以前、FC2拍手に掲載していた部分合体(入れ替え)ネタの文章のみをまとめて掲載しています。
男⇔女だけではなく、女⇔女もありますのでTSのみがお好きな方はご注意を。
たまに変身だけのネタもあります(^^
「どうしてチョコレートを受け取ってくれないのよっ!」
「え〜、だって俺、幼児体型の女の子は好きじゃないから」
「それって単に体が目的の発言じゃないの?」
「あ〜。まあ、何ていうかな、子供には分からない世界もあるんだ」
「ば、馬鹿にしないでよっ!私だってもう子供じゃなんだからねっ」
「そうだな。百合がもう少し大人の女性になったら受け取ってやるよ」
「何よそれ。チョコを受け取る事と全然関係ないじゃない」
「おおアリなんだよなぁ。だって俺、チョコを受け取った女の子とはと〜っても親しい仲になるんだから。百合とは幼馴染だからこうして話しているけどさ、そうでなかったら見向きもしないぜ」
「な……な……」
「ま、それは冗談だけどさ。顔は可愛いのに、どうして体は成長しないのかなぁ。マジで勿体無いよ」
「し、失礼にも程がある〜っ!」
「ははは。ということで、またな!」
「く、くやし〜っ!」

 折角孝之のために用意してあげたチョコなのに。こうなったら意地でも渡してやる。受け取らせてやるんだからっ!
 そう思った私は、スカートのポケットから一粒の錠剤を取り出した。

「ふふふ。実はこうなる事は想定内……って、予想以上にムカついたけど。まあ、孝之はスタイルのいいお姉さん系の体が好きだもんねぇ。そう思って、この薬を用意してたのよ」

 とにかく、孝之が好きそうな体を持っている女の子を探さなくちゃ。
 私は廊下を見渡しながら、一階にある校舎の入口まで下りていった。すると、三年の先輩らしき二人が話しをしているところを見つけた。
 靴入れからそっと二人の様子を伺ってみる。

「……あの髪の長い人ならスタイルが良さそう。よし、あの人に決めたわ。あの体なら孝之も文句を言わないはず!」

 まだ昼休みは十分にある。私は二人に近づき、髪の長い女の人に「少しだけ時間をもらえますか」とお願いすると、女子トイレに連れて行った。
そして薬を飲み、目の前で不思議そうに見ている女の人に抱きついた――。


「何だよ百合。俺の休み時間が短くなるだろ」

 私はお昼休み、孝之を校舎の裏に呼び出した。

「それよりも見てよ。私の体」
「はぁ?体がどうしたって……えっ!?」
「どう?」
「お、おま、おま……え。ど、どうなってるんだ?」
「この体なら文句ないでしょ?」
「も、文句無いでしょって、どうしてそんなに胸が……。それに妙にスタイルがよくなって」
「実はね、三年生らしき女の人の体を借りてるの」
「体を借りてる?」
「うん。その女の人と合体したんだ。だから私の首から下は、その女の人の体なんだよ」
「マ、マジで?」
「信じないなら少しだけ見せてあげようか?」

 自慢気にセーラー服の裾を捲り、ほんの少しだけ胸の下を見せてあげた。私が付けているブラジャーよりもセクシーで、お腹の肉もすっきりしている。

「す、すげぇ!」
「どう?これでチョコを受け取る気になった?」
「あ、ああ。受け取るよ。今すぐに受け取るっ」
「へへ。どうしよっかなぁ〜」
「な、何だよそれ」
「別に孝之にチョコを貰ってもらわなくても、この体でチョコをあげるって言ったら、大概の男は受け取ってくれると思うの。だからもっとカッコいい先輩達にあげよっかなぁ」
「お、おい。俺にくれるって約束だったんじゃないのか?」
「別に約束なんてしてないよ。そうだ、この体でサッカー部の足尾部長に迫っちゃおかな。別に自分の体じゃないから、抱かれても平気だし」
「なっ!だ、抱かれるって……」
「足尾先輩、たくましそうだから私を喜ばせてくれるかも!」

 私はわざと過激な事を孝之に話して気を惹いた。案の定、孝之は目の色を変えて私に迫ってくる。こんなに積極的な孝之は初めて。やっぱり男ってエッチなんだよね。でも、そんなにしたいなら……させてあげてもいいかな。
 この女の人にはちょっと申し訳ないけどね!

