろうな」
「まだ言ってるのか」
「ははは」

白垣は腰につけていたスイッチを取ると、バイブごと引き出しの奥に仕舞い込んだ。
透明な愛液がついたままのバイブを。

「じゃあ俺はこの身体から離れるからな。後は頼んだぞ」
「えっ……ちょ、ちょっと」

スカートを下ろし、近くにあった椅子に美代の身体を座らせた白垣は、スッと美代から出て行ってしまった。
一瞬気を失ったように見えたが、ピクンと身体が動いて美代が目を覚ました。

「う……んん……」
「み、美代?」
「……あ、あれ?田村君……」
「あ、ああ」
「わ、私……」

どうやら白垣が憑依していたときの記憶がない様で、かなり混乱している。
いつの間に自分の部屋にいるのか、そして、何故部屋の中に俺がいるのかが全く分からないようだ。
そして、美代は股間が気になるのか、顔を赤らめながらそれとなく前を隠していた。
俺はとりあえず適当にごまかして、美代の家から帰った。


帰り道、白垣が美代の声で言った言葉を頭の中にめぐらせていた。

「この身体、すごく疼いているからお前のチ○ポ入れたら気持ちいいだろうな」

あの光景を何度も瞼の裏に思い出しながら、自分の中に芽生えた欲望をグッと押さえ込んだ。
そして考えた。
俺は、美代と明日から今までどおりの付き合い方が出来るだろうか……と。

おわり

小話(36)

「遠慮するなよ。折角貴重な薬を使って稲倉沙希の体に乗り移ってやったんだから」
「で、でも……」
「大丈夫だって。俺がこうやって乗り移っている間、こいつの意識はまったく無いんだから」
「マ、マジで?嘘じゃないだろうな」
「疑っているなら別に構わないけどさ。俺がこの体を弄って遊ぶだけだから」
「わ、分かったよ」

俺の知っているのは、真面目でクラスメイトからの信頼も熱い、清らかな雰囲気が漂う稲倉さんだ。
でも、今の稲倉さんはまったく違う。
そのいやらしい目つき。そしてにやけた口元。
まだ信じられないけど、稲倉さんの体は俺のクラスメイトである幸喜に完全に乗っ取られているんだ。

幸喜の条件。
それは、稲倉さんと遊ばせてやるから、2週間後の期末試験で赤点を取らないよう、俺の勉強を教えろという事だった。
どういう意味か分からなかったけど、まさか稲倉さんの体を乗っ取るなんて。
そんな事が世の中に存在するなんて思ってもみなかった。

「どうしたい?」
「ど、どうしたいって……」
「やりたいんだろ」
「や、やりたい……って……」
「こんなところでこういう事するの、スリルあるだろ」
「あっ……」

校舎の階段の踊り場。
休み時間、他の生徒の声がそこら中で聞こえている。
幸喜は稲倉さんの手で俺の腕を掴むと、スッとスカートの中に導いた。
そして、黒いパンストで包まれた生地に俺の指を触れさせた。

「どうだ?」
「ど、どうって……」
「何も無いだろ」
「あ、ああ……」

俺の指先に稲倉さんの股間が触れている。
のっぺりとしたその股間には俺達が持っているチ○ポの存在は無く、代わりに柔らかい肉の感触だけがあった。
ザラザラとしたパンストの上でそっと指を動かしてみると、稲倉さんの体がピクンと震えた。

「今、何処を触っているか分かるか?」
「何処って……それは……い、稲倉さんの……こ、股間……」
「お前の中指、稲倉のクリトリスの上にあるんだぜ」
「えっ」

思わず指を離してしまった。

「クリトリスが気持ちいいんだ。もっと触ってくれよ」
「だ、だってさ」
「いいから早く」
「…………」

幸喜は稲倉さんの足を少し開くと、今度は黒いパンストのゴムを引っ張って俺の手を中に導いた。
とても暖かい稲倉さんの下腹部。
そして、指に絡み付いてくる稲倉さんの……陰毛。

「そうそう。そうやって掻き分けて中の割れ目に指を入れるんだ」
「こ、こうか」
「ああ。それからその……うっ。そこだよ。その豆みたいなところがクリトリスで……あっ」

稲倉さんが眉をゆがめて切ない声を漏らした。
すごく興奮する。
指でクリトリスを弄ると、稲倉さんの足がビクビクと開いたり閉じたりする。

「あっ、うっ……んんっ。う、上手いな。下半身がすごく疼いてるぜ」
「そうなんだ」
「ああ。お前のチ○ポが欲しいって言ってるみたいだ」
「そ、そんな……マ、マジで?」
「分かるだろ。指が濡れているのが」

確かにパンストの……そしてパンティの中にある俺の指は、生暖かい液に触れてヌルヌルとしていた。

「授業サボってセックスするか?」
「で、でも。それじゃ稲倉さんが」
「そんなの構わねぇだろ。お前だってしたいくせに」

そう言って幸喜はズボンの上から俺のチ○ポを握り締めた。

「あっ」
「こんなに勃起してるくせにさ。ほら、屋上へ行こうぜ」
「…………」

こうして俺達は、授業をサボって幸喜が乗り移った稲倉さんとセックスをした。
好意を寄せていた稲倉さんとの初めてのセックスは一生忘れられないものとなったんだ。
今も続いている。
勉強を教えてやる代わりに、女の子とセックスさせてもらうという条件で。

おわり

う〜ん、尻つぼみw

小話(35)5

それは放課後の教室。
クラスメイトであり、親友でもある新水が奇妙な事を言い出したのが始まりだった――

「お前、佐野山に足コキして欲しいって言ってたよな」
「ば、馬鹿っ!他の奴に聞こえるだろっ!」
「わりぃわりぃ。俺も嬉しくて思わず声がでかくなっちまったよ」
「な、何が嬉しいんだよ」
「お前の願い、叶えてやるよ」
「は、はぁ?」
「ほら、あそこにいる佐野山に足コキさせてやるよ」
「な、何言ってんだよ。そんなこと頼める訳無いだろ」
「別に頼む必要ないんだ。強制的にさせるんだから」
「……俺、そこまでして欲しくないんだけど。それって、まるでレイプじゃないか」
「違うって。まあついて来いよ」
「どこに行くんだ?」
「人気の無いところさ」
「何のために?」
「お前にいい思いをさせてやるために」
「はぁ?」
「いいからついて来いって」


そういうわけで、俺達はすでに人気の無くなった校舎の4階にある男子トイレに入った。


「何故にトイレに来た?」
「ここなら俺の体を放置しても誰にも見つからないからな」
「放置?どういうことだよ」
「それはだな……って、言わないほうが面白いから止めたっと」
「何だよそれ。こんなところに連れて来てどうしろってんだ」
「まあまあ、慌てるなって。俺が個室に入ったらしばらく待っててくれよ」
「どうしてお前がウ○コするのを待たなきゃならないんだよ」
「そうじゃないって。いいからちょっとだけ待っててくれよ」
「お、おいっ!」

何がしたいのか理解不能だ。
いきなり個室の扉を閉めて、中から鍵をかけた。

「どうするんだよっ!」

俺が扉をドンドンたたくと、個室から「静かにしてくれよ。集中できねぇだろ」
と声が返ってきた。
やっぱりウ○コするのか?
アイツの臭い匂いを嗅ぐなんてごめんだ。
俺は男子トイレから出て、廊下で待つことにした。


3分、5分と時間が経ってゆく。


初めはじっと待っていたが、いつまで経っても出てこない新水に、次第に苛立ちを感じ始めていた。
便秘なら尚更臭いよな。
連れションなら分かるけど、連れウ○コなんて初めて聞いたよ。
そんな事を思いながらもうしばらく待っていると、誰かが階段を上ってくる足音が聞こえ始めた。

「あ……誰か来る」

次第に足音が大きくなり、階段を上り終わったようだ。
その足音の聞こえる廊下の先をじっと見ていると、人影が現れた。

「えっ……」

意外な人物に、思わず声を詰まらせてしまった。
緑のストレートのショートカットに、セーラー服姿。
膝下までの黒いニーソックスが俺の心を揺さぶるクラスメイト――。

「あ、藤仲君。こんなところで何してるの?」
「えっ……あ、ああ」

ぎこちない返事になってしまう。
だって――さっき新水と話をしていた佐野山がニコッと微笑みながら俺の前まで歩いてきたのだから。

「何してるの?」
「あ、ああ。ちょっと人を待ってるんだ」

まさか、新水がウ○コしているのを待っているんだ――なんて言える筈も無く。
俺は何とかごまかそうと、廊下の向こうをじっと眺めた。

「あっちから来るの?」
「えっ。あ、ああ」
「ふ〜ん……」
「そ、それよりさ。さ、佐野山は……どうしてここに来たのさ」
「んん?教えて欲しい?」

悪戯っぽく微笑んだ佐野山に鼓動が激しく高鳴った。
普段は恥ずかしくて離れたところからしか見ていなかったけど、こうやって間近で見ると更に可愛らしく、やっぱり俺好みの顔だ。

「さ、差し支え無いなら……」
「差し支えないって……あはは。面白い返事っ!」
「そ、そうかな……」
「いいよ、教えてあげる。実はね……」
「……ああ」
「藤仲君を探してたんだ」
「えっ!?お、俺を?」
「うん」
「ど……どうして?俺を?」
「教えて欲しい?」
「……あ、ああ」

頭の中を超高速で巡らせた。
どう考えても、佐野山が俺を探す理由が思いつかない。
ま、まさか新水がつまらない事を言ってしまったのか?
現時点ではそれしか考えられない。
だって、それ以外の接点が無いんだから!

「ちょ、ちょっと待ってくれ。も、もしかして新水が……」
「えっ?新水君?……がどうしたの?」
「えっ……アイツが何かつまらない事を話したんじゃないのか?」
「ううん、何も知らないよ。何か私に言うことがあったの?」
「いやっ!な、何でもない。何でもないんだ」
「怪しいなぁ。もしかして私に何か隠してる?」
「そ、そんなんじゃないって!」

グッと顔を近づけてくる佐野山に、気が動転してしまった。
と、とにかく新水は何も言っていないらしい。
それはそれで良かったんだけど……アイツ、まだトイレから出てこないな。
俺達の話し声が聞こえているから、出てきにくいのか?
やっぱり佐野山がいる前でトイレから出てくるのは恥ずかしいだろうな。

「そっか、それならいいけど。ねえ藤中君、ちょっとついて来てよ」
「えっ、何処に行くんだ?」
「美術部の部室」
「美術部の部室?」
「うん」

佐野山は、青緑色のスカートのポケットから部室の鍵を出して俺の前にちらつかせた。
美術部の部長をしているから、部屋の管理くらいしているだろう。

「な、何か手伝って欲しいとか?」
「とりあえずついて来てよ。それとも待ち人が来るのを待ってからにする?」

待ち人はトイレの中にいるんだけどな――。
でも、佐野山がここにいたら出てきにくいだろうから離れたほうがいいか。

「いや、いいよ。じゃあ美術部の部室に行くよ」

俺はトイレに篭っている新水に聞こえるように、少し大きな声で行き先を知らせると、佐野山の後ろ姿についていった――。


「な、なあ佐野山」
「何?」
「何を手伝うんだ?」
「ん?手伝って欲しいなんて一言も言ってないよ」
「えっ……じゃ、じゃあどうして連れて来たんだよ」
「教えて欲しい?」
「…………」

一体、何を考えているのか分からない。
けど、俺としては佐野山とこうやって二人きりで美術部の部室にいること自体、すごく興奮しているし、こんなに長く会話したことが無かったからそれだけで幸せだった。

「あのね……」

何故か部室の扉の鍵を閉めた。
妙な雰囲気に、激しく鼓動が高鳴る。
ま、まさか――もしかして――こ、告白される!?

クルッと振り向いて、俺との距離を2mくらい開けた佐野山の口から出た言葉は――。

「藤仲君って、相当変態なんだね」
「……えっ??」
「だって、私に足コキして欲しいんでしょ」

嫌な顔一つせず、笑顔でそう言われた。
俺は顔からスッと血の気が引くのを覚えた。
目の前にいる佐野山の顔が徐々に歪んで――。

「あっ!」

俺はその場に尻餅をついてしまった。

「何、尻餅ついてるの?」
「……あ……あ……」
「知ってるよ。新水君が変体なの。女子の間では有名なんだから」
「なっ……」
「ニーソックスフェチなんだよね。新水君って」
「は、はぁ……はぁ……」
「どうしたの?そんなに苦しそうに息をして」

呼吸困難に陥りそうだった。
まさか、ニーソックスフェチで足コキして欲しい事を知っているなんて。
しかも、女子の間に広まっていたなんて――。

俺、もう学校に来れないよ。
アイツだ、アイツのせいだ。
絶対アイツがしゃべったんだ。
そうじゃなければ佐野山や女子達が知るはず無いんだからっ。
くそぉ〜!
アイツのせいで、俺の高校生活が終わっちまったじゃないかっ!

「落ち着いてよ。別に先生に言ったりしないから」
「はぁ、はぁ……」

佐野山の顔がまともに見れなかった。
俯いて、じっと床を眺める事しか出来ない。

「そんなに嫌なんだ。私達に知られるのが」

知られるのが――じゃなくて、もう知ってるじゃないか!

「じゃあ黙っていてあげるよ。親友だからな」

黙っていてあげるよって――親友だからって――って?

「お前、マジで面白れぇよ。そこまで動揺するか?」
「へっ?」
「呼吸困難で死なれたら困るから、そろそろほんとの事を教えてやるか」

佐野山はそう言って、俺の前にしゃがみこんだ。
不意に顔を上げると、スカートの中に白いショーツが見えてしまったので慌てて俯いた。

「遠慮しなくていいんだぜ。佐野山のショーツを見たんだろ」
「み、見てないって」

――っていうか、急に男みたいなしゃべり方して――

「俺だよ、俺。新水だって」
「……は?」
「お前が佐野山に足コキして欲しいって言うから、佐野山の体を乗っ取ったんだよ」
「……はっ?」

改めて顔を上げると、佐野山はニヤニヤしながら俺を眺めていた。
こんないやらしい表情を見たのは初めてだ。

「どうだ?驚いただろ」
「……ど、どうだって……」
「まだ信じてないな。ニーソックスフェチ君は」

そういうと、白いスニーカーを脱いで黒いニーソックスの足を床につけた。

「あまり時間が無いんだよな。佐野山の意識を俺の意識で押さえ込んでいるからな。精神的に辛くなったら体から出て行かなきゃならないんだ」
「さ、佐野山?さ、さっきから何言って……」
「だ〜か〜ら〜。俺は新水だって。して欲しいって言ってたじゃないか」
「そ、それはそうだけど……い、いきなり……って、え?マジで新水……なのか?」
「じゃなきゃしてやるなんて言わねぇって」
「だ、だけどさ……どう見ても……佐野山にしか見えないから……」
「当たり前だろ。佐野山の体に乗り移ってるんだから」
「……そ、そうか……そうだよな……」

俺は徐々に理解し始めた。
新水は元々霊能力が強くて、幽霊を見ることがしばしばあること。
最近幽体離脱らしき事が出来るようになったと言っていた事。
そして、目の前にいる佐野山の口から出てきた俺と新水しか知らない秘め事。

「マ、マジで信じていいんだな」
「素直に信じろ。それよりもさ、佐野山って足のサイズが22cmしかないんだ。ちっちゃいよな」

そう言って俺にスニーカーを見せる。

「へ、へぇ〜」
「どれどれ……うわ、やっぱり佐野山の靴も臭ぇよ」

佐野山の体を乗っ取った新水が、スニーカーを臭って変な顔をしている。

「何やってんだよ」
「へへ、まあいいだろ。それよりさ、マジで俺が乗り移ってるって思わなかっただろ」
「ああ、佐野山にしか思えないしゃべり方だったな」
「俺も役者になれるかもしれねぇな」
「さあ、それはどうかな」
「親でもだませそうな気がするぜ」
「それな無いだろ」
「そうか?ならばこのまま佐野山の家に帰ってみようかな。面白そうだし」
「……止めといたほうがいいんじゃないか?」
「まあな。そんな時間までこの体を操れないだろうし」
「へぇ〜。そうなんだ」
「まあ、多分1時間が限界かな。それまでに事を済まさないとな」
「あ……ああ」

佐野山がスッと立ち上がり、胡坐をかいて座っている俺の後ろに座りなおした。
そして、後ろから俺を抱きしめる。

「あっ……」
「どうだ?佐野山に抱きしめられた感触は」
「む……胸が当たってる……」
「興奮するだろ?」
「す、するに決まってるだろ」
「だろ〜な!」
「……ったく」
「何が……ったくだよ。チ○ポをビンビンにさせといてさ」
「なっ……さ、佐野山の声でそんなこと言うなよ」
「今更何を……」
「あっ!」

佐野山の手が、ズボンの上からチ○ポを握り締めた。
ズボン越しにでも分かる、佐野山のやわらかい手の感触。

「でかいよなぁ。マジで」
「だ、だから言うなって」
「そんなに言って欲しいのか?」
「お前、俺の言っていることが聞こえないのか。佐野山のイメージが崩れるだろ」
「……ふ〜ん、なるほど。じゃあ……藤仲君のチ○ポって、こんなにおっきいんだ」
「なっ!」
「私に興奮してるんだよね。ズボンの中じゃ窮屈でしょ。私が開放してあげるよ」
「お、おいっ!しゃ、しゃべり方までっ……うっ!」
「動かないでね。藤仲君のチ○ポ、出しにくくなるから」
「に、新水……」
「いないよ、新水君は。藤仲君の後ろにいるのは大好きな佐野山詩織だよ」

ベルト、そしてボタンが外された後、ジッパーを下ろされた。

「お尻上げてよ。ズボンとトランクスが邪魔だから」
「…………」

新水だと分かっていても、その声としゃべり方を聞いているとマジで佐野山に思えてしまう。
佐野山じゃないのに――。
で、でも――。

「はい、よく出来ました。じゃあご褒美に……足を伸ばしたままだよ」

腰の両側から黒いニーソックスが現れた。
そして俺の体を挟み込むように、更には俺のチ○ポを。

「はうっ!」
「どう?ニーソックスでチ○ポを挟まれてるんだよ」
「うう……」
「気持ちよさそうね。私、まだ足を動かしてないのに」

暖かいニーソックス。
俯いた俺の目の前、チ○ポが足の裏で挟まれている。
小さな佐野山の足の裏で――。

「このまましごいて欲しい?」

後ろから佐野山の声が聞こえる。

「……あ、ああ……」
「しごいて欲しいんだ。やっぱり藤仲君って変態さんだね」

ここまで来たんだ。
それでもいい――と思った。

「じゃあまずは……」

まるで水道で手を洗うような感じで、ニーソックスの足の裏で俺のチ○ポを前後にこすり始めた。
ニーソックスの生地でチ○ポをザラザラとこすり上げられる感触がたまらないっ。

「うっ……ううっ」

俺はそんな声しか出せなかった。
佐野山の手が俺の背中に添えられているのが分かる。

「今度は上下に!」
「あっ……あうっ」
「情けない声出しちゃって。そんなに気持ちいいんだ」
「はぁ、はぁ……うっ……うっ」

佐野山に足コキされている。
しかも、俺が大好きな黒のニーソックスで。
至極の時とはこの事だ。
ああ――足の指を丸めながらチ○ポをしごいてる佐野山の足。
ゆっくりとした動きなのに、どんどん精子がこみ上げてくるっ!

「お、俺っ……もうっ!」
「いいよぉ。私のニーソックスに掛けてもっ」
「あっ……出るっ!」
「ほらっ、よいしょ、よいしょ」
「あっ!!」

ビュッ!ビュビュッ!

先ほどよりも強く両足で締め付けられたチ○ポから、大量の精子が勢いよく飛び出した。
弧を描くように飛んだ精子が、俺の制服や佐野山の黒いニーソックスに付着する。

「あっ……うっ……ううっ……は、はぁ、はぁ、はぁ」
「うわ……ニーソックス越しにでも、な……生暖かい」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「……んふふ。どう?大好きな私に、大好きなニーソックスで大好きな足コキされた気分は?」
「はぁ、はぁ……さ、最高だったよ。はあ、ふぅ〜」
「そっか。じゃあ今度は俺を楽しませてもらいたいところだけど……どうやら思っていたよりも精神的に厳しくなってきたな」
「えっ……そ、そうなのか?」
「あ、ああ。もうそろそろ集中出来なくなってきた。早く体を返さないと……」
「あ、ああ」

佐野山は、精子の付いたニーソックスのままスニーカーを履くと、部室から出るように促した。
俺も綺麗にふき取れないままズボンを穿くと、慌てて部室からでた。

「大丈夫か?」

鍵を閉めてポケットに入れた佐野山は、ビクンと体を震わせると一瞬意識を失ったように体の力が抜けた。
倒れそうになるところを慌てて支えてやる。

「新水っ!おいっ」
「ん……んん……」
「大丈夫か?」
「んん……」

ゆっくりと目を開けて、じっと俺を見ている。

「……ふ、藤仲……君?」
「……えっ?」
「……あ、あれ?わ、私……」

もしかして、新水はもう佐野山の体から出て行ってしまったのか?

