「あっん!」

カリが唇に触れた感触。
香夏子は思い切ってそれを口に含んでみた。

「んんんっ!あっ……な、何これっ。き、気持ちいいっ」

一度口から出した後、もう一度含んでみる。
固くした舌でカリの根元を刺激すると、驚くほどの快感が全身に駆け巡った。

「はぁ、はぁ……。お、オチンチンってこんなに気持ちがいいの?フェラチオってこんなに気持ちがいいんだ……」

また口に含みなおし、左手を前後に動かしてみた。

「んっ、んっ……んんんっ!んはっ、んん〜っ、んっ、んっふぅんんん」

ベッドで俯けに寝転がった香夏子はチ○ポのついた掌を敷布団の上に広げると、カエルのように蟹股に足を広げて再度フェラチオを始めた。
右手がいつの間にか白いホットパンツの中に入り込んでいる。

「あっ……んんっ。き、気持ちよくて上手くしゃぶれないよ。はぁっ、孝彦君のオチンチンと私のクリトリスが……た、たまらないよぉ〜」

チ○ポの吸い付くようにフェラチオし、ホットパンツの中でクリトリスを弄る。
すると香夏子はほぼ瞬間的と言っていいほどの速さで「イって」しまったのだった。

「んああっ!ああっ、んはぁぁぁ〜」

喘ぎ声が部屋の外に漏れていないか心配になるくらいの声を出した香夏子の顔に、白い精子がビュビュッと染みついた。
独特の臭いが鼻をつき、香夏子を朦朧とさせた。

「はぁ、はぁ、はぁ……はぁ、はぁ。んん……はぁ」

男性と女性の快感を一度に味わったような極上の感覚は、白いホットパンツに大きな染みを作っていた。
と言っても、女性としての絶頂は迎えていなかったのだが。

「はぁ、はぁ。男の人のイクっていうの、こんな感じなんだ……」

体が浮いているような感じがする。
しばらくその余韻に浸っていると、一階から母親の呼ぶ声がした。

「香夏子。早くお風呂に入りなさいよ」
「……う、うん……」

母親に聞こえるくらいの大きさで返事をした後、萎えてしまったチ○ポに優しくキスをした。
するとチ○ポは、重たい頭を擡げようとする。
それは、まだやれると言っているようだった。

「さ、先にお風呂に入らなきゃ……」

しかし、左手にチ○ポをつけたまま両親のいるキッチンを通りバスルームには行けない。
香夏子は再度説明書を読み、外し方を確かめた。
すると、根元を持って時計と反対方向に回すと簡単に取れるらしい。
試しに右手でチ○ポの根元を持ってそのように回すと、本当に簡単に取れてしまった。
取れるとチ○ポに生気がなくなり、萎びた黒色になってしまう。

「か、簡単に取り外しが出来るんだ。これってすごいよ」

嬉しそうに萎びたチ○ポを眺めた後、引き出しの中に仕舞おうとした。
しかし――。

その手を止めた香夏子は、また恥ずかしそうに赤面した。
今にも破裂するかと思わんばかりにドキドキする心臓。
もしかしたら、私は変態なのかもしれない。
いや、好きな人のチ○ポを培養した時点で変態なんだ。

左手でゆっくりとホットパンツと、その中に穿いているパンティの前を引っ張り、股間を覗き込んだ香夏子は、そのパンティと下腹部の空間に右手に持っていた萎びたチ○ポをそっと忍ばせたのだった。

「んっ……」

チ○ポが香夏子の割れ目に吸い付くようにくっついた。
すると、またチ○ポが生気を取り戻したのだ。
すでに興奮している香夏子の意思が伝わったのか、チ○ポは休むことなく膨張を続け、またあの太くて固い状態へと変化した。

「……い、いやらしい……」

女性なのに、ホットパンツに大きな膨らみが出来ている。
その上から指でなぞると、チ○ポの気持ちよさが伝わってきた。

「私、孝彦君のオチンチンを付けているんだ。私が孝彦君になったみたい……」

チ○ポに力を入れる度に、ホットパンツの中でビクビクと動いている。それは完全に香夏子の股間と同期していることを物語っていた――。