学園祭が終わってからの数日間、男子生徒の間では優子の噂で持ちきりだった。
あのスタイル抜群のプラグスーツ姿が話題で……というわけではなく、ある疑惑が持ち上がっていたからだ。
もしかしたら、あのプラグスーツの中に何かを仕込んでいたのではないか?
たとえば、バイブを入れたまま着ていたとか……
妙にセクシーだった事。そしてトロフィーをもらった後、さくらの影に隠れるようにして身体を震わせていた事――
一人の男子生徒が望遠レンズで優子の様子を撮った写真がある。
その写真には、優子の切ない表情がさくらの影から見え隠れしていた。
左手の上におでこを乗せている優子。
口元からは涎が垂れているところまで写っているのだ。

だが、その真相を知っている者はごく少数しかいなかった――




「あの優子の歩き方を見ていたら、私まで興奮しちゃった」

とあるマンションの一室。
テレビを見ながらソファーに座っているのはさくらだった。
内股で歩いている優子の姿を思い出しているようだ。

「ねえ、あの時、優子の中にコレを入れてたんでしょ」

この部屋にはさくら一人しかいない。
でもさくらは誰かに話しかけるようにしゃべっていた。
さくらの姿は……赤いプラグスーツだった。
首元のところに「02」という数字がついている。
そのほかは優子の着ていた白いプラグスーツとほとんど変わらない。
さくらは、股間に生えている『赤いち○ぽ』を優しくしごきながら、まるでプラグスーツに話しかけているように独り言を呟いていたのだ。

「優子が私の肩に手と頭を乗せて、あの場でイッたのよ。可愛いくて抱きしめたくなったわ。皆が見てる前でイッちゃうなんて、優子ってほんとにいやらしいんだから」

そう言って、オナニーするように赤いち○ぽをしごく。

「気持ちいいでしょ。もっと気持ちよくしてあげるからコレを私の左手に移動させなさいよ」

その言葉の後、赤いち○ぽは股間からスッと消えた。
そして、さくらが左手を広げると、その手のひらの中心がムクムクと膨れ上がり、ち○ぽの形になったのだ。

「ふふ。相変わらず大きいんだから」

左手の手のひらから突き出した赤いち○ぽを右手で握り締め、その先をチロチロと舐めるさくら。

「いっぱい出していいわよ」

いやらしくニヤけたさくらが、手のひらから生えている赤いち○ぽを口の中に含んだ。

「んっ、んっ、んっ」

左手を前後に動かし、涎を出しながらフェラチヲする。

「はむっ。んふっ……あんっ。そんなに弄らないでよ」

左手が一瞬止まった。
でも、さくらはまた左手を動かして美味しそうにち○ぽを食べている。
ただ、時折ビクンと快感に身体を震わせているようだ。
それは、プラグスーツの股間の生地が、異様な動きを見せているせいだ。
優子のときは表面上に見えなかった生地の動きだが、この赤いプラグスーツではその動きをはっきりと見る事が出来る。
生地が割れ目を左右に開き、小豆のあたりをモゾモゾと刺激している。
左手に現れたち○ぽをむさぼり、ソファーの上でM字に足を開いたさくらの姿は本当にいやらしかった。
学校で優子と話していた、大人しくてちょっと清楚な感じは微塵も感じられない。

「あっ……んんっ、んふっ。んんんっ」

複雑な動きをしていた股間の生地。
それが大人しくなると、今度は二つの胸が不規則に動き始めた。
よく見れば、股間の生地も微妙に動いている。
どうやら割れ目には『舌』のようなものが這い回っているようで、胸には手のようなものに揉まれている様だ。

「あんっ……そ、そんなにしちゃ、先にイッちゃうよぉ」

甘えた声でプラグスーツに話しかけるさくら。
すると、左手に生えていたち○ぽが姿を消した。
そして……

「んああっ!」

さくらは思わず顔を天井に向け、セクシーな声を上げた。

「い、いい……も、もっと奥まで入ってきて!あっ、はあんっ」

M字に開いた足の付け根。
股間の生地がさくらの中にめり込んでゆく。

「あっ、あんっ……はあっ、あふっ……んんんんん〜っ。優子の時みたいに、もっともっと突いてよぉ」

頭を左右に振りながら赤いプラグスーツにねだるさくら。
ネチョネチョといういやらしい音がプラグスーツの中から聞こえている。
不規則に動くさくらの膣に入り込んだ赤いち○ぽ。
そして、舌らしき部分が小豆に絡みつき、乳首はまるで指に摘まれている様な形に膨れ上がっている。
膣に小豆、両乳首を刺激されたさくらは、ソファーの上で悶えながらその快感を全身に感じていた。

