食事を取り終えた学校の昼休み。
 悟郎達四人は、いつもどおり机を囲んでトランプをしていた。

「痛てて。腹が痛くなってきた」
「クソしたいのかよ?行ってくればいいじゃん。その代わり悟郎の負けって事で」
「負けられるはずないだろ。五千円が掛かってるんだ」
「じゃあ我慢して続けることだな」
「わ、分かってるさ。ううっ」

 腹を抱えながらトランプを続ける悟郎だが、もう我慢の限界が来たようだ。
 今、席を立たなければ大変なことになってしまう事は自分でも分かっていた。

「ち、ちきしょう。も、もうダメだ」
「よし!じゃあ行って来い。これで決まりだな!」
「く、くそ〜っ!」

 悔しそうに顔を歪めた悟郎が席から立ち上がり、ふと廊下を見ると幼馴染の芳子が歩いている姿を見つけた。ショートカットに人並み以上に大きくなった胸が白いブラウスを上下に揺らしている。

「ラ、ラッキ〜!これで続けられるぞ。お、おい芳子っ!」

 教室から声を掛けられた芳子が悟郎に気づき、教室に入ってきた。

「何よ悟郎?」
「頼むから代わりに行ってきてくれよ」
「はぁ?」
「いいからっ。タッチ!」
「えっ。ちょっ……」

 悟郎が芳子の頬に手を触れると、互いに体をビクンと震わせて硬直した。そして、ほんのしばらくした後、悟郎はまた顔をゆがめて苦しそうにお腹を抱えた。

「な、何よこれ。お腹が痛い……。ご、悟郎。あんた……」
「悪ぃな。代わりに便所に行ってきてくれよ。俺、今トランプで勝負していて席を離れられないんだ」
「なっ……。か、勝手に体を入れ替えないでよ……。い、痛たた……」
「早く便所に行かないとクソが漏れるぞ」
「ううっ。お、覚えてなさいよっ」
「体を入れ替えれるの、俺とお前だけの特権じゃん。今度はお前がピンチになったときに入れ替わってやるからさ」

 芳子と入れ替わった悟郎は、芳子の姿で席に座ると「さて、続きを始めようぜ」とトランプを手にした。周りの生徒はあっけに取られながらも、そのままゲームを続けた。
 恨めしそうに見ながら便所に向った悟郎(芳子)。そしてゲームは終了し、結局悟郎が負けてしまった。

「体は違えど、負けは負けだろ。五千円払ってもらうからな」
「くそっ。……じゃ、じゃあさ。これならどうだ?五千円よりも価値があると思うんだ」
芳子(悟郎)は少し腰を上げると、制服のスカートの中に両手を入れて徐にパンティを脱ぎ始めた。
「おおお!」

 勝負をしていた三人の男子生徒が鼻の下を伸ばしている。

「どう?私のパンティよ。これなら五千円以上の価値があるよね。何たって、今まで穿いていた使用済みのパンティなんだもん」
「オ、オッケー!俺が一番に買ったんだから、それは俺のものだからな」
「待てよっ。一番負けた奴が五千円払って、それを山分けする約束だっただろ」
「そうだそうだ」

 机の上に置かれた芳子のパンティに目をぎらつかせた三人が口論を始めた。

「分かった分かった。それじゃあ三人でじゃんけんしろよ。一番勝った奴に私のパンティをあげるわ。そして、二番目に勝った奴には……」

 芳子(悟郎)が背中に手を回し、制服の上から器用にブラジャーのホックを外した。肩紐を両手から抜き、ブラウスのボタンを外してブラジャーを抜き取る。

「二番目に勝った人には、このブラジャーをあげるわ。一番負けた奴には制服の上から胸を揉ませてあげる」
「マ、マジで!」
「俺、迷っちまうよ。出来れば一番負けたいような気がするな」

 そんな事を言いながらじゃんけんをし、それぞれがパンティ、ブラジャー、そして他の生徒が見ている前でノーブラの胸を揉ませてもらった。
 その後、便所から帰ってきた悟郎(芳子)と体を戻した悟郎が半殺しの目に遭った事はいうまでもない。