「百合っ」
「え〜。そんなに気になるなら先に見てみる?このか・ら・だっ!」

 ウンウンと頷く孝之に「勝った」私は、彼と一緒に体育館の裏にある倉庫に移動すると、短い間に事を済ませた。さすがにちょっと痛かったけど、私としては満足。
 予鈴のチャイムがなる前に体を返さないとね!

……ということで、バレンタインにチョコを渡すため(?)、知らない先輩の体と合体した彼女でしたw
まあ……体まで許すのはやりすぎですね(^^


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「こんにちは〜」
「んん、こんにちは。秋次の彼女かい?」
「ああ爺ちゃん。由紀って言うんだ。今日は由紀の誕生日だから俺んちで祝ってあげようと思ってさ。爺ちゃん、今からどこかに行くのか?」
「そのつもりじゃったんだが、また次の機会にするかの」
「そっか。俺たち、二階の部屋にいるから覗かないでくれよ」
「わしゃ、覗くような趣味はないわい」
「さすがに六十を超えるとそんな気も起こらないか」
「秋次、そんな事言ったら、お爺ちゃんに失礼だよ」
「いいんじゃよ。それより由紀ちゃんと言ったかな。ちょっとわしに付き合ってもらえんか?」
「え?」
「いやいや。キッチンに美味しい和菓子があるから二人で食べてもらおうと思ってのぉ」
「それなら俺が持っていくよ」
「いいよ秋次。先に部屋に上がってて。それでお爺ちゃん、何処にあるんですか?」
「わしに付いて来てくれ」
「はい」
「……じゃ、俺は部屋にいるから」
「うん。ちょっと待っててね」

 こうして秋次は一人で自分の部屋に上がって言った。

「さて、キッチンの水屋の中にあるんじゃ。その一番上の棚なんじゃが」
「そうなんですか。この上ですか?」
「そうそう。その上の奥に……」

 由紀は言われるがままに水屋の上の棚に手を伸ばした。
 その後ろでニヤリと笑った爺ちゃんが、不意に後ろから彼女抱きしめた。

「きゃっ!」

 驚いた由紀は小さな悲鳴を声を上げたのだが、その後は何事も無かったかのように和菓子を取り、秋次の部屋に上がっていった。

コンコン!

「ああ。由紀か?空いてるよ」

 その声に扉が開いた。

「由紀、爺ちゃんは変なことしなかった……か」

 秋次は一瞬、何が起きたのか分からなかった。
 爺ちゃんだ。
 爺ちゃんが和菓子を持って入ってきた。しかし、何故か由紀が着ていた服を身に付けている。いや、服を身に付けているというよりは……由紀の体だ!

「なっ!?」
「どうじゃ?この格好、似合うじゃろ」
「じ、爺ちゃん?えっ?えっ?ど、どうして由紀の服を?……っていうか、その体……」
「合体したんじゃよ」
「が、合体?」
「そうじゃ。由紀ちゃんの体と合体したんじゃ。首から上はわし、そして首からしたは由紀ちゃんの体なんじゃよ」
「ど、どういうことだよ。由紀は?由紀は何処に行ったんだ?」
「だからこの体が由紀ちゃん本人のものなんじゃ」
「……訳が分からない」
「そんなに疑うなら体を見せてやろうかのぉ」

 爺ちゃんは徐に由紀の服を脱ぎ始めた。キャミソールにジーンズ。そして下着までも。その体は明らかに女性に見えた。しかもとても若くて、爺ちゃんの体には到底思えない。

「どうじゃ?これで信じたか?」
「ほ、本当に……由紀の体……なのか?」
「そうじゃよ。折角だからこの体で楽しまんか?秋次も由紀ちゃんとエッチな事をするつもりだったんじゃろ」
「じょ、冗談だろ!どうして爺ちゃんと由紀が合体してるんだよ。そんな事が出来るはずないじゃないか」
「信じるか信じないかは秋次の勝手じゃが、わしはこの由紀ちゃんの体が気に入ったぞ。女性と合体するのは十五年ぶりじゃろうか?いや、二十年近くほど前か」
「な、二十年?」
「そうじゃ。前回は秋次のお母さん、敏子さんの体と合体して楽しんだものじゃよ」
「そんな馬鹿な!」
「秋次がどうしてこの世に生まれたか分かるか?」
「……そ、そりゃ……父さんと母さんが……」
「甘いのぉ。実はな、わしが敏子さんと合体した状態で、お前のお父さんとセックスしたんじゃよ。その時に出来たのが秋次、お前なんじゃ」
「なっ……」

 言葉にならなかった。
 まさか、爺ちゃんが母親と合体し、父親とセックスして自分が生まれたなんて。

「今度は秋次、お前がわしとセックスして子供を作るんじゃ!」

 こんな事って――。
 こんな事って――。
 信じられない事実を目の当たりにした秋次は、ただ沈黙するしかなかった。

……ってなわけで、これはかなりやばい爺ちゃんですね(^^
不思議な力で女性と合体するなんて羨ましい!