「ど、どうして私、こんなところに?」
「えっ?さ、さあ……」
「た、確か私、帰ろうとして……」
「えっ、そ、そうなんだ。お、俺は偶然ここを通りかかったら佐野山がいて……き、急に倒れそうになったから慌てて支えたんだけど……ははは」
「……そ、そうなの?わ、私、全然覚えてない……」
「そ、そうなんだ。ふ、不思議だなぁ。あはは。お、俺、帰るから」
「えっ……あ、う、うん……」

逃げろっ!
俺は疑われる前に佐野山から思い切りダッシュして離れた――。


「大丈夫だったか?」
「もう焦りまくったって。お前が急に佐野山の体から出るからっ」
「あれが限界だったんだよ。急激に集中力が落ちたんだ。やっぱり昨日できたばっかりだから慣れてないんだ」
「そ、そうなのか」
「ああ。まあ、コツは掴んだからもう少し練習すれば長い間乗り移れるようになるけどな」
「へぇ〜。でもすげぇよな、他人の体に乗り移れるなんてさ」
「まあな。でも余計に幽霊が見えるようになるのが嫌だけどな」
「ふ〜ん……」

まあ、幽霊が見えるのは気持ちいいことじゃないだろうけど、それよりももっと魅力的なことができるんだから。
俺は新水がとてもうらやましかった。

「今度はセックスしてみたいよな。女の快感ってやつを味わってみたいんだ」
「いいねぇ。俺がその相手をしてやるよ」
「そうだな。お前のチ○ポ、でかいからな。でもまだちょっと先になると思う」
「どうして?」
「多分、気持ちよすぎて集中できないと思うからさ」
「……なるほどな。女性の快感は男性の快感よりも大きいって言うからな」
「そう。それが耐えられるくらいになるまではしばらくは我慢だな」
「どうするんだ?」
「やっぱり一人でオナニーし続けて、慣れるんだよ」
「一人で?俺の出番は?」
「無い……けど、たまにはまた足コキしてやるよ」
「マ、マジで?」
「ああ」
「よっしゃぁ!」

俺は何て心強い友人を持ったんだろう。
駅で別れた俺は、そう思いながら電車で帰路に着いた――。



おしまい。

小話(34)

「わっ!」
「きゃっ!」

それは友二が学校から帰るため、階段を駆け下りた時に起きた事件だった。
いきなり目の前に人が現れたものだから、その勢いは止まらない。
瞬間的に足を踏ん張ろうと思ったが、結果として飛び出てきた人に衝突した。

「いってぇ〜。急に飛び出してくるなよっ!」

友二は目の前で体勢を崩しながらも、中腰で立っている制服を着た男子生徒に怒鳴った。
その男子生徒は、目を丸くして友二を見ている。
そして友二も、怒鳴った後に続く言葉が出なかった。

「……えっ!?な……わ、私っ!」

先に声を出したのは――友二の目の前にいる男子生徒だった。

「あっ……お、俺が……どうして目の前にいるんだっ」
「わ、私……ど、どうしてっ!」
「えっ?」

二人とも何が起きたのか分からない様子。
異様な空気が包み込んでいた。

「俺がどうして目の前に……えっ!」

そういった友二は、自分の声に違和感を覚えた。
そして、俯いくと――そこには、赤いタイトスカートを穿いた友二の足に似ても似つかぬほっそりとした綺麗な足があった。

それは目の前にいる友二も同じことだった。
自分の姿を確認し、動揺を隠せない。

「えっ、えっ!?」
「な、何だよこの声。それに足は……」

理解しようとすればするほど頭の中が混乱する。
だが、二人はしばらく経ってある結論に達した。

「俺達、身体が入れ替わってるんだ」
「ど、どうしてこんな事が……」
「俺だって分からないよ、広多先生」
「わ、私だって……仁科君」

そう。二人は先生と生徒という関係だった。
ちょうど広多先生も帰ろうとしていたところに、友二が衝突して身体が入れ替わってしまったのだ。

「こ、こんなのって……」
「ど、どうしよう……」
「お、俺……広多先生になったんだ……」
「…………」

広多先生の身体になった友二は、ゆっくりと立ち上がると周りに散った先生の小物を拾った。
友二になった広多先生も小物を拾ってショルダーバックに詰め込む。

「ね、ねえ仁科君。私たち、これからどうすればいいか考えないと……」
「そ、そうだよな。ずっと俺が広多先生のままってのは……」

そういって俯くと、赤いスーツに包まれた豊満な胸元が目に飛び込んでくる。
胸の谷間が何ともセクシー。

「……む、胸だ……」
「に、仁科君……」
「俺の身体に胸が付いてる」
「ちょ、ちょっと……」
「胸だ……うわ……や、やわらけぇ……」
「や、止めなさいっ」
「すげぇ、すげぇよ!」
「あっ!仁科君っ!」

広多先生の――女性の胸を触り、頭の線がプツンと切れたのか?
友二は広多先生の体のまま、その場から走り去ってしまった。

「ど、何処に行くのよっ!」

その後姿に唖然としていたが、このまま一人で何処かに行かせるわけにはいかない。
慌てて自分の体を追い始めた――






「な、何するのっ!手を放しなさいっ」
「何だよ仁科、そのしゃべり方は。キモいぜ」
「ち、違うのっ!私は仁科君じゃないのっ!」
「はぁ〜?頭のネジが緩んでるんじゃねえの?なあ広多先生」
「本当ね、んふっ。仁科君はおとなしくそこで見ていなさい」
「なっ、何するのっ」
「教えてほしい?これから皆に生活指導をするのよ」
「せ、生活指導って……」
「この状況で……分かってるくせに」
「ダ、ダメよっ!そんなの絶対にダメッ。許さないわよっ」
「仁科君の許しなんて必要ないでしょ。私が自分で指導するんだから。ねえみんな」
「そうそう。そういうことだよ。俺達、広多先生に色々教えてもらいたいんだ。勉強熱心な良い子だからさ」

友二の姿をした広多先生は、二人の生徒に羽交い絞めにされていた。
そして目の前には、信じられない光景が広がっている。
自分の体が勝手に使われ、生徒たちとセックスしているのだ。
嬉しそうな表情で。

「おお、先生の中ってすげぇ気持ちいいぜ」
「あんっ!私も気持ちいいわよ。もっとかき混ぜてくれないかな」
「せ、先生。俺、もう出るよっ!」
「いいわよ。私の顔にかけて頂戴……あっ……もうっ。すげぇ臭いじゃない」
「五日間くらいオナニーしてなかったからな」
「それ、濃い過ぎだっつ〜の。先生の顔、カピカピになっちゃうじゃないの」
「たまんねぇよなぁ。広多先生とセックスできるなんて」
「遠慮しないでいいのよ。先生の体はタフだから君達の欲求を全部満たしてあげる」

「や、止めてっ!お願いだから私の体を返してっ!」
「大丈夫よ。仁科君も後でしっかり相手をしてあげるから」
「何言ってるのよっ!早く止めなさいっ」
「順番なんだから。仁科君は大人しくしてなさい。あんっ。そんなに奥まで入れたら、感じちゃうじゃないの」
「十分感じてるだろ先生。さっきからマン汁垂れまくりなんだから」
「へへ。実はそうなの。次はお尻の穴にも入れてほしいなぁ」

「い、いやぁ〜!」


こうして体が入れ替わってしまった広多先生は、目の前で自分の体を男子生徒に汚されてしまったのであった。
その後、入れ替わった二人がどうなったかは知るよしもない――

おわり

小話(33)

「美代、ずっと座っていてもつまらないだろ。泳ぎに行こうぜ。なあ次郎」
「ああ。気持ちいいぜ、海の中に飛び込んだら!」

俺と次郎はそう言って、妻の美代を誘った。

「ううん。私はここで見ているだけでいいの。あまり肌、焼きたくないし」
「日焼け止め塗ってるんだろ」
「そうだけど、やっぱり……」
「折角海に来たのにさ」
「まあいいじゃん謙太。美代さんが泳ぎたくないって言ってるんだからさ。また俺たちだけで泳ぎに行こうぜ」
「……そうだな。じゃあもう一度泳いでくるよ」
「うん。溺れない様に気をつけてね」
「分かってるって」

今日は生産ラインの定期修理で会社が休みだったので、同僚の次郎と俺の妻、美代の3人で海に遊びに来ていた。
このシーズン、平日じゃないとこんなにゆっくりと楽しめないからだ。
でも、美代はいつもどおり――というか、付き合い始めた時から日焼けを拒んでいた。
美代曰く、「肌が白い方が好きなの」らしい。
俺は別に小麦色した美代も好きなんだけどな。

そんなわけで俺は次郎と疲れるまで遊びまくった後、海から上がった。
27歳にもなってこんなにはしゃいだら、次の日が大変そうだ。

「そろそろ帰ろうか、日も沈んできたことだし」
「そうだな」
「うん」

俺達は赤く染まり始めた空と海を見ながら帰り支度をして家に帰った。

折角だから、俺の家で飯でも食っていけよ。
俺と美代は、そういって次郎を狭い家に招いた。





美代の手料理と旨い酒。
俺達3人は、疲れていたせいか妙に美味しく感じた酒をいつもよりたくさん飲んだ。
食事が終わると、つまみを出して飲みなおす。

「私だって海ではしゃぎたいわよ」
「なら、はしゃげばいい」
「それが出来ないからずっとパラソルの下で座ってるんじゃない。ねえ、分かる?二人が楽しんでいるのをじっと見ているだけっていうつまらなさ」
「美代、おまえそんな事思ってたのか」
「当たり前でしょ、私の気持ちなんて全然分かってないんだから……もうっ」

美代は酒のせいか、心にとどめていた本音を言い始めた。
俺はちょっと驚いたが、やはりそういう気持ちを持っていたのかと内心、ホッとしていた。
普段から愚痴を言わない美代は、ずっと不満を溜め込んでいたんだな。
たまにはこうやって愚痴を聞いてやらないと。

そう思ってしばらく聞いていると、美代は徐々に言葉が少なくなってコテンとテーブルに突っ伏して寝てしまった。

「美代さん、相当ストレスがたまっていたんじゃないか?」
「そうだな。俺はあまり気づいてなかった」
「そうか。でも、まさか夜の相手もしてやっていないってことはないよな」
「う〜ん……」
「えっ、マジで?」
「結構忙しいからな。帰ってきたらそういう気になれないんだ」
「はぁ……そりゃまずいだろ。だってまだ結婚して1年しか経ってないんだろ」
「ああ。それは分かってるんだけどなぁ」
「美代さんに魅力を感じないってわけ?」
「そうは言わないけどさ。なんていうか……あまり積極的でないし」
「そりゃ美代さんの性格なんだから仕方ないだろ」
「そうなんだけどさ。俺からばかりってのもなぁ……」
「贅沢だぞ。美代さんみたいな綺麗な女性を嫁にもらっておいて」
「……ああ」

次郎の言っていることはよく分かる。
でも、俺が忙しいというのは本当のことだし、それは美代も分かってくれている。
だからお互いそのあたりは干渉せずにやってきたんだけど……

「う〜ん。それならさ、お前、美代さんの積極的なところが見れたら考え直すか?」
「えっ。積極的なところ?」
「ああ」
「……そうだな。一度見てみたいもんだよ、美代の積極的なところ。だったら俺だって積極的に美代と……って、お前、俺に何言わせるんだよっ」

そう言って次郎を見ると、次郎は胡坐を組んだまま頭を垂れて寝てしまっていた。

「……何だよそれ」

寝ている相手に何を言っても仕方がない。
俺はふぅ〜とため息をついてビールを一口飲んだ。
すると、目の前で寝ていた美代がゆっくりと目を覚まし、俺を見た。

「起きたのか?」
「……うん。次郎君、寝ちゃったのね」
「ああ。今寝たところだ」
「そう。それなら……ねえ」
「ん?」

美代は妙に色気づいた笑いを浮かべると、スッと立ち上がって俺の横に座った。

「ねえ謙太」
「ん?」
「……今からしようよ」
「……はっ!?」
「2度言わせるの?」
「い、今からって……次郎がいるんだぜ」
「寝ているんでしょ。だったら大丈夫よ」
「ダ、ダメだって。気づかれるから」
「……折角お酒の力を使って積極的になっているのに。謙太って臆病なんだ」
「なっ……俺は別に臆病なんかじゃ……」
「ふ〜ん、ならいいじゃん。フェラチオしてあげる」
「えっ……」
「じっとしないとチンポが取り出せない」
「お、おい……」
「ほら出てきた。何だかんだ言っても、こんなに勃起させてちゃ説得力ないね」
「み、美代……おまえ……」
「まあまあ。じゃあこの勃起したチンポを私がフェラチオします」
「おまえ……うっ……」
「んっ。んん……んふっ」
「うあ……す、すげぇ……」
「んぐっ、んっ、んんっ」
「美代っ……」
「気持ちいい?
「あ、ああ。すごく気持ちいいよ。お前、フェラチオなんてしたことあったのか?」
「そんな事女性に聞くもんじゃないでしょ」
「だ、だって……こんなに気持ちいいのって」
「気持ちいいなら構わないじゃない。もっと気持ちよくしてあげるから」
「うっ……くぅっ」
「んんっ。んん、んっ、んっ、はんっ……んんっ」

美代が初めてフェラチオしている。
しかも、こんなに上手いなんて。
俺が気持ちいいと思うことを、美代はことごとくやってのけた。
仮首を嘗め回し、吸い付きながら喉の奥までくわえ込む。
そして、唇を細めて何度も何度も頭を動かしている。
この動き、きっと初めてじゃない。
俺と付き合う前の男に仕込まれたのか、それとも――
生暖かい舌が絡み付いてくる。こんなにされたら、もうイッてしまいそうだ。

「み、美代っ。俺、もうだめだっ」
「んっ、んふぅ。イッちゃいそうになった?」
「あ、ああ……」
「イクなら私の中で出してよ。折角だし」
「み、美代……」
「嫌なの?私のマンコに出すの」
「マ、マンコって……」
「愛する人のチンポをフェラチオするだけで、女の体は濡れるんだよ。知ってた?」
「…………」
「知らなかったのなら教えてあげるよ」

美代は立ち上がり、緑のスカートをスルスルと脱ぐと、パンストとパンティを恥ずかしげもなく脱ぎ捨てた。
眠っているとはいえ、横には次郎が寝ているんだ。
もし起きたりしたら――

「大丈夫大丈夫。次郎君は起きないから」
「そ、そんなこと分からないだろ」
「そう?……じゃあ……わ〜っ!わ〜っ!次郎君起きて〜っ!」
「お、おい!」

いきなり大きな声を出し始めた美代に、俺はあせった。
そんなに叫んだら絶対に次郎が起きるじゃないか。
そう思っていたのだが、次郎は一向に起きる様子がない。

「ね、言ったでしょ。次郎君は起きないって」
「……ど、どういうことだよ」
「それはねぇ……ニヒヒ」

美代は俺を寝かせると、いきり立ったままのチンポの上にまたがった。
そして指でマンコを開くと、そのままゆっくりと腰を下ろして俺のチンポを飲み込み始めた。

「んっ!んぅぅ」
「くっ……」

ヌルンとした生暖かい感触がチンポを包み込んでゆく。
そして、それがチンポ全体を包み込んだとき、美代は俺の上に座り込む形になった。

「……っ。ふぅ。子宮の入り口まで届きそうな感じ」
「……美代。どうしたんだよ」
「だって、私の積極的なところが見たいっていうんだもの」
「……聞いていたのか?俺と次郎が話していたこと」
「聞いていたって言うか……ねぇ。実は私、次郎だし」
「はっ?」
「言ってなかったけど、アルコールを一定以上飲むと幽体離脱出来る様になるんだよねぇ」
「は、はぁ?」
「俺……今さ、美代さんの体に乗り移ってるわけ」
「……はぁ?」

俺は美代が何を言っているのか分からなかった。
こんな状況で冗談を言うなんて。
でも、美代が話している内容を聞いていると、どうやら嘘じゃないことが分かってきた。

「ということは……今寝ている次郎は魂が入っていないのか?」
「そういう事。美代さんは意識の奥でずっと眠ったままなんだ。その隙に俺が体を動かしているってわけ」
「か、勝手に美代の体を使うなよっ!俺の嫁なんだぞっ」
「だって、こうでもしないと美代さんがかわいそうだし。積極的な美代さんが見れたら考え直すんだろ」
「そ、それはそう言ったけど……だからって。うっ」
「あっ、んっ。美代さん、寂しいんだ。んっ、まだ1年しか経ってないのに……あっ。セックスレスなんてさ……んんっ」

美代に乗り移った次郎が、が俺の上で動き始めた。
クチュ、クチュとマンコが声を出している。
ずっと俺を待ち望んでいたかのように。

「あっ。こ、こんなに気持ちいいなんて。美代さん、お前をずっと待っていたんだぜ……はぁ、あっ、あっ、あんっ」
「うっ……はぁ、はぁ……あっ」
「ま、まるで全身が性感帯になったみたいだ……ああっ、あっ、あっ、あっ」

狂ったように跳ねる美代の体。
こんな美代を見たのは初めてだ。
オレンジの服に包まれた胸が、激しく上下に揺れている。
次郎がそうさせているとはいえ、これほど美代が乱れるなんて――

俺はいつしか興奮し、自分から腰を動かし始めていた。
艶のある喘ぎ声で俺の気持ちを高ぶらせる。
止まらない。
俺は美代を抱き寄せると、そのまま無我夢中で腰を動かした。

「ふああっ!あっ、あっ、す、すご……あっ……ああっ、そんなに動いたらっ……はあっ!」
「美代っ、美代っ!はぁ、はぁ……美代っ」
「お、奥まで届いてるっ……し、子宮まで届いてるよぉ」
「もっと、もっと突いてやるっ」
「んあっ、ああっ、あうっ、あうっ……こ、壊れちゃうっ」
「それでもいいっ……もっと感じてくれっ!」
「ああっ、いいっ、いいよっ。すごくいいっ!謙太のチンポ、すごいよぉ」
「はぁ、はぁ。あっ……ああっ」
「あん、あんっ、あんっ、あっ……だ、だめっ。イッちゃう!イッちゃうっ!」
「お、俺ももうっ……い、一緒にイこうっ!」
「あっ、だめっ……は、はぁっああっ!あっ、あっ、イクッ、イクッ!……んああああっ!」
「はぁ、はぁ、あぁ……くっ……んくっ……ううっ!」

俺と美代はほぼ同時に頂点に達した。
思い切り美代の中に精子を注ぎこむ。
ビュッ、ビュッと出るたびに、美代の膣にキュ、キュッとしめつけられた感じがした。

「はあ、はぁ、はぁ……ああ……」
「ふぅ、ふぅ、はぁ、はぁ……」

激しいセックス。
俺と美代は繋がったまま横になると、しばらくその余韻を楽しんだ――。





「なあ謙太。お前、途中から俺だって事、無視してただろ」
「……美代にしか思えなかったからな」
「ということは、俺の演技もまんざらじゃないってことか」
「……さあな」
「にしても、お前ってかなり激しいセックスが出来るんだな」
「そうか?俺自身も、こんなに激しくセックスしたことなかった」
「美代さんが積極的になればこれだけのセックスが出来るってことか」
「……まあ、そうかもしれないな」
「じゃあ今度からは頑張ってくれよ」
「そうだな。今日の事を思い出しながら頑張るか」
「たまに来てやってもいいぜ」
「……それは遠慮しとくよ。妻の体を勝手に使われるのはいい気持ちしないからな」
「そうか。そういう事なら止めとくよ。じゃあ最後に……謙太、愛してるわ。んっ」
「んっ……んふっ」
「んっ……んっ」

激しいディープキス。
目の前に見えるのは美代だが、その体に乗り移って動かしているのは次郎。
複雑な気持ちになりながらも、俺のチンポは美代のマンコの中でまた大きくなってしまった。

「んっ……ふぅ。また私の中で大きくなったね。もう一度する?」
「…………」
「今日で終わりって事で!」
「……ああ」

俺は次郎の誘惑に負け、もう一度セックスした。
明日から、いつもの美代とのギャップに耐えられるだろうか?
そんな不安を少しだけ抱きつつ、俺はセックスを楽しんだ。

おわり


小話(32)

「お、おかあちゃん……ぼ、僕……」
「ん〜?どうしたの。気持ちよくなってきたの?」
「お、おしっこが出そうっ」
「おしっこかな?お母さんがもっと気持ちよくしてあげるから頑張って出しなさい」
(い、いやっ!お願いだからっ。こんな事もうやめてっ!)
(いいじゃねえか。ほら、よく見てろよ。もうすぐお前の息子が始めての射精をするぜ)
(ああ……そんな……)
(母親なんだから何でも教えてやらないとな。ひひひっ)
「お母さんの手でオチンチンしごかれたら気持ちいいもんね。まだ小学生なのに」
「おかあちゃん……おかあちゃん……ああっ」

ビュビュッ……

(いやぁっ!)
「うわぁ!たくさん出したわねぇ。初めての射精は気持ちよかったでしょ。手コキしてもらえるなんて最高なんだから。今度はお母さんがオチンチン舐めて綺麗にしてあげる」
(い、いやっ!それだけはやめてっ!)
「あ〜ん」
「あっ……」
(ううっ……)

