あけましておめでとうございます。
正月になってから言いたかったので、予約更新していました。
ちょうど0時に更新されてたらいいのですが、おそらく2時間くらい遅い更新になっているでしょうね(^^
今年もよろしくお願いします。

と言うことで、悪戯な誕生日(その4)を掲載します。
毎日ちょっとづつ書いているのでボリュームは無いですがご勘弁を〜!
ベッドに重なって座っている二人に近づきながらバスタオルを外す。
見ると、天井を向いた肉棒からガマン汁と、先ほど出した精液の残りが滲み出てきていた。
「じゃあ木杉君。私が後ろからしごいてあげる」
そう言って加賀さんがベッドから立ち上がった後、兎島さんはベッドに浅く座ったままパンティを脱いで、大きく足を開いた。
自らの手でスカートを捲り上げ、陰唇を広げながら俺に見せ付けている。
非常にいやらしい姿だ。
俺は彼女の前で四つん這いになったあと、更に近づいて太ももに両手を添え、股間に顔を埋めてまだピンク色の陰唇の中に唇を触れさせた。
「あんっ!」
大きく体を震わせた兎島さんの様子を伺いながら、舌を出して皮の被ったクリトリスを舐め始める。
「あ、あっ、あっ、すご……いっ。き、木杉君の舌がっ、ク、クリトリスを舐めてるよぉ。あ、あんっ。し、舌で弾いてるっ」
俺の行動をいちいち口にしながら喘いでいる。
そんな兎島さんらしく無いギャップに興奮した。
真面目で嫌味の無い性格は、学校で女子生徒たちにも人気があった。
生徒会長だからといって威張ることは無く、先生にも受けがいい。
話し方も落ち着いていて、どこか大人びた感じ。
少し年の離れた女性と言う雰囲気をかもし出している。
その全てを明人に崩され、殆ど面識のない俺の舌で性器を舐められているのだから、兎島さんとしてはたまったもんじゃないだろうな。
本人の意識が無いのが救いだ。
「こんなに勃起させちゃって。木杉君、これってかなりヤバイよね」
背後に移動した加賀さんが俺の背中に密着した後、手を回して肉棒を掴み、しごき始めた。
不意を突かれた俺は、思わず「うっ!」と声を出してしまった。
「大好きな私の手でしごかれるの、どんな感じ?」
どんな感じって、気持ちいいに決まっている。
しかも、どうすれば気持ちいいのかが明らかに分かっているしごき方だ。
右手で肉棒をしごきつつ、左手で二つの玉を優しく転がしている。
俺は今、大好きな加賀さんに制服を着たまま胸を押し付けられ、手コキしてもらっているんだ。
その気持ちよさに、兎島さんの太ももに添えた手にも力が入り、更に激しくクリトリスを舐め回してしまう。
「ああっ!あ、あん、あ、あっ。だ、だめっ!そんなに吸い付いちゃ……あっ、ああ、あ」
俺の刺激が強すぎるのだろうか、兎島さんは喘ぎながら上半身をベッドに倒してしまった。
陰唇を開いていた両手が俺の頭を押さえつける。
それでも俺は顔を離さず、クリトリスに吸い付きながら舌で皮を剥き、直接刺激を与え続けた。
俺がこうやって弄ると兎島さんが悶えてくれる。
それが嬉しかった。
兎島さんを舌でイカせられるかもしれない。加賀さんの手コキに耐えられればの話だけど。
そんな事を思っていた矢先、「すごいガマン汁だね。綺麗に拭き取ってあげる」と言う加賀さんの声が聞こえ、肉棒にひんやりとした冷たさが伝わってきた。
兎島さんの股間に顔を埋めているので分からないが、どうやらウェットティッシュのようなもので肉棒を拭き取っているようだ。
亀頭からカリ首、胴の部分まで綺麗に拭き取っている。
「これでよし。じゃあ……」
「うっ!」
ごそごそと動く音がした後、ひんやりとした感覚とは打って変わって、今度は生温かい感覚が亀頭から伝わってきた。
カリ首を舐められる感じ。
こ、これって――。
あまりの気持ちよさに、俺は兎島さんの股間から顔を引いて俯いた。
そこには、俺の横で体を倒しながら股間に顔を埋める加賀さんの姿があった。
「か、加賀さんっ」
「んくっ。綺麗に拭いたからフェラチオしてあげる。木杉君がイクより、兎島さんを先にイカせたら私が今穿いているパンティをあげるよ」
「パ、パンティ……」
「折角だから、後で私の愛液をたっぷりつけておいてあげるね」
振り向いてクスッと微笑んだ顔にドキッとする。
「早く兎島さんをイカせてね。分かっていると思うけど、私の体も随分と疼いているから。弄りたいのをガマンしているんだからね」
なんて魅力的な言葉なのだろう。
加賀さんも、下半身を疼かせながら待っているのだ。
俺の大好きな加賀さんが頭を戻し、また肉棒を咥える。
「う……あぁ」
「んっ、ん、ん、んっ……んふっ。んんんっ、んんっ、はあっ、はあっ、んんっ」
腰に力が入らない。
フェラチオ経験は始めてだが、きっとどんな女性にしてもらうよりも気持ちいいのだと思う。
それは、加賀さんに乗り移っているのが啓吾であり、手コキと同様に男としてどう舐めれば気持ちがいいのかを十分理解しているだろうから。
――にしても、加賀さんを使ってフェラチオするなんてずるい。
ショートカットが揺らしながら、いつも聞いている加賀さんの声で切ない吐息を漏らすのだから。