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「姉貴もちょっと趣味、悪いよな。あんなおっさん臭い男の何処がいいんだろ。ま、今日で終わりだからいいけど。あの次郎って男を姉貴から別れさせてやる!」

 俺は姉貴の部屋に忍び込み、ネットで手に入れた不思議な薬を飲むと、付き合っている男と一緒に写る姉貴の写真を見つめた。
足がムズムズと痒くなり、その痒みが徐々に体をよじ登ってゆく。痒みが治まった部分は俺の足では無くなり、写真に写っている姉貴の足になっていた。

「へぇ〜。今度の薬は服を着ている写真でも、体を忠実に再現できるんだ……」

 すでに下半身は姉貴とそっくりになっていた。
 そして痒みは更に体をよじ登り、胸から首辺りまでたどり着く。その度に俺の体が姉貴の体に変化していった。

「姉貴の胸、やっぱりデカいよなぁ。変身するたびに大きくなってる気がする」

 そう思っているうちに顔まで痒くなり、そのまま頭のてっぺんにたどり着いた。短かった髪が急激に伸びたかと思うと、明るい黄色に変化してゆく。
 全身の痒みが無くなった瞬間、俺は姉貴そっくりの体に変身していた。

「へへ。また姉貴の体になっちまった。声までそっくりなのがいいんだよな」

 俯いて姉貴になった自分の体を確認する。これだけ完璧に化ければ、誰が見ても姉貴にしか思わない。

「よし、これで姉貴の服を着ればバッチリだ。姉貴に成りすまして、あのキザな男をフッてやる!」

 俺はクローゼットから姉貴の服を取り出すと、少しドキドキしながら身に付けた。下着を穿く瞬間が、いつも緊張する。

「和代、いるか?」
「ナイスタイミング!時間を守るやつだな」

 俺は扉の向こうに聞えた男に応えた。

「うん、いるよ。入っても大丈夫だから」
「ちょっと遅くなったかな」
「そんな事無いわ。ねえ次郎、今日は何処に行く?」
「そうだな。まずは海が見える洒落たレストランで食事をしながら考えようか」
「うん。分かった」

 こいつ、俺だって事に全然気付いてない。ま、何度も姉貴の真似してるから、親にだって気付かれない程完璧だからな。はじめは調子を合わせて、最後にガツンとフッてやる!
 こうして俺は姉貴に成りすまし、美味い食事に映画やショッピングを楽しんだ後、男の頬を思い切りひっぱたいてフッてやった。

「本当はオヤジ臭い男なんて大嫌いなのよっ!ちょっと親しくしてあげたらすぐに付け上がっちゃって。もう二度と私の前に現れないでっ」

 驚いた表情で俺を見つめる顔を思い出しただけで嬉しさがこみ上げてくる。

「姉貴に近づくやつは、俺が全員やっつけてやる!」

 こんなに姉貴の事を想っているのに、伝えられないのは悲しい。でもいいんだ。ずっと俺のそばに居てくれるなら。
 姉貴は絶対に渡さない。俺が姉貴を守るんだ!

……ってな訳で、姉貴に一途な弟君のお話でした。
まあ、姉貴にとってはいい迷惑ですね(^^


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「ねえ祥子。この前CDを買いに行きたいって言ってたでしょ」
「うん」
「じゃあ今から三人でCD屋に行かない?」
「いいよ。私も昨日販売されたCD買いに行こうかと持ってたの」
「そうなんだ」

 楽しそうに話をしている三人の女の子達。彼女達の後ろには、何やら悪巧みを考えている男子生徒三人が一定の距離を置いて歩いていた。

「どうだ?」
「あれはTS学園の女の子だな」
「俺、右の女の子がいい」
「俺は左かな」
「じゃ、残った女の子は俺が貰った」
「お前等、あの薬を持ってるよな」
「ああ、バッチリだ」
「それにしてもタイミングいいよな。丁度三人の女の子が歩いているなんて。人通りもないし、絶好の環境だよ」
「だよな。じゃ、はじめるか」
「ああ!」

