もし、衣服を透けて見る能力を持っていたら……。
そんな欲望を抱く人も少なからずいるはず!?

スケスケ〜!
「ねえ九条君。学校が終わったら私達と一緒に帰らない?」
「昨日、くるみと帰る時に美味しい肉まんを売っているお店を見つけたんだ」
「へぇ〜、そうなんだ。どうするかな……」
 俺は普段、親しく話しているくるみと幸子を見た。
 彼女達は知らない。
 俺が超能力を持っていて、服を透視できる事を。
(今日のくるみは緑色の下着か。それにしても……幸子って、いつも体操服の下に下着を付けないんだな。肉まんよりも、幸子の胸を食べたいよ)
「ねえねえ、どう?」
「あっ、ああ。それじゃ、一緒に帰るか」
「でしょ!じゃあおごってね」
「はぁ?どうして俺がおごらなきゃならないんだよ」
「だって……ねえ幸子」
「うん。ただで私達の裸を見てるんだもん。それくらおごってくれたっていいでしょ」
「なっ!……ど、どうしてそれを……」
「やっぱりそうだったんだ」
「へ?」
「男子生徒から聞いたんだ。九条君って透視する力を持っているって。だって、私達と話すとき、いつも顔じゃなくて体ばかり見ているもん」
「そうそう。不思議に思ってたけど、透視能力があるなら……私、下着をつけていないから裸を見られているんだよね」
「下着を着けていたって関係ないよ。だって、下着まで透けて見えるんだから。そうでしょ、九条君」
「……。な、何のことだか良く分からないな……テヘッ!」


……私は透視よりも念動力が欲しいですw