という低年齢層の話は個人的にあまり好きではありません。

「あっ……ま、まゆちゃん。そんなにおっぱい吸ったら、お母さん……」
「お母さんのおっぱい、美味しいよ。もっと吸ってあげる」
「ちょっと……ほ、本当にダメよ。まゆちゃんはもう小学生なんだから……んふっ」
「でもお母さん、すごく気持ちよさそうだよ。乳首がこんなに勃ってるもん」
「うっ……ど、どこでそんな言葉を……」
「何処だっていいでしょ。それにもうオマンコから汁が垂れてるし」
「えっ……ま、まゆちゃん?」
「お父さんが長期出張で寂しいもんね。私が指で……ううん。腕で慰めてあげる」
「な、何言ってるの?」
「よいしょっと」
「ちょ……ダ、ダメッ!そんなところに指を……あっ、いやっ!」
「ほら、すんなりと入ったよ。このままもっと奥に……」

グニグニ……

「ひ、ひいっ!」
「うわぁ。お母さんの膣ってすごく温かいね」
「うっ……あ、あぁ……」

グニグニ……ヌリュッ

「ひうっ!ま、まゆ……ちゃ……ん……」
「すっごーい。手首まで入っちゃった!さすが私が出てきただけのことはあるよね。このまま膣をかき回してあげる」
「ひっ!ちょっ……ん、んああっ!い、いやっ……や、やめっ……」
「そんな事言っても、腰がひくついてるよ。よっぽど気持ちがいいんだね、おか〜さん」
「あっ、あっ……そ、そんなっ……んっ、んっ、んぐっ」
「気持ちよくて言葉にならないんだ。旦那のチンポよりよっぽど太いもんな!」
「ああっ……まゆちゃ……んっ……」
「へへっ。可愛い愛娘の手に感じちゃって!淫乱なお母さんだよな」
「っ……えっ!?」
「ほら、もっとその艶っぽい声で喘いでくれよ。でないともっと中に腕を入れちゃうよ」
「んあああっ!」
「わっ、失禁した!臭っ!」


という低年齢層の話は個人的にあまり好きではありません。




ズリュッ、ズブブッ

「あっ、あっ……うっ」
「どう?お母さんの口の中は」
「す、すごく……気持ちいいっ」
「でしょぉ。いつもはお父さんのオチンチンをこうやってしゃぶってあげてるのよぉ」
「はぁ、はぁ……んうっ」
「んっ、んぐっ……んん〜っ。ふぅ、まだ小さいのに、オチンチンはこんなに大きいのね。もしかしたらお父さんのモヤシチンポよりもでかいんじゃないかな」
「お、お母さんっ」
「んん〜っ?」
「な、何か……出るっ!」
「いいわよぉ。お母さんの口の中に出しても」
「で、でも……」
「んふ!ジュルッ……チュ〜っ。んんんんっ、ん、ん、ん、んっ。んんっ」
「あっ、そんなにしたら……あっ。で、出ちゃうっ」
「んっ、んぐっ。んぐっ……んっ、んっ、ん、ん、ん、ん、ん、ん、ん、ん」
「あ、ああっ。ああああっ!」
「んんっ……。んっ……。んっ……。ごくっ。ごくっ……ん。んふぅ」
「はぁ、はぁ、はぁ……お、お母さん……」
「よかったなぁ。大好きなお母さんの口の中に出せて。おかげでお母さんのマンコ、濡れまくりだよ」
「え?」
「もう一度フェラチオしてやるから今度はお母さんのマンコ、楽しませてくれよな」
「ええ?あっ……ううっ」

という低年齢層の話は個人的にあまり好きではありません。
いや、ほんとに(^^;

小話(31)

「なあ兄貴、金貸してくれよ」
「お前に貸す金なんてねぇよ」
「頼むよ。明日彼女とデートなんだ」
「俺だって美紀とデートなんだよ。だから金は必要なんだ」
「そんなこと言わずに頼むって」
「ダメだって言ってるだろ」
「……じゃあさ。交換条件!」
「なんだよ、交換条件って」
「兄貴、隣の家の奥さんの事、気にいってるんだろ」
「……それがどうしたんだよ……って、お前っ!?」
「流石に口ではしたくないけど、胸でならしごいてもいいんだけどな〜」
「な、何馬鹿なこと言ってんだよ。そんな事していいと思ってるのか!」
「兄貴からお金を借りるためだ。ちょっと体を借りるだけだし」
「そうは言っても、勝手に体を借りるなんてっ」
「そう言いながら兄貴、この前は俺の後輩と楽しんだじゃないか」
「そ、それは……お前が勝手に……」
「5千円でいいんだ。飯食ってちょっと遊ぶだけだから」
「……そ、そんな事されても、俺だって金が無いんだからな」
「そう言わずにさ。ちょっと待っててよ」
「お、おい……」

大学生の俺にとって、実は5千円なんて大した金額じゃなかった。
家庭教師のバイトをしていると、金に不自由することは無いのだから。
弟の次郎は高校生。
バイトよりも遊んでいる方が好きみたいだ。
たまに金を貸して欲しいとねだってくるけど、返してもらった記憶は無い。
自分でしっかりバイトでもして稼がなければ自由に使えるお金なんて手に入らない。
俺や親に金を借りてばかりじゃダメなんだ。
それが分かっていないから、俺は次郎に冷たくあたった。
しかし……次郎は思春期に入った頃から特別な力を身につけるようになって――
悲しい事に、俺はその力の前では兄面することが出来なかった。


「どうだ?気持ちいいか、兄貴」
「だ、だからやめろって!」
「素直じゃないんだから。こうやって瞑子さんの胸でパイズリされたらたまんないだろ」
「し、しらねぇよ。そんなこと……」
「我慢しちゃってさ。こんなにチンポでかくしてるのに」


その柔らかい胸の感触がたまらなく気持ちよかった。
目の前でパイズリしているのは隣の家に済んでいる新妻の井戸川瞑子さん。
でも、本当は次郎が瞑子さんに乗り移っているんだ。
次郎はこうやって他人の体に憑依して自由に操ることが出来る非常識な能力持ってしまったのだ。

「なあ兄貴、折角だから瞑子さんのしゃべり方をしてやろうか」
「そんなことしたって、金は貸してやらないぞ」
「……もう。どうしてそんなに冷たいの?次郎君が可哀想じゃない」
「そうやって他人に乗り移れるなら、他人の金を失敬すればいいだろ」
「そんなの犯罪だから出来ないわよ」
「他人の体に憑依してそんなことしている時点で立派に犯罪を犯していると思うけどな」
「そんなこと、誰も信じないわよ。だから……ねぇ。お金貸してよ」

瞑子さんの顔で、そして瞑子さんの声でおねだりする次郎。
胸に挟み込まれた俺のチンポが激しくいきり立っている。
そんなに胸を押さえつけてしごかれたら、すぐにでもイッてしまいそうだ。

「ねえ、お金貸してくれない?お願いよ」
「だ、だからダメだって」
「私が頼んでも?」
「私じゃなくて次郎だろ」
「そんな意地悪言わないでよ。瞑子が一生懸命パイズリしてあげてるのよ」
「だからそれはお前が勝手にしているんだろ」
「ふ〜ん。じゃあこの状況で体から抜け出てもいいんだけどなぁ」
「またそれか」
「分かってたでしょ。そういうの」
「……お前は卑怯者だよ」
「拒まない兄貴が悪いんだ。そうでしょ」
「……うっ」
「良かったら私の顔に射精していいのよ。思い切りぶちまけても」

大きな胸を無理矢理押し付けてゆっさゆっさと揺らしている。
俺のチンポが――俺のチンポが――

「ううっ!」
「わっ!」

こうやって俺は瞑子さんに顔面シャワーを浴びせてしまった。
本人には分からないだろうけど、俺としては罪悪感アリアリ。

「すげぇな兄貴。溜まってたんだ」
「はぁ、はぁ……う、五月蝿いな」
「はい、5千円」
「…………」

何も言えなかった俺は、瞑子さんの手を出した次郎に5千円を手渡した。

「5千円でパイズリしてくれる店なんてなかなか無いんじゃない?」
「そんなの知らねえって」
「1万円出してくれるんだったら疼いた股間に兄貴のこれを入れてもいいんだけどな」
「……い、いいかげんにしろって!」
「じょ、冗談だよ。じゃあ体、返してくるよ」
「……ああ」

俺も男だなぁ。
所詮性欲には勝てないって事か。
情けない反面、弟が乗り移ってくる女性を密かに期待してしまうこの気持ちは――やっぱり情けなかった。

おわり

小話(30)

今回は、toshi9さんの「TS解体新書」にあるシェアワールド「ゼリージュース!」の赤色を使ったストーリーで書いてみました。



「もっと腰を低くしてっ」
「は、はいっ」
「ほら、もっと足を広げて」
「あっ、はいっ」

唯子はバスケ部顧問の新嶋に個人練習を受けていた。
レギュラーになれるかなれないかの瀬戸際。
頑張ろうと思うのだが、新嶋の指導は練習と言うよりはセクハラに近い内容だった。
後ろから指導するフリをして太ももや胸を触ってくる。
嫌とは言えない唯子は、いやらしい手つきの新嶋を受け入れるしかなかった。
こうやっていれば、きっとレギュラーになれると。


「このままでいいのかな……」

練習が終わると、唯子は体育館の倉庫で一人悩んでいた。
これで本当にレギュラーになれるのだろうか?
単に弄ばれているだけのような気がする。

「はぁ……」

深いため息をついてしばらく、倉庫の扉が開いた。

「よお」
「あ……寺田君」

現れたのは、黒い制服姿の同級生、寺田だった。
男子バスケ部のレギュラー。
いやみを言われることが多いので、少なくても唯子にとっては嫌なやつだった。

「今日もみっちり個人練習受けていたよな」
「う、うん……」
「少しくらい上手くなれたか?」
「……ううん」
「だろうなぁ、ケケケ。あんな練習じゃ上手くなれる方が不思議ってもんだよ」
「…………」
「なあ広多」
「……何?」
「一回新嶋にやらせてやれよ」
「な、何を?」
「決まってるだろ。セックスだよセックス」
「なっ」

唯子の顔がさっと赤くなった。

「そしたら確実にレギュラーにしてもらえるぜ」
「そ、そんな事っ!」
「なりたいんだろ。レギュラーに」
「い、嫌よ。どうして私が新嶋先生とっ」
「広多のために言ってやってるんだよ」
「そんなの絶対に嫌っ。私は実力でレギュラーになりたいの。それにあの新嶋先生となんて……考えられない」
「そういうと思ったぜ。へへ」
「な、何よ……」
「俺が何とかしてやるよ。任せとけって」
「な、何とかって……」
「まあまあ。今日は広多の味方ってわけ」
「…………」


怪しい笑いを浮かべた寺田は、「いい方法を教えてやるよ」と言って唯子に帰り支度をさせると、誰もいない食堂の厨房へと誘った。

「て、寺田君。何もこんなところで話さなくても」
「他人には知られたくないんだ。実はさ、面白いもの持ってるんだよな」
「お、面白いもの?」
「ああ。それを使ってお前の代わりに、新嶋にセックスされてやるよ」
「な、何言ってるの?」
「何って、今言ったとおりだよ。実は前々から準備してたんだよな」

そう言うと、寺田は学校のカバンからペットボトルに入った赤いジュースを取り出し、机の上に置いた。

「美味しそうだろ。これ」
「…………」
「これを飲めば、お前と同じ容姿になれるんだ」
「えっ?」
「お前に成りすまして、俺が新嶋とセックスしてやるよ。きっと、即レギュラーにしてくれるぜ」
「なっ……そ、そんな事出来るわけ……」
「それが出来るんだよなぁ。俺、一度お前になってみたかったんだよな。ちょうどいいだろ。俺の願いもお前の願いも叶えられるんだからさ」
「わ、私になる?寺田君が?」
「とりあえずさ、広多唯子が二人いるってのはまずいからお前はここで大人しくしててくれよ」
「う、嘘でしょ。そんな事出来るわけないっ」
「だったら試してみればいいじゃないか」
「試すって……嫌よそんなのっ!」
「そう言うと思ってたからさ……」

寺田はカバンからロープとガムテープを取り出した。

「夜遅くには迎えに来てやるから。それまで大人しくしててくれよ」
「い、嫌っ!」

身の危険を感じた唯子は逃げようとした。
――が、時すでに遅し。

男の寺田に抵抗できるはずもなく、唯子は口にはガムテープ、そしてロープで体を縛られ身動きを封じられた。

「ぅぅぅっ」

こもった声は厨房から外に漏れることはない。

「さてと」

寺田は更にカバンに手を入れると、何処から調達したのか唯子が着ている物と同じ女子生徒の制服を取り出した。
しかも下着まで用意してある。

「これさ、姉貴が高校のときに着ていた制服なんだ。ついでに下着も失敬してきたってわけ。姉貴の下着を着けるのって結構抵抗あるけどさ」

すべてを机の上に出し終わった後、ペットボトルを手にゴクゴクと飲み始めた寺田。
普通のジュースとは異なり、見た目はゼリーの様。
手のひらで押しながら口に流し込んでいると言う感じだ。

「はぁ。イチゴ味でなかなか上手かったな。さてと、上手くいくかなぁ」

嬉しそうに――いやらしく笑った寺田は、恥ずかしげもなく制服を脱ぎ始めた。
カッターシャツやトランクスなど、身に着けているものすべて。
逆に唯子は、目の前で脱いでゆく寺田の裸を見まいとギュッと目を閉じていた。

しばらくして――

物音がしなくなった事を不思議に思った唯子がゆっくりを目を開けた。

「…………」

先ほどまでいた寺田の姿は何処にもなく、床には寺田が脱いだ制服や下着が落ちているだけ。
裸のままで何処かに行ったのか?
そんな事をするはずがない。
では一体何処に?
そう思っていると、体に異変を感じ始めた。
まるで何かが入り込んでくる感じ。

「んんっ!」

動かない体をモゾモゾと揺らし、その感覚から逃れようとした唯子。
しかし、しばらくするとその感覚もなくなった。
額からうっすらと汗がにじんでいる唯子が大きく呼吸をしていると、目の前に薄っすらと人影が見え始めた。

「……っ!?」

先ほどの体の異様な感覚の事もあり、幽霊かと思った唯子は怖くなってギュッと目を閉じた。
どれくらい経っただろうか?
まだ体が震えているが、充血した目をそっと開けてゆくと、目の前には女性の素足があった。
幽霊にしてはやけにはっきりと見える足。
恐る恐る上に視線を上げてゆくと――

「んううっ!!」

信じられないことに、裸の唯子がニヤニヤしながらこちらを見ていたのだ。

「怖かったか?そんなに怖い思いをさせるつもりはなかったんだけどな。へへへ」

唯子と全く同じ声を出すと、机の上に置いていた下着を穿き始めた。

「…………」

何がどうなっているのか分からない唯子は、ただ目の前で服を着始めた唯子をじっと眺めるしかなかった。
パンティを足に通し、陰毛をつまんで楽しんだ後スルリとお尻まで引き上げる。
形のいい胸を下から持ち上げて揺らし、少し乳首の感触を確認した後、ブラジャーを不器用に着けた。

「女の体って、俺が予想していたよりもすげぇ敏感!というか、もしかしたらお前の体が敏感なのか?」

白いブラウスにワインレッドのプリーツスカート。
赤い濃淡のストライプになったネクタイにスカートと同じ色のブレザー。

目の前には、縛られている唯子と全く同じ姿をしたもう一人の唯子がいた。

「どうだ、これでも疑うか?誰が見ても広多唯子にしか見えないと思うけどなぁ」

クスクス笑った――不思議なジュースを飲んで唯子に化けた寺田は、縛った唯子の前にしゃがみこんで話しかけた。
唯子も頭の中の整理が出来たようで、今の状況が理解できていた。
このままでは寺田に体を使われ、新嶋とセックスされてしまう。
他人に自分の裸体を見られてしまう。

「ふぐぅ!んんんっ!んんぅっ!」

必死にもがく唯子だが、きつく縛られた縄は全く外れず、逆に体を締め付けようとしていた。

「そんなにもがくなって。さっきも言っただろ。やることやったら元に戻ってやるからって」
「ううううっ!ふううっ、んうううっ」

唯子に化けた寺田は、元々唯子本人が持っていたカバンを手にすると、

「じゃあ待っててね。私、新嶋先生にレギュラーになれるように話してきてあげる。ついでにセックスして楽しんでくるからっ。クスッ!」

そう言って唯子の口調を真似すると、唯子が履いていた黒い靴を履いて職員室へと走っていった。
一人取り残された唯子はしばらくもがいていたが、時期にあきらめたようで涙を流しながら暗くなり始めた厨房でぐったりと動かなくなってしまった。


電気のついている職員室。
ガラガラと扉を開けた唯子――寺田が顔を覗かせた。
室内を見渡し、新嶋がいることを確認するとニヤリと笑って新嶋の下へ歩いていった。

「新嶋先生」
「ん?おお広多か。まだ学校にいたのか」
「はい。新嶋先生、ちょっと相談したいことがあるんです」
「なんだ?」
「ここじゃちょっと……」

恥ずかしそうな表情で俯き、新嶋に目配せする。

「周りに人がいると話せない様な事なのか?」
「……はい」
「……じゃあついて来い」

ガタンと椅子を鳴らせた新嶋が、唯子を後ろに職員室を出る。

「新嶋先生」
「なんだ」
「ここでいいです」
「…………」

職員室から少し離れた廊下。
2階へ伸びる階段の前だった。
生徒も帰ってシンと静まり返っている。

「相談したいことってなんだ」
「はい。私をレギュラーにしてほしいんです」
「はっ、そんなことか」
「私をレギュラーにしてください」
「お前がもう少しうまくなればな。お前以外にもレギュラーになりたいやつは大勢いる」
「だから私、レギュラーになりたいんです」
「じゃあ俺が毎日個人練習してやるよ。お前だけなんだぞ、個人練習してやっているのは」

そういうと、新嶋はニヤリといやらしい笑みを浮かべた。

「私、早くレギュラーになりたいんです。そのためなら……」
「そのためなら?」
「私に付いてきてください」
「何処に行くんだ?」

唯子は無言で階段を上がり始めた。
少し上がったところで、新嶋も上がり始める。
ちょうど下からスカートの中を覗き込むような格好で、新嶋の目には寺田の姉が穿いているというパンティが惜しげもなく披露されていた。
わざと見せびらかすように、そして気づいていないような歩き方をする唯子に、新嶋の股間は徐々に膨れ上がっていった。

「新嶋先生……」

新嶋を招いたのは、2階にある女子トイレだった――




「あっ、あうっ……す、すご……いっ」
「はぁ、はぁ、広多っ。お前が自分からこんな事を申し出るなんて思わなかったぞ」
「あっ、こ、これでレギュラーにして……んっ。くれますよね」
「あ、ああ。お前は明日からレギュラーだ。うっ」
「んっ、に、新嶋先生っ。あっ、いいっ。すごくいいっ」

女子トイレの個室に入った二人。
新嶋が便器に座り、唯子はその上にまたがっていた。
胸を曝け出しながら上下に揺れる唯子は、新嶋の首に両手を回して喘ぎまくっていた。

(お、女ってこんなに気持ちいいんだっ……ああ、脳みそがとろけそうだ)

そう思いながら新嶋に身をゆだねる。
新嶋も、まさか寺田が唯子に化けているとは思わないだろう。
本人だと思って、必死に腰を振っていた。

そして絶頂。

新嶋のチンポから大量の精子が噴出した――



その後、服の乱れを整えた二人は1階の職員室前に戻っていた。

「約束ですよ」
「分かっている。お前を明日からレギュラーとして扱ってやるよ」
「ありがとうございます。でも、嘘ついたら校長に言いますよ」
「ふん、誰がお前の言うことなんて信じるんだ」
「だって証拠写真もありますし」
「なっ!?」

いつの間に撮ったのか、唯子の携帯にはセックス真っ最中の二人の様子がしっかりと撮られていた。

「お、おいっ!」
「誰にも見せませんよ。新嶋先生が約束を守ってくれるなら。クスッ」
「ま、待てっ!」
「じゃ、さようなら!」
「おいっ!」

新嶋の制止を振り切った唯子は、ひとまず学校を後にした――





チャラチャラジャジャン――

「誰だ?この番号は」

安雄は始めてみる番号に戸惑いながらも、携帯の通話ボタンを押した。

「……もしもし」
「あ、安雄?」
「あ……ああ。あんた誰?」
「私、広多唯子」
「広多?どうして俺の番号知ってるんだ?」
「今から会えない?」
「えっ……」
「まだ両親、帰ってきてないでしょ」
「どうしてそんな事を……」
「もうすぐ着くから」
「お、おい。ちょっと待ってくれよ」
「じゃあね」
「ひ、広多??」