 男子生徒三人は、TS学園の女の子三人に気づかれないように距離を縮めると、薬を片手に彼女達に体当たりした。

「きゃっ!」
「ああっ」
「やっ!」

 いきなり後ろから体当たりされた女の子達が小さな悲鳴を上げたが、それも一瞬の事。不思議な事に、体当たりした彼らの姿はなく、女の子達の制服は彼らが着ていた制服に変わっていた。

「へへ。完璧だな」
「ああ。相変わらず簡単に合体できるよ」
「でも、今回はカッターシャツがなくなってる」
「ほんとだ。この姿も結構エロいよな」
「直接ジャケットを羽織っているだけって感じでそそられるよ。この胸の大きさもたまんないなぁ」
「さすがにこのままじゃまずいだろ。早く沖田の家に行こうぜ」
「ああ。それにしてもその声、可愛いな」
「それはお互い様だろ。この声と俺たちのしゃべり方のギャップがいいんじゃないか!」

 こうして女の子達の体を奪った彼らは、沖田と言う男の家に行き、その体を堪能したのであった。

……ということで、合体というよりは変身か憑依に似ていますが、服が彼らのままって事で合体に見えるでしょうかw
拍手いただき、ありがとうございます〜。


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「何買う?」
「アイスとポテトチップスにするよ」
「え〜。そんなに食べちゃ、また太っちゃうよ」
「いいのいいの。私、別に太っているの気にしてないから。それより奈々子はもっと食べたほうがいいよ。それ以上痩せたら病気になるから」
「そんな事無いよ。私はこのくらいが丁度いいんだもん」
「そうかなぁ。とりあえず買おうよ」
「うん」

 俺は楽しそうに話している二人の女子高生を後ろから眺めていた。あの小さい方の女の子。すごく俺好みだ。きっとまだ膨らみかけた胸はブラジャーなんて要らないんだろうな。
 細い体つきも最高だよ。
 そんな彼女達が買い物を済ませ、店の外に出た事を確認した俺は、気付かれないように付いていった。

「じゃあまた明日ね」
「うん。じゃあ」

 少し歩いたところで、二人が別々の道を歩き始めた。周りに人影もないし、丁度いい。俺は特殊なカプセルを飲み、素早く彼女の後ろに迫ると彼女の頭を掴んだ。

「きゃっ!」

 急に頭を掴まれて驚いた彼女が立ち止まった。次の瞬間、俺の視界がグルグルと回り始め、瞬間的に気を失なう。
 しかし、それは本当に一瞬の出来事。
 目の前にいた彼女の姿は無く、俺の視線は低くなっていた。そのまま急いで近くの公園にあるトイレに入ると、俯いて自分の体を眺めた。

「やった。あの娘の体だ」

 俺が飲んだカプセルは、他人の体と合体できるというとても不思議な薬だ。この薬を使えば、頭はそのままに相手の体と合体することが出来る。
 この状態になれば、俺の思うがままに体を操り、その感覚を楽しむ事が出来る。

「へへ。やっぱり小さい胸だな。そして細い体。たまんねえよ」

 彼女の手を使って小さな胸を弄り、お尻や太ももを撫でる。この体が今、俺のものだと思うと更に興奮した。

「さあ、下のほうはどうなっているかな?」

 短いスカートを捲り、白の可愛いパンティの中に指を入れてみる。殆ど生えていない陰毛。そして敏感な割れ目の中。

「あうっ!やっぱりまだ殆ど弄っていないみたいだな。すごく敏感だ。俺が君のココをじっくりと楽しんであげるからね」

 こうして俺はこの娘の体を好きなだけ弄り、女の子としての快感を堪能した。
 これだから合体は止められないよ。
 次は久しぶりに大人の女性を楽しむとするか!


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カップリング
  作:よしおかさん

 昼下がりの住宅街の道を、白いセーラー服を着た三人の美少女が歩いていた。

「ねえ、歴史の問題だけど、あの『ノース・ペンシルバニアで起こった‘ヴァルキリーの宴’は、1523年である』って、正しいわよね」
「あれは、1432年よ。1523年は‘サキュバスの祭り’よ」

 赤みがかったロングへヤーの少女と、髪を外側にカールした青みがかった少女の会話を横で聞いていた髪を内側にカールした黒髪の少女が、頭をガクッと落とし、落ち込んでしまった。

