内ももだけではない。
下半身の色々なところを触られている感じがする。
特にお尻などは執拗に揉まれて、危うく肛門までその感触が伸びてきそうだった。
美佐代はそのパンツの中に感じる異様な感触から逃れようと、椅子に座ったまま足やお尻を動かした。

((な、何よこれ……一体どうなってるの??))
(へへ。次は……)

「っ!」

美佐代の意思に反して、両足が左右に開いた。
しかも蟹股開きで、床にはつま先しかついていない状態。
こんな姿を誰かに見られたら、変な女に思われてしまいそうだ。

((勝手に足がっ!……や、やだ……閉じられないっ))

必死に足を閉じようとするが、パンストに憑依している和人がそれをさせないようにしていた。
しかも、その状態で――

「……ぁ」

何かが股間を押し付け始めた。
パンティの生地をグイグイ押して、その向こうにある秘部を刺激しているのだ。

((やだっ……や、やめてっ))

たまらず股間に手を添えて動きを阻止しようとする。
しかし、パンツの中にうごめく物を手で捕らえる事が出来ない。

((何なのよっ。一体何が……))

全く理解できない美佐代。
しかも、今度は股間を押さえようとしてる手に奇妙な感覚が伝わってくる。
手を押しのけようとする力。
というか、パンツが――股間の部分が大きく膨れ上がってきたのだ。
縦に長くて硬いもの。それはまるで男性の性器に似ていた。

「ひっ!」

サッと手を離した時、会議をしている男性社員の視線が美佐代に集中した。

「さっきからどうしたんだ?体調でも悪いのか?」
「えっ……」
「その資料はとっくに終わっているぞ」
「あっ……す、すいません」

慌てて隣の社員の資料を見て、自分もその資料を手に取った。
そして下半身の恥ずかしい格好を見られないように、お腹を円卓の淵につけた。

「もう少しだから集中して聞いてくれよ」
「は、はい。申し訳ありませんでした……」

平謝りしながらも、下腹部に感じる異様な感触に意識が集中してしまう。
男の――男の肉棒が下腹部を左右にこすり付けられている感じ。
現に、もっこりと膨れ上がったパンツの生地が、まるでメトロノームの様に左右に触れる物の動きを浮き上がらせているのだ。

((い、いや……))

蟹股に足を開き、パンツの中に肉棒を隠し持っている。
こんな姿、誰に見せられるだろうか?

(気持ちいいや。こうやってパンティにこすり付けるのって)

和人はパンストで肉棒を作ると、パンツの中で美佐代のパンティにこすり付けていた。
密着するパンツに押し付けられて、何とも気持ちのいい刺激だ。
美佐代の気持ちなんて全然考えない和人は、暗いパンツの中でじんわりと湿り気を帯びてきたパンティを見て次の行動に出た。
パンツに浮きあがっていた肉棒の姿が消える。

((……な、無くなった……の?えっ!!))

ホッとしたのもつかの間だった。
何かがアソコに割り込んでくる感覚。

((なっ……))

パンティの生地が横にずらされ――パンストが美佐代の膣にめり込んでゆく。
それはまるで、徐々に形成されてゆく肉棒がそのまま中に入り込んでゆく感じだった。

「っ……ぃ……」

両手で資料を握り締め、俯いたまま表情を変えない美佐代。
まだ蟹股に足を開かれている状態での――挿入だった。

(あったけぇなぁ……この中は)

パンストで肉棒を模った和人は、それを膣の奥までめり込ませた。
愛液を絡ませながらキュッと締め付けてくる肉壁がとても気持ちいい。
動かさずにじっとしているだけでも、膣内がヒクヒクとしているのが感じ取れた。

(彼女と一緒にイケるかな?)

そんな事を思いつつ、一旦足を閉じて黒いパンプスを脱がせたあと、また足を左右に開かせた。
しかも今度は、大きく股を開いてつま先も浮き上がらせるような体勢を取らせようとしたのだ。

((ちょ……))

和人の強引な行動にバランスがとれない美佐代が、円卓にすがりつくような格好になる。
そのまま――

グニッ、グニッ、グニッ!

パンストで形成された肉棒が膣を突き始めたのだった。

((う、うそっ!そ、そんなっ……))
(すごく締め付けてくる……気持ちいい〜)
((だ、だめっ!か、会議中なの……に……はぁっ))

会議中に――皆がいるこの状況で――犯されている!?

幽霊か何か得たいの知れないものに犯されている。
でも、何故か恐怖というものは感じなかった。
ただ――ただこの状況で犯されているという事実が、彼女の心底にあった何かを開放した。

((わ、私……誰かに犯されているっ!み、皆のいる前でっ))

ヌチュヌチュといやらしい愛液がとめどなく溢れ出し始めた。
何の抵抗もなくピストン運動を続けるパンストの肉棒。
パンストの中で足の指がビクビクと震えている。

((こ、こんな感覚……は、初めて……ああ……き、きもち……いい))

いつの間にか口元から涎が垂れ始めていた。

((皆にがいるのに……皆がいるのに……わ、私……すごく感じてるっ!))

「み、道川君?」

男性社員が美佐代に声を掛けた。
すると美佐代はその男性社員と目を合わせた。

「は……い……はぁ〜」
「…………」

美佐代を見た男性社員が言葉を失う。
トロンとした目をして、少し顔が赤い。
セクシーな口元から流れ落ちた涎――そこには、会議をしているとは思えない、妙に艶のある女性の表情があった。

「ど、どうしたんだ?」
「はぁ……ん。ど、どうもしませんよ」
「し、しかし……よ、涎が……」
「あぁ。ご、ごめんなさい……で、でも……も、もう……」
「も、もう?」
「…………」

美佐代は肘をついた右手で口を隠すと、眉をゆがめて何かを我慢していた。
そしてほんの少しした後、ギュッと目を瞑ってビクン、ビクンと数回体を震わせたのだった。
その姿を唖然として見つめる社員達。

「んんっ……はぁ〜」
「……み、道川……君?」
「も、もう大丈夫です。会議、続けましょう……んっ」
「…………」

色っぽい表情を見せた美佐代は、微妙に微笑んだ後、不意に自由になった足を閉じてパンプスを履いた。

((イ、イった……私、皆の前で……イカされたのね。なのに私……嫌じゃない……))

こうして会議は何事もなかったかのように(?)続けられたのだった――


(ほんとにすごい締め付けだったよな。よく平常心でいられるものだよ。始めただな、あんな女性は)

パンストから抜け出した和人は、そう思いながら幽体をフワフワと宙に漂わせていた。

(へへ。あの女性、道川さんって言ってたよな。案外あんなプレーが好きだったりして。皆の前であんなに濡らしてまったく拒まなかったという事は、もしかして露出狂かも!)

そう思った和人は、今度は直接話をしてみようと思ったのだった――


おわり