一方的に話をされ、一方的に切られた感じ。

「な、何なんだよ、一体」

そう呟いた安雄は、携帯を机の上に置いた。
安雄は寺田と同じクラスで親友と呼べる仲。
どうやら寺田は唯子に化けたまま安雄の家に上がりこむ様子。

ピンポーン

5分ほどして、家のチャイムを鳴らす音がした。

「……はい」
「広多よ」
「あ、ああ」

ドアを開けると、あつかましく家の中に入り込む。

「お、おい……」
「親が帰ってくるまで、あまり時間が無いよな。さっさと済ませようか」
「な、何を?」
「へへ。この体、最高なんだぜ」
「へっ?お、おいっ!」

唯子は安雄の部屋に上がりこむと、早速制服を脱ぎ始めた。
安雄はそんな唯子に唖然としながら、目のやり場に困っている。

「本人の体じゃないからな。何やってもOKさ」
「ほ、本人の体じゃないって?」
「あのさ、実は……俺、寺田さ」
「は?」

この後、寺田は安雄に分かるように丁寧に説明した。
もちろん最初は信じなかった安雄だが、ありえない唯子の行動とそのしゃべり口調に寺田だと信じたのだった。

「どうだよ、この体は」
「すげぇな。マジで寺田なのか?」
「容姿は完璧に広多唯子だけどな」
「へぇ〜」

ベッドの上で裸体を広げる唯子に、安雄は感心しながら勃起した。

「女子バスケ部の広多唯子だぜ。お前も結構気に入ってただろ」
「あ、当たり前だろ。女子バスケ部の中ではベスト3に入る女の子なんだから」
「好きにしていいんだぜ」
「あ、ああ。でもさ、何だか……」
「ためらってるのか?そんなにチンポでっかくして」
「えっ……ま、まあな」
「とりあえず服を脱げよ」
「…………」

そう言われて服を脱いだ安雄。
長くいきり立ったチンポが天井を向いて苦しそうだ。

「遠慮しなくていいんだぜ。さっき新嶋とやってきたところなんだからさ」
「えっ!新嶋と?」
「ああ、この体を借りる代わりに、広多をレギュラーにさせるって約束させたんだよ」
「そ、そんな事してたのか」
「だから……ほら。この胸に触ってみろよ。広多と全く同じ胸なんだぜ」
「……ああっ!」

ためらっていた安雄だが、すでに新嶋とセックスしたことを聞くと吹っ切れたようだ。
唯子に化けた寺田の体を触りまくり、舐めまくった。
そして――


「あっ、あうっ。や、やっぱり女の体は……す、すげぇ」
「はぁ、はぁ、はあっ」

安雄は唯子の片足を持ち上げながら、ズンズンと膣にチンポをめり込ませた。
膣からあふれ出した愛液が安雄の太ももに流れ出てとてもいやらしい。
抱きかかえるように持ち上げた安雄が、更にチンポを押し込んだ。

「すごく締め付けてくるな。これが広多のアソコなんだ」
「あっ、あっ。イイッ!すげぇイイよ」
「俺だって気持ちいいって」
「はぁ、あっ、ああっ。に、新嶋のチンポより奥まで突いてくるっ」
「そうか?はぁ、はぁ」


うれしそうに喘いでいる唯子に、今度は正常位で攻める。


「はぁっ!あっ。た、たまんねぇっ。たまんねぇよぉ」
「はぁ、はぁ、はぁ。そ、そんなに締め付けるなよ。イッちまうだろ」
「だ、だって……広多の体が勝手に……あっ、すげぇ……あ、ああっ」
「だ、だからそんなに……や、やべぇ……イキそうだっ」
「あっ、あうっ。お、俺も……そんな……か、感じがっ……ああっ、はぁっ」

パンパン、ネチネチといやらしい音を響かせた二人は、その後同時に絶頂を迎えた――




――そして次の日。

「なあ、また広多とやらせてくれよ」
「そうだなぁ。レギュラーになれた事だし、新嶋の弱みも握ってやったからな」
「広多のアソコってすげぇ気持ちよかったんだ」
「へぇ〜。俺もお前のチンポで突かれて気持ちよかったけどな」
「ならさ、また頼むよ」
「広多がいいって言ったらな」
「言わせろよ」
「実はさ。俺、別の女になりたいと思ってんだ」
「別の女!?そりゃ大歓迎だ。誰になるんだ?」
「へへ、そりゃ秘密さ!」


寺田はあの日、自分の体に戻ると学校で縛っていた唯子の縄を解いた。
ぐったりしていた唯子は怒りを露にし、先生や親に言いつけると言い出した。
しかし、携帯に撮った新嶋の弱みを見て、更に寺田の話を聞くと少しは怒りも収まったようだ。
その夜は何とかやり過ごした寺田。

次の日、新嶋は突然唯子をレギュラーにすると部員たちに話した。
驚く部員たち。もちろん唯子自身も。
こうして唯子は自分の体を寺田に使われていやらしいことをされたことと引き換えに、
レギュラーの座を手に入れる事が出来たようだ。
怒っている素振りを見せながらも、レギュラーになれたことには素直に喜んでいる様子。
寺田の事は秘密にしているらしい。

その後、寺田は別の女性の姿を手に入れた。
もちろん、その体を使って安雄とセックスをしたのであった――


おわり

小話(29−5)

ヌルンとした感触とともに、生暖かい膣壁にチンポがぎゅっと締め付けられる。

「あはっ……んんっ」
「うっ……ふぅ」

気持ちいいのか、彩子はいやらしい笑いを浮かべながら俺を見つめた。

「この体ってイクまでにちょっと時間がかかりそうだから頑張ってね。先にイッたらダメだよ」
「も、持つかな……今でもかなりやばいのに」
「じゃあゆっくりと突いてよ。長いストロークで子宮口まで」
「あ、ああ」

言われたとおりゆっくりと、それでいて奥までチンポをめり込ませる。

「ああっ……は、はぁ……そ、そう。それ、すごくいいっ」
「こうか?」
「うっ……うん〜。あはぁ〜、俊一のチンポが子宮口に当たってるよ。あっ、ゆっくりかき回して」
「ああ」

体をくねらせ、気持ちよさをアピールする彩子。
俺はそんな姿を見ているだけも我慢の限界を超えそうだった。
憧れの虹川彩子とセックスしている。
ありえない事実が、ここにある。

「すごいよ。激しくないのにどんどん気持ちよくなってくるっ。んっ、あっ。俊一のチンポが長いから……んんんっ」
「お、俺……思い切りイキたいよ」
「んっ……もうちょっとこのまま……んっ。は……んん」

膣から暖かい愛液が湧き出て来るのがすごく良く分かる。
枯れる事のない泉のように俺のチンポを伝って、そして膣から垂れていた。

「ああっ、んっ。い、いいよ。激しく突かれたらイケそうな感じ……はっ……あん」
「ああ」

その言葉に、俺は思い切り腰を降り始めた。
彩子の奥へ奥へと突きまくり、俺自身の気持ちも更に高めてゆく。

「あああっ!あっ、あっ、す、すごいっ……そ、そんなに激しくっ……んああっ!」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁっ……はぁ、はぁっ」

俺は無我夢中で突きまくった。
茶色の髪が乱れ、必死に喘ぎ声を上げる彩子。

まだ我慢できる!

彩子を抱き寄せ、ソファーに座らせると、そのままM字に足を開かせてガンガン突いた。

「ああっ!ああっ!あっ、んはっ……あっ、だ、だめっ!ああっ……いやあっ!」
「あっ、くっ……はぁ、はぁっ……はぁ、はぁ」
「き、気持ちよすぎてっ……んああうっ!こ、壊れちゃうっ……あっ、ああっ」
「はぁ、あぁ、お……俺、もうっ!」
「いいっ!いいっ!イッちゃうっ、イッちゃうっ……んあっ、はああああんっ!」
「はぁ、はぁ……俺もっ……うっ!ううっ!くっ……」

ビクビクと体を震わせ、チンポを締め付けてくる膣壁。
俺は、その締め付けで絶頂に達した。

「ああ〜……はぁ、はぁ……あ〜んぅ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

俺は挿入したまま彩子を抱きしめ、お互いの呼吸と激しく脈打つ鼓動をじっと感じていた。


ぬぷっ


しばらくしてチンポを抜くと、愛液と精子が混じった白濁色の液体が膣から流れ出てきた。

「んん……はぁ」
「ふぅ〜」

彩子はまだ余韻を感じているようで、じっと目を閉じている。
俺は萎えてきたチンポをティッシュでふき取り、絨毯の上にゴロンと横になった。
じっと天井を見ていると、「はぁ〜。この体、サイコ〜」と目を開いた彩子が話しかけてきた。

「んん?」
「当たりだよ、俊一。この虹川彩子の体は」
「当たりって?」
「感度がいいって事。今まで乗り移った女の中ではベスト3に入るな」
「……そうなんだ」
「俺、しばらくこの体で楽しませてもらうわ」
「ええ!?」
「しばらく講義休むけどさ、ノート見せてくれよな」
「お、おい。でも……」
「俊一にも楽しませてやるから。なっ!」
「…………」


片思い――そして憧れていた虹川彩子とセックスしてしまった俺は、彼女への気持ちが急激に冷めて来た事を心で感じていた。
結局俺は、虹川彩子とセックスしたかっただけなんだ。
そう思うと、妙にむなしい。

「マジでそのままいるのか?」
「うん。じゃあね、俊一」
「やばいと思うけどなぁ」
「そんな事ないよ。俊一だって私の事、健彦だって思わないでしょ」
「そりゃそうだけどさ」
「じゃあまた。私、今からオナニーに耽るから」
「…………」

こうして俺は健彦が乗り移ったままの彩子の家から去った。



「あっ、あっ。すげぇっ、すげぇっ!」

健彦は俺に言ったとおり、ひたすら家でオナニーを続けたらしい。

「クリトリス、サイコ〜!やっぱりこの体はナンバー1に決定だぁ」




そして3日後、俺の前に現れた虹川彩子はげっそりした表情だった。

「やりすぎて快感が麻痺しちまったよ」
「……あっそ」


おわり

小話(29−4)

「うっ……」
「どう?私の舌使い。気持ちいいでしょ」

ソファーの背もたれにもたれかかり、足を開いた俺の間に割り込んできた彩子がチンポの根元を舐めている。
生暖かい舌の感触。
そしてチンポを握っている柔らかい手。
俺は彩子の頭を押さえながら、そのとろけるような快感に身をゆだねていた。
もう何も逆らえない。
如何に自分の意思が――正義感が弱いという事を思い知らされた感じだ。

「レロ……レロ……」
「うっ、はぁ、はぁ」
「これはどうかな?」

今度は、指でチンポの先を刺激しつつ、口に金玉を含んで舌で転がし始めた。
そんなことをしてもらったことのない俺は、その刺激に全身を震わせてしまった。

金玉を咥えられるのって、こんなに暖かいんだ。
指でカリを刺激されて気持ちいい〜!

ねっとりとした我慢汁が垂れてくる。
それをチンポに塗りながら、彩子はしばらくフェラチオを続けた。

「んっ、んんっ。んふっ、んんっ」
「うっ、はぁ。はぁ……ううっ」

彩子の鼻にかかった声がたまらない。
その口に消えては出てくるチンポ。
どうすれば俺が気持ちいいのかを――男の喜ばせ方をすべて知っているかのようだった。
もちろん、彩子は――健彦なのだから。

「も、もう出そうだ」

俺がそう言うと、「じゃあ私のマンコの中で出して。俊一のチンポをしゃぶっただけで、
もうこんなに濡れてるんだよ。私ってかなり淫乱なの」
絨毯の上にゴロンと寝転がって足を開いた彩子のマンコからは、大量の愛液がにじみ出ていた。
触ってもいないのにこんなに濡れるなんて。

「俊一は知らないけど、私っていろんな男とやってるからね。幻滅しちゃった?」
「えっ!?べ、別に……そんなことないけど」
「そう。俊一って優しいんだね。じゃあその優しさを私の中にぶちまけてよ」
「……い、いいのか?」
「何を今更?」
「わ、分かったよ。じゃあ……」

俺はソファーから立ち上がると、少しためらいながらマンコの中にチンポを挿入した――

小話(29−3)

誰もいない彼女の家。

「さあ、上がって!」
「……いいのか?」
「いいよ。パパもママも遅くまで帰って来ないから」
「パ、パパって……」

大学生にもなって、両親のことをパパやママと呼んでいるのか?
普段見ている彼女から考えると、かなり幼げな感じだった。

「そのソファーに座って、ちょっと待っててね。支度してくるから」
「支度?」
「うん」

支度って何だろう?
リビングに入った俺は言われたとおりソファーに座って待つことにした。
しばらくして、彩子がうれしそうな表情をして現れた。

「ごめんね、今、ウェットスーツとかクリーニングに出していの忘れてて。こんな中途半端な格好しか出来なかったの」
「…………」

俺は無言のまま、彼女の全身を眺めた。
ウェットスーツの中に着るラッシュガードと呼ばれる半そでの服。
そして、その下に見えるのは鮮やかなブルーの腰紐が付いたビキニパンツ。
艶かしい太ももが何とも言えないセクシーな雰囲気をかもし出していた。

「どう?似合う?」
「に、似合うよ。すごく」
「でしょ。こんな姿、男性の前でしたことないもんね!」

腰に手を当ててお尻を振る様子は、俺を誘っているかのようだった。

「もう勃った?」
「えっ!?」
「まだチンポ勃たないの?仕方ないなぁ」

そういうと、彩子は勢い良くラッシュガードを脱ぎ捨てた。
その中から現れたパンツとお揃いの青いビキニブラ。
彼女は二の腕を寄せて、わざと胸を強調した。

「すごいでしょ。私が俊一のためにこんなことしてるんだよ」
「お、俺のためって……俺はそこまで……」
「はは〜ん、さては緊張してるんだ。緊張なんてすることないのにね。憧れの彼女がこれだけ迫ってるのに、手を出さないなんて許せないなぁ」

軽く笑った彼女は、ビキニブラを外しながら対面にあるソファーに座った。

「私も緊張してるの。だから俊一、リードしてくれない?」

今度は、さらけ出した胸を両手で隠すようにしながら、少し不安そうな表情をする。
でも、足はしっかりと開いていて、ビキニパンツ越しに股間が丸見えだ。

「その表情と足の開き方は対照的だけどなぁ」
「あは!そうかもっ」

すぐに笑った彩子。
俺は混乱していた。
健彦が憑依する前の彼女と、その後の彼女。
そのあまりのギャップにどう対応してよいものか。

最初は彼女と親しく話がしたい。
そう思って健彦に相談したのが始まりだ。
健彦はニヤリと笑うと、「じゃあ親しく話をさせてやるよ」そう言って、
俺に彼が持つ能力を話した。
信じられなかったが、今目の前にいるのは彩子であり、そして彩子の体に憑依した健彦であることは事実。
彼女の体を弄び、迫ってくる健彦に俺は一体どうしたら――

「何迷ってんだよ俊一。素直になれって」
「た、健彦」
「ほら、しっかり見ろよ」
「…………」

顔から笑顔が消えた彩子は立ち上がると、腰紐をはらりと外してビキニパンツを足元に落とした。

「お、おい……」
「お前も早く裸になれって」
「で、でも……」
「いいから早く」
「…………」

こんなことまでしてもいいのだろうか?
今は罪悪感の方が強い。
でも……

俺は服に手をかけると、彩子の視線を気にしながら全裸になった――

小話(29−2)

「驚いただろ?こうやって俺の能力を見せるの、初めてだもんな」
「あ、ああ。そうだな」

彼女は振り向きながら俺に話しかけた。
何処から見ても健彦には見えず、俺が人知れず片思いしていた彼女――「虹川彩子」だった。

「この能力を見せたのはお前だけなんだぜ」
「そ、そうなんだ」
「ああ。今までは一人で楽しんでたからな。でも、最近一人で楽しむのも飽きちゃってさ」
「へ、へぇ〜。一人で楽しんでたのか」
「そりゃ女の体に憑依するんだからなぁ。女の体って最高だぜ!」
「そ、そうか?」
「女の快感を覚えたら、男の快感なんてシケてるって」
「へ、へぇ〜」

俺は彩子の容姿で話す健彦に、中途半端な返事しか出来なかった。
目の前にいるのは、あの虹川彩子なんだから。
俺の中では神聖な領域にいる彼女。
その彼女が、あろうことか男言葉で下品な話をしている。
それが信じられなかった。

「なあ。するだろ!」
「な、何を?」
「決まってるじゃないか。セックスだよ、セックス!」
「セ、セックス!」
「そのために、俺に憑依させたんだろ。そうだ、ちょっと待てよ……」

目を閉じて、何やら考えている様子。
少しすると、健彦はまた俺を驚かせる言葉で話し始めた。

「ねえ俊一。私、俊一の事、嫌いじゃないよ」
「えっ!?」
「ちょっと悔しいけど、健彦よりも好きかな?」
「な、何言ってんだよ!」

いきなり彩子の言葉を使った健彦。
しかも、嫌いじゃないって――どういう意味だ?

「今、彩子モードに突入したの。俺って憑依した人間の記憶も読み取れるんだよねぇ〜。だから今から虹川彩子に成りきって話してあげるよ」
「そ、そんなことまで出来るのか!?」
「うん。とりあえず私の家に行こうよ。この体で楽しませてあげるから」
「た、楽しませてあげるって……」
「もちろん、せ・っ・く・す!」

彩子はウィンクしながら腕を絡めると、記憶から読み取った彼女の家へ、俺を強引に誘い込んだ。

小話(29−1)

スキューバダイビングをしている彼女のスタイルは素晴らしい。
青いトップスに黒くて非常に丈の短いスカートは俺の視線を――いや、男共の視線を集めた。
そんな彼女が女友達と二人で立ち寄ったファミレス。
背筋を伸ばして座っている姿も様になっていて素敵だ。

「出来るか?彼女に」
俺は少し離れた席に座り、友人の健彦に問いかけた。
すると健彦は「ああ。問題ない」
そう答えた。

「お客さま、ご注文は?」
「ああ。ホットコーヒー」
「かしこまりました」

ウェイトレスが俺に注文を聞きに来た。
しかし、健彦の注文は取らない。
それは健彦がウェイトレスに見えいからだ。
俺の目の前にいる健彦は、幽体という存在で、体から抜け出した魂のようなもの。
俺には見えるが、俺以外の人間には見えないらしい。
それは、俺と幽体になった健彦の波長がたまたま同じだったからだと言っていた。
よく分からないが、俺にとっては初めての体験。
目の前にいるのが、いつも大学で一緒に講義を受けている健彦だとは思えない。
実態がなく半透明。
体の輪郭はかろうじてあるものの、人間というよりは『影』のようにしか見えなかった。

「なあ、本当に出来るのか?」

俺は再度、幽体の健彦に問いかけると、一言答えた。

「百聞は一見にしかず……だな」

ちょうど彼女の前に座っていた女友達が席を立った。
きっとトイレに行くのだろう。
それを見ていた健彦は、すっと店の中を漂うように彼女の元へと移動した。
足で歩いているのではなく、空中移動している感じ。
俺はその様子をじっと眺めていた。

彼女は何をするわけでもなく、じっと窓の外を見ていた。
そんな彼女の背後に回りこんだ健彦は、ゆっくりと彼女の背中に――忍び込み始めた。

「ひうっ!」

声にならない声をあげた彼女がビクンと震えた。
こわばった表情が、彼女に起きた異変を物語っている。

「ぁ……ぁぁ……」

搾り出すような声に、険しい表情。
こんな彼女の表情は初めてだ。
俺はどきどきしながら、じわりじわりと背中に埋もれてゆく健彦の幽体を見ていた。

ビクン、ビクンと脈打つように震えた彼女。
健彦の幽体は20秒くらいかけて彼女の背中に入り込んでいった。
今では全く見えない。

「ぁっ……は……ぁ……うっ……ふぅ」

苦しそうな表情が和らぎ、大きく息を吐いた彼女。
そして、すぐに俺の方を見て笑顔で笑いかけると、「こっちへおいで」と手招きした。

「…………」

俺は半信半疑なまま、女友達が座っていた椅子に座った。

「どう?」

彼女が微笑みながら俺に問いかける。

「ど、どうって……」
「言ったとおりだろ」
「……ほ、ほんとに……健彦なのか?」
「ああ。そろそろ女友達が帰ってくるから、先に店を出ようぜ」
「……あ、ああ……」

戸惑いながらも、俺は彼女に言われるままに店を出た――

小話(28)

「な〜お〜と!」
「……お、おねえちゃん!」
「どうしたの?そんなにビックリした顔して」
「お、おねえちゃん……な、何て格好……」
「熱、下がったの?」
「あ……う、うん」
「ふ〜ん……」



************************************



僕は昨日から風邪を引いて学校を休んでいた。
お母さんも休んでいいって言ったし、先生もきちんと治してから学校に来なさいねって言ってくれたから。
昨日は友達の悟くんが家にお見舞いに来てくれた。
その日の宿題プリントを手渡されたのは嫌だったけど、こうやって来てくれる悟くんが嬉しかった。

「直人の姉ちゃんって綺麗だな」
「そうかな」
「中学生?」
「うん。中学二年」
「じゃあ僕らの3歳年上なんだ」
「うん」
「へぇ〜。いいなぁ。綺麗な姉ちゃんがいて」
「そうかな。別に何とも思わないけど」
「ほんとに?姉ちゃんをみてムラムラって来ないのか」
「そ、そんなの姉弟なんだから」
「そういうもんかなぁ」
「そういうもんだと思うけど」
「でもさ、姉ちゃんがセクシーな格好で現れたらどうする?この前、僕んちでこっそりみたビデオみたいに」
「それって悟くんのお兄ちゃんが持っていたいやらしいビデオのこと?」
「そうそう。あんな姿されたらたまらないだろ」
「……そうかなぁ」
「絶対そうだって」
「う〜ん、そんな事ないと思うけどな」
「……絶対か?」
「……うん。悟くんはいやらしい事を考えすぎだよ」
「だってさ。来年から中学生になるんだ。それくらい考えるって。男なんだから!」
「それは考えない事も無いけど……自分のおねえちゃんだから」
「……そっか。まあいいや。僕はこれで帰るから。宿題は金曜日までにすればいいって先生が言ってた」
「ほんと。ありがとう」
「ああ。じゃあまた」
「うん」

