あむぁいさんのブログ「あむぁいおかし製作所」に掲載されていた巴さんのイラストを使わせていただくことが出来ましたので、SSを書き始めました。
イラストは女子高生が体操服姿で恥ずかしそうに体を隠しているシーンですが、上手く文章を当てはめられたらいいなぁと思っています。
イラスト内に書かれている台詞同様、憑依の精神同居となりますが、どうなることやら!?
あむぁいさん、巴さん、イラストお借りしますね〜(まだ登場しませんけど!)。
イラストは女子高生が体操服姿で恥ずかしそうに体を隠しているシーンですが、上手く文章を当てはめられたらいいなぁと思っています。
イラスト内に書かれている台詞同様、憑依の精神同居となりますが、どうなることやら!?
あむぁいさん、巴さん、イラストお借りしますね〜(まだ登場しませんけど!)。
「榎原先輩、一緒に帰りましょうよ」
「ダメ。今日は彰人と約束してるから」
「彰人って……鳥原先輩とですか。そりゃ鳥原先輩は男子陸上部のエースだからカッコいいことは認めますけど。それに名字も【原】繋がりだし。いいなぁ、鳥原先輩」
「井賀岡君は私なんかより長瀬さんの方がお似合いじゃない?彼女、井賀岡君に好意を抱いているみたいだから」
「嫌ですよ。だって長瀬は妹にしか思えないから」
「何言ってるのよ。好かれるって素晴らしい事なんだから。長瀬さんを大事にしてよ。彼女、一年でも女子陸上部のレギュラーになれるくらい足が速いんだから。井賀岡君のせいで陸上部を辞める事になったら怒るからね!」
「そ、そんなぁ。僕のせいにしないでくださいよ」
「恋の力を侮らないでね。恋する女性は、すごい威力を発揮するんだから」
「僕も榎原先輩と付き合えたらすごい威力を発揮できると思いますけど」
「私に対してじゃなくて、長瀬さんのやる気が出るように頑張って。じゃ」
「……はい。また明日です」
男女の陸上部が同じタイミングで終わったこの日、輝夫は一年先輩の榎原早苗と一緒に帰るべく、夕焼け雲が浮かぶグランドで声を掛けた。
しかし彼女には同じ三年生で好きな男性、鳥原がいるので付き合ってもらえない。
それは最初から分かっていたのだが、輝夫としては少しでも話がしたいのでこうしてわざわざ声を掛けているのだ。
「まあいいや。明日が楽しみだな……ムフフフ」
手を振る鳥原の下へ駆け寄る早苗の体操服姿を見ながら、輝夫は含み笑いをした。
「ねえ井賀岡先輩っ!」
「えっ……ああ。長瀬か」
噂をすれば何とやら――。
早苗の後に現れたのは、輝夫に好意を抱いている一年生、長瀬萌未だった。
嬉しそうに笑いながら駆け寄ってくる彼女からは、確かに妹のような雰囲気を感じることが出来る。
小柄な体に茶色のショートカット。
体操服越しに見える胸は、申し訳程度についている感じだ。
中学生と間違われても不思議ではないこの体で、先輩顔負けの走りを見せる力があるというのは驚きだった。
その原動力は、もしかしたら輝夫なのかもしれない。
少し息を切らしながらしっかりと輝夫を見た萌未は、頬を赤らめながら元気な声で話を始めた。
「一緒に帰りませんか?私、バイトのお金が入ったからおごっちゃいます!帰りにハンバーガーでも食べて帰りましょうよ。先輩もお腹空いてるでしょ」
「ま、まあな。でも今日はちょっと用事があるんだ。悪いけど先に帰るよ」
「え〜っ。またですかぁ?これで五回連続で断られちゃっているんですけど……。ショックだなぁ」
「今度は絶対に付き合うよ。だからさ」
「……その言葉、嘘じゃないですよね」
「ああ。嘘じゃないって」
「じゃあ……今日は帰りますっ。井賀岡先輩、お疲れ様でしたっ!」
「お疲れ」
断られて気落ちしたように見えた萌未だが、次は絶対に付き合ってくれるという言葉に笑顔を取り戻したようだ。
普段から走って移動するのが当たり前なのか、彼女は軽く会釈をすると更衣室まで全力で走っていった。
「あれで榎原先輩のようなナイスバディだったら文句は無いのになぁ」
どうやら性格よりも体型で選んでいるようだ。
輝夫は思い切り背伸びをすると、制服に着替えて家に帰った。
「ダメ。今日は彰人と約束してるから」
