「遅いじゃない。早く入らないと冷めるわよ」
「分かってるよお母さん」

母親はキッチンの掃除をしながら香夏子に話しかけてきた。
テレビを見ている父親は何も言わず、ただニュースを見ているだけだった。
そんな二人の前を、ホットパンツを膨らませた香夏子が歩いてゆく。
もちろん、見えないように下着と黄色いパジャマで隠しているのだが。

脱衣場で服を脱ぎ、洗濯籠に入れた香夏子。
Cカップの胸にくびれたウェスト。
引き締まったお尻がキュートだ。
インストラクターをしているだけあって、そのスタイルは申し分ない。
そんな香夏子の股間には、今にも破裂しそうなくらい勃起した孝彦のチ○ポがビクビクと脈打っていた。

すりガラスの扉を開けると、湯気が立ち込めている。
香夏子はタオルで前を隠しながら、一人バスルームに入った。
かけ湯をし、ゆっくりと湯船に体を沈める。

「…………」

少し足を開き、波打つ湯船の中で天井を向いたチ○ポをじっと眺めた。

「男性って興奮すると、きっといつだってこうなるのよね。孝彦君も、私の裸を見たらこんな風に大きくなるのかな?」

ゆっくりと目を瞑って、湯船に身をゆだねる。
そして、頭の中ではエアロビ教えている孝彦の姿を想像した。
たくましい肉体に素敵な笑顔。
だから、若い女性達にとても人気があった。
同じインストラクターとして話す機会があるだけ、香夏子はラッキーだった。
しかし、それよりもラッキーなのは香夏子の友達である恵理だ。
どうやら孝彦は恵理に少しの好意を持っているようで、帰るときはたまに食事に行っているらしい。
それが香夏子にはうらやましかった。

もしかしたら、恵理はもう孝彦と関係を持っているかもしれない。
先ほど香夏子がフェラチオしたように、恵理は本当の孝彦のチ○ポをフェラチオしているのではないだろうか。
香夏子は恵理がフェラチオしているシーンを想像した。

「んっ……。ふっん」

自然とチ○ポを握り締め、オナニーが始まる。
理恵が頭を激しく動かすシーンを作り出して右手を早く動かすと、あたかも理恵にチ○ポをしゃぶられているような錯覚に陥った。

「あっ……あっ。んっ、はぁっ、はぁっ」

小さな喘ぎ声がバスルームに反響した。
そして湯船が波立ち、香夏子の顔が赤くなった。

「はあっ、はぁっ、はぁっ……あっ……んんっ」

香夏子がビクンと体を震わせると、湯船の中に白い塊が糸を引くように泳いだ。

「はぁ、はぁ……。わ、私。恵理を想像して出しちゃったんだ……」

まさかそんなシチュエーションでイッてしまう等と思っても見なかった香夏子は、不思議な感覚を覚えた――。