勉は美穂の身体を鏡台の椅子に座らせた。
 鏡にはちょこんと椅子に座っている美穂の上半身が映っている。
 勉が手を上げると、美穂も瞬時に手を上げる。勉が口を開けると、美穂も全く同じタイミングで口を開けた。

「み……美穂ちゃんだ……ははは……俺が美穂ちゃんなんだ……」

 微妙な笑いを浮かべる鏡の中の美穂。勉は両腕でギュッと身体を抱きしめてみた。
 鏡に映る美穂が、自分の身体を抱きしめている。
 そしてその腕からは、二つの胸の柔らかい感触が伝わってくるのだ。

「胸……み、美穂ちゃんの胸だ……」

 身体を抱きしめていた両腕を解放すると、改めてその胸に視線を集中させる。
 黄色いパジャマの盛り上がり。そこが少し皺になっている。勉はその胸を美穂の手を使って揉んでみた。

「はあ……や、柔らかい。これが美穂ちゃんの胸……なんだ……」

 両手で胸の感触を確かめる。
 パジャマを皺くちゃにしながら何度も胸を揉んでいると、その胸から今まで味わった事の無い気持ちよさが伝わってくきた。そう、身体を仰け反らせたくなるような感じ。そしてその気持ちよさに、思わず「あっ」と吐息を漏らしてしまった。

「い、今の声……み、美穂ちゃんが感じている声だ……」

 勉は不意に漏らしてしまったその吐息まじりの小さな声に鼓動を高ぶらせた。

「お、俺が美穂ちゃんを感じさせたのか」

 そんな錯覚をした勉。思い通りに動く美穂のほっそりとした両手で、黄色いパジャマのボタンを一つ一つ外し始める。徐々に現れる白い肌。

「美穂ちゃんの身体……た、たまらないよ……」

 ボタンを外し終えた勉が、パジャマを肩から外した。そして、何も抵抗せず鏡の中で勉の思うようにパジャマを脱ぎ捨てた美穂。鏡には、白くて可愛らしいブラジャーを付けた美穂が嬉しそうな表情をしながら映っている。勉よりかなり狭い肩幅。そして華奢な体つき。すっきりとしたお腹に、無駄な脂肪がついていないウェスト。白いのブラジャーに包まれた胸元にはしっかりと谷間が作られていた。そんな美穂の身体は、今、勉の手中にあった。
 美穂の手を操り、ブラジャーの上から胸を揉む勉。

「い、いやらしい……美穂ちゃんが俺の前でこんな事してる……」

 うっとりとした表情で胸を揉んでいる美穂。勉は、「あんっ」と声を出してみた。美穂の口から切ない喘ぎ声が漏れる。
 その声を聞いた勉は、胸を揉みながら美穂に喘ぎ声を言わせ始めた。

「んっ……あんっ……あはん……いやん」

 美穂の口から次々と喘ぎ声が出てくる。そんな彼女の声を聞きながら、じっと鏡に映る姿を見ていた。胸から沸き起こる気持ちよさは、やがて快感という言葉にふさわしいものになる。意識せずとも出てくる喘ぎ声。

「あっ……き、気持ちいい……はぁ、はぁ……み、美穂ちゃん……君の胸ってどうしてこんなに気持ちいいんだ。あうっ」

 ブラジャーに手をかけ、服を脱ぐようにして取り払った勉。絨毯の上にブラジャーを落とすと、また美穂の身体を鏡に映した。

「む、胸だ……美穂ちゃんの胸……綺麗だ」

 初めてみる美穂の胸。
 形の整った程よい大きさの胸には、ツンと上を向いて尖っているピンク色の乳首がついていた。

「ち、乳首だ……か、硬くなってるのか」

 勉は恐る恐るその乳首を摘んでみた。

「うあっ!」

 思わず声を上げてしまう。ブラジャー越しに揉んでいた胸の感覚とは全然違うものがそこにあった。身体の芯を貫くような快感。たまらず両脇を閉めて、上半身を仰け反らしてしまった。