「うそ〜〜、やまがはずれたぁ・・・・」
「もう、忘れようよ。今日で試験も終わった事だし、気晴らしにカラオケに行こうよ」

 青みがかった髪の少女が、暗くなってきたこの場の雰囲気を吹き飛ばすように、提案した。

「それいいね、いこう!いこう!!」
「う〜ん、もうやけだ!!今日は歌いまくるぞ!!!」
「「うふふ」」

 さっきまで落ち込んでいた黒髪の少女の復活の早さに、二人は思わず顔を見合わせて微笑んだ。
 楽しそうに、笑いながら並んで歩いている彼女たちの後方に、彼女たちと同じようにグループで歩いている一団があった。

「おい、どう思う?俺はハズレ!」
「ボクは・・・・70%」
「わたしは半々かな?」

 そのグループは、彼女たちと同じ年頃の少年たちだった。

「どうする?声をかけてみるか」

 赤みが買った髪の少年が、二人に聞いた。

「で、でも、パスだったらどうするの?」

 さっき、70%と言ったブロンドの少年が呟いた。

「その時は、人違いと言って逃げるさ。さァ行くぞ」

 三人のリーダー格らしいメガネの少年が、歩調を速めた。二人は、彼に従うお供のような格好になりながら、メガネの少年のあとを追った。

「キミたち、ちょっと待ってくれないかな?」

 突然、後ろから声をかけられて、驚いたように少女たちは、立ち止まって振り返った。

「80%!」
 ブロンドに輝く髪の少年が思わず呟いた。
「あの、何か御用でしょうか?」

 真ん中のロングヘアーの少女が、代表して、少年たちに聞いた。戸惑いながらも微笑み彼女たちに、少年たちは、思わず顔を見合わせて、彼女たちに背を向けるとガッツポーズをした。

「いや、僕達も今日でテストが終わったので、遊びに行くんだけど、キミたちも行くようだから一緒にどうかなと思ってね」
「一緒に行こうよ。大勢のほうが楽しいよ」

 メガネと赤毛の少年の熱心な誘いに、少女たちは輪を作り、少年たちに背を向けて彼らに聞こえないように小さな声で相談した。

「どうする?」
「容姿は悪くはないけど・・・」
「そうね・・・」
「ねぇ、相手もちょうど三人だから、あれができるんじゃない?」
「そうね。それは面白いかもね」
「そうそう、面白いわね」

 三人は、お互いの顔を見合わせて含み笑いを浮かべた。そして、少年たちのほうに振り返えった。

「いいわ、一緒に行きましょう」
「やったぁ。よっしゃ」

 三人の少年は、小躍りした。

「ただ、条件があるの。聞いてくれる?」
「どんな条件だい?」
「そんな大げさな事じゃないの。カップルになりましょう」
「かっぷる?」

 赤毛の少年が驚いたように聞き返した。

「ええ、わたしたちも、あなたたちも三人でしょう。だから・・・ね」
「オーケー、オーケー」

 少年たちは、少女たちの提案に即答した。

「それじゃあ、行くわよ」
「???」

 少女たちは、自分の前の少年たちの手を差し伸べた。少年たちは、ちょっと照れながらも少女たちの細く白くきれいな手を取った。すると・・・・

「えっ?」
「へっ?」
「わ、わわぁ〜〜!」

 少女の手を取った少年たちの身体に変化が起こった。体がきしみ、髪が伸び、視線が、さがって行った。

「ど、どうなっているんだ」
「な、なにがおこって・・・」
「わ、わぁ、な、なんだよこれ・・・」

 少年たちの身体は、変わってしまった。手をつないだ少女立ちそっくりに・・・

「これはどういうことなんだ。どうしてこんな事に・・・」

 少年たちは、お互いに顔を見合わせて戸惑い、助けを求めるように少女たちを見た。

「わたしたちは、レズなのよ。それもナルシストのね。だから、自分以外の人と付き合えないの」
「だ、だから、俺たちを・・・」
「そういうこと。でも、女の子と付き合うんだから、その格好のままじゃ駄目ね」

 そう言うと、少女たちは、右手を頭上に上げて、何か口の中で唱えながら、振り上げた腕を下ろした。すると、彼女たちそっくりの姿に成った少年たちの服装が変わった。

「え?俺、ス、スカートをはいてる」
「な、何で、僕ブラをしてるの?」
「わァ、足元がすうすうするよぉ〜」

 セーラー服姿になった少年・・いや少女たちは、生まれてはじめてのスカートやブラジャーに戸惑いだした。

「言葉遣いが、なってないなぁ。ちゃんと、女の子らしくしないと。それに声も男のままだと、萌えないわ」

 そう言って、少女たちが、また、何か唱えながら手を振った。

「今度は何をしたの?」
「いや、声が・・声が・・・」
「それに言葉遣いも変わってしまったぁ」

 姿や服だけではなく、声や言葉遣いも変わってしまった元・少年たちは、パニックに陥り、しゃがみこんでべそをかき出してしまった。

「おいおい、キミたちみたいにかわいい子が、しゃがみこんで泣いていたら、みっともないだろう」
「さあ、お立ち。僕が抱きしめて、キミの涙を止めてあげるよ」
「これからみんなでカラオケで騒ぐんだろう。涙を拭いて、さあ、行こうよ」