こうして悟くんとは変な話をしたんだけど――





なにがどうなっているんだろう?
今、僕の目の前にはおねえちゃんがいる。
しかも、悟くんと話していたビデオに出てくるようないやらしい下着を身に付けて。

「ねえ、どう?おねえちゃんを見て」
「ど、どうって?」
「セクシーでしょ」
「……そ、そうかな」
「へへへ」

おねえちゃんは変な笑い方をして僕に近づいてきた。
僕は布団から起き上がると、おねえちゃんに背を向けた。
だって――
悟くんにはあんな風に言ったけど、おねえちゃんのこんな姿を見たら――

「どうしたの?直人」
「な、なんでもないよ」
「こっちを向いてよ」
「い、いいよ。別に」
「どうしてそっちを向くの?」
「だ、だから何でもない……」
「ふ〜ん。さては……」

おねえちゃんがまたいやらしい笑い方をすると、僕の後ろに膝を付いた。

「直人。もしかしておねえちゃんの姿にムラムラしてるんじゃない?」

まるで僕の心を読まれているみたいだ。
おねえちゃんが後ろから僕を抱きしめた。
背中におねえちゃんのおっぱいの感触を感じる。

「お、おねえちゃん」
「な〜に?」
「ちょ、ちょっと……」
「どうしたの?」
「そ、その手……」

僕のパジャマに手を入れて、優しく胸を擦ってくる。
おねえちゃんの柔らかい手で擦られると、僕のアレがジンジンと熱く、固くなってきた。
悟くんの言うとおりだった。
僕はおねえちゃんにドキドキして興奮している。

「嘘つきは泥棒の始まりなのになぁ〜」
「あっ!」
「ほら、すごいなぁ」
「おねえ……ちゃん……」

今度は、パジャマのズボンに手を入れて僕のアレを握り締めた。
おねえちゃんが僕のを――
おねえちゃんが――

僕は恥ずかしくて恥ずかしくて、顔が真っ赤になった。
それでもおねえちゃんは面白がって、僕のアレを握り締めたまま、手を動かし始めた。
悟くんの家にあったビデオで見た女の人のように。

「確かこうやったらいいんだ」
「おねえちゃん……あっ、そ、そんな事したら……ダメだよっ」
「だってビデオではこうやってたし」
「あっ、ダメだよっ……」

何度も何度もアレを擦られると、僕のアレから何かが出てくる感じがした。
それはオシッコかと思ったけど――
全然違うものだった。

「あっ!」
「ああっ……」
「うわ……汚なっ!」

おねえちゃんは僕のアレから白い物が出ると、嫌な顔をしてすぐに手を離した。
僕はこの感覚にビックリして、そのままぺたんと座り込んでしまった。
こんなの初めて。
き、気持ちいいっ!
そう思った。
ビクビクとアレが震えて、白い粘り気のある液体がパンツやパジャマについている。
それはすごく変な匂いがした。

「うわぁ……すごいなぁ。こんな風に出てくるんだ」

おねえちゃんが僕の布団で手を拭いて前に回りこんできた。
マジマジと見つめるおねえちゃんに、僕は更に赤くなった。

「お、おねえちゃん……ひ、ひどいよ」
「だって直人が姉ちゃんだったら何とも思わないって言うからさ」
「えっ……」
「な。僕の言ったとおりだっただろ。姉ちゃんにだってムラムラするって」
「お、おねえちゃん?」
「へへへ。実はさぁ……」

僕はおねえちゃんの言っている事が信じられなかった。
でも――




あれから5年が経った。
俺と悟は、相変わらずの仲。
あの姉貴との出来事から、どれくらいの女と楽しんだだろう。
悟もすっかり女の快感の虜になっていて、俺はその相手をしている。
それは二人だけの秘密。

放課後――
誰も居なくなった教室で、新任の伊藤先生が俺を誘っている。

「直人君。君も早く脱ぎなさいよ。先生は待ちくたびれてるんだから」
「ああ。すぐに脱ぐよ」
「ふふ。先生の胸を見て、もう固くなってるのね。可愛いわよ」
「ははは。伊藤先生のしゃべり方にそっくりだ」
「そうよ。今は伊藤先生になりきっているの。私が直人君を楽しませてあげるわ」
「ああ、頼むよ。伊藤センセッ!」

こうしてセックスをした俺は、いつまでも親友でいよう――
そう思いながら、伊藤先生の乗り移った悟と夜の街へ出て行った。
誰にも見つからないように。

おわり

小話(27)

「おお〜!マジでやって来たんだな」
「お前がそうしろって言うからだろ」
「そりゃそうだけどさ。こうやって目の前に現れるとやっぱりビックリするだろ」
「早いとこ、済ませてくれよ。俺だって忙しいんだから。それにこの女の子だって勝手に病室から抜け出すのはまずいだろうからさ」
「分かってる分かってる。でも沙織ちゃんはもうすぐ退院だから体調もいいはずさ。ちょっとくらい問題ないだろ」
「そういう問題を言ってるんじゃなくてさ」
「まあまあ、早く俺の前に座ってくれよ」
「……はぁ」

まったく三郎には困るよ。
幾ら俺が親友だからって――
幾ら俺が憑依能力を持っているからって――
そりゃ、病院での毎日なんて暇しかない事くらい俺にだって分かってる。
でも、こんな事を続けたら俺の精神が持たない事を分かってもらいたいもんだ。

「なあ三郎。今日で終わりにしてくれよ」
「え〜。俺はまだ一週間は入院してなきゃならないんだよ」
「あと一週間くらい大人しくしててくれよ。俺だってずっとお前にだけ付き合う訳にはいかないんだ」
「そう硬いこと言うなって」

三郎は手際よく俺が着ているパープルのパジャマのボタンを外した。
いや、正確には『音無 沙織』という女の子のパジャマだが。

「お!ノーブラじゃねえか」
「お前が外して来いって言ったから病室に置いてきたんだろ」
「ああ、そうだっけ」
「信じられないヤツだな……んんっ!」
「いい声だすじゃねぇか」
「お、お前がそんなところに手を入れるから……んっ……ふっ」
「もっと喘いでくれよ。沙織ちゃんの声でさ」
「お前ってほんとに……はあっ、調子のいいやつだよ……な……あっ」

後ろから胸を、そしてパジャマのズボンの――パンティの中に手を入れた三郎は、沙織という女の子の体を弄んだ。
首筋を舐めながら胸とアソコを同時に攻められると、沙織の体がビクビクと震える。
この女の子、昨日のお姉さんよりも感度がいいっ。

「もう濡れてるぜ」
「はぁ、はぁ。そ、そんなの俺が知るわけないだろ」
「きっと入院している間はオナニーしてなかったんだろうな。久しぶりの愛撫に体が応えてるんだ。そうだろ」
「うっ……はぁ、はぁ……そ、そうかもな」
「じゃあ早速入れてやらなきゃ!」
「お、おい。もうかよ!」
「俺のチ○ポが早く沙織ちゃんのマ○コに入れたいって言ってんだよ!これだけ濡れてりゃ十分だろ」

三郎がパンティの中から手を抜いて、俺の前に見せる。
その指には、ネットリとした愛液が滴り落ちようとしていた。
すごい濡れようだ。
ほんとにこの女の子は久しぶりなのだろう。

「そのまま床に四つん這いになってくれ」
「……ああ」

俺は三郎に言われたように、床に手を膝をついて四つん這いになった。
三郎に突き出したお尻からパジャマのズボンとパンティが引き下ろされると、股間がやけにひんやりとする。

「このパンティの濡れ様って尋常じゃないよな」
「そんな事俺が知るか!」
「じゃ、早速!」
「えっ……あっ!んああっ!」
「おお……い、いいぞ。すごい締め付け」
「い、いきなり……つ、突っ込むな……ああ……」
「そういう割には気持ちよさそうな声だしてるじゃねぇか」
「うっ……あっ。はぁ、はぁ……あっ、あっ、あうっ」
「このプリンとした尻がたまんねぇな。もっといい声出してくれよ」
「はぁ、あっ、あっ……ああっ、あうっ、あうっ」

三郎が後ろから激しく突き立ててくる。
そのピストン運動に沙織の体が前後に揺さぶられると、程よい大きさの胸が少し遅れて前後に揺れているのが分かる。
その胸を見ながら、俺は三郎のチ○ポに酔いしれていた。
こいつのは硬くて長いから子宮口までグイグイと突き上げてくる。
女性にも寄るが、殆どの場合は子宮口を突付かれるときの快感を味わえるからすごい。
俺がいやいやながらも三郎の要求に応えてやる理由の一つがこれだった。
こんなに奥までねじ込めるチ○ポを持っている男性はあまりいないだろう。
俺のチ○ポなんて三郎のものに比べたら――

「ああっ、あっ、す、すご……んんんっ!」
「はぁ、はぁ。もっとかき回してやるよ。お前もそれを期待してるんだろっ」

大きなストロークで思い切り突き上げる三郎。
俺はこの快感に言葉が出なかった。
沙織の喘ぎ声で、リズム良く三郎に返事をするのが精一杯。
それも自分で答えているのではなく、自然と漏れるだけ。

「いいぜっ!ああっ。もう出そうになってきた」
「あっ、あっ、あんっ、あんっ……あふんっ」
「よし、もう出すぞ!」
「あ、あ、あ、ああ〜っ!ぞんな……あぐっ、あ、あ、ああ、だ、だめ……あ、あ、あ、ああああ〜〜っ!」
「ううっ!」

ヌプッとチ○ポを抜いた三郎が、俺の――沙織のお尻に大量の精子をぶちまけた。
お尻にビチャッ!ビチャッという感覚が広がる。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「ああ〜……はぁ、はぁはぁ……」

俺はあまりの気持ちよさに、そのまま体を横に倒した。
アソコが妙に熱く、そして充実した感じ。
この体もきっと満足した事だろう。
そう思った俺は、しばらくしてから沙織の体を拭いて身なりを整えると、元の病室へ返しに向かった。

「明日は綺麗な新米の看護師を頼むぞ!」

後ろから三郎の声が聞こえる。
俺はその声を無視して歩いた。
でも――多分、明日も三郎の部屋に向かうだろう。
新米看護師の体に憑依して。


お・し・ま・い!

小話(26)

信じられないというのはこの事だ。
世の中、不思議な事は多々あるけれど、今、俺もその瞬間を体験しているんだと思う。

「……へ?」
「へ……じゃないって。君がだ〜いすきな婦警だぞ」
「そ、それは……みりゃ分かるけど……」
「しかもこれ、本物の制服。そして本物の婦警さん」
「わ、分かってるって。昨日、原チャリで捕まった人だから」
「分かっていればよろしい。じゃあ……お前の好きなようにしていいぜ」

俺の家に押しかけてきた婦警さんは、やけに馴れ馴れしく俺に話しかけてきた。
しかも男言葉で。
それは、この婦警さんにクラスメイトの影由が乗り移っているからだ。
俺が昨日原チャリ乗っててスピード違反で捕まった婦警さん。
今日、学校でその事を影由に話すと、「よし、それじゃあその婦警さんへ仕返しだ。セックスさせてやるよ」
そんな事を言い出したんだ。
で、家に帰ってしばらくすると、本当にあの婦警さんが俺の家に押しかけてきた。

「ほら、遠慮するなよ」
「ほらって言われてもなぁ……」
「なんだ?ああ、俺がこんなしゃべり方しているからか」
「う〜ん……」
「ならば……ねえ、立花君。君は昨日私が捕まえたのよ。分かってる?」
「わ、分かってる……よ」

急に『私』だなんて。
そんなしゃべりかたされたら、本当に婦警さんに思ってしまうじゃないか。

「私、今度は立花君に捕まえて欲しいな。そのズボンの中でいきり立ってるチ○ポを私に突き刺してしっかりと捕まえて欲しいんだけど。ふふ」

婦警さんに乗り移った影由は後ろを向くと、腰をひねりながら右手で制服のスカートをスルリと引き上げた。婦警さんの白いパンティが俺の視界に飛び込んでくる。

「これでも捕まえてくれないの?それなら、私がまた捕まえちゃおっかな。この口でね!」

やばい……
俺、本当にこの婦警さんとしたくなってきた。
何より美人だし!

――ってな訳で、俺は影由が乗り移っている婦警さんとセックスしてしまった。
制服を着せたままフェラチオ。
そしてスカートを捲り上げてバックから挿入。
影由は女に乗り移るのが慣れているのか、婦警さんの声で可愛らしい喘ぎ声を連発していた。

「あっ、あっ、あんっ、あんっ。はぁ、はぁ。た、立花君のチ○ポ、すごく長いよ。私の奥まで突いてくるっ!」
「はぁ、はぁ、はぁ」
「ああんっ!いいよぉ。もっと、もっと。もっと立花君のチ○ポでかき回してぇ」

顔に似合わず過激な言葉。
そのギャップに、俺はもうイキそうになった。

「で、出るよっ!」
「うんっ、いいよっ。中に……中に出してっ!」
「い、いいのか?」
「うんっ!」
「じゃあっ!」
「ああっ、あんっ、あん、あ、あ、ああ、ああ、あ、あ、すごっ……あっ、あああ!」
「はあ、はあ、はあ、はあ……イ、イクッ!」
「はああ〜んっ」

こうして俺は婦警さんの中に精子をぶちまけた。
ヒクヒクと動く婦警さんの中は本当に気持ちが良かった。
こんなに美人な人と――しかもコスプレまがいのセックスが出来るなんて夢のようだ。

「はぁ、はぁ、はぁ……あ〜あ。中で出しちゃった!」
「えっ、だって」
「もしかしたら妊娠するかもな。この体、安全日かどうか分からないし」
「え……えええ〜っ!」

あまりに無責任な言葉に気が遠のいた俺。
いや、無責任なのは婦警さんの中にぶちまけた俺のほうか。

頼むから――妊娠だけは勘弁してくれよ。
交通ルールは守るからさ……


おわり

小話(25)

ゴクン……

俺は女子トイレの個室に入り込むと、小便を催した吉原の体を便器に座らせた。
そして、スカートの中に手を差し入れ、パンティを太ももまでずらすと体が赴くままに小便をした。
勢いよく流れ出る小便は、俺の体とは違った感触。
下腹部に力を入れるとすぐに出て、しばらくすると股間に伝って流れ落ちる感じだ。

「ふぅ……」

とりあえず濡れた股間を拭かなければ。
この股間には、俺の体では味わえない『女性の快感』が詰まっている。
雑誌でそう書いてあったことを思い出していた俺は、出来るだけ刺激しないようにトイレットペーパーで拭いた。

「へへ」

彼女が持っていたポーチを開けて、利用できそうなものを選ぶ。

「お、これいいんじゃない?」

こうやってしゃべっている声も吉原本人のもの。
それだけで興奮してしまう。
なんせ、生徒会長兼、学級委員長である吉原の体を自由に出来るのだから。
あの真面目な吉原をめちゃくちゃにしたい。
そう思った俺は、あるルートで手に入れた薬で幽体離脱し、吉原に乗り移った。
今、この体は俺のもの。
だから俺が何したって構わないんだ!
太ももまでずらしていたピンク色の可愛らしいパンティを脱ぎ捨てた俺は、吉原の足を思いきり左右に開いた。
こんな姿、吉原がするだろうか?
そう思いながら、ポーチから取り出した白いタンポンを捲れ上がったスカートの中、吉原の股間に近づけた。

「元々ココに入れるものだしな」

俺は吉原の胸を揉みながら、タンポンでクリトリスを刺激した。

「ああっ!す、すげぇ……」

自然に体が震える。
これが女の子の快感なんだ。
吉原もこうやってオナニーしてるんだ。

「はぁ、はぁ……ああっ、き、気持ちいいっ」

吉原が感じている。
俺がこうやって弄ると、吉原の体が感じているんだ。

「な、中に……中に入れてみるか……」

興奮しすぎているのか、既に濡れまくっている吉原のアソコにタンポンをゆっくりと挿入する。

「ふああぁ……こ、この感じ……」

お腹の中にタンポンが割り込んでくる感じ。
タンポンって細いのに、こんなに存在感があるんだ。
俺はそのままタンポンを何度も何度も出し入れした。
グチュ、グチュと吉原の股間がいやらしい音を立てている。
もちろん、俺がそうさせているんだ。

「ああっ、た……たまんねぇ。たまんねぇよぉ」

吉原がそんな下品な言葉を口にしている。
俺はその声を聞きながら、この体が発する気持ちよさに酔いしれた。
胸から、股間から湧き出る神秘の快感。
男では決して味わえない、極上のもの。

「ああっ、あっ、ああっ」

俺は吉原の声で喘ぎまくった。
誰が入ってこようが関係ない。
俺じゃなく、吉原が変に思われるだけなんだから。

「いいっ!これっ、すげぇ気持ちいいっ!」

吉原がオナニーしている。
吉原がオナニーしている。
あの真面目な吉原が――

「ああっ!だ、だめだっ……も、もうっ!」

吉原の体がイキたがっている。
俺に弄られててイキたがっている。
だから俺は、吉原の体をイカせてやった。

「はあ、あはっ……あっ、あっ、イ、イクッ、イクゥッ!」

さっき出したばかりなのに、吉原の股間からブシュ〜っと小便が吹き出た。

「あああっ……はぁ、はぁ、はぁ……」

なんなんだろう、この快感は。
男と女って、こんなに違うものだろうか。
それなら……女の方が絶対にイイ!

俺はそんな事を思いながら、吉原の体から発する快感の余韻を楽しんだ――

小話(24)

「マコちゃんのお尻、すごく柔らかいね」
「やだ……ミクちゃん。そんな事……」
「マコちゃん、大好きだよ」
「ミクちゃん……」

私達は、またディープキスをした。
ネバネバとした唾液がお互いの口から下に落ちている。
そして、キスをしている間にスルスルとパンティを下ろされてしまった。

「んあっ!」

ミクちゃんの指が私のアソコに――

「すごく濡れてるね。マコちゃん、そんなに興奮してるの?」
「ち、違う。そうじゃないよ」
「ほんと?でも、お汁が太ももまで伝ってるよ」
「いや……そんな風に言わないで」
「ごめんねマコちゃん。でも、もっと感じさせてあげる」
「え……あっ」
「分かるよね、これが何か」

アソコを弄っていたミクちゃんの手がいなくなると、今度は硬くて温かいものがアソコに触れた。
これって――ミクちゃんのオチンチンだ。
私のアソコにミクちゃんのオチンチンが当たってるんだ。

「私のオチンチン、入れて欲しい?」
「えっ……」
「ねえ。マコのオチンチンをミクの中に入れて欲しい?」
「…………」
「ねえ」
「…………」
「クスッ。ごめんね、意地悪言って」
「あっ……んああっ!」
「んっ……」

ミクちゃんは私のほっぺたにチュッとキスをした後、後ろからオチンチンを私の中に入れ始めた。
何の抵抗もなく受け入れてしまう私がすごく恥ずかしい。
でも――気持ちいいっ!

「ああっ……はぁ、はぁ。ミクちゃん……」
「ほら、私のオチンチンが全部入ったよ。気持ちいい?」
「……うん……」
「じゃあ動いてあげる」
「うっ……あっ、あっ……あっ、あんっ、あんっ」
「はぁ、はぁ、マコちゃんの中、すごく締まるよ」
「やだ……あっ、そんなっ」
「ほんとにすごいよ。いつもよりすごく締め付けてる」

いつもより!?
その言葉に、私は顔を真っ赤にした。
ミクちゃん――ううん。達男は、自分とエッチしている時と比較しているんだ。
私が達男とエッチしている時よりも興奮している。
そう言いたいんだ。

「あっ、あっ。はあっ、あっ、あふっ、あふっ」
「はぁ、はぁ、はぁ」

ミクちゃんはその後、無言で私を後ろから突き上げ続けた。
奥深くに入り込むたびに、私のアソコからヌチュヌチュといやらしい音がする。
ミクちゃんとエッチしているんだと考えると、おかしくなりそう。
こんなに興奮している自分がいる。
私、ほんとにミクちゃんの事を――愛してるんだ。

「あんっ、あんっ。ミクちゃんっ!ミクちゃんっ!」
「はぁ、はぁ、はぁ」
「き、気持ちいいよぉ。ああっ!す、すごく気持ちいいっ」
「マコちゃんの中、無茶苦茶にかき回してあげるよ」
「んあああっ!」

私の胸を揉みながら、円を描くように腰を動かすミクちゃん。
私の中をミクちゃんのオチンチンが暴れまわっている。
そんなに――そんなに激しくかき回されたら――
イッちゃうっ!