「ああっ、た、たまんないよぉ。こ、こんなのって……はぁ、はぁ、こ、こんなのって……すごすぎるぅ〜」

ビクビクと身体を震わせ、ソファーから転げ落ちたさくら。
でも、プラグスーツの攻撃はやむ事が無かった。

「ああ、ああっ、ああっ。お、おかしくなっちゃうっ……んはぁっ!そ、そんなにするのっ?……そんなにっ……ふああっ!」

四つん這いになって足を開いたさくら……いや、プラグスーツがそうさせたのだが、その身体が前後に揺れ動く。
普通のセックスのように後ろから押されるわけではないが、子宮の入り口をグイグイ突かれると、自然に身体が前後に動いてしまうのだ。

「あっ、あっ、あっ。と、届いてるっ……お、奥まで届いてるよぉ」

涎を垂らしながら甘えた声でしゃべるさくら。
相変わらず乳首を摘んでこねくり回され、小豆は舐められたり吸い付かれたり……

これ以上味わえないといった気持ちよさをさくらは感じていた。
さくらの前後の動きが早くなる。
どうやら赤いち○ぽのピストン運動が激しくなったようだ。

「あっ、す、すごいよっ。あっ、そんなに激しくっ……あっ、はあ〜、はぁ〜っ、んっ、んっ、あっ、あっ、あ、あ、あ、あ、あ、ああ、あ、あああ、あ、ああ、イ、イクッ、イクッ、イッちゃうっ、イッちゃうっ……あ、あ……ああああああ〜っ」

その声と同時に、赤いち○ぽが膣内から消えた。
そして、上向けに寝転んださくらのお腹の上にニョキニョキと生えたのだ。
プラグスーツがさくらの右手を操り、お腹の上に生えたち○ぽを激しくしごくと、数秒も経たないうちに精子がほとばしった。
ビュビュッと勢いよく出た精子がプラグスーツの色々なところに付着する。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

大きく胸で息をするさくら。
絶頂の余韻を身体全体で感じる。

「はぁ、はぁ、はぁ……もう普通の男となんてセックスできないよ……」

そう言ってプラグスーツに包まれた胸を優しく撫でた。

「ふぅ……ふふ。生意気な優子にはコスプレ選手権で恥をかいてもらったから、今度はこっちの世界に引きずり込んじゃおうかしら」

学校では大人しい雰囲気をかもし出していたさくらだが、裏ではこんな一面を持っていたようだ。
裏の顔を持つ人間の恐ろしさ。

「ねえ、もういいわよ」

さくらはそう言って、ゆっくりと起き上がった。
すると、プラグスーツが溶ける様にさくらの身体から落ちていく。
そして、赤い塊になった後、また形を変化させた。
グングン大きくなり、人の形になってゆく。

「ふぅ。身体がびしょびしょだ」

あっという間に現れたのは、裸の男の子だった。

「ごめんね」
「いや、いいんだけどさ。優子のほうがギュッと締まって気持ちよかったな」
「そうなの?でもそれは広志が悪いんだからね。私の身体で散々エッチしてるんだから」
「俺のせいか。まあ、そう言われちゃ何にも言えないけどな。シャワー貸してくれよ」
「いいよ。折角だから一緒に浴びない?」
「じゃあ俺がタオルになって色んなところを洗ってやるよ」
「そんな事したら、また身体が疼いちゃうじゃないの」
「へへ、それもいいんじゃないか?」

広志と言う男の子は、さくらたちと同じ学年。
どういうわけか、物に変身できる能力が備わったらしい。
その能力を使って、色々な物に変身しては女の子に悪戯しているらしい。
彼の能力に惹かれ、夢中になっているさくら。
二人は恋人以上の怪しい付き合いをしているのだった――

おしまい。