2010.07.18 22:44 搭杢煉瓦さん
>報告するの遅れたんですが私も購入しましたよ☆読めて良かったです><b

搭杢煉瓦さんこんばんは。
無事に読めたようでよかったですよ。
ご購入いただき、ありがとうございましたっ!



稔〜を執筆も、スランプ状態でなかなか前に進まず(^^;
ふと、マネキン人形と合体する作品が書きたいと思い、気晴らしに画像を作っていました。
こんな感じなんですけどね(^^



マネキン1
「あのマネキンがいいか。すみません、あの女性の服をマネキンごと下さい」
「は? あのマネキンは売り物じゃないんですけど」
「お金は払うから、マネキンごと売ってくださいよ」
「は、はぁ……」

 店員の困った顔を見ながら頭を下げると、彼は「少々お待ちください」とスタッフルームへ消えた。そしてしばらくすると俺の元に戻ってきて、「普通はマネキンを売る事はできないんですが、今回は特別で……」と、マネキンごと売ってくれた。
 
「すみません。ありがとうございます」

 こうして俺は、可愛らしい服を着た女性のマネキンごと購入し、家に持ち帰った。

「さて、早速試してみるか」
マネキン2
 部屋でマネキンを立たせ、頭の部分だけを引き抜く。そして、用意しておいた秘密の液体を首のところから流し込んだ。
 すると、三分ほどで樹脂製のマネキンが柔らかくなってゆく。柔らかくなるといっても、皮膚の部分が柔らかくなるだけで、骨格はしっかりしていた。人間の女性と同じような感じだ。

「よし、次は俺の番だ」

 膝の関節が曲がり、倒れたマネキンを見ながら別の薬を自分の首に塗った。しばらくすると、首に違和感を覚える。

「そろそろかな?」

 俺は両手で頭を持つと、ゆっくりと上に引き上げていった。視界が徐々に上がってゆき、スポンッという感覚と共に体から頭が離れた。

「うおっ! 頭が抜けたっ」

 自分でもビックリだ。まるでロボットの様に頭だけがすっぽ抜けたのだから。
 両手で持ったまま頭を振ると、ジェットコースターに乗っているような感じで視界が激しく揺れる。

「はぁ、はぁ。き、気分が悪くなるな」

 三半規管がおかしくなりそうになり、頭を振るのをやめた。その後、床に寝転がるマネキンを眺めた俺は、元々頭が付いていた部分に自分の頭をゆっくりと取り付けていった。
 上手く付くか心配だったが、薬のおかげで繋がったようだ。マネキンと感覚が繋がった瞬間、俺の体が床に倒れた。

「動かせるか?」

 試しに指を動かしてみると、マネキンの細い指が思い通りに動いた。

「よし……」

 恐る恐る上半身を起こし、膝に力を入れて立ち上がってみる。マネキンの体は、俺の思い通りに動いた。しかも、まるで本物の女性と思えるほど皮膚が柔らかくなり、関節も自由に曲がる。

「へへ、出来たぞ。俺って今、女の体になっているんだ」

マネキン3

 両手を後ろに回し、女性らしく振舞ってみる。頭は俺だけど、この体は誰が見ても女性の体だった。

「どれどれ。服を脱いでみるか」

 マネキンなので、下着なんてつけていなかった。服とスカートを脱ぎ、マネキンの裸体を眺めてみる。やはりマネキンだけあって、乳首に色は付いていなかった。しかし、しっかりと乳首や乳輪が作られているし、女性器も存在するようだ。恐らく、マネキンに流し込んだ液体の力なのだろう。
マネキン4

「マネキンなりに、スタイルもいいな」

 胸を揉むと、何ともいえない柔らかさが掌一杯に広がる。しかも、胸を揉まれたという感覚まである。

「すごいな、あの液体はっ。マネキンに神経が出来たってことか。……うっ、はぁ。あっ……。ち、乳首が気持ちいいっ」

 乳首を摘むと、体がビクビクと震えた。今度は下半身に手を伸ばし、何も生えていない股間を指でなぞってみる。

「うはあっ! これ、たまんないよ。めちゃくちゃ敏感で、乳首よりも刺激的だっ」

 陰唇の上にある突起――クリトリスを弄ると、驚くほどの快感が押し寄せてきた。女性の体がこんなにも敏感だなんて。
 俺は乳首とクリトリスを夢中で弄った。脳天を貫くような快感に襲われ、変な声で喘いでしまう。作られた膣から愛液が迸り、完璧な女性の体になっている事が分かった。もしかしたら妊娠まで出来るのかもしれない。

「あっ、あっ、はぁ、はぁ。と、蕩けるっ。あふっ、あっ、ああっ、うああっ」

 こうして俺は、マネキンの体を使って女性のオーガズムを体験した。今度はもう少し小さなマネキンで試してみたいものだ。

おしまいです(^^