「どう?すごいでしょ」
「ダ、ダメッ!そんなにしたらっ!あああっ!」
「クリトリスも一緒に弄ってあげるね」
「えっ!あっ、いやあっ!」

私の体が自分の意思とは無関係にブルブルと震えた。
高校生だけど――高校生だけど――
今、女の幸せを感じたような気がした。

そして私は、あっけないほど簡単に――イッてしまった。




「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

体に全然力が入らない。
私が机の上に上半身を預けると、ミクちゃんはそのまま後ろから何度か突いて、私のお尻に白い液をたくさん出した。
ネットリした生温かい感触が、お尻から太ももに伝い落ちていく。

「はぁ、はぁふぅ。最高だったよな」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「マコもすごく感じてたよな。あんなに締め付けてくるなんて初めてだよ」
「もうっ!」
「怒るなよ。それよりさ、もっとしたいだろ?ミクと」
「……知らないっ」
「へへ。でも今日はもう時間がないからまた今度な。もうすぐ薬が切れてしまうからな。とりあえず乱れた服は直しておいた方がいいぜ」

身なりを整えたミクちゃんが、私のパンティをグイッと引き上げて無理矢理お尻に穿かせた。
まだ拭き取っていないのに。
しかも、お尻に食い込んで痛いくらい。

「もうっ!そんなに上げたら痛いじゃないのっ」
「えっ……マコちゃん?」
「……え?」

私が机から上半身を上げると――キョトンとした表情のマコちゃんがいた。
これって――いつものマコちゃん??

「わ……私達、どうして教室にいるの?たしか学校から出たはずなのに……」

どうして私がごまかさなくちゃいけないのよ。
達男のバカっ!



――でも――

「え〜!ミクちゃんが忘れ物があるっていうから教室に来たんだよ〜」

私は笑顔を作ると、後ろに手を回して白い液が染み付いたパンティをスカートの上から押さえた。
また愛するミクちゃんとエッチが出来る事を期待して――

おわり

小話(23)

「そういえば何を忘れたの?」

教室に夕日が差し込んでちょっと幻想的な感じ。
私はミクちゃんに話しかけながら窓の外を見た。
真っ赤なグランドには人気がなく、何だか寂しい。

「忘れ物……してないよ」
「……え?してないの?」

私が振り向くと、ミクちゃんはニヤニヤしながら私を見つめていた。

「ごめんねマコちゃん。騙したりして」
「どういうこと?忘れ物、ほんとにしてなかったの?」
「うん……ねえマコちゃん」
「何?」
「マコちゃんは私の事、どう思う?」
「ど、どう思うって?」

ミクちゃんはクスッと笑うと、私の方に歩いてきた。
その雰囲気が、いつものミクちゃんとは違うような――

「私の事、好き?」
「えっ……」
「ねえ、どうなの?」
「す、好きって……」
「私とエッチ、したいと思ってるでしょ」
「エ、エッチって……そ、そんな。私……」

ミクちゃんのあまりにストレートな言葉に驚いた。
私がミクちゃんの事を大好きだって――それ以上の感情を持っていることがバレてたの?
ううん。もしかして、ミクちゃんも私の事を??
まさか――

「私とセックスしたいって思ってるんでしょ」
「そ、そんな事……ないよ」
「クスッ!うそばっかり。いつもベタベタくっついてるじゃねぇか」
「えっ……」
「あはは。素直じゃねぇなぁ」
「ミ、ミク……ちゃん?」
「……俺はミクじゃねぇよ。達男だ」
「へ??」
「ミクの体にとり憑いてるんだよ」
「……へ?」

私はミクちゃんが何を言っているのか理解できなかった。
ヘラヘラと笑っているミクちゃんは、明らかにいつものミクちゃんじゃない。
真面目で控えめなミクちゃんがこんな表情――言葉を口にするはずがないもの。
ミクちゃんは私に一方的に話しかけてきた。
それはまるで――私が知っている、同じクラスで彼氏の達男そのものだった。
そして――理解した。
本当に達男がミクちゃんの体にとり憑いている事を。


「ほ、ほんとに……達男なんだ……」
「ああ。やっと理解してくれたか」
「で、でも……どうやってそんな事……」
「それはだなぁ……」

ミクちゃんにとり憑いた達男は、ミクちゃんの手を使って恥ずかしげもなくスカートを捲り挙げた。
そして、その股間にあるものを見た瞬間、私は絶句してしまった。

「どうだ?これで俺がミクにとり憑いていることが証明されただろ」

し、信じられない――
ミクちゃんの可愛いピンクのパンティ。
そのパンティから――オ、オチンチンの頭が――

「パンティのゴムって結構きついよな。でもそれが逆に気持ちよかったりして」
「や、やだっ!」

私は思わず両手で顔を隠した。
も、もちろん私だって見たことあるし、さ――触った事だってある。
でも、いきなりこんな風に――しかも、私の大好きなミクちゃんの股間から生えているなんて――

「お前ってずっとミクの事が好きだったんだろ。最近俺と話をするときだって、いつもミクのことばかりだったし。だから俺は、マコがミクともっと親しい仲になりたいだろうって思ったのさ」
「だ、だからってそんな……」
「大丈夫だって。俺がこうやってとり憑いている間はミクの意識はないんだから。何したってばれないんだぜ」
「……で、でも……そんな事しちゃダメだよ」

私は顔から手を離して、下を見ないように話した。
でもミクちゃんにとり憑いた達男は、相変わらずスカートを捲り挙げたまま。

「俺もこんな事するの、初めてなんだ。ある人に他人にとり憑ける薬を貰ってさ。ただ失敗作だから、こうやって股間にチ○ポが現れちゃうんだけど」
「そ、そんなの説明しなくてもいいよ」
「なあマコ……このまましようぜ」
「ええっ……そ、そんな事出来ないよ」
「お前の好きなミクが目の前で誘ってるんだぜ」
「だって……それにそんなのがあったら……」
「チ○ポがあるから逆に楽しめるんじゃねぇか。そうだろ」
「ダ、ダメよ。そんな事しちゃダメなんだから」
「折角マコのためにミクにとり憑いてやったのにさ」
「だ、だって……」
「ふ〜ん。それじゃあさ」
「……な、何?」

達男は、ミクちゃんの顔でニヤニヤ笑った後、急に弱々しい表情を作った。
それはまるで、いつものミクちゃんみたいでドキッとした――

「ねえマコちゃん」
「えっ?」
「マコちゃん。私、マコちゃんの事が大好きなの。だから……お願い。私と……私とエッチして」
「ちょ、ちょっと達男……な、何を言ってるの?」
「お願いマコちゃん。マコちゃんも私の事が好きなんでしょ。それとも嫌いなの?」

やだ、やめて――そんな目で見ないでよ。
達男なのに――達男なのに――ミクちゃんに見えちゃう。

「私のオチンチン。しゃぶってほしいな」
「な……」
「ねえマコちゃん、お願い。大きくなりすぎて苦しいの。マコちゃんのお口で……ねっ」
「だ、だって……」
「マコちゃん……」
「ちょ……んっ」
「んふっ……んん……」
「んっ……は……んんっ」

ミクちゃんが目を潤ませながら私に口付けした。
そしてそのまま口の中にミクちゃんの舌が――

ああ――私、ミクちゃんとキスしてる。
やだ――ミクちゃん――ダメだよ、そんな事――
でも――好きだよ。ミクちゃん――

長いディープキスをした私は、頭の中が朦朧としていた。
最近特に意識し始めたミクちゃんとのエッチな事。
それが現実になるなんて――ううん。そうじゃない。
今のミクちゃんは達男なんだ。
達男なんだ――

ミクちゃんは、私の肩を優しく掴むと、ゆっくりと沈めて床に跪かせた。
そして、またスカートを捲ってオチンチンが顔を出しているパンティを私の目の前にさらけ出した。

「お願い……」
「ミ、ミクちゃん……」
「ずっと疼いて仕方ないの。助けて、マコちゃん」
「…………」

ミクちゃんが私に助けを求めている。
でも、ミクちゃんじゃない。
でも――

私は恐る恐るミクちゃんのパンティを下ろしていった。
すると、大きなオチンチンがはじけるように私に向かって飛び出してきた。
すごくおっきい――

「マコちゃん……」
「ミ、ミクちゃん……」

ドキドキしてる。
マコちゃんの――マコちゃんの股間についているオチンチン――
私が大好きなマコちゃんのオチンチン――

それを両手でそっと握った私は、ゆっくりと顔を近づけた。
そして、オチンチンの頭にチュッとキスをした後、そのまま口の中に含んだ。

「んっ……」

ミクちゃんの切ない吐息。
私が舌を使って刺激すると、ミクちゃんは「あっ、あっ」と喘ぎ声を漏らした。
ミクちゃんの喘ぎ声を聞くだけで、私はすごく興奮してしまう。
私がミクちゃんを気持ちよくさせてるんだ。

「んっ、んっ……んふっ。はんっ、はむぅ」
「ああっ、い、いいよ。マコちゃん、すごく気持ちいい」
「ほんと?じゃあもっとしてあげる」
「うん……ああん。あっ……そ、そんなに吸い付いたら……あっ。出ちゃうよ」
「んっ。んん〜。んんっ、ん〜」
「あ、ダメっ。出ちゃう。出ちゃうよぉ」
「いいよ、いっぱい出して。ん、ん、ん、んっ、んんっ」
「あっ、出るっ。あっ……ううっ!」
「んんんっ!」

私の口の中でミクちゃんのオチンチンがはじけた。
ドクドクと出てくるものを、コクン、コクンと飲み込んだ私。
大好きなミクちゃんのものを全て受け取った私は、オチンチンを綺麗に舐めてあげた。

「んふぅ、気持ちよかった?」
「うん。すごく気持ちよかったよ。今度はマコちゃんの番だね」
「私の?」
「分かってるでしょ。ほら、立って」
「…………」

私が無言で立ち上がると、ミクちゃんは机に両手を突くように指示した。
そして、私の後ろに回るとスカートの中に手を入れて、パンティ越しにお尻を撫で始めた。

小話(22)

学校の帰り。
夕焼け空が向こうに見え始め、街灯も突き出したころ。
私はミクちゃんと一緒に学校から帰ることころだった。
ミクちゃんはダークグリーンのショートカット。
眼鏡をかけた顔がちょっと大人しい雰囲気。
ううん、実際にとっても控えめな性格。
それに比べて、私はおてんばだと思う。
いつも友達にミクちゃんと比べられて恥ずかしいけど――
そんな、私が持っていない雰囲気を持つミクちゃんが大好き。

「あっ……」
「どうしたの?ミクちゃん」
「あっ……んっ……」

何故かミクちゃんの足取りが止まった。
私が声を掛けると、ミクちゃんは少し険しい表情をしながらスカートの前を押さえてピクッ、ピクッと体を震わせた。

「だ、大丈夫?」

お腹が痛くなったのかと思って心配したけど、大丈夫みたい。
ミクちゃんはすぐに笑顔を取り戻した。

「ねえマコちゃん。私、教室に忘れ物しちゃったから取りに行ってくるね」
「えっ。じゃあ私もついて行くよ。一人じゃ危ないし」
「そう……マコちゃんならそう言ってくれると思った。じゃあついてきて」
「うん」

私は忘れ物をしたというミクちゃんと一緒に教室に戻る事にした――

小話(21)

(こ、この体勢じゃ犯人の顔もまともに見れないぞ……)

俺は股間の伸びるいやらしい痴漢の手を、ほっそりとした震える手で押しのけようとした。
でも、俺の体――この女子高生の体から発する、あまりにも濃密で官能的な快感に理性がまともに働かない。
我々は痴漢に困っている女性達の中から、捜査に協力してくれるという人たちを募った。
そして、その中でも非常に協力的な女子高生に捜査の意図を話すと、快諾してくれたのだ。
「あのいやらしい痴漢を捕まえてくれるなら」
その思いを深く胸に刻んだ俺は、彼女の体に乗り移り、現行犯逮捕を試みた。
しかし、この痴漢男――『すごい』の一言だった。
それは俺が男であり、女性の快感を知らなかったからかもしれない。
女性ならば不快な思いをしているのだろう。
だが、初めて味わう、男ではありえない快感は――

「あ……ああ……」
「そんなに感じるのかい?じゃあおじさんがもっと気持ちよくしてあげるよ」
「くっ……くそっ……ひうっ!」
「可愛いねぇ。もうこんなにグチョグチョに濡らしてるじゃないか。おじさんの手もぐっしょりだよ。いやらしいなぁ」
「はぁ、はぁ」
(こ、この手が……くそっ!か、体が……き、気持ちよすぎて……手に力が……)

少し離れたところには、同僚が待機している。
あいつに知らせる事が出来れば逮捕できるのに――

「気持ちいいだろ。そろそろおじさんも気持ちよくなりたくなってきたよ。ほら、その可愛い手をおじさんに貸してごらん」
「何を……あっ」
「どうだい?すごく硬くなってるだろ。これ、君のせいだよ」
「や、やめろ……」
「可愛い顔してそんなに粋がらなくてもいいよ。いや、おじさんとしてはその方がそそるんだけどね」
「くうっ」

いつの間にかズボンから出していた肉棒をつかまされた。
そして男は、肉棒を後ろ手で握り締めた俺の手ごとしごき始めた。

「はぁ、はぁ。気持ちいいよ。なんて柔らかい手なんだ。おじさん、すぐにイッちゃいそうだよ」
「な……や、やめろよっ。ううっ」
「しっかり乳首を弄っていてあげるからね。そのまま……ううっ。たまらん」
「いっ……あっ。はぁ……あ……んっ」

(ち、乳首が……ああ……か、体中に電気が走るみたいだ……)

「いい声だよ。ほんとに……くっ、だ、だめだっ」
「だ、出すな……よ……あっ」
「くっ……うっ、うっ……うっ……は、はぁ、はぁ〜」
「…………」

俺の手にべっとりと生暖かい物が付着した。

「はぁ、はぁ。ごめんね、スカートに付いちゃったよ。何ならおじさんが洗ってきてあげるよ。君の穿いているスカート」
「はぁ、はぁ……はぁ」

ちょうど駅に着いたところで、スルリと黄色い制服から男の手が抜ける。

(はぁ、はぁ……や、やられた……折角、女子高生に体を借りてまで捜査したのに……)

俺は半分放心状態になってしまった。
その間に男は電車を降り、何処かに消えてしまったようだ。

「お、おい。大丈夫か?」

人を掻き分けるようにして同僚が歩み寄ってきた。
そして、俺の姿を見て言葉を失っていた。

「……す、すまん。俺……」
「……やられたんだな」
「……あ、ああ」
「どうして知らせなかったんだよ」
「……すまん……」

俺は女性の体が気持ちよすぎて知らせられなかった――なんて事を言えなかった。
また協力してくれる女性は現れるだろうか?
いや、それよりも俺が体を借りたこの女子高生になんて言い訳したらいいんだ。
俺はそんな事をずっと考えていた――

おわり

小話(20)

「はあっ、はぁっ、はあっ」
「はぁ、はぁ……どうして逃げるんだよ、藍子」
「はぁ、はぁ……逃げたんじゃないさ。誘ったんだよ、静雄」
「さ、誘った?」
「お前、まだ藍子とセックスしてないって言ってただろ」
「あ、藍子?お……お前、何言ってんだよ……」

妙にいやらしい笑いを浮かべて俺を見つめる藍子は、人ごみから走ってきたせいで、緑の浴衣がはだけていた。
肩から外れて胸の谷間が、そして太ももに――白いパンティが見えている。
俺はそんな藍子の言葉を信じる事が出来なかった。

「ヤラせてやるよ、この体を」
「……は、はぁ?」
「お前にセックスさせてやるって言ってるんだよ」
「あ、藍子?お前、自分が言ってること……分かってるのか?」
「ああ。だから俺は藍子じゃない。今日、一緒に祭りに来るのを断った人間さ」
「……断った人間?」
「ああ」
「……じゅ、順平の事を言ってるのか?あいつは誘ったけど……」
「だからわざと断ったんだよ。こうやって藍子の体に乗り移るためにさ」
「の……乗り移……る?」
「そうさ、お前の目の前にいるのは藍子だけど、俺が乗り移って動かしているんだよ。俺の言っている事、分かるか?」
「…………」

俺は初めは理解できなかったが、藍子の――いや、順平の話を聞いているうちに何が起きているのかを全て理解した。
要は――


「あっ、あっ……そ、そんなに激しく突いたらっ……藍子のアソコが壊れるって」
「だ、だって……俺が藍子とセックスできるなんてっ……」
「はぁ、はぁ!あうっ。それにしても……あ、藍子の体って……す、すげぇ気持ちいいっ!」
「そ、そうなのか?お、俺もっ。俺も藍子とセックスできてすげぇ……さ、最高だよっ!」

俺は藍子に乗り移った順平とセックスをした。
人気のない場所と言っても、これだけ声を出していたらばれるかもしれない。
でも――こうやって俺のチ○ポで喘ぐ藍子の声をもっと聞きたい。
それが順平に乗り移られていたとしても――

「あっ、あっ、イイッ!すげぇっ!」
「もっと、もっと喘いでくれよ。藍子が喘ぐようにっ!」
「ひうっ!あ、あんっ、あんっ……す、すごいよ静雄。私の中に……静雄のオ○ンチンが……オ○ンチンが奥の奥まで入ってるっ!」
「た、たまんねぇよ。もっと、もっと頼むよっ。うくっ!」
「んああ!もっと、静雄のオ○ンチンでも藍子のオマ○コ、かき回してぇ〜!」

藍子の声でわざと卑猥な言葉を連発するに、俺のチ○ポは爆発寸前だった。

「藍子っ、藍子っ。お、俺っ、もうイッちまうっ!」
「あっ、あっ、いいよっ!私の中に全部出してっ!」
「う、うあっ!」
「あああっ!」

危なく中に出しそうになった。
でも俺はチ○ポを抜くと、藍子の浴衣めがけて精子を大放出したのだった――

――その後、藍子に事情がばれて別れる事になったのだが――
俺と順平の仲は更に深くなっていった。

小話(19)

まだ比較的人通りの多い道。
俺――いや、私は鼓動を早めると、早足から少し駆け足になってブーツをリズミカルに鳴らした。
その少し向こうの角を曲がった先が私のマンション。

「さてと。早速お邪魔するか」

深緑のワンピースのポケットから鍵を取り出し、いつもの様に金属製の扉を開く。
少しだけ軋んだ音がするのもいつもどおりだ。

私はブーツを脱ぐと、入ったすぐの壁にあるスイッチで部屋の明かりをつけ、鼻歌を歌いながら目の前にあるベッドへと歩いた。
もちろん最近流行の男性アイドルの曲。

「よし、とりあえず昨日と同じように……」

一度服を脱ぎ、コインランドリーに持って行こうと思って籠に入れておいたピンクのブラウスと紫のパンティを手に取った。
ブラウスには皺が寄り、パンティは股間のところに薄っすらと黄色いシミが出来ているように見える。
それは私が昨日オナニーして染み込ませてしまった愛液。
愛液の染み込んだパンティを鼻に当ててクンクンと匂うと、まだ私の少し臭い愛液の匂いがした。

「すげぇ〜。ちょっと臭いけどエロくてたまんねぇよ」

ドキドキしながら使用済みパンティに足を通すと、手早くブラウスを身につける。
もちろんボタンは上の三つくらい開いたまま。胸がチラリと見えてセクシー。
ブラジャーをしていないので乳首にブラウスの生地が擦れて――妙に気持ちいい。

「やだなぁ。早速乳首が勃っちゃった。もう興奮してらぁ」

ベッドに座った私は、この体を愛しむ様に抱きしめた。

「あ〜。もうサイコ〜」

二の腕に胸が寄せられて、ブラウスの中で深い谷間を作っているのが見える。
その胸をじっと見つめたあと、私は早速オナニーを始めることにした。
いつもの様にベッドに寝転がり、円を描くようにゆっくりと胸を回し揉みする。

「柔らけぇ〜、これはたまんねぇ。奈々未ちゃんよぉ〜」

私は下品な言葉を使いながら興奮した。
非常に柔らかい胸。
そして、初めて胸を揉まれている感触を味わう。
これが女の体。
それが女の快感。

「はぁ、はぁ。ああっ!胸を揉んでいるだけなのに……どうしてこんなに気持ちいいんだ」

男のそれとは違い、じわじわと快感がたまってゆく感じがする。
特に、勃起した乳首を摘んでこねくり回すとビリビリと体に電気が走る感じがした。
男ではありえない気持ちよさ。
私は喘ぐ自分の声に萌えながら乳首を引っ張りまわして更に女の快感を搾り出した。

男の肉棒がビンビンに勃つのと同じだろうか?
私の下半身がじんわりと熱くなるのを感じた。
そう。触らなくてもクリトリスが充血し始め、皮に包まれたまま触られるのを待っているように思える。
そして、膣が男の肉棒を受け入れるべく、潤滑剤となる愛液を滲ませ始めているのだ。

「んっ……あっ、はぁ。ああ……体の疼きが止まらない。奈々未ぃ〜」

私は紫のパンティの上から股間を中指で撫で上げた。
パンティの生地が左右に分かれ、性器の形を模擬している。
そして、その割れ目の谷間、クリトリスの辺りを指で撫であげると、男の体では感じる事が出来ない超越した快感が脳天を貫いた。
まるで、まだ皮が向けていない思春期の肉棒を直接フェラチオされ、イカされてしまう感じ。
いや、それの何倍もの快感が一気に押し寄せてくる感じだった。

「んああっ!す、すげぇ……ク、クリトリス……これがクリトリスの快感……」

最初はちょっと怖くて触りづらかったが、少し慣れてくると猿の様に何度も何度も指の腹で擦り、快感を貪る。

「あんっ、あんっ、ああっ。すげぇっ!すげぇっ!女って……ああっ!マジですげぇっ!」

パンティの中に手を忍ばせ、直接クリトリスを触る。
剥け掛けていた皮を指の腹で剥いて、更に敏感になったクリトリスを夢中で弄った。

「あああっ……あ、ああ……はぁ、はぁ……あううっ」

もう言葉にならない。
こんなに快感のレベルが違うなんて――男はまったく損な生き物だ。
肉棒が何本あっても、この気持ちよさには敵わないような気がする。

「ああっ。も、もう……あっ、はぁ、はぁ……イイッ!」

私は頭を左右に振り、この快感を全身で味わった。
この快感さえあれば何も入らない。
そんな風にさえ思えた。
体に蓄積された快感が、男のフィニッシュと同じような現象を起そうとしている。
これ以上、まだ気持ち良くなれるのか?
こんなに気持ちいいのに、まだ最後の時があるのか?