「な、なんだよこれ……す、すごく気持ちいい……」

 両手の親指と人差し指で乳首を摘んでコリコリと捏ねてみると、その乳首からは何ともいえない快感がまるで電気信号のように脳へと伝わり、勉を男として味わった事の無い快楽の園へと導くのだ。

「はあっ……ああ……た、たまらない。すごすぎる……」

 上半身をくねらせながら、ひたすら乳首を弄ぶ。
 切ない表情で勉を見つめる美穂は、自分の手で乳首を摘んで悶えていた。

「あっ……美穂ちゃん。君は俺の前でこんな事して……ひうっ……は、恥ずかしくないのかい……」

 美穂の声でそう呟く勉。全ては勉がさせている事。
 自分で分かっていながらも、そう言わずにはいられなかった。
 徐々に下半身が熱くなる。
 いつの間にか両足をモジモジさせていた勉は、乳首を摘んでいた右手を動かすと、美穂の股間をパジャマのズボン越しにそっと宛がってみた。

「あ……ぬ、濡れてる……みたいだ」

 ズボンに湿り気を感じる。

「やっぱり……パンティも濡れてるんだろうな……」

 今度は両手でパジャマのズボンのゴムを掴むと、お尻を浮かせて太ももまで脱いでみた。足を開いて、白いパンティを覗き込むと、ちょうど股間のあたりがグッショリと濡れているのだ。

「すごい……俺が美穂ちゃんの身体を感じさせてるんだ……」

 右手の中指で、パンティの上から股間を触ってみる。

「んあっ!」

 思わず手の動きを止めてしまった。それだけ美穂の股間は感じやすく、刺激が強かった。

「な、なんだよ。パンティの上から触っただけなのに……こんなにすごいのか……」

 少しためらいながらも、また中指で股間を触ってみる。パンティの上で指を上下に動かすと、美穂のワレメがうっすらと模られた。指に力を入れると、パンティの生地がそのワレメにくい込んでゆく。

「うはっ……あ……ああっ、はあっ」

 勉は美穂の声を使って喘ぎながら、股間から湧き出る極上の快感に酔いしれていた。
 男の比ではないその快感。指の動きがぎこちない。
 ワレメの中に、一箇所だけ非常に敏感な所を見つけた勉。その部分を中指で集中的に擦る。

「う、うあっ……うあっ……あっ……あうっ……あうっ」

 上手く言葉を口にする事が出来ない。自然と漏れる喘ぎ声だけが口から出てくるのだ。
 勉の目の前で、昨日までテレビに出演していたアイドル、摩堂 美穂が喘いでいる。
 それも勉の思うがままに彼女は動くのだ。

 眉をゆがめ、はぁはぁと激しく息を乱している美穂。
 虚ろな目で勉を見つめる彼女は、まるで勉を誘っているようにも見えた。
 背もたれに身体を預け、中途半端にパジャマを履いている足を広げた。
 そして、パンティの中にスッと手を忍ばせると、直接美穂の感じる所を触り始めた。

「うっ、はあっ。んあっ……ひぃっ!」

 パンティの生地を盛り上げる手が、クチュクチュと音を立てながら美穂の一番感じる所を刺激する。人差し指と薬指がうっすらと生い茂ったワレメを左右に開き、中指がその中にある瑞々しいつぼみをクリクリと弄んでいるのだ。
 あまりの気持ちよさに息が出来ない。「ひぃひぃ」と、うめき声にも近い声を出しながら、勉は美穂の身体を最後まで味わったのだ。

「はあっ……はあっ……あ、あ、あひっ、あひっ、あ、ああああ!」

 ブルブルと身体が震え、どうしようもない快感が勉を襲う。つま先立ちしている足の指には異様に力が入り、天を仰ぐように上を向いた美穂の口からは一筋の涎が伝っていた……。