掌では掴み切れない大きさ。
そして弾力と重量感。

「うわぁ……すげぇ。中身が詰まってるって感じだよなぁ。これがあの絵梨奈の胸なんだ……やっと……やっと触れたぁ〜」

絵梨奈はその存在感に興奮し、喜びと驚きの表情を浮かべながら何度か巨乳を揉んだ。
スポーツブラをしているようで、白い体操服の上からでも通常のごあごあしたブラジャーの手触りはなく、ほぼ直接触れているに近い触り心地。
でも、見た目垂れているわけではなく、このあたりは脂肪の奥に隠れている筋肉が鍛えられているのでは無いかと推測できた。
体操服の生地を滑るように這い回る細長い両手の指たち。
その指たちに弄ばれる巨乳は、重力に逆らいながら形を歪に変えていた。

「すげぇ、すげぇよ。思っていた以上の質感だよ。絵梨奈ってマジ最高っ!」

誰の物だか覚えていない机の上に黄色い短パンのお尻を下ろし、だらんと足を広げた状態でまた揉み始める。
何度も何度も揉んで、その感触を掌いっぱいに感じる。

「ああ。マジすげぇ……たまんねぇよ……」

胸の奥にあるバクバクと鼓動を打つ心臓。
幸せそうに天井に顔を向け、じっと目を瞑って掌に神経を集中する。
そして、次第に現れる乳首の存在。
体操服の生地に、微妙な硬さを感じる事が出来る。
胸を揉まれるという事がそれほど気持ちいいとは感じなかったが、強調を始めた乳首を生地の上から摘んでみると、思わぬ快感が絵梨奈の体を駆け巡った。

「うはっ……い、今のって……ち、乳首って……すげぇ〜」

思わず指を離してしまった乳首をもう一度摘みなおす。
更にコリコリと指の腹で捻るように転がした絵梨奈は、その気持ちよさに体を丸めて両脇をギュッと締めた。

「はぁ、はぁ、ああっ。はうっ」

じっと俯いて、その勃起した乳首を摘む指先を見ていたのだが、それだけでは物足りなくなった様子。
体操服の襟元を伸ばし、グレーのスポーツブラに包まれた巨乳を見た絵梨奈はニヒヒと笑うと、体操服の裾からごそごそと両手を中に入れ始めた。
そして、更にスポーツブラ生地に手を忍ばせると、直接巨乳を掌いっぱいに頬張ったのだ。
直に触れた胸。
モチモチした肌。
そしてタプンタプンと柔らかい感触。

「はぁ……」

その両手を開いたまま体から引き離すと、体操服の襟元から見えるスポーツブラが遠ざかり、直接胸を覗き込む事が出来た。
「うわぁ……すげぇ」

スポーツブラによって寄せられていた胸が少し左右に開き、谷間の形を変化させる。
その隙間に涼しさを感じたという事は、胸同士が密着して汗を掻いていたということか?
4センチくらいある乳輪に若干萎えそうになったのだが、胸の谷間を指で触り、指先についた汗を舐めるべくスポーツブラからそのまま上に手を伸ばし、体操服の襟元からニョキッと手を出して舌で味わってみる。

「しょっぱいな。これが胸の谷間にあった汗なんだ。こんなんで蒸れないのかよ?」

まさに他人事な台詞。
もちろん、絵梨奈が学校の教室という場でこんな淫らな言動をするわけは無く、彼女は単にやらされているだけ。
絵梨奈の意思ではなく、他人が彼女の体を支配しているのだ。
正確に言うと、彼女は『体を乗っ取られている』のだった。
田代 伸次郎という同じ学年の男子生徒に。
伸次郎は大の巨乳好き。
高校に入学する前、すなわち中学の頃から絵梨奈の『発育』をじっと見守っていた――