「あああっ、ああ、ああ〜っ、あ、あっ……いいっ、イ、イクッ、イクッ……もう……あっ……んあああああ〜っ!」

足の指に力が入りすぎて攣ってしまいそうだ。
それほど奈々未の体は気持ちよかった。
一瞬、頭の中が真っ白になる感じ。
女の『イク』という感覚はこれなのか。
これほどまでに――これほどまでに――



私はパンティの中に手を突っ込んだまま、しばし放心状態になってしまった。
初めて味わうには強烈過ぎた快感。
世界一フェラチオの上手い女性に肉棒を弄ばれても、男の体でここまで気持ちよくはなれない。
例えアイドルとセックスしたって、こんなに充実感を覚えられるはずが無い。
それくらい――それくらい女の体は――奈々未の体は気持ちよかった。

いつの間にか顎を伝って流れ落ちた涎を腕で拭き取った私は、また極上の快感を得るためにオナニーを始めた。
今度は奈々未の記憶にあったアブノーマルなオナニー。

「ベルトで手首を縛りながらオナニーするなんてな。顔に似合わず、結構エロのよねぇ、私って。んふぅっ」

ブラウスのボタンを外し、パンティを中途半端に脱いだ私はひたすらオナニーを続けた。
一生の内、二時間という限られた時の中で最大限、女の体を楽しむ。

「あっ、あっ、あっ……も、もう!?ま、またイッちゃうっ!んああっ!」

クリトリスだけではなく、膣の中に指を入れてGスポットを掻きむしる。
どうしようもない快感に二度、三度と続けざまにイッてしまった私。
私だけの時間。私が一人で楽しむ時間。
本人にだって邪魔はさせない。
クリトリスが腫れあがって痛くなるくらいオナニーしてやる。
愛液が枯れる位ベッドにシミを作ってやる。
乳首が切れるくらい摘みあげてやる。
女の快感、底の底まで貪り食ってやる!!

私は最後の一秒まで指を休めず、ひたすらオナニーし続けた。
きっと十回以上はイッたに違いない。
いや、何回イッたかなんて覚えていない。

「気が狂いそうだっ!奈々未ぃ。奈々未ぃ……」

私は、少し痛みを感じたクリトリスを弄りながら、フッと意識を失った――



「ん……」

ガタゴトと揺れる体。
どうやら俺は、自分の体に戻ってきたようだ。
夜も随分遅くなった時間。
列車内には殆ど人が居なくなっていた。
ズボンのポケットに入れていた財布を取り出し、スラれていない事を確認する。

「…………」

俺は車窓に流れる夜の景色を眺めながら、今の今までオナニーしていた奈々未をずっと思い出していた。
もう二度と味わう事が出来ない女性の快感。
一生忘れない――が、もう一度味わいたい。
そう思いながら立ち上がると、開いた自動ドアをゆっくりと潜った――


おわり

小話(18)

一生に一回しか無理なら、絶対に綺麗な女性になりたい。
アイドルの様に着飾るのではなく、普段から『美人』な女性に。

俺が持っているこのカプセルを飲むと、幽体離脱して他人の体に憑依することが出来るらしい。
憑依するって事は、その体を自由に操れるという事。
すなわち、俺の思い通りのことが出来ると言う事だ。
そうなると、やりたい事はタダ一つ。
『オ・ナ・ニー』だ!
レズりたい何て思わない。
ましてや、男とセックスしたいなんて微塵も思わない。
ただ、その女性の体でオナニーしたいだけだ。
それは、この不思議なカプセルを飲んでから二時間しか効果が無いことも理由の一つ。
そして、一度飲むと副作用で二度と同じ効果が現れないという事。
一生の間に二時間しか幽体離脱できないということだ。
だから余計な事を考える暇なんて無い。
とにかく、オナニーあるのみなのだ!

女性を選ぶ時点で幽体離脱しては、時間が勿体無い。
この女性と決めてから幽体離脱し、憑依するのが一番だろう。
後は本人の記憶を覗いて家に戻り、オナニーすればいい。
適当なところでオナってもいいが、ゆっくり落ち着いてオナれるのは家だろうから。
そういう意味では一人暮らしの女性がいい。
この条件に当てはまる女性がいればいいのだが――

――と思って電車に乗り込んだ。
夜の電車は若干酒臭い匂いが漂っている。
俺は女性専用車両の隣の車両に席を陣取り、それとなく視線を向けていた。
目ぼしい女性が現れるだろうか?
すぐに決めてしまうには勿体無い。
一生の内の二時間しかないのだから。
そう思っていた。
でも、どうしても俺は彼女から目を離すことが出来なかった。
まだ電車に乗り始めて十五分と経っていない。
俺が座っているところから見えるのは、ライトブラウンの髪が緑のカーディガンを撫でる大学生くらいの女性だった。
目がパッチリして顔立ちがとても良い。
何を見ているのか分からないが、手には冊子のようなものを持っていた。
それを俯いて眺めている彼女の白いほっそりとした太ももが、深緑のワンピースらしき裾から伸びてセクシー。
その太ももに吸い付きたくなるくらいだ。

「やべぇ……俺、彼女に憑依したくなった」

もう少し待っていれば、更に俺好みの女性が現れるかもしれない。
でも、今逃してしまうと彼女を見失ってしまうかもしれない。
俺はどうするべきか――

などと考えているうちに、俺はズボンのポケットからこっそりカプセルを取り出していた。
俺の意識よりも、俺の体が彼女に憑依しろと言っているように思える。

「……後悔しないよな。あんなに若くて綺麗な女性に憑依するんだから。絶対後悔しないよな」

何度も呟いた俺は、カプセルを飲む決心がついた。

(よしっ!俺も男だ。あの女性に決めたぞ!)

そう心の中で呟いた俺は、他人に気づかれないようにカプセルを口の中に入れ、ゴクンと飲み込んだ。
何の味もしない。
しかし、胃の中でカプセルが溶けて中の液体が溢れ出すと、俺は猛烈な眠気に襲われ始めた。
自分の意思で目を開けていられない。
というか、何も考えられないまま、俺は長椅子の隅で車両の壁にもたれ掛かりながら深い眠りに入った――

スッ――

体が軽くなった感じ。
いや、実際に軽くなっている。それは、俺が車両内に浮いているから。
正確には、俺の幽体が体から抜け出して浮いているのだ。
これがあのカプセルの効き目。
そして、物理的な抵抗を受けなくなった幽体がじわじわと車両の壁にめり込んでゆく。

(おっとっと)

ふわりと幽体を車両内に戻した。
電車は時速数十キロで走っている。
なのに、俺の幽体は列車から取り残される事無く車両内に留まる事が出来ている。
不思議な感じだった。
幽体になると、そういう概念さえ無視できるのだろうか?
俺には分からなかったが、こうやっている間にも時間はどんどん過ぎてゆく。

(いけねっ。早く彼女に憑依しないと)

幽体の抜けた俺の体は、酔っ払いの様に深い眠りについている。
このままずっと電車に揺られていても、誰も何とも思わないだろう。
それに終点までは二時間以上あるから車掌に起される事も無い。

俺は車両をつなぐ扉をすり抜けると、女性専用車両に忍び込んだ。
誰も俺の幽体が入り込んだことに気づかない。
スッと車両内を移動し、あの女性の前にふわふわと浮かんだ。
彼女は相変わらず冊子に目を通している。
より近くで彼女の顔を見ようと、俯いている彼女を覗き込んでみた。

(やっぱり……すげぇ美人じゃねえか!)

俺は改めて幽体離脱して正解だと思った。
絶対に後悔しない。
そう思えるくらい彼女は綺麗だった。

(よし、じゃあ早速っ!)

逸る気持ちを抑えられない俺は、何も気づかない彼女の体に幽体をめり込ませていった。

「っ!」

ビクンと彼女の体が震えた。
俺の足が彼女のお腹に消えてゆく。
めり込むというよりは、溶け込んで行く感じか?
彼女は持っていた冊子をギュッと握り締め、体が硬直している様子。
俺が入ろうとしているのを拒んでいるのだろうか?
でも俺の幽体は彼女の体に入り込んでいった。
下半身が、そして上半身が。
彼女の体をすり抜けるのではなく、彼女自身に融合してゆく。
腕が、そして頭が――



「はっ……」

真っ暗になった視界。
それが、一瞬にして明るくなる。
目に飛び込んできたのは、今まで彼女が読んでいた冊子。
大学祭のイベントが乗っているようだ。
いや、そんな事はどうでもいい。
俺がこうやって彼女の持っていた冊子を見れるという事は――

俺はゆっくりと顔を上げた。
目の前にある車両のガラス窓。
そこに薄っすらと映る俺の顔は――

「ニヒッ!」

思わずにやけてしまった。
そこに映っているのは、俺が憑依しようとしていた女性の顔だったからだ。
俺がにやけると、ガラス窓に映る彼女もにやける。

「すげぇ……」

そう呟いた俺の声も、この女性の声――春日 奈々未という近くの大学三年生のものだった。
奈々未の体を眺めつつ、記憶を覗いて彼女の全てを盗み見する。

「へぇ〜、ラッキ〜。私って次の駅で降りて歩いて五分のところにあるワンルームマンションで一人暮らししてるんだ」

彼女の言葉を使って、他人のような台詞を口にする。
ほのかに漂う香水の香りは、大学から帰るときに友人の詩織から借りてつけたもの。
男遊びを知らないこの体だが、オナニーはしっかりとしているようだ。
ならば、彼女のオナニーを俺が再現してやろうじゃないか。
そして、女性の快感を貪り尽くし、悔いを残さないようにこの体から離れてやる。

俺は心の中でそんな風に誓うと、ホームに滑り込んだ電車から降りて奈々未の――いや、俺のワンルームマンションへと早足で歩いていった。

小話17

「待ったか?」
「待った待った。随分待ったって」
「悪りぃな。しっかり歯磨きまでしてきてやったからな」
「そんなの別に構わないのにさ。それより……」

時雨は黒いパンティ1枚で立っている果乃子をじっと眺めた。

右手を腰に当てている姿は、モデルのように思える。
形の良い胸に引き締まったウェスト。
女性特有の曲線を描く長い足。

「さて、この体をじっくりと楽しみますか!」

果乃子はゆっくりとベッドに横たわると、黒いパンティをスッと太ももまでずらした。
そして、足をずらし、左手で張りのあるお尻を持ち上げて割れ目をむき出しにした。

「どう?私のココ」
「……す、すげぇ綺麗だ……」
「自由にしていいのよ。果乃子の体を」
今度はパンティを脱ぎ捨て、思い切り両足を開いて時雨を誘う。
そんな姿を見てたまらなくなった時雨は、襲い掛かるようにベッドに飛び込んだ。

「い、いや〜っ!た、助けて〜」
「そういうのもイイよな」
「へへ。でしょ!じゃあさっそくシックスナインしようよ」
「ああ」

ふざけあいながらシックスナインの体勢をとった二人は、互いの股間を口と手を使って弄び始めた。
いきり立ったチ○ポを、男がもっとも気持ちが良い様に刺激する果乃子。
そして、まだ濡れていない果乃子の股間に顔を埋め、舌を使ってセックスの準備をさせる時雨。

「うっ、あっ。んっ、んんっ」
「はぁ、す、すげぇ気持ちいいっ」

喉元までチ○ポを咥えこんだ果乃子は、ほっそりとした手で二つの玉を転がしながら可愛がっている。
お互いの息遣いといやらしく舐める音。

「もうやばい……そろそろ……」

その言葉に無言で頷いた果乃子は、時雨の上から降りるとベッドの上に仰向けに寝転がった。

「やっぱり最初は正常位からね」
「ああ」

果乃子は大きく足を開いて、しっとりと濡れた股間を時雨の目の前にさらけ出した。

「早くそのチ○ポを入れてよ。このマ○コがウズウズしてるんだから」
「分かってるって!」

そのいやらしい言葉に興奮する時雨が、果乃子の右足を掴んで膣へと挿入する。

「ああっ!いいっ」
「くっ」

時雨がピストン運動を始めると、果乃子は嬉しそうに喘ぎ始めた。

「そうっ、そこっ!ああっ」
「おっ……か、果乃子さんのココもすげぇ締まるっ!」

割れ目がチ○ポをしっかりとくわえ込んでいるのがよく見える。
暖かい愛液が肉棒に絡みつき、潤滑財としてはこの上ない役目を果たしていた。
ニチャニチャと肉と肉の間に愛液がすり込まれる音。
目の前で喘いでいる美人がそんな音を立てていると思うだけでイッてしまいそうになる。

「はぁ、ああっ、あんっ……はぁ、はぁ……じゃ、じゃあ今度は……」

果乃子が上半身を起こすと、時雨がベッドに仰向けになる。
肉棒は膣内に入れたまま、時雨の上に跨った果乃子が代わりに腰を降り始めた。

「んっ、んっ、んんっ、あっ、あふっ」
「ああ、アソコが絡み付いてくるっ」
「はぁ、はぁ。き、気持ちいいでしょ。こうやれば肉棒を締め付けられるのよ」
「はぁ、はぁ……くうっ」

果乃子の膣をある程度自由に締め付けられる感覚が分かってきたようだ。
腰の動きと締め付けを上手く使い分け、時雨の肉棒を喜ばせてやる。

「いいよぉ。時雨のチ○ポ、すごくおっきくていい気持ち〜っ!」
「はあ、はぁ、はぁ……はぁ」

今度は時雨も上半身を起こすと、ベッドの上で抱き合うような体勢を取って腰を降り始めた。
お互いに気持ちよくなるように腰の動きを合わせる。

「はぁ、あっ、ああっ……あ〜、はぁ〜んっ」
「あっ、あうっ……はぁ、はぁ……うっ、うっ」

時雨も大分気持ちよくなってきたようだ。
たまに腰の動きを緩めて、イクのを調整しているように思える。

「はぁ、はぁ。イキたい?」
「そ、そろそろ」
「それじゃあ最後はバックからしようか」
「そうだな。それもいいな」

ニヤリと笑った二人は、早速バックでセックスを始めた。
パンパンと果乃子のお尻と時雨の下腹部があたる音。
後ろから胸を揉んだり指を咥えさせたりした時雨は、激しく腰を降り始めた。

「ああ、あ、あ、あっ……んっ、ああっ、ああ〜、あんあんあんっ」
「はぁ、はぁ、はぁ、いっ……はぁ、はぁっ、はぁ、はぁ」

肉同士が激しくぶつかり合う音が部屋に響いている。
上下、或いは前後に胸を揺らす果乃子は、どうしようもない快感を全身に感じながら最後の時を迎えようとしていた。
それは時雨も同じで、精巣で作られた精子たちが尿道へ出てこようとしているところだった。

「いいっ、いいっ……あっ、あ、あっ……イクッ!イクッ!」
「お、俺ももうっ……は、はぁ、はぁ……あっ!」
「ふああああ〜っ!」

その合図を受けた精子たちが尿道を一気に駆け抜け、ビュルッツ、ビュルッと果乃子の子宮口に突入した。
それが分かるのか、果乃子も膣を思い切り締め付けて全ての精子たちを受け入れる。

「ああ、あっ……あ〜」
「はぁ、はぁ、はぁ……」

数秒後、二人はそのままベッドに崩れ落ちた。
はぁはぁという息遣いのみが聞こえる部屋の中。
最高の快感を味わった二人は、互いに体を寄り添わせてしばらく抱き合っていた――



「はあ。この体も最高に気持ちよかったな」

どのくらいか後。
果乃子は時雨が家に帰ると、一人でビールを飲んでいた。

「どうして男と女はこんなに感じ方が違うんだろう。マジでうらやましいよな」

生きてゆく過程で、女性が男性のように身勝手ではないことが分かっていても、そのあまりに違う気持ちよさに嫉妬してしまう。
ただ、その快感もすでに体験できているので、今は十分満足だったりするのだ。

「さて、次はどんな女性の体に乗り移ろうかな?」

身勝手な男が、また身勝手な言葉を口にしたのであった――


おわり

小話(16)

時雨の家でウェイトレスのコスプレセックスを楽しんだ数日後の土曜日。
今日も学校が終わった後、時雨は果乃子と歩いていた。

「ねえ、今度はうちに来ない?」

黒い長袖シャツに破けたジーンズ。
腰にGジャンを身につけた果乃子の誘いを断るはずのない時雨は、「もしかして、果乃子さんって一人暮らししてるのか?」と返事をした。

「そうよ。少し離れているけど、マンションに一人暮らし。しかも結構大きいの」
「金持ちなんだな」
「さあ?それは知らないけどね」
「それにしても、そうやって女言葉で話していると本人にしか思えないな」
「何が?」
「何がって、乗り移られてるなんて思わないって事さ」
「私が?どういう事?乗り移られてるって」
「はは、またそんな冗談いうなよな」
「へへ、ちょっとドキッとしただろ」
「まあな」
「じゃあ私のマンションに行こっ!」
「ああっ」

二人は怪しげな笑みを浮かべながら、果乃子が一人で住んでいるというマンションへ向かった――


「さて、この前はコスプレでセックスしたから、今日は時雨と一緒にこの体の魅力をタップリと味わうか!」
果乃子はご丁寧に歯を磨きながらそんな事を呟いた。

「こうやって他人の歯磨きを使って他人の歯を磨くってのも変な感じだな。俺が親父の歯磨きを使う事を考えたら吐き気がするけど」

胸の上を優しく撫でる髪をこそばゆく感じながら歯を磨き終えた果乃子は、セクシーな黒いパンティ1枚の姿になると、すでに準備OKになっているであろう時雨の元へと歩いていった。

つづく

小話15

「待ったか?」
「いや。リボンも変えたのか?」
「ああ。黄色い制服の時は緑って決まっているみたいなんだ」
「へぇ〜。凝ってるんだな」
「まあな……って言っても、俺は全然しらねぇけど」
「なあ……」
「ああ、分かってるって。お前んちって、今の時間は誰もいないんだよな」

「共働きで帰ってくるの、遅いしな。俺んちでいいのか?」
「いいぜ。この制服のままお前んちに行ってやるよ」
「よっしゃ!じゃあ早速でようぜ」
「……うんっ!」

時雨が外に出た後、果乃子が裏口から外に出て合流する。
行き先はもちろん時雨の家。
行き交う人たちがファミレスの制服を着た果乃子の姿をジロジロと眺めてゆくが、そんな事は全く気にしない。
しばらく歩いた二人の目の前に、外壁に年季の入ったアパートが現れた。

「入れよ」
「うん。おじゃましま〜す」

果乃子は女の子らしい声で返事をすると、時雨の後姿に続いて部屋の中に入った。

「靴ぐらい脱げよ」
「いいじゃない。ほら、ズボンを脱いで」
「い、いきなりか!?」
「いや?」
「い、嫌じゃないけど……」
「ほら、早くっ!」
「あ、ああ……」

時雨が学校の制服のズボンを脱ぐと、果乃子は彼を座らせてブリーフの中に手を入れた。

「今時ブリーフなんて。チ○ポが蒸れない?」
「トランクスもいいけど、この方が納まりがいいんだよ……うっ」
「へぇ〜そうなんだ。こんなにおっきくなってもちゃんと収まってるもんね」
「ううっ……はぁ、はぁ……うっ」

ファミレスの制服を着たままチ○ポをしごく果乃子。
スカートが捲れ上がってとてもいやらしい。
そんな果乃子にチ○ポをしごかれた時雨は、もうイってしまいそう。

「ちょ、ちょっと待ってくれよ。も、もう出そうだっ」
「ええ、もう出るの?ちょっと早すぎるんじゃない?」
「だ、だってそんなに柔らかい手でしごかれたら……ううっ」
「そう。それじゃあ折角だから中で出してくれる?」
「よ、よしっ!」

果乃子はブリーフの中から手を抜いて床に寝転んだ。
すぐさま時雨がブリーフを脱ぎ、いきり立ったチ○ポを――アナルに当てた。

「ちょっ……そ、そこはっ!」
「一度やってみたかったんだ」
「そんな所、入るわけ……いっ……ああっ!」
「ううっ……き、きつい……」
「いたっ!ダ、ダメだっ!そんなの入らないっ」
「もう少しだけ……う、うう……」
「ひうっ!あ、ああ〜」

時雨は強引にアナルに肉棒を押し付けた。
肉棒の頭が入ってゆき、胴体がめり込んでゆく。
まだ気持ちがいいという感覚がない果乃子は、ただ痛がっているだけだった。

「そ、そんなに痛いのか?」
「い、痛い……」
「……じゃあ……普通にするよ」
「……それなら俺が……私がしてあげるわ」

アナルから肉棒を抜いた時雨が横たわると、果乃子は彼の上に跨った。
そして、既に潤っている膣で肉棒を包み込んだ。

「んうっ……ああ〜」
「ううっ」
「お、奥まで届いてる……」
「そんなに締め付けるなよ。気持ちよすぎて……すぐにイっちまいそうだ」
「し、仕方ないだ……ろ。意識しなくても勝手に……あっ、あっ、あっ」
「くっ……はあ、はあ」