 しゃがみこんで泣いている元・少年たちに、少女たちが慰みの言葉をかけながら、手を差し出した。差し出された手を取って顔を上げた元・少年たちは、少女たちを見て驚きのあまり言葉を失った。
そこにいたのは、さっきまでの自分たちだった。

「さぁ、行こうか」

 セント・リリス・ウィッチハイスクールの御ン年316歳の少女たちに声をかけてしまった少年たちは、自分たちの元の姿と、初体験をするのだった。無理やり連れ込まれたカラオケがセッティングされたラブ・ホテルの一室で、彼らは、元々自分たちにあったものを新たな自分の身体の中に受け入れ、いつも鏡で見ていた顔を間近で見る不思議な体験。彼らは、このような悪夢の・・・いや、悪夢といえるだろうか?はじめは、この体験を恐れ拒んでいた彼らの態度が、今では自ら身体を動かして求めているように見えるからだ。

「い、うっうい、あ、あ〜ん」

 声を上げながら、元の自分を、友達のアレを受け入れ、歓喜の悶える少年、いや、もはやその清楚な姿とは裏腹にみだらな行為をする少女たち。その姿は、さかりのついた淫獣そのものだった。

「こいつらすっかりはまってしまったなぁ」
「どうする、こいつら元に戻すか?」

 元少女たちのリーダー格だった赤毛の、今は、黒髪の少年に、元少女たちは聞いた。

「うん、このまま戻してもいいけど、こいつらの記憶を探ると、こいつらの周りは、結構面白そうなのがいるみたいだ。進学校だけど結構美形の先生やクラスメートがいるみたいだし・・・・」

 ブロンドの少年になった少女(?)が、興味深そうな顔をした。

「おうおう、コイツの家族は、おや、コイツはハーフなのか。家族も美形ぞろいか」
「コイツの親父は、県の教育委員会の最高幹部ね。いろいろと使えそうだ。楽しくなりそうだわ」

 三人は、元の姿に性の奉仕をさせながら、お互いの顔を見合わせて笑みを浮かべた。

「さぁて、どんな悪戯をしようかしら」
「ふふふ、楽しみ」
「お前たち、30年使っていたその姿をお前らにあげる。その代わりしばらくはこの姿を借りるぞ」

 一心不乱に元少女たちのアレをしゃぶっていた元少年たちは、その行為を中断して顔を上げると理性のないうつろな瞳で元の自分たちを見ると、無邪気な笑顔を浮かべた。そして、またアレをおいしそうにしゃぶり始めた。まるでキャンディーステックを夢中でしゃぶる幼い女の子のように。
 こうして悪戯好きの魔女(?)たちの新たな悪戯がはじまる。

……ということで、よしおかさんにイラストを部分変身のイラストを使用した小説を頂きましたので、特別に掲載させて頂きました。
どうもありがとうございました。


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 放課後のグランド。僕はクラブが終わって、一人でいる小林さんの後ろにそっと近づいた。

「小林さん」
「えっ!」

 僕が後ろに居た事に気付いていなかった小林さんが、少し裏返った声を出してびっくりする。後ろを振り向こうとした時、手に持っていた小さな装置を小林さんの腰に当てた。

「あうっ!」
「うっ」

 体に電気が走ったような感じがして、お互いに小さな悲鳴を上げたけど、それからどうなったかは覚えてない。
 僕は一瞬の出来事だったように思えた。
 目の前にいた小林さんがいなくなっている。それは僕が想像していた状態だった。
 ハッとして俯いてみると、僕が着ていた青と白の体操服ではなくなっている。

「あっ……。小林さんが着ていた体操服。それに……小林さんの体だ!へへ。やったぁ!」

 さっきまで見ていた後姿の赤と白の体操服。それを僕が着ていた。そして、短パンの代わりに赤いスパッツを穿いている。足元には僕が使った装置と、着ていた体操服や靴が落ちていた。
 僕は一度でいいから女の子の体になってみたかったんだ。それも、小林さんみたいな細くて綺麗な体に。

