「ぅっ……」

夏子の手が、グレーのスラックスに包まれた岸本の足を左右に開く。
そして、スラックス越しにそのたくましい太腿を優しく擦り始めた。

「たくましいわね、義弘の太腿」
「み、水谷さん……」
「こうやって太ももを撫でられただけでも大きくなるんだね。それとも、もっと前から大きくなっていたのかな?」

スラックスの股間を盛り上げるち○ぽを見られた岸本は、ただただ赤面するしかなかった。

「それにしても大きいよね。何センチくらいあるのかしら」

岸本の内腿を擦る夏子の手。
その手つきはとてもいやらしい。
トランクスの生地には、ち○ぽから出てきた我慢汁が染み付いている事だろう。

「ねえ、もう少し浅く座ってくれない?」
「はぁ、はぁ、は……はい」

お尻をずらして、椅子に浅く座った岸本。

「仕事を続けるのよ」

そう言うと、夏子はスラックスの上からもっこりと膨れ上がった股間にチュッとキスをした。

「うっ……」

その感触を生地越しに感じた岸本だったが、夏子は更に信じられない行為に出た。

「んふっ」

口を使って、上手い具合にスラックスのファスナーを下ろすと、その隙間に顔を埋めるようにして
トランクスの中のいきり立ったち○ぽを出そうとしているのだ。
トランクスの前についている一つのボタン。
それを歯と舌を使って外したとたん、生地に押さえつけられていたち○ぽがヌッと表に出てくる。

「たくましいわ、義弘のち○ぽ。カリが大きくてすごいわね」

まさか夏子がそんな言葉を口にするなんて。
しかも……

「なっ……ああっ、み、水谷さんっ……そ、そんな……ううっ」
「んっ、んんっ、んふっ……」

その硬く膨れ上がったち○ぽを口にくわえ込んだのだ。

――あの水谷さんが……僕のち○ぽをフェラチオしている――

生暖かい夏子の口の中で踊るち○ぽ。
舌ではじくように刺激された後、尿道から我慢汁を引き出すように吸い付いてくる。

「ああ……こ、こんな……こんなのって……み、水谷……さん……」
「んっ、はんっ……ん、んん、んん……んぐっ……んっ」
「うっ……はあ、はあ……ああっ」

情けない声を出しながら、夏子のフェラチオに体を震わせる岸本。
その巧みな舌使いと、時折聞こえる夏子の切ない声が岸本を極上の世界へといざなう。
今まで生きてきた人生の中で、これほど至福な時を送ったことがあるだろうか?
そう思えるほどの気持ちが岸本の心に湧き立っていた。

喉の奥までち○ぽを咥え込む。
涎がち○ぽの胴体を伝って、二つの玉から下へと落ちてゆく。
蕩けるほどの快感に、岸本はもうイッてしまいそうだった。

「はぁ、はぁ、ううっ……も、もうダメだっ……出ちゃいますっ」
「あんっ、ダメよ。フェラチオで出すんじゃなくて……ねっ!」

夏子は咥えるのをやめると、人差し指と親指でち○ぽの根元をギュッと絞るように掴み、精子を出させないようにした。

「うっ……はぁ、はぁ、はぁ」
「ちゃんと我慢できたのね。それなら……」

長机の下から出てきた夏子は、壁際にあるキャビネットの中にある文房具を入れた箱の中からハサミを取り出した――