時雨の上で腰を降り始めた果乃子。
その様子がよく分かるように、黄色いスカートを捲って見せてやる。

「あっ。ああっ、ど、どうだ?膣の中に入ってるのが見えるか?」
「ああ。可愛いお尻が……うっ……やばいっ」
「も、もう出るのか?はぁ、はぁはぁ……あっ……」
「そんな顔で見つめられたら……あっ、で、出るっ!」
「はぁ、はぁ……あっ、あっ……んんっ、んん〜っ」
「くぅっ!」

膣の中に注ぎ込まれた感触を覚えた果乃子は、時雨の肉棒をいたわるように、イッていない体をゆっくりと動かした。

「はぁ、はっ……はぁ。まだ出来るよな」
「も、もうちょっと待ってくれ。すぐに……うっ」
「あっ、あっ……も、もうっ……準備できているじゃない……はあ、はぁっ」

果乃子は今、射精したばかりの肉棒を包み込んだまま、また腰を降り始めた。
すると、元気をなくしかけていた肉棒がそれに応える様に硬くなる。
こうして二人は膣の中に肉棒を入れたまま三回連続でセックスをしたのだった――


つづく

小話14

時雨の前には、このファミレスで働いている三田村 果乃子が座っていた。
栗色のロングが大人びた雰囲気を漂わせている。
高校生とは思えない。大学生だろうか?
オレンジジュースを一口飲んだ後、テーブルに肘を付いて手の甲に顎を乗せながら会話を楽しんでいる様子。

「もうすぐバイトの時間も終わりそうだからさ、その後楽しいことをしようぜ」
「こんなに綺麗な女性と楽しめるなんて、俺ってほんとに役得だよな」
「だろ。この前、お前とファミレスに入ったときにチェックしといたんだ」

果乃子は女性らしからぬ言葉遣いで時雨と話をしていた。
もちろん、彼女自身がしゃべっているわけではない。
すでに体を乗っ取られ、全てを奪われているのだ。

「なあ、知ってるか?」
「何を?」
「今来ている制服って赤色だろ」
「ああ」
「黄色い制服もあるんだぜ」
「そうなのか?」
「俺、黄色い制服の方が好きなんだよな」
「だったら黄色い制服を着てみてくれよ。俺だって見たいし」
「後で着替えてくるよ。そのままこの体を借りてトンズラするか!」
「ああ。で、それから楽しむって事だな」
「まあな」

店の柱に掛かった時計をチラリと見た果乃子。

「そうだな。客もほとんどいないし、今のうちに着替えてくるか」
「そうか、じゃあ俺も途中まで付き合わせてくれよ」
「いいぜ。折角だから……」

二人は立ち上がると、更衣室の前まで歩いていった。
壁の向こうに更衣室のドアが隠れるようになっているので、少しくらい悪戯しても誰も気づかないだろう。

「ほら、少しだけ触ってもいいぜ」
「い、いいのか?今触っても」
「ああ」
「そ、それじゃ……え、遠慮なく」

時雨が果乃子の胸に手を当てると、果乃子は彼の手の上に自分の手を重ねた。

「どう?柔らかいでしょ」
「す、すごく柔らかいよ」
「私もこうやって揉まれると気持ちがいいよ。時雨って胸を揉むの、上手いんだね」
「ははは、果乃子さんに成りきってら」
「その方がいいでしょ」
「確かに」

しばらく胸を揉見続けていた時雨。
白いフリルのついたブラウスの中、ブラジャーの生地を通り越して乳首が勃起しているのが感じられる。

「なあ、もう乳首が勃ってるんじゃないの?」
「そうみたい。だって気持ちがいいんだもん」
「直接触らせてくれよ」
「……だめ。それは後からのお楽しみ!」

果乃子は悪戯っぽく笑うと、時雨の手を遠ざけた。

「それじゃ、着替えてくるから席で待っててね!」
「もうちょっと揉みたかったなぁ」
「あとで好きなだけ揉ませてあげるから。ねっ!」
「……分かったよ」

そう言うと、少し残念そうな表情をして果乃子に背を向けた。

「じゃ、待っててね」

果乃子はドアを開いて更衣室に入ってゆく。

「まあ、後の楽しみに取っておくか」

一人呟いた時雨は、先ほど座っていた席に戻って果乃子が戻ってくるのを待つことにした。
それにしても、こんなに客が入っていないんじゃ店が潰れるのも時間の問題じゃないかな。
果乃子と同じようにバイトをしている女の子は、あと二人いるようだ。
一人はレジでお金の計算をしている様子。
もう一人は厨房の中に入って、調理を担当する男性と話していた。
何ともだらしないというか、気合の入っていないというか――
きっと、サービスが行き届いていないんじゃないか?
だから客が入っていないとか?
そんな事を思いながらしばし待っていた時雨だが、ふと視界に人影が見えた。

「お待たせ!」
「おっ、早かったじゃないか」

時雨の前に座ったのは、黄色い制服に着替えた果乃子だった――

つづく

小話13

「なあ。俺、昨日の帰りにこんなの買ったんだけど」
「なんだそれ?」
「バイブってヤツ。お前も知ってるだろ」
「ああ。もしかして時雨。お前、実紗江さんとセックス出来るんじゃないかって考えて買ってたのか?」
「ま、まあな」
「気の早いヤツだなあ」
「い、いいだろ別に。俺の金で買ったんだし」
「……でも、それはお前に使わせてやらない」
「ええ〜!折角買ったのに」
「それは……ふふ。私がオナニーするのに使ってあげるわ」
「そ、そんなのって無いぜっ。俺は……」
「私がそのバイブでオナニーしているところ、じっくり見せてあげる」
「……マ、マジ?」
「うん。それならいいでしょ」
「……ぜ、全然オッケー!」

そんな事を話しながらマンションに着いた二人。

「角川クン。後でいい事してあげるからシャワー浴びてきてよ」
「ああっ!」

嬉しそうに服を脱いでバスルームに向かった時雨。
実紗江はその間に服を脱ぐと、白いキャミソール姿になってベッドに横たわった。

「へぇ〜、これがバイブか。初めてみたな」

スイッチを入れると非常に細かい振動が指に伝わってくる。

「す、すげぇ。こんなに振動するんだ。これをクリトリスに押し当てたらすごいことになりそうだな」

そう考えただけで乳首は勃起し、アソコが熱くなるのを感じる。

「お待たせ!」
「は、早いな」
「まあな」
「しっかり洗ってきたか?」
「当たり前だろ。紳士なら当然だ」
「どこが紳士何だか」
「それよりも……スタイル抜群だよな、実紗江さんって」
「だろ。余分な肉なんて全然ついてね〜んだ」
「俺、その姿見ただけで、ほら」
「うわっ、デカイな」
「これならしっかり実紗江さんを喜ばせるだろ」
「入るかどうか心配だけどな」
「……っていうか。もしかして実紗江さんって……」

時雨がじっと実紗江の股間を見ている。

「そう。パイパンなんだ」
「す、すっげ〜。俺、パイパンの女性って初めて見たよ」
「俺だってそうさ。ムダ毛処理なんて全然必要ないし」
「ほんとだよな……いや、そんな事よりさ。なっ!」
「分かってるって。じゃあ早速……」

実紗江は時雨の前で恥ずかしげも無く足を広げると、黄色いバイブレーターのスイッチを入れて割れ目の間に押し当てた。

「んあっ!」

思わず喘ぎ声を漏らしてしまった実紗江。

「き、気持ちいいのか?」
「こ、これ……す、すげぇ……き、気持ちいいってもんじゃ……はぁ、はぁ……あっ、ああっ」
「み、実紗江さんが喘いでる……」
「んっ、んんっ……あっ、あっ……あっ……んんんっ……はぁ、はあっ……ああっ」

本当に実紗江が乗り移られているなんて思えない。
それほど本人とダブって見えるのだ。

「お、おい……」
「い、いいっ……はぁ、はぁ。あっ……すごく……いいっ」
「お、俺……もう……」
「い、いいぜ……お、お前も実紗江さんの体、触っても」
「お、おうっ!」

時雨はずっとお預けにされていた分、必死になって実紗江の体を撫で回した。

「あっ。はあっ……はぁっ……んっ……んっ……んんっ」
「後ろ向いてお尻を突き出してくれよ」
「こ、こうか?」
「ああ」
「……んあっ!く、口でっ……そ、そんなに……ああっ!あっ……あううんっ」

時雨は突き出された実紗江のお尻を撫で回したあと、割れ目に沿って舌を滑らせた。
そしてペロペロと舐めながら、指を膣の中に滑り込ませたのだ。
ヌルンとした感触が指を包み込む。

「ああっ……い、いいっ……も、もっと……もっとかき回してくれっ」
「こんな感じか?」
「ひうっ!そ、そこっ……そこがいいっ……はっ……ああっ」

甘酸っぱい実紗江の透明な愛液が膣内からにじみ出てくる。
皮の剥けたクリトリスを舐めると、その量は更に増えて太ももに伝い落ち始めた。

「実紗江さんのアソコからすごい量の汁が出てるぞ」
「だ、だって……はぁ、はぁ。そうやって舐められるとすげぇ気持ちよくて……あううっ」
「そ、それじゃあさ。俺のも……俺のも舐めてくれよ」
「はぁ、はぁ……そうだな。じゃあ今度はお前のソレ、舐めてやるよ」
「あ……ああ。頼むよ」

時雨がベッドの上で仰向きに寝ると、実紗江はその裸体を時雨の下半身に向けた。
そして、二つの胸を揺らしながらいきりだったチ○ポを握り締めた。

「しっかり洗っただろうな」
「ああ。痛くなるくらい洗った」
「そうか。それじゃあ……ねえ角川君。私にこのチ○ポ、舐めて欲しい?」

わざと実紗江の口調を真似して、興奮を高ぶらせてやる。

「は、はい。実紗江さんに舐めて欲しいです」

時雨も調子に乗って、普段実紗江さんに話しているように丁寧語で答えた。

「じゃあ舐めてあげる。大きいから私の口に入りきらないかも」
「そ、そんな事ないです……うっ……ああ……」
「ペロ……ペロ……」
「はぁ、はぁ……ちょっと舐められただけなのにすごく気持ちいいです」
「そう。じゃあ今度は……」
「うあ……あっ。す、すご……」
「んっ……んっ……んんっ」
「そ、そんなに吸い付いたら……き、気持ちよすぎるっ」
「んふっ……んん……んん、んん、んんっ」
「はぁ、はぁ……うっ……くっ……くうっ」

実紗江は口いっぱいにチ○ポを頬張ると、吸い付きながらフェラチオを続けた。
どこをどうすれば気持ちがいいのかをよく知っている。
それだから、普通の女性にしてもらうよりも気持ちがいいのだ。

「こっちも気持ちいいでしょ」
「そ、そっちも……あ、暖かい……」

二つの玉を手で転がしたあと、今度は口の中に含んで舌で転がす。

「こうやって舌で転がして……んふうっ……んんっ。ん〜」
「そ、そこを舐められたのは初めて……き、気持ちよくてヤバイっ」
「んふっ、そう。それなら中で出してもらおうかな?いいでしょ」
「はぁ、はぁ。い、いいんですか?」
「いいわよ。私が上になってあげる」

愛しそうにチ○ポにキスをした実紗江は時雨を跨ぐと、そのままゆっくりと腰を下ろしていった。

「んっ……ああっ!」
「うっ……くううっ〜」

ヌルヌルと実紗江の膣内に入り込んでゆくチ○ポ。

「ああっ……す、すげぇ。お腹の中に入ってくる感じ……」
「み、実紗江さんの中……暖かくて……す、すごく締まるっ」

膣の奥深くまで咥えこんだ実紗江は、そのままゆっくりと腰を降り始めた。
ニチュ、ニチュッという音が膣の中から聞こえてくる。
その音がとてもいやらしく、揺れる緑の髪と切ない表情がセクシーに見えた。

「あっ……あっ……あっ」
「はぁ……はぁ。はぁ……」

実紗江の喘ぎ声をじっと耳で聞いていた時雨。
その声に、もう我慢の限界だ。

「お、俺が突いてやるよっ!」
「あっ!」

時雨が上半身を起こすと、必然的に実紗江の体が後ろに倒れる。
そのまま実紗江の足を広げた時雨は、自分の意思で思い切り腰を振り始めた。


「んああっ!はあっ、はあっ……あっ……ああっ、あっ、あはぁっ!」
「み、実紗江さんっ!実紗江さんっ……す、すごく気持ちいいよっ。実紗江さんのが絡みついてくる!」
「い、いいっ!す、すげえっ……こ、こんなのっ……こんなのって……ひいっ!」

パンパンと肉同士が叩き合う音。
そして時雨が突くたびに、規則正しく前後に揺れる胸。
目の前で喘ぎ声をあげる実紗江の顔。
いつも家庭教師をしている実紗江を犯しているのだ。

「も、もっと、もっと奥までついてやるっ!」
「し、時雨っ!そ、そこっ!そこがいいっ!」

時雨は実紗江に抱きつくと、そのままの体勢で勢い良く腰を振った。
気持ちよすぎて喘ぐことしか出来ない実紗江は、時雨の体を思い切り抱きしめた。
二人の胸がこすれあい、二人の性器が絡み合う。

「いいっ!いいっ!オ、オナニーよりも……き、気持ちよすぎるっ!」
「はぁっ、はぁっ、はあっ……も、もうイキそうだっ!」
「お、思い切り中に出してっ!この体の奥まで注ぎ込んでっ!」
「出るっ!出るっ……うああっ!」
「ひっ……いっ……はぁ、はぁ……あっ……ああっ……はぁぁ〜っ!」

実紗江がチ○ポを思い切り締め付け、チ○ポの中の精子を子宮口に搾り出す。
お互いに極上の快感を味わい、至福の時を迎えた――


「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ふぅ……はぁ。ふぅ〜」

実紗江は時雨の上で満足げな表情を浮かべていた。

「実紗江さんの体、すげぇ気持ちよかったぜ。やっぱりオナニーとセックスじゃ違うんだな」
「俺も実紗江さんの膣で締め付けられて最高に気持ちよかったよ。もう同世代の女とは付き合えないな」
「やっぱりお姉さんが好みって事か?」
「これだけのことをされたら当然だと思うけどな」
「それは俺が実紗江さんの体を使っているからだろ。実紗江さん本人ならこんなに気持ちよくなかったかもしれないし」
「そうかな?やっぱり本人でもこの気持ちよさと変わらないと思うけどな」
「そんな事ないさ。だってフェラチオする時も、男の俺だからどうすれば気持ちがいいのか分かるし」
「それはそうだけどな」
「俺、今日は実紗江さんの体が気持ちよすぎて何も出来なかったけど、慣れたら色々なことが出来そうな気がする」
「いろいろな事って?」
「例えば、膣の締め付け具合を自由に変化させたり、円を描くように腰を振って膣の壁にチ○ポを擦りつけたり」
「いいなぁそれ。じゃあ次はそうしてくれよ」
「そうだな。でも次は別の体でするか」
「おお!俺は色々な女性とセックスできるから嬉しいけどな」
「じゃあそうするか。また適当な女性を物色するか」
「それなら俺好みの女性にしてくれよ」
「さあ、それはどうかな?」
「何だよそれ。頼むよ〜!」
「そうだなぁ〜」

二人はしばらく裸で抱き合った後、次はどんな女性がいいかを楽しそうに話し合った――


おわり

小話12

「それにしても女の体って気持ちいいよなぁ〜」

実紗江の浮き立った声がバスルームに響く。
オナニーで汚れた体を綺麗に洗い流したあと、滑らかな皮膚を通して湯船のお湯の心地よさを全身で感じる。
浮力で浮かぶマシュマロのように柔らかい胸。
シミ一つない足。そしてムダ毛処理する必要の無い割れ目。
それらはどれも理想だ。

「さてと!寝る前にもう一回オナニーするか。男のように打ち止めってやつがないから何回でも出来るよな」

嬉しそうにバスルームから出た実紗江は、タオルで体を拭くと部屋のタンスにあった下着やパジャマを適当に漁るとベッドで数回オナニーした。
そして、疲れた体でそのまま眠りについたのだった――

「よう、待ったか?どうだ、今日の服装は?」
「ああ。大人びた感じがしていいな」
「だろっ。これが昨日言ってた白いスーツさ!」

実紗江は黒いラインがアクセントの白いジャケット、そして同じく白いタイトスカートで現れた。
「結局学校休んだんだな」
「お前なんて昨日も休んでるじゃないか」
「まあな。実紗江さんの体でいられるのも今日までだからな」
「つくづくうらやましいよな。他人の体に乗り移れるなんて」
「これはこれで苦労するんだぜ」
「何の?」
「どんな女性に乗り移ろうかなぁって迷うから。女に乗り移っていいってのは、一昨日の俺の誕生日からだったからな。それが俺んちの仕来りなんだ。
男に乗り移って他人の女とセックスするくらいじゃ、俺としては全然楽しみ無かったからな」
「はぁ〜。それは大変でしょ〜ね」
「お前、今バカにした言い方しただろ」
「別に〜」
「今日は折角この体とセックスさせてやろうと思ったのに」
「あっ。ごめんなさい。僕が悪かったです。僕、何でも言うことを聞きますから」
「はは、現金なやつ。そんなに実紗江さんとセックスしたいのか?」
「当たり前だろ。今時こんな美人が男子高生の家庭教師なんてしてくれねぇって。だからいつか実紗江さんといい関係になれたらいいなぁって思ってたんだ」
「まあ、俺だってこんな美人が家庭教師してくれるのなら少しは勉強頑張るかな」
「だろ。今日もおごってくれるの?」
「ああ、俺の金じゃねぇし」
「じゃあ今日はスパゲティーにするかな」
「俺はホットコーヒーにするか……あの、すいません。彼にスパゲティー、私にホットコーヒーを下さい」
「うほ、実紗江さんの真似なんかしちゃって」
「この姿で『コイツにスパゲティー、俺はホットコーヒーくれよ』なんて言ったらおかしいだろ」
「そのギャップが面白いかもしれないけどな」

昨日来たファミレスに再び入った二人は、しばらく実紗江の体について話をしていた。
時雨にとってはとても刺激的な内容だ。

「時雨、お前って自分の乳首で感じたことあるか?」
「そんなの無いって。男はやっぱりしごいてナンボだろ」
「俺だってそう思ってた。でもさ、実紗江さんの体は違うんだ。硬くなった乳首を指で転がすと、すげぇ気持ちがいいんだぜ」
「やっぱり女の体は乳首で感じるんだ」
「ああ。コリコリしていると下半身が火照ってくるんだ」
「それは俺達が欲情してボッキするのと同じ感覚か?」
「そうだな。ボッキする感覚は無いけど。で、アソコに指を滑らせたら……」
「ど、どんな感じだった?」
「もう言葉では言い表せない気持ちよさだった。体がビクビク震えて、全身で感じるっていう表現がいいかな」
「へ、へぇ〜。す、すげぇな」
「この感じは女にならねぇと分からないな。男より女の方が気持ちがいいって事、昨日思い知らされたよ」
「な、なあ。実紗江さんの膣に何か入れたのか?」
「指だけ入れて楽しんだ。でも、他には何も入れてないぜ。だって……角川クンのち○ぽを最初に入れたいって思ったもの。角川クンのおっきなち○ぽ、早くいれたいなぁ」
「お前、そんな事言ったらここで襲い掛かっちまうじゃないか」
「ここで?いいわよ。角川クンにそんな勇気があるのなら。何なら私が自分で服を脱いであげようか?」
「い、いいよ。こんな所で出来るわけないし」
「そうよね、うふっ!」
「はぁ。早く店を出ようぜ。俺、もう我慢できねぇから」
「まだスパゲティー、残ってるでしょ。早く全部食べて」
「もういらねぇ。早く出よう」
「もう。角川クンってエロいんだから」
「実紗江さんの顔でエロいなんて言うなよ。下品だろ」
「さっきからエロい事、いっぱい言ってるんだけど」
「いいから。ほら」
「クスッ!分かったわ」

実紗江の真似をされるとやたらと恥ずかしくなる時雨。
その家庭教師の体とセックスしたいという気持ちを高ぶらせながら店を出ると、「どこでやるんだ?」と声を掛けた。
「ん〜?そりゃ私のマンションでいいんじゃないの?一人暮らししているみたいだし」
「へぇ。一人暮らししてるんだ」
「みたいよ。おかげでオナニーし放題だったから」
「そうか!じゃあ早速マンションに行こうぜ」
「まあ待ってよ。あの車、かっこいいな。私、あんな車に乗りたいわ」

道路際の壁から顔を出して、下に流れる車を眺めた実紗江。
そのタイトスカートから見える白いパンティ。
あの薄いパンティの生地の向こうに、実紗江さんの秘部があるんだ。
そんな事をふと思った時雨は、「そ、そんな事より、早く行こうぜ。時間が勿体無いだろ」と催促した。
「じゃあ……行こうか。お前の家庭教師をしている実紗江さんの体、じっくり見せてやるよ」
「あ、ああ!」

こうして二人は、足早に実紗江のマンションへ向かった――


つづく
ご注意!
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