「彰人って……鳥原先輩とですか。そりゃ鳥原先輩は男子陸上部のエースだからカッコいいことは認めますけど。それに名字も【原】繋がりだし。いいなぁ、鳥原先輩」
「井賀岡君は私なんかより長瀬さんの方がお似合いじゃない?彼女、井賀岡君に好意を抱いているみたいだから」
「嫌ですよ。だって長瀬は妹にしか思えないから」
「何言ってるのよ。好かれるって素晴らしい事なんだから。長瀬さんを大事にしてよ。彼女、一年でも女子陸上部のレギュラーになれるくらい足が速いんだから。井賀岡君のせいで陸上部を辞める事になったら怒るからね!」
「そ、そんなぁ。僕のせいにしないでくださいよ」
「恋の力を侮らないでね。恋する女性は、すごい威力を発揮するんだから」
「僕も榎原先輩と付き合えたらすごい威力を発揮できると思いますけど」
「私に対してじゃなくて、長瀬さんのやる気が出るように頑張って。じゃ」
「……はい。また明日です」
男女の陸上部が同じタイミングで終わったこの日、輝夫は一年先輩の榎原早苗と一緒に帰るべく、夕焼け雲が浮かぶグランドで声を掛けた。
しかし彼女には同じ三年生で好きな男性、鳥原がいるので付き合ってもらえない。
それは最初から分かっていたのだが、輝夫としては少しでも話がしたいのでこうしてわざわざ声を掛けているのだ。
「まあいいや。明日が楽しみだな……ムフフフ」
手を振る鳥原の下へ駆け寄る早苗の体操服姿を見ながら、輝夫は含み笑いをした。
「ねえ井賀岡先輩っ!」
「えっ……ああ。長瀬か」
噂をすれば何とやら――。
早苗の後に現れたのは、輝夫に好意を抱いている一年生、長瀬萌未だった。
嬉しそうに笑いながら駆け寄ってくる彼女からは、確かに妹のような雰囲気を感じることが出来る。
小柄な体に茶色のショートカット。
体操服越しに見える胸は、申し訳程度についている感じだ。
中学生と間違われても不思議ではないこの体で、先輩顔負けの走りを見せる力があるというのは驚きだった。
その原動力は、もしかしたら輝夫なのかもしれない。
少し息を切らしながらしっかりと輝夫を見た萌未は、頬を赤らめながら元気な声で話を始めた。
「一緒に帰りませんか?私、バイトのお金が入ったからおごっちゃいます!帰りにハンバーガーでも食べて帰りましょうよ。先輩もお腹空いてるでしょ」
「ま、まあな。でも今日はちょっと用事があるんだ。悪いけど先に帰るよ」
「え〜っ。またですかぁ?これで五回連続で断られちゃっているんですけど……。ショックだなぁ」
「今度は絶対に付き合うよ。だからさ」
「……その言葉、嘘じゃないですよね」
「ああ。嘘じゃないって」
「じゃあ……今日は帰りますっ。井賀岡先輩、お疲れ様でしたっ!」
「お疲れ」
断られて気落ちしたように見えた萌未だが、次は絶対に付き合ってくれるという言葉に笑顔を取り戻したようだ。
普段から走って移動するのが当たり前なのか、彼女は軽く会釈をすると更衣室まで全力で走っていった。
「あれで榎原先輩のようなナイスバディだったら文句は無いのになぁ」
どうやら性格よりも体型で選んでいるようだ。
輝夫は思い切り背伸びをすると、制服に着替えて家に帰った。
コメント
コメント一覧 (6)
続きを楽しみにさせていただきます(^^)
くれぐれもご無理はなさらないでくださいね。
> おお、さっそくありがとうございます。巴ともども楽しみにしております。
こちらこそ借用させていただきありがとうございます。
また、あむぁいさんのブログでも紹介していただいたんですね。
重ね重ね、ありがとうございます。
どれだけ書けるか分かりませんが、素敵なイラストに負けない文章で飾りたいですね!
> Tiraさん、お忙しい中の創作開始ありがとうございます。
> 続きを楽しみにさせていただきます(^^)
> くれぐれもご無理はなさらないでくださいね。
いえいえ、こちらこそです。
18禁系のかなりエッチな内容になる予感がするのですが、どうかご了承くださいませ(^^;
マイペースで頑張りたいと思います!
どうも初めまして!
コメントを頂き、ありがとうございます。
tamagoさんは昔から遊びに来ていただいていた常連さんなんですね!
今回は巨乳の女子高生ということで執筆中です。
無理せずにマイペースで頑張りたいと思いますので、また遊びに来てくださいね〜!