「お待たせしました。続きをお願いします」

すると、今まで内股を擦っていた瑠璃の手が、今度は胸元へと移動し、エナメル質のオレンジのビキニの上から胸を揉み始めた。
その手つきが異様にいやらしい。
ゆっくりと、それでいてこねくり回すように大胆――。
古川には見えないビキニに隠れた乳首を指でつまみ、コリコリと刺激している。

「はあ、はぁっ」

ゾクゾクしながら、その様子を見ている古川。

「ぁ……」

初めて瑠璃が小さな声を出した。
それは喘ぎ声にも似た声だ。
息遣いも、自然と荒くなっているように思える。
それでもまだ気を失ったままなのだ。


そんな瑠璃に、更に悪戯を続ける直登。
胸を刺激していた右手を、またエナメル質のホットパンツの上に這わせると、既に濡れているであろう股間の部分に持っていった。
そして、中指を使って優しく上下に軽く擦り始めたのだ。
気絶しながらも左手で胸を揉み、右手で股間を刺激する瑠璃。

「はあっ、はぁっ……はあっ……」

またムスコをしごき始めた古川。
その古川の動きに合わせるように、今度は両手でホットパンツのボタンを外し、ファスナーを少しだけ下ろした瑠璃。
白いエナメル質の手袋をした瑠璃の右手が、その少しだけ開いたファスナーの中へと消えてゆく。

ビクンッ!

瑠璃の身体が大きく震えた。

「はぁ……んぅ……」

眉をゆがめ、険しい表情をしている。
だが瑠璃はホットパンツの中で、右手をモゾモゾと動かしていた。

「うっ……すごいっ!ダメだっ!はあっ!うううっ……うっ……うっ……くぅぅっ……」
その瑠璃のいやらしい姿に、たまらず2回目の爆発をしてしまった古川。
はぁはぁと息を切らせながら、またティッシュで綺麗に拭取る。
その間に、瑠璃はソファーにもたれかかったままお尻を上げて、ホットパンツとパンスト、パンティを脱いでしまった。
古川の前に脱ぎ捨てられたそれらを、古川は手にとってクンクンと匂ってみた。
彼女の匂いが染み付いている。

「スゥ〜、ハァ〜……ダメだ、もう辛抱ならんっ!」

パンティを鼻につけながら瑠璃を見ると、大きく足を広げたまま右手の人差し指を立てて股間を指差している。
もちろん、瑠璃はまだ気絶している。
しかし彼女は、足を広げたまま両手の指を使って割れ目を左右に広げたのだ。

「むぅぅっ!」

と唸(うな)った古川が、瑠璃の股間に顔をうずめる。
すると、瑠璃は白い手袋をした両手で古川の頭を股間に押さえつけた。

「……ぁ……ぁぁ……あ……はあんっ!」

一際大きな喘ぎ声を出した瑠璃は、やっと意識を取り戻したようだ。
ゆっくりと目をあけると、見知らぬ部屋の天井が。
しかし、そんなことよりも股間から湧き出る快感に目を向けた。

「んあっ!あっ、あんっ……や、やだっ!な、何してるのよっ!ふあぁっ!や、止めてよっ!」

身体を動かそうとするのだが、何故か自分の意思では動かない。

「あっ、か、身体がっ……う、動か……ないっ!くぅんっ」

何故か股間に埋れている男の頭を押さえつけている自分の手。
しかも、下半身丸出しで!
何が起こっているのか分からない瑠璃は、必死に身体を動かそうとしていた。

「美味い美味い。この味がたまらんなぁ……ん?あ、気がついたのか」

瑠璃が意識を取り戻したことに気づいた古川は、濡れた股間を舐めながらニヤリと笑った。
「何してるのよっ!早く私から離れてっ!」
「そんなこと言いながら、俺の頭をずっと押さえつけているじゃないか」
「ち、違うっ!私じゃないっ」

言葉とは裏腹に、瑠璃の手は古川の頭を優しく撫で始めた。

「この手が君の手じゃないって言うのか?本当に?」

「そうじゃなくて、私の手だけど……わ、私じゃないのよっ!!」

自分でも何を言っているのかよく分からないが、事実そうなのだ。
自分の意思とは無関係に手が動いている。

「何を訳の分からない事を。そんな事よりも俺のムスコ、握ってくれよ」

古川がスッと立ち上がり、瑠璃がもたれかかっているソファーに座る。

「どうして私がそんな事をっ……えっ!?えっ?」

すると、瑠璃は身体を起こし、白い手袋をしたままの右手で古川のムスコを
握り締めたのだ。

「や、やだっ!勝手に手がっ!」
「見てみろよ。自分の股間を弄っていた手袋がヌルヌルしてるぞ」
「な、何言ってるのよ」
「いいから、さあ」
「そんな事するわけ……あ?、や、やだっ。手……手がっ!」