「頭が僕のままじゃ変に思われるから、見られないように体育館のトイレに行こう」

 ドキドキしながら足元に落ちていた僕の服とかをまとめると、小林さんの体で体育館の男子トイレに走った。小さな個室に入って、スパッツの上から股間を触ってオチンチンがなくなっている事を確認する。それから体操服を捲って、少し膨れたおっぱいを触ってみた。

「わぁ。僕の胸と違うよ。それに……」

 今度はスパッツを脱いで、小林さんが穿いていた白いパンツも膝まで脱ぐ。さっき触ったとおり、オチンチンは付いてなくて縦に割れ目が入っているだけだった。

「これが女の子がおしっこするところなんだ」

 よく分からなかったけど、便器に座って足を広げ、縦に入っていた割れ目を指で開いてみた。上のほうに小さなオチンチンみたいなのが付いているけど、それを指で摘んでみると体がビクビクって震えて、電気が走ったみたいな感じがした。

「うわっ!び、びっくりしたぁ。ここからオシッコが出るんじゃないんだ」

 もう少し見てみると、穴が二つ開いている。きっとこの穴からオシッコがでるんだろうな。
 僕はパンツとスパッツを穿き直し、体操服を下ろして立ち上がった。俯いて、小林さんの体をじっと眺めてから両腕でギュッと抱きしめた。

「このまま小林さんの体でいたいなぁ。あ、そうだ!僕の体操服を着たら小林さんの体だってばれないや」

 小林さんの体操服とスパッツ、それから靴を脱ぐと、僕が元々着ていた青と白の体操服、短パン、靴下と靴を履いた。
 見た目は僕なのに、この体は小林さんの体なんだ。腕や太ももをが細くて、掌がちょっと小さい感じがする。

「今日は小林さんの体で帰ろっと。もっと小林さんの……女の子の体を見てみたいし!」

 僕は教室でもう一度私服に着替えなおしてから、小林さんが着ていた体操服とかを一緒にカバンに入れて家に帰った。

……という感じで、彼はまだ女の子の体についてよく知らないみたいですね。
家に帰って、体がビクッと震えた辺りを念入りに調べてもらえればいいと思いますw


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「あら、こんにちは。宮城君」
「こんにちは」
「珍しいわね。今日は一人で遊んでいるの?」
「うん」
「塔哉は?」
「友一たちと児童館に行ったよ」
「そう。宮城君は一緒に行かなかったの?」
「うん。ちょっとやりたい事があるから」
「ふ〜ん。知らない人について行っちゃダメよ」
「分かってるよ、おばさん」
「じゃあね」
「うん」

 塔哉のお母さんは、僕に背中を見せるとゆっくりと公園の出口に歩き始めた。僕は塔哉のお母さんが毎日、この公園を通って散歩をしている事を知っていた。
 すごく綺麗で、おっぱいも大きそう。僕は塔哉のお母さんが大好きだった。だからよく、塔哉の家に遊びに行った。
 でも、もうこれ以上は我慢できない。
 後ろに隠し持っていた機械のボタンを押しながら、塔哉のお母さんに向かって走り、背中にタッチした。

「きゃっ」

 僕が背中を押すと、塔哉のお母さんはびっくりして声を出した。でも、それ以上の声は聞えなかった。急に視界が高くなって、足がスースーする感じがする。
 下を見てみると、青い服に大きなおっぱいが付いている。

「やった!僕、塔哉のお母さんと合体したんだ!」

 足を動かす感じがとても変だ。僕は転びそうになりながら、急いで自分の家に帰った。

「ニッシッシ!塔哉のお母さんの体だぁ」

 僕は和室でニヤニヤしながら、合体した塔哉のお母さんの体で色々なポーズを取ってみた。足を蟹股に開いたり、サルみたいに両手を頭の上に乗せてみたりした。すごく細い腕でおっぱいを掴むと、とても柔らかくてマシュマロみたいな感じがする。

「へへ。折角だから裸になって直接見てみよっと」

 どうやって服を脱ぐのか分からなかったから、とりあえずTシャツを脱ぐみたいに捲り上げて、引っ張りながら脱いだ。
 プルンとおっぱいが揺れて、肩が引っ張られる感じがする。スカートと一緒にパンツも脱いだ。これで裸になったぞ!