瑠璃の手が、古川のムスコをしごきはじめた。
とてもなれた手つきだ。シュッ、シュッとリズムよくしごいていると、ムスコはまたしても大きくなったのだった。

「やだっ……こ、こんな事、したくないのにっ」
「いや、本当はしたかったんだよ。俺のムスコを咥えたかったのさ」
「そんなはず無いわよっ。誰がアンタなんかのっ!」

言葉で抵抗する瑠璃の頭が、自然と古川のムスコに近づいていった。
そして、何回かイってしまったムスコの頭にその柔らかいピンクの唇を触れさせたのだった。

「さあ、早くっ」
「んんんっ!」


瑠璃は口を開かないよう、必死に堪えている。
しかし、今までムスコをしごいていた瑠璃の右手が、自ら鼻を摘んだのだ。

「!!!」

息が出来なくなった瑠璃。
苦しそうな表情をして耐えていたのだが、それも限界がきたようだ。
息が続かない瑠璃が、大きく口を開けて呼吸をする。

「はあっ!はあっ!はぁっ……んぐぅっ!」

それを待っていたかのように、急激に頭を下げさせられた瑠璃。
大きく開いた口の中に、古川のムスコが入り込んだ。

「んんんっ!嫌らぁっ!」

ムスコが入って、まともにしゃべれない瑠璃が抵抗する。

「あ、ちょっといい気持ち。そのまま頭を上下に動かして」

瑠璃は頭を左右に振った。しかし、瑠璃の身体が自然と上下に動き始めると、
それにあわせて頭も上下に動いてしまうのだ。

「そうそう。もっと口を閉じて。そうでないと気持ちよくないでしょ」
「んんんぅっ!」

瑠璃の右手が顎を押さえ、左手は頭を押さえる。
その両手が、瑠璃の口を閉めようとグイグイ押し始めていた。
そんな手にずっと抵抗していた瑠璃だが、だんだんと顎に力が入らなくなり、とうとう古川のムスコを包み込むようにして口を閉じてしまう。

「いいねえ。そのまま上下に動いてよ」
「んんっ!んんっ!んぅぅっ、ふむぅっ」

古川の言いなりになってしまった瑠璃はどうしようもなく、ただ大きくなったムスコを口で刺激していた。
ピンクのラメが入った唇が、古川のムスコの胴体を上下に動いている。

「ああ、気持ちいいよ、瑠璃チャン。たまんない……ムスコがとろけそうだ……」

瑠璃の頭に、軽く手を添えながらその快感に浸っている古川。
しかし、その快感に耐え切れず、すぐにイッてしまうのだ。

「すげぇ、たまらんっ!も、もうイキそうだ。もっと早く動いてくれよっ」
「ん!!んっ、んっ、んっ、ふぅん、んぐっ、ぅぐっ!」
「ああっ!イクッ!うっ……うっ……ううっ……うううう!」
「んんんっ!んんっ!んんっ!んんんんぅぅぅ」

古川は瑠璃の口の中で、3回目の爆発をさせた。
さすがに3回目ともなると、その勢いはなくなっている。
少量の白い分身達が、瑠璃の口からこぼれてきた。

「ケホッ、ケホッ、ケホッ……うう、気持ち悪い……」
「そんな事言って、いっつも誰かとやってるんじゃないの?」
「ゆ、許さないからっ。こんな事してタダで済むなんて思わないでよっ!」
「なに言ってるんだよ。君から誘ってきたんじゃないか。ほら、あそこに見えるだろ。ビデオカメラが。今までの行為は全てあれに撮ってあるんだよ」
「そ、そんな。今までの事がすべて……」
「そうさ。どうかなぁ。みんなが見てどう思うだろ?」
「そ、そんなもの見せないでよっ!犯罪じゃないっ」
「まあまあそう言わずにさ。次は瑠璃チャンを楽しませてあげるから」
「何考えているのよっ。誘拐した上に、こんないやらしい事までしてっ。私、帰るっ!すぐに警察に通報するんだから!」

立ち上がろうとした瑠璃だが、以前として身体は動かない。

「ど、どうなっているのよ。私の身体っ。ぜ、全然動かないっ」
「あれ、帰るんじゃなかったのかい?」
「言われなくてもそうするわよ。も、もうっ!どうして動かないのよっ!」
「やっぱり俺とエッチしたいんじゃないの?何ならしてやってもいいぜ」
「だ、誰がアンタなんかとっ!」
「いいから、ほら、俺の前にケツを突き出してみろよ。俺のコレで後ろからしっかりと突いてやるから」
「何て事をっ……え、や、やだっ。また身体がっ……」

瑠璃の身体は、自然に動き始めた。
そして、古川の前で後ろ向きになると、大きく足を広げたのだ。