「うわぁ……。ほんとにおっきいや」

 僕のお母さんよりも遥かにおっきなおっぱいだ。こんなおっぱいが僕の体についているって思ったらすごく恥ずかしくなった。
 オチンチンの付いていない股には毛が生えている。どこからオシッコするんだろうかと思って、毛を掻き分けてみたら、縦に割れ目が出てきた。
 その割れ目を開いて覗き込むと、ビラビラしたものが付いている。

「すごいや。こんな風になってるんだ」

 色々と弄って見ると、びっくりするくらい気持ちいいところを見つけた。
 指でずっと触っていると、穴からオシッコよりもドロドロした水が出てきた。 その水が出てきた穴に指を入れると、体がビクッて震える。

「うっ!ああ……。塔哉のお母さんの体ってすごいっ。どうしてこんなに気持ちいいんだろ?」

 そんな事を思いながら、僕はずっと股の間を指で触っていた。
 女の子のココって、誰でもこんなに気持ちいいのかな?
 もしかして、お姉ちゃんのココも同じなのかも。
 もうすぐお母さんが帰ってくる。
 もっと塔哉のお母さんの体と合体していたかったけど仕方ないな。
 僕は家から少し離れたところで、塔哉のお母さんから分離した。

「……今度はお姉ちゃんの体と合体してみよっかな」

 足元に転がっていた機械を手に取った僕は家に戻ると、高校から帰ってくるお姉ちゃんを待った。

……と言う感じで、友達のお母さんと合体した男の子のお話でした。
私も是非合体してみたいのですがw


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「ああっ!ぼ、僕の体が……亜貴ちゃんの体に!?」
「えへ……成功したね。私、譲伍クンの体になっちゃった。やっぱり背が高いっていいね」
「さ、さっき飲んだ薬のせいなの?ねえ亜貴ちゃん、こんな事やめようよ。僕がセーラー服を着るなんておかしいよ」
「譲伍クン。セーラー服を着ているだけじゃないよ。その体ごと、私と入れ替わっているんだから。本当の自分の体は首から上だけ。だから私は男の子に、譲伍クンは女の子になっちゃったんだよ」
「そ、そんな。僕が女の子になっちゃっただなんて」
「スカート、捲ってみたら?オチンチン付いてないから。あっ、それよりも私の体……。ほら、私が興奮しているから譲伍クンのオチンチンがおっきくなってる。これが勃起なんだよね」
「あ、亜貴ちゃん、そんな事言うのは止めてよ。僕が恥ずかしいじゃない」
「どうして?だってこのオチンチンはもう私のモノなんだよ。譲伍クンには私のアソコがあるじゃない。オシッコだって出来るし、子供だって生めるんだよ」
「こ、子供!?」
「だって譲伍クンの体には子宮が付いているんだから。ちなみにその体、もう処女じゃないからね!」
「お、お願いだよ。お願いだから僕の体、返してよ。こんな姿じゃ部屋から出られないよ」
「そういうと思って用意しておいたんだ。はい、カツラ」
「ええ〜っ!」
「私もこうやって短いカツラを被れば男の子にしか見えないでしょ。譲伍クンもそのカツラを被れば女の子にしか見えないよ」
「こんな事するよりも、僕の体を返して欲しいんだっ」
「……いや。明日になるまでは返さないから」
「そんな〜」
「私ね、男の子の体になってエッチな事をしてみたかったの」
「……エ、エッチな事……」
「そうだよ。オチンチンを女の子の中に入れてみたかったんだ。でも、譲伍クンと交換した体には入れないから安心して。私の相手は清実だから」
「き、清実って……同じクラスの墨越さんの事?」
「うん。実はね、私たちってそんな関係だったの。でも清実が一度男の子のオチンチンを入れてみたいっていうから譲伍クンの体と交換したの」
「ど、どうして僕なんだよ!僕の体で勝手な事、しないでよっ」
「明日になったら返すって言ったでしょ。それまでは譲伍クンも、私の体を自由に使っていいからね。結構気持ちいいんだ、私の体って!」
「そ、そういう問題じゃなくて、僕は……」
「じゃ、清実が待っているから先に帰るね。ちゃんとカツラ被っていないと変に思われるよ〜」
「あっ、ちょ、ちょっと!待ってよ亜貴ちゃんっ!こんなの絶対に嫌だよぉ〜っ」

 ……ということで、同級生の女の子に体を入れ替えられた(首を挿げ替えられた)お話でした。
 家に帰った譲伍クンの容姿に、両親が口をあんぐりと開けているシーンを思い浮かべてしまいましたよ。

「うちの子がセーラー服を着ているなんて……」
「ち、違うんだ。体ごと女の子に取りかえられちゃったんだ」

ってねw